【Word】改行マーク(↵)を消す方法|ショートカットキーでも解決

Wordの改行マーク(段落記号・エンターマーク・リターンマークとも呼ばれます)を消す方法を解説します。ショートカットキー(Ctrl+Shift+8)で一瞬で非表示にする方法から、ボタンが反応しない場合のオプション設定での解決方法まで、デスクトップ版・Web版それぞれの手順を網羅しています。

「文書を編集しているときに↵マークが邪魔で見づらい」「ショートカットキーを押しても改行マークが消えない」といった問い合わせは、社内でも非常に多く寄せられます。改行マークの呼び方も人によって異なり、「段落記号」「エンターマーク」「矢印」など、同じものを指していることに気づかないケースも少なくありません。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、WordやOutlookの表示設定に関するご相談は初心者・中級者問わず届きます。特に改行マークは「消し方を知らなかっただけ」で長年悩んでいた方も多く、手順を案内すると「こんな簡単だったんですね」と驚かれることがほとんどです。

この記事では、ショートカットキー・リボンメニュー・オプション設定の3つの方法を、実際の画面を見ながら詳しく解説します。改行マークが消えない場合の原因と対処法も合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

Wordの改行マークをショートカットキーで消す方法(最速)

Ctrl+Shift+8を押すだけで、Wordの改行マーク(段落記号・エンターマーク・リターンマーク)を一括で非表示にできます。マウス不要で一瞬で切り替えられる、最もすばやい方法です。

  1. Wordファイルを開いた状態で、キーボードのCtrl+Shift+8を同時に押す
  2. 画面上の改行マーク(段落記号)が非表示になったことを確認する
  3. 再表示したい場合は、もう一度Ctrl+Shift+8を押す
WordでCtrl+Shift+8を押して改行マーク(段落記号)を非表示にする
Ctrl+Shift+8を押すと改行マークが一括で非表示になる

テンキー(右側の数字キー)の「8」では動作しません。キーボード上部の数字キー「8」を使ってください。
キーボードショートカットで改行マークが消えない場合は、Word全体の設定を変更する必要があります。Wordのオプションから改行マーク(段落記号)を消す方法に進んでください。

Wordの改行マークをリボンメニューから消す方法

Wordの改行マーク(段落記号・エンターマーク)を消すには、リボンメニューの「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックするだけです。ショートカットキーが苦手な方や、マウスで操作したい方に向いている方法です。

  1. 「ホーム」タブをクリックする
  2. 「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタン(↵)をクリックする
  3. 改行マークが非表示になったことを確認する(再表示は同じボタンをもう一度クリック)

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
「ホーム」タブ「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリック

「ホーム」タブをクリックし、「段落」グループの中にある「編集記号の表示/非表示」のボタンをクリックしてください。

Wordのリボンが折りたたまれて操作しにくい場合は、「【Word】リボン(メニューバー)を常に表示する方法|デスクトップ版・Web版対応」を参考にリボンを常に表示に切り替えてください。

Wordの「ホーム」タブ「段落」グループ内にある「編集記号の表示/非表示」ボタン(↵)をクリックしているスクリーンショット
「ホーム」タブ「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックする
STEP
改行マークが消えたことを確認する

「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックすると、改行マークが非表示になります。

再度、「編集記号の表示/非表示」のボタンをクリックすると、改行マークが再表示されます。

「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックしても改行マークが消えない場合は、Word全体の設定を変更する必要があるため、Wordのオプションから改行マークを消す方法に進んでください。

「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックしてWordの改行マークが非表示になったことを確認しているスクリーンショット
改行マークが非表示になったことを確認する

Wordのオプションから改行マーク(段落記号)を消す方法

ショートカットキー(Ctrl+Shift+8)やリボンメニューのボタンを押しても改行マーク(段落記号・エンターマーク)が消えない場合は、Wordのオプション設定から確実に非表示にできます。

  1. 「ファイル」タブをクリックする
  2. 左下の「その他」→「オプション」の順にクリックして「Wordのオプション」を開く
  3. 左側メニューの「表示」をクリックする
  4. 「段落記号」と「すべての編集記号を表示する」のチェックを外して「OK」をクリックする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
「ファイル」をクリックしてWordのホーム画面を開く

Wordファイルを開き、左上の「ファイル」をクリックしてください。

Wordのオプションから改行マークを消す手順のStep1として「ファイル」タブをクリックしているスクリーンショット
左上の「ファイル」タブをクリックしてWordのホーム画面を開く
STEP
「その他」→「オプション」の順にクリックして「Wordのオプション」を開く

