【Microsoft Edge】拡張機能をzipから手動インストールする方法 - ストア外から追加

この記事では、Microsoft Edgeでzip形式の拡張機能を手動インストールする方法をわかりやすく解説します。

Microsoft Edge アドオンで配布されていない拡張機能、企業から社内配布された拡張機能、GitHubで公開されている開発版の拡張機能をインストールしたい場合に便利な方法です。

zipファイルやフォルダ形式で提供された拡張機能は、Edgeの開発者モードを利用することで手動インストールが可能です。ただし、zipファイルの展開方法が不適切だと「マニフェストファイルがありません」というエラーが発生します。

この記事では、zipファイルの展開から拡張機能のインストール手順、開発者モードが有効化できない場合やエラーメッセージが表示されるときのトラブル対処法まで、画像付きで詳しく解説します。

目次

Microsoft Edgeに拡張機能をzipから手動インストールする手順

Microsoft Edgeに拡張機能をzipから手動インストールする手順は以下の通りです。zipファイルを正しく展開することが成功のポイントです。

zipはファイル形式(拡張子)の一種です。どれがzipファイルかわからない場合はこちらの「【Windows11】ファイルの拡張子と隠しファイルを表示する方法」を参考にファイルの拡張子を表示させてください。

  1. zipファイルを展開する
  2. Edgeの拡張機能管理画面を開く
  3. 開発者モードを有効にする
  4. 展開したフォルダを読み込む

ここからは、実際のEdgeの画面を使って上記の手順をわかりやすく解説していきます。

STEP
インストールしたい拡張機能のzipファイルを右クリックし「すべて展開」を選択

Edgeにインストールしたい拡張機能が含まれているzipファイルを右クリックしてください。

表示されたメニューから「すべて展開...」を選択してください。

Windows11以降、右クリックメニューのデザインがすっきりし、項目数も減りました。
Windows10以前の右クリックメニューに戻したい場合は「Windows11の右クリックメニューを以前の形に戻す方法」をご覧ください。

Edge拡張機能のzipファイルを右クリックして「すべて展開」を選択する操作画面
拡張機能が入ったzipファイルを右クリックし、メニューから「すべて展開」を選びます。
STEP
保存場所を決めて「展開」をクリック

「すべて展開...」を選択すると「展開先の選択とファイルの展開」と書かれた画面が表示されます。

フォルダの保存先を決めたら、画面右下の「展開(E)」ボタンをクリックしてください。

Windowsの展開先選択ウィンドウで「展開」ボタンをクリックする手順
保存先を確認したら、右下の「展開」ボタンをクリックして解凍を実行します。
STEP
展開されたフォルダーができたことを確認する

「展開(E)」ボタンをクリックすると、STEP1で選択したzipファイルが展開されます。

zipファイルの展開が完了すると、チャックマークの付いていない通常のフォルダが作成されます。

このフォルダは後でEdgeに読み込ませるため、どこに保存されたか必ず確認してください。

zipファイル解凍後に作成されたEdge拡張機能の通常フォルダー
解凍完了後、チャックマークのない通常のフォルダーアイコンが表示されます。
STEP
Edge右上の「拡張機能」アイコンをクリックし「拡張機能の管理」を選択

Microsoft Edgeを起動し、右上にある「拡張機能」アイコン(パズルピース型)をクリックし「拡張機能を管理」を選択してください。

Microsoft Edgeのツールバーから拡張機能メニューを開いて「拡張機能の管理」を選択
Edge右上のパズルピースアイコンをクリックし、「拡張機能の管理」を選択します。
STEP
左下の「開発者モード」を有効化する

「拡張機能を管理」を選択すると、Microsoft Edgeの拡張機能管理画面に移動します。

この画面は、Edgeのアドレスバーにedge://extensions/と入力してEnterを押すことでも開けます。

拡張機能の管理ページが表示されたら、画面左下を確認してください。

「開発者モード」というスイッチがあるので、これをクリックしてオン(青)の状態に変更します。

開発者モードを有効にすると、公式ストア以外から拡張機能を追加できるようになります。

Edge拡張機能管理画面で左下の「開発者モード」スイッチをオンにする操作
画面左下にある「開発者モード」のスイッチをクリックし、オン(青色)にします。
STEP
上部に出現した「展開して読み込み」をクリック

