【ChatGPT】ライブラリから画像を削除する方法 - 履歴を残さない設定も解説

この記事では、ChatGPTのライブラリから画像を削除する方法と、最初から履歴や画像を残さないための設定を解説します。

「生成した画像がずっと残っていて不安」「共有PCで作業していて他の人に見られたくない」「プライバシーが心配」——そんな悩みを抱えている方に向けて、画像の削除手順から一時チャットの使い方、データ保持期間まで、OpenAI公式情報に基づいて詳しく説明します。

ChatGPTをはじめとするAIサービスは、日々目まぐるしい速さでアップデートされます。
この記事で解説する手順や画面は、2025年10月現在の情報です。将来的に画面の見た目や設定項目の場所、機能が変更される可能性がある点、あらかじめご了承ください。

ChatGPTのライブラリとは？画像保存の仕組みを解説

ChatGPTのライブラリは画像を自動保存する便利な機能ですが、以下の特徴を理解しておく必要があります。

• ライブラリには最近生成した画像が自動保存される（古いDALL-Eで作った画像やアップロード画像は非表示）
• 画像だけの削除は不可。会話ごと削除すると画像も削除される
• 「一時チャット」を使えば画像はライブラリに保存されない

削除した会話や画像は、ユーザーからは即座にアクセス不可になります。
OpenAIのシステムには通常最大30日間保持されますが、セキュリティや法的理由がある場合は例外として保持される可能性があります。

ChatGPTで生成した画像は、通常モードで利用している限り、ユーザーが削除しない限り無期限にライブラリへ保存されます。後から確認や再ダウンロードが可能なのは、この自動保存の仕組みによるものです。ただし、アップロードした画像や古いDALL-Eモデルで生成した画像はライブラリには表示されません。

ただし、画像だけを個別に削除することはできません。不要な画像を完全に消すには、その画像を作成した会話ごと削除する必要があります。会話を削除すると画像も同時に削除され、ライブラリに表示されなくなります。

さらに、「一時チャット」を利用すれば、生成した画像や会話はライブラリに一切保存されません。ただし、会話終了後に画像を再ダウンロードすることはできないため、必要な画像は生成直後にダウンロードしてください。

ChatGPTのライブラリから画像を削除する方法 - 生成した画像を会話ごと削除する

ChatGPTのライブラリから画像を削除するには、その画像が含まれる会話ごと削除する必要があります。画像だけを個別に削除する機能はありません。

会話履歴から直接削除することもできますが、会話の数が多いと目的の画像がどの会話に含まれているか探すのが大変です。画像ライブラリから会話にアクセスする方が効率的なため、以下の手順で削除することをおすすめします。

削除した会話と画像は復元できません。必要な画像は削除前にダウンロードしてください。

1. ChatGPTのサイドバーにある「ライブラリ」をクリック
2. 削除したい画像を見つけて、画像をクリック
3. 画像が表示された画面の右上にある「チャットで開く」をクリック
4. 画像が含まれる会話が表示されます。
5. 右上の「…（三点リーダー）」をクリックし、「削除する」を選択
6. 確認画面が表示されたら、「削除する」をクリックして削除を実行

ライブラリに保存せずにChatGPTで画像を生成する方法 - 一時チャットの活用

共有PCを使っている場合や、他の人に見られたくない画像を生成する場合、履歴を残したくない場合は、「一時チャット」を利用することで、画像がライブラリに保存されないようにできます。

一時チャットで生成した画像や会話は履歴（ライブラリ）に表示されず、ユーザーからはアクセスできません。OpenAIのシステムからは作成後30日以内に削除されますが、セキュリティや法的理由がある場合は例外として保持される可能性があります。
ただし、一度画面を閉じると画像を再ダウンロードできないため、必要な画像は生成直後に保存してください。

ChatGPTのライブラリと履歴に関するよくある質問と答え

最後に、ChatGPTのライブラリと履歴に関するよくある質問と答えをまとめました。

ChatGPTのライブラリから画像を削除する方法は？

ChatGPTのライブラリから画像を削除するには、サイドバーの「ライブラリ」から削除したい画像をクリックし、「チャットで開く」→「…」メニュー→「削除する」の順で操作します。画像だけを個別に削除することはできず、その画像が含まれる会話ごと削除する必要があります。

