エクセルやワードの保護ビューを解除する方法

エクセルやワードの保護ビューを解除する方法

こんな人にオススメの記事です

  • ダウンロードしたエクセルやワードを保護ビューで開きたくない人
  • OUTLOOKで受信したエクセルやワードを保護ビューで開きたくない人
  • エクセルやワードの保護ビューを無効にしたい人

メールに添付されているエクセルやワードファイルを開いた場合や、インターネット上にあるエクセルやワードファイルをダウンロードして開いた場合、保護ビュー(保護されたビュー)」で表示され、「編集を有効にする(E)」をクリックしないと印刷や編集ができない場合があります。

保護ビュー(保護されたビュー)
保護ビュー(保護されたビュー)

これはMicrosoft Officeに標準で搭載されているセキュリティ機能で、安全でない可能性のある場所にあるファイルは、コンピューターを保護するために読み取り専用として「保護ビュー」でファイルを開くようになっています。

しかし、毎回「編集を有効にする(E)」をクリックしないと印刷や編集ができないと煩わしさを感じることもあります。
この記事では、エクセルやワードの保護ビューを解除する方法を詳しく解説していきます。

目次

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法

エクセルやワードの保護ビューを解除(無効に)するためには、Officeに搭載されているトラストセンター(旧セキュリティーセンター)の設定を以下の手順で変更してください。

  1. ワードもしくはエクセルを開き、左上にある[ファイル]をクリック
  2. [オプション]をクリック
  3. [トラストセンター]をクリック
  4. [トラストセンターの設定]をクリック
  5. [保護ビュー]をクリック
  6. 保護ビューのチェックを外して、[OK]をクリック

ここからは、実際の画面も用いながら、トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法を詳しく解説していきます。

ワードの画面を使って解説していますが、エクセルの場合も手順は同じです。

STEP

左上にある[ファイル]をクリック

ワード(もしくはエクセル)を開き、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step1 左上にある[ファイル]をクリック
トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step1 左上にある[ファイル]をクリック
STEP

[オプション]をクリック

[ファイル]をクリックすると、ワード(もしくはエクセル)のホーム画面が表示されます。

左側のメニューにある[その他]をクリックし、次に[オプション]をクリックしてください。

ワードのウィンドウを大きくしている場合、[その他]をクリックしなくても[オプション]が表示されている場合があります。

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step2 [オプション]をクリック
トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step2 [オプション]をクリック
STEP

[トラストセンター]をクリック

[オプション]をクリックすると「Wordのオプション」(もしくはExcelのオプション)と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中の左側にある[トラストセンター]をクリックしてください。

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step3 [トラストセンター]をクリック
トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step3 [トラストセンター]をクリック
STEP

[トラストセンターの設定]をクリック

[トラストセンター]をクリックすると「セキュリティと詳細情報」と太字で書かれた画面に移動します。

その中にある[トラストセンターの設定(T)]をクリックしてください。

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step4 [トラストセンターの設定]をクリック
トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step4 [トラストセンターの設定]をクリック
STEP

[保護ビュー]をクリック

[トラストセンターの設定(T)]をクリックすると「トラストセンター」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

左側にある[保護ビュー]をクリックしてください。

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step5 [保護ビュー]をクリック
トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step5 [保護ビュー]をクリック
STEP

保護ビューのチェックを外して、[OK]をクリック

[保護ビュー]をクリックすると、「保護ビュー」と書かれた画面に移動します。

その中にある以下の項目のチェックを外してください。

  • インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする(T)
  • 安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護ビューを有効にする(L)
  • Outlook の添付ファイルに対して、保護ビューを有効にする

各項目の詳細については、こちらの「これらの設定の意味」をご覧ください。

チェックを外したら右下の[OK]をクリックしてください。

これで保護ビュー(保護されたビュー)が無効になります。

トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step6 保護ビューのチェックを外して、[OK]をクリック
トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step6 保護ビューのチェックを外して、[OK]をクリック

特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法

次は、特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法です。

これは指定したフォルダーに保存したファイルのみ、保護ビュー(保護されたビュー)を無効にするための設定方法で、全てのファイルの保護ビュー(保護されたビュー)を無効にしたい場合は「トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法」をご覧ください。

STEP

[信頼できる場所]をクリックして[新しい場所の追加]をクリック

ワードやエクセルのトラストセンターを開き、左上にある[信頼できる場所]をクリックしてください。

トラストセンターの開きかたはこちらの「トラストセンターから保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法」で詳しく解説していきます。
是非ご覧ください。

[信頼できる場所]をクリックすると「信頼できる場所」と書かれた画面に移動します。

その中にある[新しい場所の追加(A)]をクリックしてください。

特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step1 [信頼できる場所]をクリックして[新しい場所の追加]をクリック
特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step1 [信頼できる場所]をクリックして[新しい場所の追加]をクリック
STEP

[参照(B)]をクリック

[新しい場所の追加(A)]をクリックすると「Microsoft Officeの信頼できる場所」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

ここで信頼できる場所(フォルダー)を指定します。指定したフォルダー保存されているファイルに対しては保護ビューが常に無効になります。

「Microsoft Officeの信頼できる場所」と書かれたウィンドウの中にある[参照(B)]をクリックしてください。

特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step2 [参照(B)]をクリック
特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step2 [参照(B)]をクリック
STEP

Microsoft Officeの信頼できる場所(フォルダー)を指定して[OK]をクリック

[参照(B)]をクリックすると、「参照」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

そこでMicrosoft Officeの信頼できる場所(フォルダー)を指定して右下の[OK]をクリックしてください。

特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step3 Microsoft Officeの信頼できる場所(フォルダー)を指定して[OK]をクリック
特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step3 Microsoft Officeの信頼できる場所(フォルダー)を指定して[OK]をクリック
STEP

[この場所のサブフォルダーも信頼する]にチェックを入れて[OK]をクリック

[OK]をクリックすると一つ前のウィンドウ(「Microsoft Officeの信頼できる場所」と書かれたウィンドウ)に戻ります。

[この場所のサブフォルダーも信頼する(S)]にチェックを入れてください。

次に、右下にある[OK]をクリックしてください。

特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step4 [この場所のサブフォルダーも信頼する]にチェックを入れて[OK]をクリック
特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step4 [この場所のサブフォルダーも信頼する]にチェックを入れて[OK]をクリック
STEP

指定したフォルダーが一覧に追加されていることを確認して[OK]をクリック

[OK]をクリックすると「トラストセンター」と書かれたウィンドウに戻ります。

その中の一覧にStep3で指定したフォルダーが追加されていることを確認し、右下の[OK]をクリックしてください。

これで指定したフォルダーが「Microsoft Officeの信頼できる場所」になり、そのフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効になります。

特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step5 指定したフォルダーが一覧に追加されていることを確認して[OK]をクリック
特定のフォルダーに保存されているファイルのみ保護ビュー(保護されたビュー)を無効にする方法 Step5 指定したフォルダーが一覧に追加されていることを確認して[OK]をクリック

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