Microsoft Office パワーポイント(PowerPoint)

パワーポイントのファイルサイズを小さくする方法 5選

2022年1月31日

パワーポイントで資料等を作成しているとファイルのサイズがどんどん大きくなってしまい、保存する動作が遅くなったり、メールでの添付ができなくなってしまうことがあります。

ここでは、誰もが簡単にできるパワーポイントのファイルサイズを圧縮する方法を5通りご紹介します。

パワーポイントのファイルサイズを小さくするには、中に入っている画像サイズを小さくすることが最も有効的です。

復元用の編集データを破棄する

復元用の編集データを破棄することでファイルサイズを小さくしていきます。
画像700枚くらいのパワーポイントのファイルでこの方法で試したところ、元が134MBに対して、125MBまで圧縮されました。(約7%くらいの圧縮です。)

  • [ファイル]→[オプション]→[詳細設定]に進みます
  • [復元用の編集データを破棄する]にチェックを入れてください。

[復元用の編集データ]とは、画像を編集後に元の状態に復元するために残してあるデータを削除することを指します。
パワーポイントで画像をトリミングすると、非表示にした範囲も残っており、後々使うことができるようになっています。
復元用の編集データを破棄するにチェックを入れることで、非表示にした範囲が完全に削除されてしまうため、編集後に画像を復元できなくなります。
元のパワーポイントのファイルをコピーして行うことをオススメします。

復元用の編集データを破棄する
復元用の編集データを破棄する

サイズを小さくしたいパワポのファイルを開き、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

復元用の編集データを破棄する
復元用の編集データを破棄する

左下にある[オプション]をクリックしてください。

復元用の編集データを破棄する
復元用の編集データを破棄する

[オプション]をクリックすると、「PowerPointのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

左側にある[詳細設定]をクリックしてください。

復元用の編集データを破棄する
復元用の編集データを破棄する

少し下にスクロールしていくと、「イメージのサイズと画質」と書かれた項目があります。
そのすぐ下にある[復元用の編集データを破棄する]にチェックを入れてください。

その後、右下にある[OK]を押して名前を付けて保存(または上書き保存)をしてください。

[復元用の編集データ]とは、画像を編集後に元の状態に復元するために残してあるデータを削除することを指します。
上書き保存をしてしまうとその画像を再利用することができなくなってしまう場合があります。
できる限り別名で保存することをオススメします。

私が画像700枚くらいのパワーポイントのファイルでこの方法で試したところ、元が134MBに対して、125MBまで圧縮されました。
圧縮効果としてはちょっと弱いですね。

ファイルに含まれる全ての画像の画質(解像度) を変更する

復元用の編集データを破棄&画像の画質を落とすことでファイルサイズを小さくしていきます。
画像700枚くらいのパワーポイントのファイルでこの方法で試したところ、元が134MBに対して、39MBまで圧縮されました。(約70%くらいの圧縮です。)

非常に有効な圧縮方法だと思われます。

  • 対象のパワポのファイルを開き、[名前を付けて保存]をクリック
  • 右下に小さく表示される、[ツール]→[画像の圧縮]をクリック
  • 圧縮オプションと解像度を選択して[OK]をクリック

ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更することでファイルサイズは非常に圧縮されますが、他の機会にパワーポイントに入っている画像を拡大すると非常に粗くなってしまいます。
元のパワーポイントのファイルをコピーして行うことをオススメします。

ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更する
ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更する

対象のパワーポイントのファイルを開き、左上の[ファイル]から[名前を付けて保存]をクリックしてください。

ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更する
ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更する

[名前を付けて保存]と書かれたウィンドウの右下に小さく表示されている[ツール]をクリックしてください。
下に向かってメニューが展開されるので、[画像の圧縮(C)]をクリックしてください。

ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更する
ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更する

圧縮オプションの中にある、[図のトリミング部分を削除する]にチェックを入れてください。

次に解像度を選択します。ここが非常に重要です。
「高品質:元の画像の品質を保持」を選ぶと全く圧縮されません。
一方で、一番小さい「電子メール用(96ppi)」を選ぶと、印刷すると画質が粗く感じてしまいます。

オススメは「印刷用(220ppi)」または「Web(150ppi)」です。
過去の経験から、「印刷用(220ppi)」を選択すれば見た目の不都合は起きにくいと思います。
ちなみに、元が134MBに対して、39MBまで圧縮されたのは、「Web(150ppi)」を選択した場合です。

悩んだ場合は、上から順に試して、自分の望むサイズまで圧縮されるかを試してみるのもありです。

ファイルに含まれる全ての画像の画質を変更することでファイルサイズは非常に圧縮されますが、他の機会にパワーポイントに入っている画像を拡大すると非常に粗くなってしまいます。
元のパワーポイントのファイルをコピーして行うことをオススメします。

圧縮オプションと、解像度を選択したら右下にある[OK]をクリックしてください。

その後名前を付けて保存(または上書き保存)をしてください。

特定の画像ファイルの画質(解像度)を変更する

この方法は既にパワーポイントのファイルサイズを肥大化させている画像を特定できている場合に有効です。

  • 対象の画像をダブルクリックし、[図の圧縮]をクリック
  • 圧縮オプションと解像度を選択して[OK]をクリック

選択した画像の画質を変更することでファイルサイズは非常に圧縮されますが、他の機会にこの画像を拡大すると非常に粗くなってしまいます。
元のパワーポイントのファイルをコピーして行うことをオススメします。