ChatGPTで削除した画像は復元できますか？

いいえ、削除した画像や会話は復元できません。削除を実行すると即座にユーザーからはアクセスできなくなります。必要な画像は削除前に必ずダウンロードしてください。

ChatGPTのライブラリから画像がすぐに消えない時の対処法は？

会話を削除してもライブラリから画像がすぐに消えない場合は、1分程度待ってから再確認してください。
それでも表示される場合は、モバイルアプリなら完全終了して再起動、ブラウザならページの再読み込み（F5キー）またはキャッシュのクリアを試してください。

ChatGPTで削除した画像は本当に消えるのですか？

削除すると即座にユーザーからはアクセスできなくなります。
OpenAIのシステムからは通常30日以内に削除されますが、セキュリティや法的理由がある場合は例外として保持される可能性があります。
完全なプライバシー保護が必要な場合は、最初から一時チャットを使用することをおすすめします。

ChatGPTで画像を生成しても履歴に残さない方法は？

ChatGPT画面右上の「一時チャット」を使用すれば、生成した画像や会話はライブラリに保存されず、ユーザーからアクセスできません。共有PCを使っている場合や、他の人に見られたくない画像を生成する場合に有効です。ただし、一度画面を閉じると画像を再ダウンロードできないため、必要な画像は生成直後に保存してください。

ChatGPTの一時チャットで生成した画像も30日間保存されるのですか？

一時チャットで生成した画像はユーザーからはアクセスできず、履歴にも表示されません。OpenAIのシステムには最大30日間保持される可能性がありますが、セキュリティや法的理由がある場合を除き、通常は30日以内に削除されます。

ChatGPTのライブラリに表示されない画像があるのはなぜですか？

ライブラリに表示されるのは最近のモデルで生成した画像のみです。古いChatGPTで作成した画像や、自分でアップロードした画像はライブラリには表示されません。

ChatGPTで画像だけを残して会話を削除できますか？

いいえ、できません。ChatGPTでは画像と会話が紐付いており、画像だけを個別に削除したり、逆に画像だけを残して会話を削除することはできません。削除は必ず会話ごと行われ、その会話内のすべての画像も同時に削除されます。

ChatGPTのライブラリに保存される画像の枚数に制限はありますか？

明確な上限は公表されていませんが、生成した画像は削除しない限りライブラリに残ります。

ChatGPTの通常チャットと一時チャットの違いは？

通常のチャットで生成した画像はライブラリに保存され、後から確認・再ダウンロードできます。
一時チャットで生成した画像はライブラリに保存されず、ユーザーからはアクセスできません。共有PCを使っている場合や、プライバシーを重視する場合は一時チャットの使用をおすすめします。

ChatGPTでアップロードした画像も削除されますか？

はい、会話を削除すると、その会話にアップロードした画像も同時に削除されます。ただし、アップロードした画像はライブラリには表示されないため、会話履歴から直接削除する必要があります。

ChatGPTで複数の画像をまとめて削除する方法は？

複数の画像を同時に選択して削除する機能はありません。削除は会話単位で行われるため、1つの会話で複数の画像を生成していた場合は、その会話を削除することで一度に複数の画像を削除できます。
複数の会話に分かれている場合は、それぞれの会話を個別に削除する必要があります。

ChatGPTのライブラリ機能を完全に無効化できますか？

ライブラリ機能自体を無効化することはできません。ただし、すべての画像生成で「一時チャット」を使用すれば、画像がライブラリに保存されることを防げます。
一時チャットはChatGPT画面右上のボタンから簡単に切り替えられます。

ChatGPTのオプトアウト設定とライブラリから画像を削除することの違いは？

ライブラリからの削除は、すでに生成した画像や会話を削除する操作です。削除すると即座にユーザーからはアクセスできなくなります。
一方、オプトアウト設定は、今後の会話や画像をAIモデルの学習に使用させないための設定です。過去の会話や画像を削除するものではなく、将来のデータ利用を制限します。
プライバシーを重視する場合は、両方の対策を併用することをおすすめします。オプトアウト設定の詳しい手順については「【ChatGPT】会話をAI学習に使わせない設定方法」で解説しています。