Wordの改行マークを消す(非表示にする)方法

Wordの改行マークを消す(非表示にする)方法

こんな人にオススメの記事です

  • Wordの改行マークを消したい人
  • Wordで高度なレイアウト調整をしている人
  • 画面から不要な編集記号を消したい人

「Word」で文書を編集しているとき、画面に表示される「改行マーク」が気になったことはありませんか?

Wordに表示される「改行マーク」
Wordに表示される「改行マーク」

改行マークは文書の構造を把握するうえで便利な機能ですが、編集記号が増えすぎると、画面上が見づらく感じることもあります。
実際には、「改行マーク」だけを非表示にすることで、画面をスッキリさせることが可能です。

この記事では、デスクトップ版「Word」とMicrosoft 365 for the web、それぞれの環境で「改行マーク」を非表示にする具体的な手順を、実際の画面を交えて初心者にもわかりやすく解説します。

目次

デスクトップ版のWordで改行マークを消す方法

デスクトップ版のWordでは、改行マークを簡単に消す(非表示にする)方法が複数用意されています。

リボンメニューの「編集記号の表示/非表示」ボタンを使う方法、ショートカットキー(Ctrl + Shift + 8)を使う方法、そしてWordのオプション設定を変更する方法があります。

この段落では、これらの手順をわかりやすく解説し、効率よく改行マークを非表示にするコツをお伝えします。

リボンメニューを使って改行マークを消す方法

リボンメニューを使って、Wordの改行マークを削除(非表示に)する方法を解説します。

「ホーム」タブにある「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックするだけで、改行マークを画面上から非表示にできます。

同じボタンをもう一度クリックすると、改行マークを再び表示することが可能です。

この方法は、複雑な設定をせずに素早く切り替えられるのが特徴です。

STEP
「ホーム」タブ「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリック

[ホーム]タブをクリックし、「段落」グループの中にある[編集記号の表示/非表示]のボタンをクリックしてください。

「ホーム」タブ「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリック
「ホーム」タブ「段落」グループ内の「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリック
STEP
改行マークが消えたことを確認する

[編集記号の表示/非表示]のボタンをクリックすることで、改行マークを削除(非表示に)することが可能です。

再度、[編集記号の表示/非表示]のボタンをクリックすると、改行マークが再表示されます。

[編集記号の表示/非表示]のボタンをクリックしても改行マークが消えない場合は、Word全体の設定を変更する必要があるため、Wordのオプションから改行マークを消す方法に進んでください。

改行マークが消えたことを確認する
改行マークが消えたことを確認する

キーボードショートを使って改行マークを消す方法

キーボードショートカットを使って、Wordの改行マークを削除(非表示)にする方法を解説します。
Ctrl + Shift + 8を同時に押すだけで、画面上に表示されている改行マークやその他の編集記号を一括で非表示にできます。

同じショートカットキーを再度押すことで、簡単に再表示することも可能です。

この方法は、素早く切り替えたい場合や、マウスを使わずに操作したいときに便利です。

キーボードショートで改行マークが消えない場合は、Word全体の設定を変更する必要があるため、Wordのオプションから改行マークを消す方法に進んでください。

Wordのオプションから改行マークを消す方法

Wordのオプション設定を使って、改行マークを削除(非表示に)する方法を解説します。

  1. 「ファイル」タブをクリックし、メニューから「オプション」を選択します。
  2. 「Wordのオプション」画面が表示されたら、左側のメニューから「表示」を選択します。
  3. 「常に画面に表示する編集記号」のセクション内にある「段落記号」と「すべての編集記号を表示」のチェックボックスを外します。
  4. 「OK」をクリックして設定を保存すると、改行マークが非表示になります。

リボンメニューの「編集記号の表示/非表示」ボタンや、ショートカットキー(Ctrl + Shift + 8)が反応しない場合、Wordのオプション設定を使用すると確実に改行マークを非表示にできます。
この方法は、編集記号が常に表示されている場合や、環境設定で設定がロックされている場合でも有効です。

STEP
[ファイル]をクリックしてWordのホーム画面を開く

Wordファイルを開き、左上の[ファイル]をクリックしてください。

Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step1 [ファイル]をクリックしてWordのホーム画面を開く
Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step1 [ファイル]をクリックしてWordのホーム画面を開く
STEP
[その他→][オプション]の順にクリックして「Wordのオプション」を開く

[ファイル]をクリックすると、Wordのホーム画面が開かれます。

その画面の左下にある[その他]をクリックしてください。

[その他]をクリックすると右に向かってメニューが展開されます。

展開されたメニューの中にある[オプション]をクリックしてください。

Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step2 [その他→][オプション]の順にクリックして「Wordのオプション」を開く
Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step2 [その他→][オプション]の順にクリックして「Wordのオプション」を開く
STEP
「Wordのオプション」内左側の[表示]をクリック

