【Word】リボン(メニューバー)を常に表示する方法|デスクトップ版・Web版対応

こんな人にオススメの記事です

  • Wordでリボン(メニューバー)が消えたとき、元に戻す方法がわからず困っている人
  • デスクトップ版だけでなくWeb版Wordでも同様の設定を行いたい人
  • ショートカットキーCtrl+F1を使いこなして、リボン表示を素早く切り替えたい人

Wordのリボン(メニューバー)を再表示するには、キーボードショートカットCtrl+F1が便利です。

「Wordで作業中、ふと気づくとリボン(メニューバー)が消えてしまい、必要な機能を探せなくなって困った…」そんな経験はありませんか?

Wordで作業中、ふと気づくとリボン(メニューバー)が消えてしまい、必要な機能を探せなくなって困った…
Wordで作業中、ふと気づくとリボン(メニューバー)が消えてしまい、必要な機能を探せなくなって困った…

この記事では、突然消えてしまったリボン(メニューバー)を常に表示する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

「Word リボン 常に表示」や「Word メニューバー 表示」といったキーワードで調べている方に役立つ内容です。

ぜひ参考にしてみてください。

普段はリボンが表示されているのに勝手に折りたたまれてしまう場合は、リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法を御覧ください。

目次

キーボードショートカットでリボンを表示・非表示を切り替える|デスクトップ版

キーボード操作に慣れている方は、Wordをアクティブウィンドウにした状態でCtrl+F1キーを押すだけでリボン(メニューバー)の表示・非表示を切り替えることができます。

アクティブウィンドウとは、パソコン画面の最前面に表示され、マウスクリックやキーボード操作ができるウィンドウのことです。
反対に、最前面にないため操作を受け付けないウィンドウは「非アクティブウィンドウ」と呼ばれます。

もし突然リボンが消えてしまっても、このショートカットさえ覚えておけば、すぐに元の状態に戻せるので安心です。

Word for the web(Online版Word)では、このショートカットが利用できないため注意が必要です。

Ctrl+F1キーを押すだけでWordのリボン(メニューバー)の表示・非表示を切り替えることができます
Ctrl+F1キーを押すだけでWordのリボン(メニューバー)の表示・非表示を切り替えることができます

「リボンの固定」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版

次は「リボン固定」アイコンを使ってリボンを常時表示に固定する方法を紹介します。
先ほどのキーボードショートカットと同じく、最終的にはリボンを常に表示し続けられます。

  1. Word内の任意のタブをクリック
  2. 「リボンの固定(Ctrl+F1)をクリック
  3. リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

今回はマウス操作がメインなので、キーボード操作が苦手な方でも直感的に使いやすいです。

ここからは、デスクトップ版Wordでリボンを常時表示に固定する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく丁寧に解説していきます。

STEP
任意のタブをクリックして「リボンの固定(Ctrl+F1)」をクリック

まずは、Word内の任意のタブをクリックしてください。

以下の画像では「ホーム」タブをクリックしていますが、「挿入」タブや他のタブでも問題ありません。

次に、右側にある「リボンの固定(Ctrl+F1)」をクリックしてください。

「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step1 任意のタブをクリックして「リボンの固定(Ctrl+F1)」をクリック
「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step1 任意のタブをクリックして「リボンの固定(Ctrl+F1)」をクリック
STEP
リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「リボンの固定(Ctrl+F1)」をクリックすると、リボン(メニューバー)が常に表示されるようになります。

「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step2 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する
「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step2 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版

Word for the web(Online版Word)では、デスクトップ版のようにキーボードショートカット(Ctrl + F1)でリボンの表示/非表示を切り替えることができません。

したがって、リボンを常時表示に切り替える場合は、以下の手順で「リボンのレイアウト」から手動で設定を変更する必要があります。

  1. 任意のタブをクリック
  2. 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック
  3. リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

ここからは、Word for the web(Online版Word)でリボン(メニューバー)を常時表示に切り替える手順を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
任意のタブをクリック

まずは、Word for the web(Online版Word)にアクセスし、任意のタブをクリックしてください。

以下の画像では「ホーム」タブをクリックしていますが、「挿入」タブや他のタブでも問題ありません。

「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step1 任意のタブをクリック
STEP
一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック

開いたタブの一番右下にある」(リボンの表示オプション)をクリックしてください。

開かれたメニューの中から「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリックしてください。

Web版ではリボンの表示方法は3種類
  • 常にリボンを表示:リボンが常に表示され、いつでもコマンドに即アクセスできます。頻繁に機能を使う場合や、初心者の方におすすめです。
  • タブのみ表示:タブ名のみ表示して、必要な時にタブをクリックするとコマンドが現れます。画面スペースを広く使いたいが、操作も簡単にしたい時に便利です。
  • 自動的に調整:使用状況や画面サイズに合わせてリボン表示を自動で変えてくれる機能です。
「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step2 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック
STEP
リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「常にリボンを表示する」をクリックすると、リボン(メニューバー)が常に表示されるようになります。

「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step3 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版

デスクトップ版Wordには、ウィンドウの大きさや画面解像度に合わせて自動的にリボンを折りたたむ機能があります。
初期設定では無効ですが、何かの操作をきっかけに誤って有効にしてしまうと、リボンが自動的に折りたたまれるようになります。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合は、以下の手順で「リボンを自動的に折りたたむ(N)」のチェックを外してください。

