Tomorrow easier, more fun

情シスの自由帳

PDFをブラウザーで開かないようにする方法

2022年5月17日

パソコン内に保存してあるPDFファイルを開いた場合や、インターネット上にあるPDFリンクでPDFファイルを開いた場合に、インターネットブラウザーではなく常にAcrobat Reader DCで開くための方法を詳しく解説していきます。

Windows Updateなどが原因で突然PDFファイルの関連付けが変わり、インターネットブラウザー(Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど)で開かれるようになるケースもあります。

Acrobat Reader DCが事前にインストールされている必要があるので、インストールがまだの方はこちらのAdobe 公式サイトよりダウンロードしてインストールしてください。

PDFファイルの関連付けをAcrobat Reader DCに変更する

パソコンの中に保存されているPDFファイルを常にAcrobat Reader DCで開くためには、Windowsの設定を変更する必要があります。

ここからはPDFファイルの関連付けをAcrobat Reader DCに変更する方法を、「PDFファイルから関連付けを変更する方法」と「Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する方法」に別けて詳しく解説していきます。

パソコンではファイルの拡張子に対して、ファイルを開くために使うプログラムが関連付けられています。 
「関連付けをAcrobat Reader DCに変更する」というのは、pdf(PDFファイル)を開くために使うプログラムをAcrobat Reader DCに変更するという意味を指しています。

PDFファイルから関連付けを変更する

手元にPDFファイルがあるのであればすぐにでも行える設定です。

PDFファイルから関連付けを変更する

拡張子が.pdfになっているPDFファイルを[右クリック]してください。

ファイル名の末尾に表示されている「.(ドット)」以降が拡張子です。
拡張子が見えない(表示されていない)場合は、こちらの「ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法」で表示するための手順を詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

PDFファイルを[右クリック]すると下に向かってメニューが展開されます。

その中にある[プログラムから開く]をクリックしてください。

[プログラムから開く]をクリックすると、再度下に向かってメニューが展開されます。

その中にある[別のプログラムを選択] をクリックしてください。

PDFファイルから関連付けを変更する

[別のプログラムを選択] をクリックすると、「このファイルを開く方法を選んでください。」と書かれたウィンドウが開きます。

Acrobat Reader DCを選択し、「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェックを入れた状態で[OK]をクリックしてください。

[OK]をクリックするとウィンドウが閉じられ、PDFファイルのアイコンがAcrobat Reader DCのアイコンに変わります。

これでPDFファイルの関連付けがAcrobat Reader DCに変更され、次回以降はAcrobat Reader DCでPDFファイルが開きます。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

手元にPDFファイルがなくても行える設定です。PCの初期設定をする際にはこちらが便利です。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

タスクバーに表示されている[Windowsボタン]をクリックして(キーボードのWindowsキーを押して)ください。

[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されます。

その中にある歯車アイコン[設定]をクリックしてください。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

[設定]をクリックすると「システム」と書かれたウィンドウが開きます。

左側にあるメニューの中にある[アプリ]をクリックしてください。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

[アプリ]をクリックすると、「アプリ」と書かれた画面に移ります。

右側に表示されている[既定のアプリ]をクリックしてください。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

[既定のアプリ]をクリックすると、「アプリ > 既定のアプリ」と書かれた画面に移ります。

「アプリケーションの既定値を設定する」と書かれた下に表示される[Adobe Acrobat DC]をクリックしてください。

Acrobat Reader DCが事前にインストールされている必要があるので、インストールがまだの方はこちらのAdobe 公式サイトよりダウンロードしてインストールしてください。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

[Adobe Acrobat DC]をクリックすると「アプリ > 既定のアプリ > Adobe Acrobat DC」と書かれた画面に移ります。

少し下にスクロールしていくと「.pdf」と書かれた項目が表示されます。

既定のプログラムがGoogle Chromeになっているため、上記の画像ではGoogle Chromeが表示されています。
既定のプログラムがMicrosoft Edgeの場合はMicrosoft Edgeのアイコンが表示されています。

「.pdf」と書かれた項目のすぐ下にある[Google Chrome]をクリックしてください。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

[Google Chrome]をクリックすると、「今後.pdfファイルをひらく方法を選んでください。」と書かれたウィンドウが表示されます。

その中に表示されている[Adobe Acrobat DC]をクリックし、[OK]をクリックしてください。

Windowsの既定のアプリ設定から関連付けを変更する

[OK]をクリックすると「今後.pdfファイルをひらく方法を選んでください。」と書かれたウィンドウが閉じます。

一つ前の画面に戻ると「.pdf」と書かれた枠がAdobe Acrobat DCに変更されています。

これでPDFファイルの関連付けがAcrobat Reader DCに変更され、次回以降はAcrobat Reader DCでPDFファイルが開きます。

インターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く

インターネット上にあるPDFファイルをハイパーリンクなどで開いた場合、基本的には使っているインターネットブラウザーで開かれます。

ここからはインターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く方法をインターネットブラウザーごとに詳しく解説していきます。