[オプション]をクリックすると「Wordのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

そのウィンドウの左側にある[表示]をクリックしてください。

Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step3 「Wordのオプション」内左側の[表示]をクリック
Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step3 「Wordのオプション」内左側の[表示]をクリック
STEP
[段落記号(M)]と[すべての編集記号を表示する(A)]のチェックを外して[OK]をクリック

[表示]をクリックすると「文書内容の画面表示と印刷方法を変更します。」と書かれた画面に移動します。

その画面を下にスクロールし、[段落記号(M)]と[すべての編集記号を表示する(A)]のチェックを外してください。

チェックを外したら右下にある[OK]をクリックしてください。

Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step4 [段落記号(M)]と[すべての編集記号を表示する(A)]のチェックを外して[OK]をクリック
Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step4 [段落記号(M)]と[すべての編集記号を表示する(A)]のチェックを外して[OK]をクリック
STEP
改行マークが消えていることを確認する

[OK]をクリックすると「Wordのオプション」が閉じられ、Wordの画面に戻ります。

改行マークが消えていることを確認してください。

Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step5 改行マークが消えていることを確認する
Wordのオプションから改行マークを消す方法 Step5 改行マークが消えていることを確認する

Microsoft 365 for the webのWordで改行マークを消す方法

Microsoft 365 for the webでも改行マーク(¶)は簡単に削除(非表示に)することが可能です。

Microsoft 365 for the webは、無料で使えるオンライン版Officeで、既存のOffice製品と高い互換性があります。デスクトップ版で作成したWordやExcelなどをそのままブラウザ上で編集可能です。ファイルはクラウドに保存され、どこからでもアクセスや共同作業が簡単に行えます。ただし、マクロや一部の高度な機能は利用できない場合があります。

Microsoft 365 for the webにおけるWordの改行マーク
Microsoft 365 for the webにおけるWordの改行マーク

「ホーム」タブ内の「段落」グループにある「」ボタンをクリックすることで、改行マークの表示・非表示を簡単に切り替えることができます。

STEP
[ホーム]タブをクリックし、段落記号をクリック

[ホーム]タブをクリックし、段落記号アイコンをクリックしてください。

[ホーム]タブをクリックし、段落記号をクリック
[ホーム]タブをクリックし、段落記号をクリック
STEP
段落記号が全て消えたことを確認する

段落記号アイコンをクリックすると、文書内の段落記号が全て削除され(非表示になり)ます。

[ホーム]タブをクリックし、段落記号をクリック
[ホーム]タブをクリックし、段落記号をクリック

よくある質問と答え

Wordの改行マークを消す(非表示にする)方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Wordの改行マークとは何ですか?

改行マークは、Word文書内で段落の終わりや改行位置を示す記号で、編集時に表示されますが、印刷には反映されません。

Wordで改行マークを非表示にするにはどうすればいいですか?

「ホーム」タブの「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックするか、ショートカットキー「Ctrl + Shift + 8」を押すことで非表示にできます。

Microsoft 365 for the webで改行マークを非表示にできますか?

はい、「ホーム」タブ内の「¶の表示/非表示」ボタンをクリックすることで非表示にできます。

複数の改行マークをまとめて非表示にする方法はありますか?

改行マークは「編集記号の表示/非表示」ボタンまたはショートカットキーで一括して非表示にできます。個別の設定は不要です。

Wordの改行マークを非表示にするとどうなりますか?

改行マークが画面から消え、文書がスッキリ表示されます。ただし、改行そのものは残るため、文書の内容やレイアウトには影響しません。

Wordで改行マークが印刷されることはありますか?

いいえ、改行マークは画面表示のみのため、印刷には反映されません。

改行マークを非表示にしても再表示することはできますか?

はい、「編集記号の表示/非表示」ボタンをもう一度クリックするか、ショートカットキー「Ctrl + Shift + 8」で簡単に再表示できます。

改行マークを非表示にする設定をデフォルトにできますか?

「ファイル」→「オプション」→「表示」で設定を保存すれば、次回以降のWord起動時にも非表示が維持されます。

改行マークが突然表示された場合の原因は何ですか?

ショートカットキー「Ctrl + Shift + 8」が誤って押された、または「編集記号の表示/非表示」ボタンが有効になった可能性があります。

PDFに変換するとWordの改行マークはどうなりますか?

改行マークはPDFには含まれません。PDFには文書の内容のみが反映されます。

Wordで改行マークが消えない場合の原因は何ですか?

「ファイル」→「オプション」→「表示」で「段落記号」や「すべての編集記号を表示」が有効になっている可能性があります。

Wordで改行マークを非表示にしても他の編集記号が残る場合がありますか?

はい。スペースやタブ記号などの編集記号は個別に設定を変更する必要があります。

デスクトップ版とWeb版で改行マークの設定方法に違いはありますか?

デスクトップ版ではショートカットキーやオプション設定が利用できますが、Web版では簡易的な切り替え操作のみ対応しています。

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