「ファイル」をクリックすると、Wordのホーム画面が開きます。

その画面の左下にある「その他」をクリックし、「オプション」を選択してください。

Wordのオプションを開く手順のStep2としてホーム画面左下の「その他」→「オプション」の順にクリックしているスクリーンショット
「その他」→「オプション」の順にクリックして「Wordのオプション」を開く
STEP
「Wordのオプション」左側の「表示」をクリック

「オプション」をクリックすると「Wordのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

左側にある「表示」をクリックしてください。

「Wordのオプション」ウィンドウが開いた状態で左側メニューの「表示」をクリックしているスクリーンショット
「Wordのオプション」左側メニューの「表示」をクリックする
STEP
「段落記号」と「すべての編集記号を表示する」のチェックを外して「OK」をクリック

「表示」をクリックすると「文書内容の画面表示と印刷方法を変更します。」と書かれた画面に移動します。

その画面を下にスクロールし、「段落記号(M)」と「すべての編集記号を表示する(A)」のチェックを外してください。

チェックを外したら右下にある「OK」をクリックしてください。

Wordのオプション「表示」画面で「段落記号(M)」と「すべての編集記号を表示する(A)」のチェックを外して「OK」をクリックしているスクリーンショット
「段落記号」と「すべての編集記号を表示する」の両チェックを外して「OK」をクリックする
STEP
改行マークが消えていることを確認する

「OK」をクリックすると「Wordのオプション」が閉じられ、Wordの画面に戻ります。

改行マークが消えていることを確認してください。

Wordのオプション設定後に改行マーク(段落記号)が消えて非表示になったことを確認しているスクリーンショット
オプション設定後に改行マークが消えていることを確認する

Microsoft 365 for the web(Web版Word)で改行マークを消す方法

Microsoft 365 for the web(Web版Word)でも、改行マーク(段落記号・¶)を同様に非表示にできます。デスクトップ版と操作画面が異なるため、Web版Wordをお使いの方はこちらの手順をご確認ください。

  1. ブラウザでMicrosoft 365 for the webを開き、Wordファイルを表示する
  2. 「ホーム」タブをクリックする
  3. 「段落」グループ内の段落記号アイコン(¶)をクリックする
  4. 改行マークが非表示になったことを確認する

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

Microsoft 365 for the webは、ブラウザ上で無料で使えるオンライン版Officeです。デスクトップ版で作成したWordファイルをそのまま編集でき、ファイルはクラウドに保存されるためどこからでもアクセスできます。ただし、マクロや一部の高度な機能は利用できません。

STEP
「ホーム」タブをクリックし、段落記号をクリック

「ホーム」タブをクリックし、段落記号アイコンをクリックしてください。

Microsoft 365 for the web(Web版Word)の「ホーム」タブで段落記号アイコン(↵)をクリックしているスクリーンショット
Web版Wordの「ホーム」タブで段落記号アイコンをクリックする
STEP
段落記号が全て消えたことを確認する

段落記号アイコンをクリックすると、文書内の段落記号が全て非表示になります。

Microsoft 365 for the web(Web版Word)で段落記号アイコンをクリックして改行マークが全て非表示になったことを確認しているスクリーンショット
段落記号アイコンをクリックして文書内の改行マークが全て消えたことを確認する

Wordの改行マークを消す方法に関するよくある質問と答え

Wordの改行マークを消す方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Wordの改行マーク(段落記号)を消す方法はいくつかありますか?

はい、デスクトップ版Wordでは3つの方法があります。
Ctrlキー+Shiftキー+8キーのショートカットキーで一瞬で切り替える方法、「ホーム」タブの「段落」グループにある「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックする方法、そしてWordのオプション画面から「段落記号」のチェックを外す方法です。
ショートカットキーまたはリボンのボタンで消えない場合は、オプション設定からの変更が有効です。

Wordの改行マークをショートカットキーで消すにはどうすればいいですか?

Ctrlキー+Shiftキー+8キーを同時に押すと、Wordの改行マーク(段落記号)を一括で非表示にできます。
もう一度同じキーを押すと再表示されます。
なお、テンキー(右側の数字キー)の8キーでは動作しません。キーボード上部の数字キーの8キーを使ってください。

ショートカットキー(Ctrl+Shift+8)を押しても改行マークが消えません。どうすればいいですか?

ショートカットキーで消えない場合は、Wordのオプション設定で「段落記号」が常時表示に固定されている可能性があります。
「ファイル」タブ→「その他」→「オプション」→「表示」の順に進み、「段落記号(M)」と「すべての編集記号を表示する(A)」のチェックを外して「OK」をクリックすることで解決できます。
社内PCの環境によっては、この設定がグループポリシーで固定されている場合もあるため、解決しない場合は情報システム部門への確認をおすすめします。

テンキーの8キーでショートカットが効かないのはなぜですか?