設定方法がインターネットブラウザーごとに異なるため、代表的なMicrosoft Edge、Google Chrome、Firefoxの3種類に絞って解説します

インターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く Microsoft Edge編

Microsoft EdgeでPDFリンクを開いた場合、基本的にはMicrosoft Edgeで表示されます。

ここではMicrosoft EdgeでPDFリンクを開いた際に、ブラウザー上でPDFファイルを開かず、パソコンにダウンロードすることで対象のPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く方法を詳しく解説していきます。

事前にWindowsの設定でPDFファイルの関連付けをAcrobat Reader DCに変更しておく必要があります。

インターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く Microsoft Edge編

Microsoft Edgeを開き、アドレスバーに edge://settings/content/pdfDocuments を入力してエンターキーを押してください。

「サイトのアクセス許可/ PDF ドキュメント」と書かれたページに移るので、その中にある[常にPDFファイルをダウンロード]を有効にしてください。

[常にPDFファイルをダウンロード]を有効にした後にインターネット上にあるPDFファイルへのリンクをクリックすると、Microsoft Edgeの右上に「ダウンロード」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。

そのウィンドウに表示されている[ファイルを開く]をクリックすることでPDFファイルをAcrobat Reader DCで開くことができます。

こちらに動作確認用のためのサンプルPDFファイルへのリンクを作成しておきますので、一度試してみてください。

インターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く Google Chrome編

Google ChromeもMicrosoft Edge同様にPDFリンクを開いた場合、基本的にはGoogle Chromeで表示されます。

しかし、Google ChromeにはAdobe Inc.が提供している公式拡張機能「Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツール」があります。

この拡張機能を使ってPDFファイルを開く方法と、PDFリンクを開いた時にGoogle ChromeでPDFファイルを開かずにAcrobat Reader DCで開く方法を詳しく解説していきます。

Google Chromeの拡張機能を使ってPDFファイルを開く方法

ここではAdobe Inc.が提供している公式拡張機能「Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツール」を使ってPDFを開く方法を詳しく解説していきます。

Google Chromeの拡張機能を使ってPDFファイルを開く方法

Google Chromeを開き、Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツールにアクセスしてください。

「Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツール」が開けたら右側にある[Chromeに追加]をクリックしてください。

Google Chromeの拡張機能を使ってPDFファイルを開く方法

[Chromeに追加]をクリックすると、画面上部に「Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツールを追加しますか?」と確認メッセージが表示されます。

[拡張機能を追加]をクリックしてください。

Google Chromeの拡張機能を使ってPDFファイルを開く方法

[拡張機能を追加]をクリックしてしばらく待つと、「Google Chrome用 Adobe Acrobat Reader 拡張機能」と書かれたページが表示されます。

この中にはAdobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツールの使い方などが載っています。

この画面が表示されたら拡張機能の追加は成功です。

インターネット上にあるPDFファイルへのリンクをクリックすると、Google Chromeの拡張機能でPDFが表示されます。

こちらに動作確認用のためのサンプルPDFファイルへのリンクを作成しておきますので、一度試してみてください。

Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツールは非常に便利で、日常使いできる拡張機能です。

しかし、シークレットモードではこれらの拡張機能は全て無効になってしまいます。

シークレットモード中でもこの拡張機能を使いたい場合は、こちらの「シークレットモードで拡張機能を使う方法」を参考に設定してみてください。

PDFリンクのPDFをパソコンアプリのAcrobat Reader DCで開く方法

ここではGoogle ChromeでPDFリンクを開いた際に、対象のPDFファイルをパソコンアプリのAcrobat Reader DCで開く方法を詳しく解説していきます。

事前にWindowsの設定でPDFファイルの関連付けをAcrobat Reader DCに変更しておく必要があります。

PDFリンクのPDFをパソコンアプリのAcrobat Reader DCで開く方法

Google Chromeのアドレスバーに chrome://settings/content/pdfDocuments と入力してエンターキーを押してください。

「PDF ドキュメント」と書かれたページに移るので、[PDFをダウンロードする]をクリックしてチェックを入れてください。

Google Chromeの拡張機能に「Adobe Acrobat : PDF の編集、変換、署名ツール」が追加されている場合は、拡張機能を無効または削除する必要があります。

拡張機能を無効にする方法は、こちらの「グーグルクローム(Google Chrome)の拡張機能(アドオン)を無効にする」で紹介しているのでぜひご覧ください。

  • Windowsの設定でPDFファイルの関連付けをAcrobat Reader DCに変更
  • Google Chromeで[PDFをダウンロードする]にチェックが入っている
  • Adobe Acrobatの拡張機能が無効になっているか削除されている

