エクセルの配列数式について解説します

配列数式を用いることで集計等で小計を求めずにいっきに合計を出したり、複数の計算式を配列に対してまとめて実行することができます。

※配列数式の[配列]とは、同じような複数のデータセルの集まりです。
この配列を参照する数式のことを配列数式と呼びます。

目次

配列数式の使用例

配列関数の使用例
配列関数の使用例

上記の例では、配列Aと配列Bを掛けた結果を求めています。
E2に=SUM(B2:B7*C2:C7)と入力します。通常であれば一番上のB2*C2が有効になり20が返されます。
=SUM(B2:B7*C2:C7) を配列数式{=SUM(B2:B7*C2:C7)}にすることで、いっきに合計が表示されます。

配列数式の入力方法

配列関数の入力方法
配列関数の入力方法

数式欄で[Ctrl]+[Shift]+[Enter]を入力することで配列数式化することができます。
=SUM(B2:B7*C2:C7)と入力して、[Ctrl]+[Shift]+[Enter]を押すと、{=SUM(B2:B7*C2:C7)}となります。
キーボードで{}を手入力しても反映されないので注意してください。

小計を求めることなく、いっきに合計を出すことができる配列数式は、慣れないと少し複雑に感じるかも知れませんが使いこなせると非常に便利な関数です。
日常的に使うことで慣れていきます。
是非配列数式を日常的に活用してみてください。

エクセルの配列数式について解説しました。

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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