【Microsoft Edge】最新版にアップデートする方法

この記事では、Microsoft Edgeを最新版にアップデート・更新する方法を解説します。

Microsoft Edgeを最新版にアップデートすることで、セキュリティの強化、新機能の追加、パフォーマンスの向上、不具合の修正などが行われます。通常は自動的にアップデートされますが、手動で最新版に更新することもできます。

情シスとして企業のPC管理を担当してきた経験上、セキュリティリスクを最小限に抑えるため、ブラウザは常に最新の状態に保つことをおすすめします。

オフライン環境でMicrosoft Edgeをインストールしたい場合は「【Microsoft Edge】オフラインインストールする方法」をご覧ください。

目次

Microsoft Edgeを最新版にアップデートする手順

Microsoft Edgeを最新版にアップデートすることで、セキュリティの強化、新機能の追加、パフォーマンスの向上、不具合の修正などが行われます。アップデートは通常自動的に行われますが、手動で最新版に更新することもできます。

Microsoft Edgeを手動でアップデートする方法は以下の通りです。

  1. 右上の「…」→「設定」→「Microsoft Edgeについて」をクリック
  2. 自動的にアップデートが開始される

ここからは、Microsoft Edgeを最新版にアップデートする方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説します。

STEP
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「設定」をクリック

Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、メニューから「設定」を選択してください。

[…](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、メニューから「設定」を選択している画面のスクリーンショット
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「設定」をクリック
STEP
「Microsoft Edgeについて」をクリック

「設定」をクリックするとMicrosoft Edgeの設定画面に移動します。

左側メニューにある「Microsoft Edgeについて」をクリックしてください。

Microsoft Edgeの設定画面左側メニューにある「Microsoft Edgeについて」をクリックしている画面のスクリーンショット
「Microsoft Edgeについて」をクリック
STEP
Microsoft Edgeが最新版にアップデートされる

「Microsoft Edgeについて」をクリックすると、「バージョン情報」と書かれた画面に移動し、Microsoft Edgeのアップデートが自動的に始まります。

アップデート後にEdgeの再起動を求められる場合があります。

既に最新の状態になっている場合は「Microsoft Edgeは最新です。」と表示されます。

Microsoft Edgeが最新版にアップデートされる画面のスクリーンショット
Microsoft Edgeが最新版にアップデートされる

Microsoft Edgeを最新版にアップデートできない場合の対処法

Microsoft Edgeのアップデートが正常に完了しない場合や、エラーメッセージが表示される場合は、以下の対処法を試してください。

Microsoft Edgeのアップデートには安定したインターネット接続環境が必須です。オフライン環境でアップデートしたい場合は「【Microsoft Edge】オフラインインストールする方法」をご覧ください。

Windowsを最新の状態に更新する

Microsoft EdgeはWindowsと密接に連携しているため、Windowsが古いバージョンのままだとEdgeのアップデートが正常に完了しない場合があります。まずはWindowsを最新の状態に更新してください。

Windowsを更新する方法は以下の通りです。

  1. 「スタート」→「設定」をクリック
  2. 「Windows Update」をクリック
  3. 「更新プログラムのチェック」をクリック
  4. 利用可能な更新プログラムがあればインストール
  5. 更新完了後、PCを再起動

Windows Updateの詳しい方法は「【Windows11】Windowsアップデートを手動で実行する方法」をご覧ください。

Windows更新後、再度Microsoft Edgeのアップデートを試してください。

Microsoft Edgeを修復インストールする

Windowsを更新してもMicrosoft Edgeがアップデートできない場合は、Microsoft Edge自体に問題が発生している可能性があります。修復インストールを実行することで、設定やデータを保持したままEdgeを修復できます。

Microsoft Edgeを修復インストールする方法は以下の通りです。

  1. Windowsキー」→「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」をクリック
  2. 「Microsoft Edge」を探して「…」→「変更」をクリック
  3. ユーザーアカウント制御で「はい」をクリック
  4. 「修復」を選択して「修復」ボタンをクリック
  5. 修復完了後、Microsoft Edgeを再起動

Microsoft Edgeの修復インストールの詳しい手順は「【Microsoft Edge】修復インストールする方法」で解説しています。

修復完了後、再度Microsoft Edgeのアップデートを試してください。

Microsoft Edgeのアップデートに関するよくある質問と答え

最後に、Microsoft Edgeのアップデートに関するよくある質問と答えをまとめました。

Microsoft Edgeを最新版にアップデートする方法は?

Microsoft Edgeの右上にある「…」→「設定」をクリックし、左側メニューの「Microsoft Edgeについて」をクリックしてください。自動的にアップデートが開始されます。詳しくは記事内の「Microsoft Edgeを最新版にアップデートする手順」をご覧ください。

Microsoft Edgeは自動的にアップデートされる?

はい、基本的には自動的にアップデートされます。Microsoft Edgeを起動している間にバックグラウンドで更新プログラムがダウンロードされ、Edgeを再起動すると適用されます。

Microsoft Edgeのバージョンを確認する方法は?

Edge右上の「…(三点リーダー)」→「設定」→「Microsoft Edgeについて」をクリックすると、現在のバージョン番号が表示されます。このページを開くと自動的にアップデートも確認されます。

Microsoft Edgeがアップデートできない場合は?

まずWindowsを最新の状態に更新してください。それでも解決しない場合は、Microsoft Edgeの修復インストールを試してください。詳しくは記事内の「Microsoft Edgeを最新版にアップデートできない場合の対処法」をご覧ください。

Microsoft Edgeのアップデートにインターネット接続は必要?

はい、必要です。オンラインで更新プログラムをダウンロードします。オフライン環境でアップデートしたい場合は「【Microsoft Edge】オフラインインストールする方法」をご覧ください。

Microsoft Edgeのアップデート後に再起動は必要?

アップデートの内容によっては、Microsoft Edgeの再起動を求められる場合があります。通常はEdgeを閉じて再度開くだけで適用されます。

Microsoft Edgeのアップデートでブックマークや設定は消える?

いいえ、消えません。アップデートは既存の設定、ブックマーク、パスワード、拡張機能などをすべて保持したまま行われます。

Microsoft Edgeのアップデートが「保留中」のまま進まない場合は?

Microsoft Edgeをすべて終了し、タスクマネージャーで「Microsoft Edge」関連のプロセスをすべて終了してから再度Edgeを起動してアップデートを試してください。それでも解決しない場合はPCを再起動してください。
詳しくは「【Windows11】アプリを強制終了する方法」をご覧ください。

Microsoft Edgeの最新版かどうか確認する方法は?

「Microsoft Edgeについて」のページで「Microsoft Edgeは最新です。」と表示されていれば、最新版です。表示されていない場合は自動的にアップデートが開始されます。

Microsoft Edgeのアップデートはどのくらいの頻度で行われる?

通常は4~6週間ごとにリリースされます。セキュリティ修正が必要な場合はそれより頻繁にアップデートされることもあります。詳しくは「Microsoft Edge リリース スケジュール」をご覧ください。

Microsoft Edgeのアップデート中にPCをシャットダウンしても大丈夫?

アップデート中はPCをシャットダウンしないでください。アップデートが中断されると、Microsoft Edgeが正常に動作しなくなる可能性があります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

誤りのご指摘・追記のご要望・記事のご感想は、記事のコメント欄またはこちらのお問い合わせフォームからお寄せください。個人の方向けには、トラブルの切り分けや設定アドバイスも実施します。

※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 24H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 141.0.3537.99 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2025年10月27日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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