こんな方にオススメ
- Outlookのメールを他人に見られたくない
- Outlookにパスワードを設定したい
- Outlookに設定されているパスワードを解除したい
この記事では、Outlookのデータファイルにパスワードを設定し、他の人にメールを見られなくするための設定を詳しく解説していきます。
Outlookのデータファイルにパスワードを設定することで、Outlookを起動すると上記画像のようにパスワードが必要になります。
[st-cmemo webicon="st-svg-hand-o-right" iconcolor="#3F51B5" bgcolor="#E8EAF6" color="#000000" iconsize="200"]Outlookの起動に対するパスワードではなく、メールなどのデータが保存されているデータファイル(.pstファイル)に対してパスワードを設定します。[/st-cmemo]
Outlookにパスワードを設定する方法
ここからは具体的にOutlookのデータファイルにパスワードを設定する方法をご紹介します。
Webで使うOutlook.liveではこの操作は行えません。
インストールされているOutlook限定の操作です。
まずはOutlookを起動し、左上にある[ファイル]をクリックしてください。
[ファイル]をクリックすると「アカウント情報」と大きく書かれたウィンドウに切り替わります。
その中にある[アカウントの設定]をクリックしてください。
[アカウントの設定]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
その中にある[アカウントの設定(A)]をクリックしてください。
[アカウントの設定(A)]をクリックすると「アカウント設定」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[データファイル]と書かれたタブをクリックしてください。
[データファイル]と書かれたタブをクリックするとOutlookに設定されているデータファイル(.pstファイル)の一覧が表示されます。
複数のアカウントを使っている場合は複数のデータファイルが表示されます。
データファイルの名前は初期設定ではメールアドレスと同じものになっています。
その一覧からパスワードを設定したいデータファイルをクリックし、上にある[設定(S)]をクリックしてください。
[設定(S)]をクリックすると「Outlookデータファイル」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[パスワードの変更(P)]をクリックしてください。
[パスワードの変更(P)]をクリックすると「パスワードの変更」と書かれた小さなウィンドウが立ち上がります。
その中の「新しいパスワード」と「パスワードの確認」に設定したいパスワードを入力してください。
既ににOutlookにパスワードが設定されていて、そのパスワードを変更したい場合は「使用中のパスワード」に現在のパスワードを入力してください。
パスワードを入力したら右上にある[OK]をクリックしてウィンドウを閉じてください。
これでOutlookのデータファイルにパスワードが設定され、次回以降Outlookを起動するとパスワード入力が求められます。
Outlookに設定されているパスワードを解除方法
Outlookのデータファイルにパスワードをかけておく必要がなくなった場合はパスワード設定を解除しましょう。
設定されているパスワードを解除するには、「パスワードの変更」ウィンドウで「現在のパスワード」のみを入力して[OK]をクリックしてください。
Outlookの「パスワードの変更」ウィンドウの開き方はこのページの上部にある「Outlookにパスワードを設定する方法」で紹介しています。
「新しいパスワード」と「パスワードの確認」を空白にすることでパスワード無しにすることができます。
これでOutlookのデータファイルに設定されているパスワードが解除され、次回以降パスワード入力が求められなくなります。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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