Officeで名前を付けて保存するときの既定のフォルダーを変更する方法

ワード、エクセル、パワーポイントなどのOffice系ソフトで名前を付けて保存を選択すると、右上に毎回「OneDrive - 個人用」が表示され、パソコンのローカルフォルダに保存したい場合は切替が必要です。

そこでこの記事では、名前を付けて保存の実行時に表示される既定のフォルダーを変更する方法を詳しく解説していきます。

Office系ソフトで名前を付けて保存の実行時に表示される既定のフォルダーを変更する方法

名前を付けて保存の実行時に表示される既定のフォルダーを変更するには以下の手順で行います。

1. エクセル、ワード、パワーポイントなどのOfficeソフトを開き、左上にある[ファイル]をクリック
2. [その他…]→[オプション]をクリック
3. Excelオプションで[保存]をクリック
4. [既定でコンピューターに保存する]にチェックを入れ、[既定のローカルファイルの保存場所]を指定して右下の[OK]をクリック
5. 既定の保存先が指定したフォルダーになっていることを確認する

ここからは、実際の画面も用いながらOffice系ソフトで名前を付けて保存の実行時に表示される既定のフォルダーを変更する方法を詳しく解説していきます。

ここではエクセルの画面を使って操作手順をご紹介しますが、ワードでもパワーポイントでも操作手順は同様です。

STEP

エクセルを開き、左上にある[ファイル]をクリック

エクセルを起動し、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

STEP

[その他...]→[オプション]をクリック

[ファイル]をクリックすると、エクセルのホーム画面に移動します。

ホーム画面の左下にある[その他...]をクリックし、右に展開されたメニューから[オプション]をクリックしてください。

エクセルのウィンドウを最大化している場合は、左側のメニューに[オプション]が表示されているのでそれをクリックしてください。

STEP

Excelオプションで[保存]をクリック

[オプション]をクリックすると、「Excelのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中の左側メニューにある[保存]をクリックしてください。

STEP

[既定でコンピューターに保存する]にチェックを入れ、[既定のローカルファイルの保存場所]を指定して右下の[OK]をクリック

[保存]をクリックすると、「ブックの保存について指定します」と書かれたウィンドウに移動します。

その中にある[既定でコンピューターに保存する(C)]にチェックを入れてください。

次に、[既定のローカルファイルの保存場所(I)]を指定してください。（ここではデスクトップを指定しています。）

C:\Users\USERNAME\Desktop

最後に右下の[OK]をクリックしてください。

「サインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示する(S)」にチェックが入っている場合は外してください。

STEP

既定の保存先が指定したフォルダーになっていることを確認する

[OK]をクリックすると「Excelのオプション」と書かれたウィンドウが閉じられます。

最後に、名前を付けて保存で既定の保存先が指定したフォルダーになっていることを確認してください。

よくある質問

保存先の既定のフォルダーにBoxドライブを指定することはできますか。

Boxドライブを指定したい場合、以下のように指定してください。
C:\Users\USERNAME\Box\XXXX
※USERNAMEにはパソコンのユーザー名、XXXXにはフォルダー名が入ります。

既定の保存先を指定する場合に%USENAME%は使えますか。

いいえ、%USENAME%はエクスプローラーで動作する変数なのでOffice系のソフトでは使えません。

既定の保存先を指定しても変更されません。

既定の保存先を指定しても反映されない場合は、Office系のソフトを一度全て終了してから立ち上げ直すか、パソコンを再起動してください。

Accessで既定の保存先を変更したい場合はどうすれば良いですか。

Accessの場合は、[ファイル]→[オプション]→[全般]と進み、[データベースの作成]の [既定のデータベースフォルダー] ボックスで、[参照] をクリックして既定の保存先にするフォルダーを選択し、最後に[OK]をクリックしてください。

新規ファイルを保存したい時にCtrl+Sを押しています。そこで表示される保存先も指定したフォルダーになりますか。

はい、Ctrl+Sを押しても指定したフォルダーが表示されます。

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