これらの設定を終えると、PDFリンクを開いた時にGoogle ChromeでPDFファイルを開かずにAcrobat Reader DCで開くことができるようになります。

こちらに動作確認用のためのサンプルPDFファイルへのリンクを作成しておきますので、一度試してみてください。

インターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く Firefox編

ここではFirefoxでPDFリンクを開いた際に、ブラウザー上でPDFファイルを開かず、パソコンにダウンロードすることで対象のPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く方法を詳しく解説していきます。

Windowsで設定されている既定のプログラムを使ってPDFファイルを開く

事前にWindowsの設定でPDFファイルの関連付けをAcrobat Reader DCに変更しておく必要があります。

インターネット上にあるPDFファイルをAcrobat Reader DCで開く Firefox編

Firefoxを起動し、アドレスバーに about:preferences#general と入力してエンターキーを押してください。

「一般」と書かれたページが表示されるので、そのページを少し下に向かってスクロールして「プログラム」と書かれた項目を探してください。

[Ctrl] + [F] キーで「プログラム」と検索してもOKです。

「ウェブからダウンロードしたファイルを Firefox が取り扱う方法とブラウズ中に使用するプログラムを選んでください。」と書かれた枠の中にある「Portable Document Format (PDF)」の右にある[Firefoxで開く]をクリックしてください。

[Firefoxで開く]をクリックすると下に向かってメニューが展開されるので、その中にある[Windowsの既定のプログラムを使用]をクリックしてください。

[Windowsの既定のプログラムを使用]をクリックすると、これ以降はPDFリンクを開いた時にFirefoxでPDFファイルを開かず、Acrobat Reader DCで開くことができるようになります。

こちらに動作確認用のためのサンプルPDFファイルへのリンクを作成しておきますので、一度試してみてください。

Windowsで設定されている既定のプログラム以外を使ってPDFファイルを開く

何かしらの事情でWindows側の設定を変更できない場合は、Firefoxの設定画面からPDFファイルを開くソフトを指定することができます。

Acrobat Reader DCが事前にインストールされている必要があるので、インストールがまだの方はこちらのAdobe 公式サイトよりダウンロードしてインストールしてください。

Windowsで設定されている既定のプログラム以外を使ってPDFファイルを開く

Firefoxを起動し、アドレスバーに about:preferences#general と入力してエンターキーを押してください。

「一般」と書かれたページが表示されるので、そのページを少し下に向かってスクロールして「プログラム」と書かれた項目を探してください。

[Ctrl] + [F] キーで「プログラム」と検索してもOKです。

「ウェブからダウンロードしたファイルを Firefox が取り扱う方法とブラウズ中に使用するプログラムを選んでください。」と書かれた枠の中にある「Portable Document Format (PDF)」の右にある[Firefoxで開く]をクリックしてください。

[Firefoxで開く]をクリックすると下に向かってメニューが展開されるので、その中にある[他のプログラムを選択]をクリックしてください。

Windowsで設定されている既定のプログラム以外を使ってPDFファイルを開く

[他のプログラムを選択]をクリックすると「プログラムの選択」と書かれたウィンドウが表示されます。

その中にある[Adobe Acrobat DC]を選択して右下にある[OK]をクリックしてください。

Firefox側で使用するソフトを指定することで、これ以降はPDFリンクを開いた時にFirefoxでPDFファイルを開かず、Acrobat Reader DCで開くことができるようになります。

こちらに動作確認用のためのサンプルPDFファイルへのリンクを作成しておきますので、一度試してみてください。

その他Adobe PDFに関する記事

その他Adobe PDFに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

https://jo-sys.net/adobe-reader-snapshot/
Adobe ReaderでPDFのスナップショットボタンが無くなってしまった場合の対処方法
https://jo-sys.net/copy-pdf/
PDFの中にある画像をワードやエクセルに貼り付ける方法
https://jo-sys.net/edit-pdf/
Adobe ReaderでPDFを編集して文字や画像を追加する方法
https://jo-sys.net/pdf-language/
PDFを開いたら突然英語表示になっている場合の対処方法 Adobe Reader

最後までご覧いただきありがとうございました。
情シスの自由帳は、情シスマンが半径3m以内のITに関する情報を掲載してるサイトです。

Windows系を主として、ソフトや周辺機器について思い立った物を色々解説しています。
できる限り詳しく、丁寧に解説していくつもりですが、解説で不明な部分やもっと深く掘り下げたほうが良い記事がありましたら遠慮なくコメント欄でコメントいただけるとありがたいです。

操作環境
Windows11 Home
Microsoft Office 2019

  • B!