Outlookで送信済みメールを再送信する方法｜デスクトップ版・Web版対応

Outlookで送信済みメールを再送信したいとき、正しい手順を知っておけば簡単に操作できます。

途中で誤って送信したメールを修正して再送したい場合や、同じ内容のメールを別の宛先に送りたいときに、この機能はとても便利です。

この記事では、Outlook（デスクトップ版）とOutlook Web版 それぞれの再送信方法を初心者にもわかりやすく解説します。
また、よくある質問や、トラブルが発生した場合の対処方法についても触れていますので、是非最後までご覧ください。

Outlook（デスクトップ版）でメールを再送信する方法

Outlookのデスクトップ版では、送信済みメールを簡単な手順で再送信できます。
誤送信したメールを修正して再送したい場合や、内容を少し変更して別の宛先に送りたい場合でも、操作は数クリックで完了します。

1. Outlookを起動し、「送信済みアイテム」をクリックします。
2. 再送信したいメールをダブルクリックして開きます。
3. メール画面上部にある「その他の移動アクション」をクリックします。
4. メニューから「このメッセージを再送(S)」を選択します。
5. 必要に応じて宛先や本文を修正し、「送信」をクリックします。

ここからは、Outlook（デスクトップ版）でメールを再送信する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP

送信済みアイテムの一覧から再送信したいメールを探し、ダブルクリック

まずはOutlookを起動し、左側にある「送信済みアイテム」をクリックし、送信済みアイテムの一覧を開いてください。

次に、再送信したいメールをダブルクリックしてください。

STEP

「その他の移動アクション」をクリックし、「このメッセージを再送(S)」をクリック

メールをダブルクリックすると、選択した送信済みメールが別ウィンドウで開きます。

メールを再送信するには、対象のメールをダブルクリックして、別ウィンドウで開く必要があります。送信済みメールを選択するだけでは再送信メニューが表示されないので注意してください。

そのウィンドウの「メッセージタブ」の「移動」グループにある「その他の移動アクション」をクリックしてください。

「その他の移動アクション」をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。

メニューの中にある「このメッセージを再送(S)」をクリックしてください。

STEP

宛先や本文を修正し、「送信」をクリック

必要に応じて宛先や本文を修正し、「送信」をクリックしてください。

これで、送信済みメールを再送信する操作は完了です。再送信したメールは新しい送信済みアイテムとして保存されますので、元のメールはそのまま保持され、安心して利用できます。

Outlook（デスクトップ版）で再送信オプションが見つからない場合

Outlookでメールを再送信しようとしたとき、「その他の移動アクション」や「このメッセージを再送(S)」が見つからないことがあります。
これは、Outlookのバージョンや設定の影響、また一時的な不具合によるものが多いです。
ここでは、再送信オプションが表示されない場合の原因と、簡単に解決するための具体的な対策を解説します。

送信済みメールを別ウィンドウで開いていない

Outlookで送信済みメールを再送信するには、必ずメールを別ウィンドウで開く必要があります。
送信済みメールを選択するだけでは、「移動」グループ内にある「その他の移動アクション」が表示されません。
再送信するには、送信済みメールをダブルクリックして別ウィンドウで開いてください。

別ウィンドウで開いた後は、上部メニューの「その他の移動アクション」から「このメッセージを再送」を選択することができます。
別ウィンドウで開かないと、メールの再送信機能を利用できないため注意が必要です。

古いOutlookを使用している

Outlookが古いバージョンの場合、一部の機能が正しく表示されないことがあります。以下の手順で最新バージョンに更新しましょう。

Officeを最新の状態にアップデートする方法

エクセルやワードを最新の状態にアップデートする方法 エクセルやワードといったOfficeソフトを最新の状態にアップデートする方法と、アップデート中にエラーが表示された場合の対応方法を画像付きで詳しく解説しています。

リボンメニューの設定がカスタマイズされている

リボンの表示がカスタマイズされていると「その他の移動アクション」や「このメッセージを再送(S)」が表示されない場合があります。
このような場合、リボンを初期設定に戻すことで問題を解決できることがあります。以下の手順でリボンをリセットしてください。

1. Outlookを開き、上部メニューから「ファイル」をクリックします。
2. サイドメニューから「オプション」を選択します。
3. 「Outlookのオプション」ウィンドウが開いたら、左側のリストから「リボンのユーザー設定」をクリックします。
4. ウィンドウ右下にある「リセット」ボタンをクリックし、「すべてのユーザー設定をリセット」を選択します。
5. 確認メッセージが表示されたら「はい」をクリックしてリセットを完了します。