開発者モードを有効にすると、画面上部に複数のボタンが新しく表示されます。

その中から「展開して読み込み」というボタンをクリックしてください。

開発者モード有効化後に表示される「展開して読み込み」ボタンの位置
開発者モードをオンにすると上部に現れる「展開して読み込み」ボタンをクリックします。
STEP
先ほど展開したフォルダを指定して読み込み

「展開して読み込み」をクリックするとフォルダを選ぶウィンドウが立ち上がります。

STEP3で展開したフォルダーを選び、ウィンドウ右下の「フォルダーの選択」をクリックしてください。

必ず manifest.json ファイルが直接含まれている階層のフォルダーを選んでください。さらに内側のフォルダを選ぶとエラーになります。

Edgeに読み込む拡張機能フォルダーを選択するWindowsエクスプローラー画面
先ほど展開したフォルダーを選び、「フォルダーの選択」をクリックします。
STEP
拡張機能リストに追加されたか確認

フォルダを読み込むと、Edgeが自動的に拡張機能として認識し、「他のソースから」の枠に拡張機能が追加されます。

管理画面の一覧に新しい項目が表示され、エラーメッセージが出なければインストール完了です。

もしエラーが出た場合は、次章の「Edgeで拡張機能を手動インストールできない・エラーが出る場合の対処法」で解決方法を確認してください。

Edgeに手動インストールが完了し「他のソースから」に表示された拡張機能
エラーが出ず、拡張機能一覧に追加されればインストール成功です。

Edgeで拡張機能を手動インストールできない・エラーが出る場合の対処法

Microsoft Edgeで拡張機能を手動インストールする際、開発者モードが有効化できない、「マニフェストファイルがありません」というエラーメッセージが表示される、インストール直後に拡張機能が無効状態になるといった問題が発生することがあります。

以下では、それぞれの症状に対する原因と解決策を説明します。

開発者モードがオンにできない・グレーアウトしている

Edgeの開発者モードがオンにできない・グレーアウトしている原因は以下の通りです。

  • 企業や教育機関のグループポリシーによる制限
  • 組織アカウントでEdgeにサインインしている
  • ウイルス対策ソフトが拡張機能の追加をブロック
  • Windowsレジストリによる機能制限

会社や学校で管理されているPCでは、セキュリティ対策としてEdgeの開発者モードが使えないよう設定されている場合があります。個人では変更できないため、IT管理者に問い合わせてください

Edgeのアドレスバーにedge://policyと入力すると、現在適用されているポリシー設定を確認できます。

「マニフェストファイルがありません」エラー

Edgeで拡張機能を手動インストールする際に「マニフェストファイルがありません」とエラーが表示される原因は以下の通りです。

  • zipファイルを展開せずにそのまま選択している
  • 間違ったフォルダを指定している
  • フォルダが二重構造(入れ子)になっている
  • manifest.jsonファイル自体が破損または欠落している

zipファイルは必ず展開してからフォルダを選んでください。また、「展開して読み込み」で指定するフォルダは、manifest.jsonファイルが直接格納されている階層である必要があります。

展開したフォルダーを開き、manifest.jsonファイルが存在するか確認しましょう。フォルダが入れ子になっている場合は、manifest.jsonが含まれている階層のフォルダを選択してください。

フォルダー内にmanifest.jsonが見当たらない場合は、拡張機能の提供元に連絡してください。

「パッケージが無効です」エラー

Edgeで拡張機能を手動インストールする際に「パッケージが無効です」とエラーが表示される原因は以下の通りです。

  • manifest.jsonファイルの記述に誤りがある
  • Manifest V2とV3のバージョン互換性問題
  • Edgeのバージョンと拡張機能の対応バージョンが一致していない
  • ダウンロード中にファイルが壊れた

このエラーが発生した場合は、拡張機能の提供元へ確認するか、ファイルを再度ダウンロードしてみてください。

Edgeが古いバージョンの場合、最新版へアップデートすることで問題が解消されることもあります。

インストール後すぐに無効化される

Edgeで拡張機能を手動インストールした後、すぐに無効化される原因は以下の通りです。

  • Edgeの開発者モードを無効に戻した
  • Edge再起動時に自動で無効化される設定
  • 組織ポリシーで特定の拡張機能が禁止されている
  • 拡張機能自体にバグやエラーがある

開発者モードは常に有効(オン)のままにしておく必要があります。開発者モードを無効にすると、手動で追加した拡張機能は自動的に無効化されます。

edge://extensionsにアクセスし、拡張機能の状態とエラー内容を確認してください。組織ポリシーによる制限がかかっている場合は、IT管理者に相談してください。

