Windows10からWindows11にアップグレードすると、「Windows11でIEを起動する方法を紹介します」で紹介したとおり、通常の方法ではInternet Explorerを開くことができなくなりました。
これにより、これまで使っていたInternet Explorerからお気に入り等の設定を他のブラウザーに移し替える必要がでてきます。
こちらの記事にあるとおり、Internet Explorerのサポートは終了しています。出来るだけ早い段階で他のブラウザーに移行することをオススメします。
Internet ExplorerからMicrosoft Edgeにインポートできるのは以下の項目です。
※インポートするにはMicrosoft Edge側で操作します。
- お気に入りまたはブックマーク
- 保存されたパスワード
- 検索エンジン
- 閲覧の履歴
- Cookie
- ホーム ページ
- 設定
- 開いているタブ
Internet ExplorerからGoogle Chromeにお気に入り等のデータを移行するときは「閲覧履歴」「お気に入り/ブックマーク」「保存したパスワード」「検索エンジン」の4項目しか選べませんでしたが、さすがマイクロソフト製同士だと相性が良さそうです。
ここでは、Internet Explorerのお気に入り等の設定をMicrosoft Edgeにインポートする方法を画像付きで詳しく解説していきます。
Google Chromeにインポートしたい場合は、こちらの「Internet Explorerのお気に入り等の設定をGoogle Chromeにインポートする方法」をぜひご覧ください。

Internet Explorerのお気に入り等の設定をMicrosoft Edgeにインポートする方法
Microsoft Edgeを操作してInternet Explorerのお気に入りなどの設定をインポートしていきます。

Microsoft Edgeを起動し、右上にある[三点リーダー](・・・)をクリックしてください。
[・・・](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味があれば是非見てみてください。
[・・・](三点リーダー)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中の下の方にある[設定]をクリックしてください。

[設定]をクリックすると、左上に大きく「設定」と書かれたページが開きます。
右側にある[ブラウザーデータのインポート]をクリックしてください。

[ブラウザーデータのインポート]をクリックすると、「すべての資格情報を Microsoft Edge に保存する」と大きく書かれた画面に移動します。
Microsoft Edgeのアドレスバーに edge://settings/profiles/importBrowsingData と入力してエンターキーを押すことで直接この画面に移動することができます。
その画面の中の[インポートする項目を選択してください]をクリックしてください。

[インポートする項目を選択してください]をクリックすると「ブラウザー データのインポート」と書かれたウィンドウがポップアップします。
Internet ExplorerからMicrosoft Edgeに移したい項目にチェックを入れてください。
保存されたパスワードに関しては、同じサイトの情報がある場合は上書きされるので注意してください。
項目にチェックを入れ終わったら[インポート]をクリックしてください。

[インポート]をクリックすると、「すべて完了しました!」と表示されるので、[完了]をクリックしてください。
その他Microsoft Edgeに関する記事
その他Microsoft Edgeに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。





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