【Outlook】送信するメールのフォントや文字の色を変更する方法をわかりやすく解説

こんな人にオススメの記事です

  • Outlookから送信するメールのフォントや文字の色を変更したい人
  • メールを見栄え良く作成したい人

Outlookには送信するメールのフォントや文字の色を変更する機能があります。

初期設定ではMS P ゴシック (日本語用)が選択されていますが、メイリオや游明朝体などWindowsにインストールされているフォントに変更することが可能で、文字の色や太さも変更することができます。

この記事では、Outlookから送信するメールのフォントや文字の色を変更する方法を、実際の画面も用いながらわかりやすく解説していきます。

目次

送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法

ここからは、実際の画面も用いながら、送信するメールのフォントや文字の色を変更する方法をわかりやすく解説していきます。

Outlookの初期設定では、以下のような状態になっていてフォントを変更することができません。

送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
STEP
メール作成画面上部にある[書式設定]タブをクリック

メール作成画面上部にある[書式設定]タブをクリックしてください。

送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
STEP
[Aa HTML]を選択

[書式設定]タブの左上にある[Aa テキスト]と書かれた箇所をクリックし、[Aa HTML]を選択してください。

[Aa リッチテキスト]は相手方もOutlookである必要があるため、[Aa HTML]を選択すると無難です。

送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
STEP
フォントが変更できるようになったことを確認する

[Aa HTML]を選択すると、送信するメールがHTML形式になるため、以下の画像のようにフォントが変更できるようになります。

ここで選択できるフォントはWindowsのインストールされているフォントです。
使用したいフォントが一覧にない場合はこちらの「Windows11でフォントを追加する方法」を参考にフォントをインストールしてください。
反対に余計なフォントばっかりで探しづらい場合はこちらの「Windows11で使わないフォントを削除する方法」を参考にフォントを削除してください。

送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法
送信するメールごとにフォントや文字の色を変更する方法

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法

ここからはメール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法を実際の画面も用いながらわかりやすく解説していきます。

この設定でデフォルトのフォントを変更しても、メール送信時に改めてフォントを変更することは可能です。

STEP
Outlookを立ち上げて左上の[ファイル]をクリック

Outlookを立ち上げて左上の[ファイル]をクリックしてください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
[オプション]をクリック

[ファイル]をクリックするとOutlookのホーム画面に移動します。

その画面の左下にある[オプション]をクリックしてください。

Outlookのウィンドウを縮小表示している場合は[オプション]が表示されない場合があります。
[オプション]が表示されていない場合は一度Outlookのウィンドウを最大化してみてください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
Outlookのオプション画面で[メール]をクリック

[オプション]をクリックするとOutlookのオプション画面が立ち上がります。

その中にある[メール]をクリックしてください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
メッセージの作成形式で[HTML形式]を選択する

[メール]をクリックすると「作成および受信するメッセージの設定を変更します。」と書かれた画面に移動します。

「次の形式でメッセージを作成する」と書かれた項目で[HTML形式]を選択してください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
[ひな型およびフォント(F)]をクリック

「次の形式でメッセージを作成する」と書かれた項目で[HTML形式]を選択したら、次は[ひな型およびフォント(F)]をクリックしてください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
[文字書式]をクリック

[ひな型およびフォント(F)]をクリックすると「署名とひな型」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある[文字書式]をクリックしてください。

新規メールのフォントを変更したい場合は「新しいメッセージ」の欄を、返信や転送時のフォントを変更したい場合は「返信/転送メッセージ」の欄を選択してください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
フォントや色、サイズなどを選択して[OK]をクリック

[文字書式]をクリックすると「フォント」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中でフォントや色、サイズなどを選択して[OK]をクリックしてください。

ここで選択できるフォントはWindowsのインストールされているフォントです。
使用したいフォントが一覧にない場合はこちらの「Windows11でフォントを追加する方法」を参考にフォントをインストールしてください。
反対に余計なフォントばっかりで探しづらい場合はこちらの「Windows11で使わないフォントを削除する方法」を参考にフォントを削除してください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
Outlookのオプション画面に戻り[OK]をクリック

フォントや色、サイズなどを選択して[OK]をクリックすると「フォント」と書かれたウィンドウが閉じられ、Outlookのオプション画面に戻ります。

再度右下の[OK]をクリックしてください。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
STEP
Step7で指定したフォントが既定値になっていることを確認する

[OK]をクリックするとOutlookのオプション画面が閉じられます。

ここから新規メールを作成するとStep7で指定したフォントが既定値になっていることを確認できます。

メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法
メール送信時に使うデフォルトのフォントを変更する方法

送信するメールのフォントや文字の色を変更する方法に関するよくある質問と答え

ここからは、送信するメールのフォントや文字の色を変更する方法に関するよくある質問と答えをご紹介します。

メールの文字色を変更する方法はありますか?

はい、「書式設定」タブの「フォントの色」オプションで文字色を変更できます。

送信するすべてのメールのフォントを変更するにはどうすればいいですか?

「ファイル」>「オプション」>「メール」>「ひな型およびフォント」からデフォルトフォントを設定します。

WindowsにインストールされているフォントをOutlookで使用できますか?

はい、WindowsにインストールされているフォントはすべてOutlookで使用可能です。

メール作成時にHTML形式とテキスト形式を切り替えることはできますか?

はい、「書式設定」タブで[Aa HTML]と[Aa テキスト]を選択して形式を変更できます。

返信時にフォントが変更されないのはなぜですか?

テキスト形式のメールではフォントを変更することができません。「書式設定」タブからHTML形式に変更してからフォントを変更してください。

メールの返信時に「書式設定」タブが表示されません。

メールの返信時に「書式設定」タブが表示されない場合は、返信を新しいウィンドウで開く必要があります。詳しくは【Outlook】返信時に書式設定タブが表示されない原因と対処法をご覧ください。

フォントの色を変更しても相手に正しく表示されない場合がありますか?

送信先がHTML形式のメールに対応していない場合、フォント色が表示されないことがあります。

その他Outlookに関する記事

その他Outlookに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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