特定の画像ファイルの解像度を変更する
特定の画像ファイルの解像度を変更する

パワーポイントのファイルサイズを肥大化させている画像をダブルクリックしてください。

左上の「調整」と書かれた枠の中に、[図の圧縮]と表示されるので[図の圧縮]をクリックしてください。

パワーポイントのウィンドウを縮小していると表示されない可能性があります。見当たらない場合は一度パワーポイントのウィンドウを最大化させてみてください。

特定の画像ファイルの解像度を変更する
特定の画像ファイルの解像度を変更する

圧縮オプションの中にある、[図のトリミング部分を削除する]にチェックを入れてください。

次に解像度を選択します。ここが非常に重要です。
「高品質:元の画像の品質を保持」を選ぶと全く圧縮されません。
一方で、一番小さい「電子メール用(96ppi)」を選ぶと、印刷すると画質が粗く感じてしまいます。

オススメは「印刷用(220ppi)」または「Web(150ppi)」です。
過去の経験から、「印刷用(220ppi)」を選択すれば見た目の不都合は起きにくいと思います。

選択した画像の画質を変更することでファイルサイズは非常に圧縮されますが、他の機会にこの画像を拡大すると非常に粗くなってしまいます。
元のパワーポイントのファイルをコピーして行うことをオススメします。

圧縮オプションと、解像度を選択したら右下にある[OK]をクリックしてください。

その後名前を付けて保存(または上書き保存)をしてください。

不要なスライドマスターを削除する

スライドマスターを使ってパワーポイントを作成していると、気が付かないうちに大量のスライドマスターを作成してしまっている場合があります。

あまり大きなファイルサイズの削減効果はないかもしれませんが、少しでも圧縮したい場合は試してみてください。

  • [表示]→[スライドマスター]をクリック
  • 不要なスライドマスターを選択して削除
不要なスライドマスターを削除する
不要なスライドマスターを削除する

対象のパワーポイントのファイルを開き、右上の「表示」タブの中にある[スライドマスター]をクリックしてください。

パワーポイントのウィンドウを縮小していると表示されない可能性があります。見当たらない場合は一度パワーポイントのウィンドウを最大化させてみてください。

不要なスライドマスターを削除する
不要なスライドマスターを削除する

左側から不要なスライドマスターを選択し、[削除]をクリックしてください。

使っていないように見えてほんの一部で使っている場合もあります。
他の人が作成したパワーポイントや、数人で共同編集している場合は要注意です。

その後名前を付けて保存(または上書き保存)をしてください。

PDFに変換して保存する

これはパワーポイントのファイルを圧縮する手助けにはならないかもしれませんが、メールで送る際にPDFで送っても問題が生じないケースもあると思います。

パワーポイントの画像を圧縮したり、スライドマスターを削除するにはそれなりにリスクがあります。
PDFにして送付しても問題ない場合は積極的にしてみましょう。

画像700枚くらいのパワーポイントのファイルでこの方法で試したところ、元が134MBに対して、28MBまで圧縮されました。

パワーポイントをPDFに変換するには以下の手順で行います。

  • [ファイル]→[名前を付けて保存]に進み保存先を選択
  • 最下部にある[ファイルの種類]で[PDF]を選択し、[保存]をクリック

PDFに変換して保存するぶんには上書きされて元画像が圧縮されたり、スライドマスターを消してしまう心配もありません。

圧縮効率をまとめてみました

1つ目で紹介した復元用の編集データを破棄した場合
こちらは、元が134MBに対して、125MBまで圧縮されました。

次に、ファイルに含まれる全ての画像の画質(解像度) を変更した場合
元が134MBに対して、39MBまで圧縮されました。※解像度でWeb(150ppi)を選択

最後に、PDFに変換して保存した場合
元が134MBに対して、28MBまで圧縮されました。

意外なことにPDFへ変換するのが一番圧縮効率は良かったようです。

ここでは主に画像と文字が多く含まれているファイルで検証しているため、動画やアニメーション、エクセル等が入っている場合は違った結果が出てくるかも知れません。

一つの参考になれば幸いです。

その他パワーポイントに関する記事

その他パワーポイントに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

パワーポイントでA4サイズや縦型のスライドを作る方法
パワーポイントでテキストボックスの行間を調整する方法
パワーポイントで使用されている画像だけを抜き出す方法
パワーポイントでコメントを印刷しない方法
【とっても簡単】パワーポイントを使って画像にモザイクをかける方法

パワーポイントのファイルサイズを小さくする方法をご紹介しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
情シスの自由帳は、情シスマンが半径3m以内のITに関する情報を掲載してるサイトです。
Windows系を主として、ソフトや周辺機器について掲載しています。
できる限り詳細に掲載していくつもりですが、解説で不明な部分やもっと深く掘り下げたほうが良い記事がありましたら遠慮なくコメント欄でコメントいただけるとありがたいです。

操作環境
Windows11 Home
Microsoft Office 2019

-Microsoft Office, パワーポイント(PowerPoint)
-