Windows11の標準機能でWebP画像をjpgやpng等に変換する方法

最近増えてきているWebP(ウェッピー)画像をjpg、png、gif、bmpに変換するには、Windowsに標準搭載されている「ペイント」を使うと便利です。

WebP(ウェッピー)はこちらの「ワードプレスで画像を一括でWebPに変換してくれるプラグイン EWWW Image Optimizer」でも紹介したとおり、非常に圧縮率も高く、アニメーションや透過も実現できる優れたファイル形式です。
個人的にはこれから益々普及すると予想しています。

しかし、フォームへの投稿等でWebPが対応していなかったり、やり取りをしている相手の環境次第でWebPが使えない場合にはjpgやpngといったこれまでのファイル形式に変換する必要があります。

この記事では、Windows11の標準機能「ペイント」でWebP画像をjpgやpng等に変換する方法を詳しく解説していきます。

目次

Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法

WebP(ウェッピー)画像をjpg、png、gif、bmpに変換するには、Windows標準搭載の「ペイント」を使うと便利です。
ここからは「ペイント」を使ってWebP画像をjpgやpng等に変換する方法を詳しく解説していきます。

STEP
jpgやpng等に変換したいwebpファイルをペイントで開く

まずは、変換したいWebP画像ファイルを右クリックしてください。

次に、[プログラムから開く]をクリックし、[ペイント]をクリックしてください。

ペイントをアンインストールしてしまっている場合はMicrosoft Storeから再インストールしてください。

Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step1 jpgやpng等に変換したいwebpファイルをペイントで開く
Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step1 jpgやpng等に変換したいwebpファイルをペイントで開く
STEP
[ファイル]→[名前を付けて保存]→[JPEG画像]をクリック

[ペイント]をクリックすると[ペイント]でWebp画像が開かれます。

次に[ペイント]の左上にある[ファイル]をクリックしてください。

[ファイル]をクリックすると下に向かってメニューが展開されるので、その中にある[名前を付けて保存]をクリックし、変換したい画像形式を選択してください。
※以下の画像の例ではJPEG画像に変換しています。

Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step2 [ファイル]→[名前を付けて保存]→[JPEG画像]をクリック
Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step2 [ファイル]→[名前を付けて保存]→[JPEG画像]をクリック
STEP
ファイルの保存先を選択して[保存]をクリック

変換したい画像形式を選択すると、ファイルを保存するためのウィンドウが立ち上がります。

保存先を選択し、右下にある[保存(S)]をクリックしてください。

ファイルを保存するためのウィンドウの一番下にある「ファイルの種類」を変更すると他の形式になりますので注意してください。

Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step3 ファイルの保存先を選択して[保存]をクリック
Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step3 ファイルの保存先を選択して[保存]をクリック
STEP
[OK]をクリック

webp形式からJPEG形式に変換した場合、「この画像を保存すると、透明度が失われます」とメッセージが表示されます。

[OK]をクリックしてください。

Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step4 [OK]をクリック
Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step4 [OK]をクリック

これは以下表のとおり、JPEGが背景透明に対応していないために表示されるメッセージです。
PNGに変換した場合はこのメッセージは表示されません。

背景透明化アニメーション
WebP(ウェッピー)OKOK
PNGOK NG
JPG(JPEG)NG NG
GIFOK OK
WebP、PNG、JPG、GIF比較
STEP
JPEG形式に変換された画像ファイルが作成されていることを確認する

[OK]をクリックするとJPEG形式に変換された画像ファイルが新規で作成されます。

元のwebp画像ファイルは削除されないので安心してください。

Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step5 JPEG形式に変換された画像ファイルが作成されていることを確認する
Windows標準搭載の「ペイント」を使ってwebP画像をjpgやpng等に変換する方法 Step5 JPEG形式に変換された画像ファイルが作成されていることを確認する

画像がWebPファイルなのか確かめる方法

WebP画像の拡張子は.webpです。
画像ファイルの名前の最後が.webpになっている場合はWebP(ウェッピー)画像であると思って問題ありません。

Windowsの初期設定では拡張子は表示されていないため、こちらの「ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法」を参考に拡張子を表示させて確かめてください。

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ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法

一部のフリーソフトで拡張子を判別するものもありますが、WebPが出現したのが2010年9月30日なので古いソフトでは対応していない場合があります。

その他Windows11に関する記事

その他のWindows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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