STEP
Wordを起動し、左上の「ファイル」をクリック

Wordを起動し、左上にある「ファイル」をクリックしてください。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step1 Wordを起動し、左上の「ファイル」をクリック
リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step1 Wordを起動し、左上の「ファイル」をクリック
STEP
「オプション」をクリック

「ファイル」をクリックするとWordのホーム画面が開きます。

その中にある「オプション」をクリックしてください。

Wordのウィンドウが小さい状態だと、「オプション」が表示されない場合があります。
表示されない場合は、ウィンドウを最大化して「オプション」を確認してみてください。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step2 [オプション]をクリック
STEP
「リボンを自動的に折りたたむ(N)」のチェックを外して、右下の「OK」をクリック

「オプション」をクリックすると「Wordのオプション」画面が表示されます。

少し下へスクロールして「リボンを自動的に折りたたむ(N)」のチェックを外し、画面右下の「OK」をクリックして「Wordのオプション」を閉じてください。

これでWordのリボン(メニュー)が自動的に折りたたまれなくなります。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step3 [リボンを自動的に折りたたむ(N)]のチェックを外して、右下の[OK]をクリック
STEP
リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「OK」をクリックすると、リボン(メニューバー)が常に表示されるようになります。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step4 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する
リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step4 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

タブとリボンの違いって何?

Microsoft Officeで文書を作成するとき、画面上部に「タブ」と呼ばれるボタンが並んでいるのを見たことはありませんか?
そのすぐ下には「リボン」と呼ばれるメニューエリアが広がっています。一見似ているように見えますが、実はまったく違う役割を担っています。

タブとリボンの違いについては、こちらで詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

なぜWordのリボンが消えるのか?原因と対策

画面スペース確保による自動的な非表示

Wordには、ノートパソコンや小型モニターでも快適に作業できるよう、リボン(メニューバー)を自動的に折りたたむ機能があります。
これによりリボンが一時的に非表示となり、スライド作成に必要な作業スペースを広く確保できます。

「リボンが消えた!」と感じても、実はWordがあなたの作業効率を高めるためにサポートしているのです。
必要に応じてリボンを表示・非表示しながら、快適に文書を作成しましょう。

ユーザー操作ミスによる非表示切り替え

もう一つの原因は、ユーザー自身の無意識な操作です。
たとえば、デスクトップ版ではキーボードショートカットCtrl+F1を誤って押すと、リボンが瞬時に折りたたまれます。

また、「リボン表示オプション」で「タブのみを表示する」や「全画面表示モード」に切り替えたことに気づかず、リボンが消えたと思い込むケースもあります。

こうしたちょっとした操作ミスが、意外にも「リボンが消えた!」と感じる原因になりがちです。

Wordのリボン(メニューバー)を常に表示する方法に関するよくある質問と答え

Wordのリボン(メニューバー)を常に表示する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Wordのリボン(メニューバー)が突然消えた場合、どうやって元に戻せますか?

デスクトップ版ではCtrl+F1を押すか、画面右上の「リボンの固定(Ctrl+F1)」アイコンをクリックすぐに元に戻せます。Web版ならリボンの表示オプションから「常にリボンを表示」などを選ぶと同様に固定できます。

Web版Wordでもリボンを常時表示できますか?

はい、Web版でも「常にリボンを表示」「タブのみ表示」「自動的に調整」のいずれかを選べます。画面上部のオプションをクリックして、好みの表示モードを選んでください。

なぜリボンが消えるような設定が用意されているのですか?

リボンを折りたたむことで、より広い作業エリアが確保できます。大量のデータを扱う時や小さな画面で集中したい場合、この仕組みが役立ちます。

「タブのみ表示」にするとどんな感じですか?

「タブのみ表示」では、タブ名だけが見える状態になります。必要な時にタブをクリックするとコマンドが展開されるため、画面スペースを広く使いつつ、求める機能はすぐ呼び出せます。

ファイルを他のPCで開くとリボン表示状態が変わるのはなぜですか?

リボン表示は各ユーザー環境の設定であり、ファイル自体に保存されません。別のPCやアカウントで開くと、その環境の設定が適用されるため表示状態が変わります。

Word初心者にはどの表示オプションがおすすめですか?

「常にリボンを表示する」がおすすめです。コマンドが常に見えるため、必要な機能を探す時間を減らし、早く作業に慣れることができます。

リボン表示を変更すると、Wordの動作が遅くなることはありますか?

リボン表示の変更はUI上の切り替えであり、Wordの処理速度にはほとんど影響しません。安心してお好みの表示状態を選んで大丈夫です。

Web版Wordで表示設定が変わってしまうのはなぜですか?

Web版はブラウザやアカウント設定に左右されるため、クッキーやキャッシュの状態などで一時的に設定が初期化されることがあります。その場合は再度設定すればOKです。

EXCELでも似た設定はありますか?

はい、EXCELでもリボン表示に関するオプションはほぼ共通しています。

PowerPointでも似た設定はありますか?

はい、PowerPointでもリボン表示に関するオプションはほぼ共通しています。

その他Wordに関する記事

その他Wordに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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