拡張機能の手動インストールに関するよくある質問と答え

拡張機能の手動インストールに関するよくある質問と答えをまとめました。

Edgeでzip形式の拡張機能を手動インストールするにはどうすればいいですか?

zipファイルを展開した後、Edge拡張機能管理画面(edge://extensions/)で開発者モードを有効にし、「展開して読み込み」から展開済みフォルダーを選択します。

詳しい手順は「Microsoft Edgeに拡張機能をzipから手動インストールする手順」をご覧ください。

開発者モードとは何ですか?有効にしても安全ですか?

開発者モードは、Microsoft Edge アドオン以外から拡張機能をインストールするための機能です。

Edge公式の機能なので基本的に安全ですが、信頼できないソースから入手した拡張機能をインストールするとセキュリティリスクがあります。企業配布や信頼できる配布元からの拡張機能のみインストールしてください。

Chromeの拡張機能はEdgeでも使えますか?

はい、EdgeはChromeと同じChromiumベースのため、多くのChrome拡張機能が動作します。

ただし、すべての拡張機能が完全に互換性があるわけではありません。一部の拡張機能は正常に動作しない場合があります。

「マニフェストファイルがありません」とエラーが表示される原因は何ですか?

zipファイルを展開していない、間違ったフォルダを選択している、フォルダが入れ子になっている、manifest.jsonファイルが破損しているなどの原因が考えられます。

詳しくは「「マニフェストファイルがありません」エラー」をご覧ください。

フォルダが入れ子になっているとはどういう意味ですか?

zipを展開したフォルダの中に、さらにフォルダがあり、その中にmanifest.jsonがある状態を指します。

「展開して読み込み」では、manifest.jsonが直接含まれているフォルダーを選択する必要があります。

手動インストールした拡張機能がすぐに無効化されるのはなぜですか?

開発者モードを無効にすると、手動インストール(サイドロール)した拡張機能は自動的に無効化されます。開発者モードは常に有効の状態を維持してください。

また、組織ポリシーで特定の拡張機能が禁止されている場合も無効化されます。詳しくは「インストール後すぐに無効化される」をご覧ください。

手動でインストールした拡張機能は自動更新されますか?

いいえ、手動インストールした拡張機能は自動更新されません。

配布元から新しいバージョンのzipファイルを入手し、再度手動でインストールする必要があります。

手動インストールした拡張機能を削除する方法は?

通常の拡張機能と同じ方法で削除できます。Edge拡張機能管理画面(edge://extensions/)を開き、削除したい拡張機能の「削除」ボタンをクリックしてください。

詳しくは「【Microsoft Edge】拡張機能(アドオン)を削除する方法」をご覧ください。

Android版・iOS版のEdgeでも手動インストールできますか?

いいえ、Android版・iOS版のEdgeでは拡張機能の手動インストールはできません。この機能はデスクトップ版(Windows版・Mac版・Linux版)のEdgeのみで利用可能です。

Microsoft Edge アドオンの拡張機能をzipファイルとしてダウンロードできますか?

公式の方法ではできません。Microsoft Edge アドオンの拡張機能は通常、ストアから直接インストールする形式です。

CRX Extractorなどのツールを使う方法もありますが、セキュリティリスクがあるためおすすめしません。

拡張機能が正常にインストールされているか確認する方法は?

Edge拡張機能管理画面(edge://extensions/)にアクセスし、インストールした拡張機能が「他のソースから」に表示され、エラーメッセージが出ていなければ正常にインストールされています。

InPrivateモード(シークレットモード)でも手動インストールした拡張機能は使えますか?

手動インストールした拡張機能は、デフォルトではInPrivateモードで無効になっています。

InPrivateモードで使用したい場合は、Edge拡張機能管理画面(edge://extensions/)にアクセスし、該当の拡張機能の「詳細」をクリックして「InPrivateでの許可」をオンにしてください。詳しくは「【Microsoft Edge】拡張機能をシークレットモード(InPrivate ブラウズ)で使う方法」をご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

誤りのご指摘・追記のご要望・記事のご感想は、記事のコメント欄またはこちらのお問い合わせフォームからお寄せください。個人の方向けには、トラブルの切り分けや設定アドバイスも実施します。

※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 142.0.3595.94 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2026年2月5日
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

コメント

コメントする

目次