Ctrlキー+Shiftキー+8キーのショートカットは、キーボード上部の数字キーの8キーのみ対応しています。
テンキー(右側の数字キーパッド)の8キーはNumLockの状態によって入力信号が異なるため、このショートカットでは動作しません。
ノートパソコンや外付けキーボードでも同様の仕様です。

「段落記号」と「すべての編集記号を表示する」の両方のチェックを外す必要があるのはなぜですか?

「すべての編集記号を表示する(A)」にチェックが入っていると、「段落記号(M)」のチェックを外しても改行マークが表示され続けます。
「すべての編集記号を表示する」はすべての編集記号を強制的に表示するマスター設定として機能するため、段落記号だけをオフにしても上書きされてしまうからです。
両方のチェックを外すことで、確実に改行マークを非表示にできます。

「すべての編集記号を表示する」のチェックを外すと、スペース記号(四角)やタブ記号も消えますか?

はい、「すべての編集記号を表示する(A)」のチェックを外すと、改行マーク(段落記号)だけでなく、スペース記号(四角)やタブ記号など、他の編集記号もまとめて非表示になります。
スペース記号だけを個別に非表示にしたい場合は、「すべての編集記号を表示する」のチェックは外さず、「空白(S)」のチェックのみを外す方法が有効です。
スペース記号(四角)の表示/非表示については、Wordのスペース記号(四角)を消す方法で詳しく解説しています。

Wordの改行マークを消しても、印刷物には影響しませんか?

はい、改行マーク(段落記号)は編集記号であり、画面表示専用の記号です。
非表示にしても印刷物には一切影響せず、段落の区切り自体が削除されるわけではありません。
あくまで「画面上に表示するかどうか」を切り替える設定であるため、文書の内容や構造はそのまま保持されます。

改行マークと段落記号は同じものですか?

はい、改行マーク・段落記号・エンターマーク・リターンマークはすべて同じものを指しています。
WordでEnterキーを押したときに段落の区切りとして挿入される記号で、画面上では「¶」または「↵」のような形で表示されます。
社内での問い合わせでも「矢印」「変な記号」など呼び方はさまざまですが、指しているのは同じ記号です。

Microsoft 365 for the web(Web版Word)でも改行マークを消せますか?

はい、Microsoft 365 for the web(Web版Word)でも改行マークを非表示にできます。
ブラウザでWordファイルを開き、「ホーム」タブの「段落」グループにある段落記号アイコン(↵)をクリックすると、文書内のすべての段落記号が非表示になります。
ただし、Web版ではWordのオプション設定にアクセスできないため、オプションからの変更はできません。

Wordのオプションで改行マークを消す設定は、すべてのWordファイルに適用されますか?

はい、Wordのオプション設定はWordアプリ全体に適用されるため、設定変更後に開くすべてのWordファイルで改行マークが非表示の状態になります。
ショートカットキーやリボンのボタンは「開いているファイルの表示を一時的に切り替える」操作であるのに対し、オプション設定は「常時非表示にする」ための恒久的な設定です。
複数のPCで同じ設定にしたい場合は、それぞれのPCで個別に設定する必要があります。

ショートカットキーとリボンのボタンで改行マークを消した場合、ファイルを閉じて再度開くと再表示されますか?

ショートカットキー(Ctrlキー+Shiftキー+8キー)またはリボンの「編集記号の表示/非表示」ボタンで非表示にした状態は、ファイルを閉じて再度開いても基本的に維持されます。
ただし、Wordのオプションで「すべての編集記号を表示する」にチェックが入っている場合は、ファイルを開くたびに強制的に表示される場合があります。
毎回表示されてしまう場合は、Wordのオプションから「すべての編集記号を表示する(A)」のチェックを外すことをおすすめします。

「編集記号の表示/非表示」ボタンがグレーアウトして押せません。どうすればいいですか?

「編集記号の表示/非表示」ボタンがグレーアウトしている場合、文書に編集の制限(保護)がかかっている可能性があります。
「校閲」タブの「保護」→「編集の制限」をクリックし、「保護の中止」をクリックして保護を解除してください(パスワードが設定されている場合は入力が必要です)。
保護が解除されると、リボンのボタンが操作できるようになります。

改行マークを非表示にしたら、スペースやタブの記号も消えてしまいました。個別に戻せますか?

はい、編集記号は種類ごとに個別に表示/非表示を設定できます。
「ファイル」タブ→「その他」→「オプション」→「表示」と進み、「常に画面に表示する編集記号」の中から表示したい記号(「空白」「タブ」など)のチェックを個別に入れ直して「OK」をクリックしてください。
「すべての編集記号を表示する」のチェックを外した状態でも、個別のチェックを入れることで特定の記号だけを表示できます。

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公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Word:Microsoft 365 MSO (バージョン 2603 ビルド 16.0.19822.20012) 64 ビット
  • 最終検証日:2026年3月24日
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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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