リセットすると、リボンメニューのカスタマイズ内容がすべて初期状態に戻ります。
必要な設定は後から再度調整することが可能ですので、安心して操作してください。

ここからは、リボンの表示設定をリセットする方法について、実際の画面を使いながらわかりやすく説明していきます。

STEP

「ファイル」をクリック

Outlookを起動し、左上にある「ファイル」をクリックしてください。

STEP

「オプション」 をクリック

「ファイル」をクリックすると、「アカウント情報」と書かれたOutlookのホーム画面が開きます。

左下にある「オプション」 をクリックしてください。

STEP

「リボンのユーザー設定」をクリック

「オプション」 をクリックすると、「Outlookのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある「リボンのユーザー設定」をクリックしてください。

STEP

「リセット(E)」→「すべてのユーザーの設定をリセット」をクリック

「リボンのユーザー設定」をクリックすると、「リボンをカスタマイズします。」と書かれた画面に移動します。

その中にある「リセット(E)」をクリックしてください。

次に、「すべてのユーザーの設定をリセット」をクリックしてください。

STEP

「はい(Y)」をクリック

「すべてのユーザーの設定をリセット」をクリックすると、「このプログラムのリボンとクイックアクセスツールバーのユーザー設定を削除しますか？」と書かれた確認メッセージが表示されます。

「はい(Y)」をクリックしてください。

STEP

「OK」をクリック

「はい(Y)」をクリックすると、確認メッセージのウィンドウが閉じられます。

最後に右下の「OK」をクリックして設定を保存してください。

これでリボンの設定が初期化されました。
Outlookを再起動することで、新しい設定が反映され、リボンがデフォルトの状態に戻ります。
「その他の移動アクション」や「このメッセージを再送(S)」が正しく表示されるか、確認してみてください。

Outlookが正常に動作していない

ここまで試してもダメな場合は、Outlook自体に問題がある可能性があります。以下の手順でOutlookを修復インストールしましょう。

【Microsoft Office】不具合を解消！修復インストールの手順と失敗しないためのポイント

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Outlook（Web版）でメールを再送信する方法

Outlook Web版では、送信済みメールを簡単な手順で再送信できます。誤送信したメールを修正して送り直したい場合や、同じ内容のメールを別の宛先に送りたいときにも便利です。以下は具体的な手順です。

1. Outlook Web版 にアクセスします。
2. 左側のメニューから「送信済みアイテム」をクリックします。
3. 再送信したいメールをダブルクリックして開きます。
4. メール右上にある「…」（三点リーダー）をクリックします。
5. メニューから「高度なアクション」＞「メッセージの再送信」の順番に選択します。
6. 必要に応じて宛先や本文を修正し、「送信」をクリックします。

ここからは、Outlook（Web版）でメールを再送信する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP

Outlook Web版にアクセスし「送信済みアイテム」をクリック

Outlook Web版 にアクセスし、左側のメニューから「送信済みアイテム」をクリックしてください。

STEP

再送信したいメールをダブルクリック

次に、送信済みアイテムの一覧から再送信したいメールを探し、ダブルクリックしてください。

STEP

「…」をクリックし、メニューから「高度なアクション」＞「メッセージの再送信」の順番にクリック

再送信したいメールをダブルクリックすると、新しいウィンドウでメールが表示されます。

Outlook（デスクトップ版）とは異なり、再送信する際に新しいウィンドウで開く必要はありません。そのままメールをクリックして操作を進めることができます。

次に、メール右上にある「…」（三点リーダー）をクリックします。

「…」（三点リーダー）をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

メニューの中にある「高度なアクション」をクリックし、次に「メッセージがの再送信」をクリックしてください。

[…]（三点リーダ）などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

STEP

必要に応じて宛先や本文を修正し、「送信」をクリック

必要に応じて宛先や本文を修正し、「送信」をクリックしてください。

これで、送信済みメールを再送信する操作は完了です。再送信したメールは新しい送信済みアイテムとして保存されますので、元のメールはそのまま保持され、安心して利用できます。

よくある質問と答え

Outlookで送信済みメールを再送信する簡単な方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

再送信とは何ですか？

再送信とは、一度送信したメールを再利用し、再び送信する機能です。この機能を使えば、送信済みメールをそのまま、または一部修正して新たに送ることができます。

再送信はどのような場面で役立ちますか？

再送信は、誤送信したメールを修正して送り直したいときや、同じ内容のメールを別の相手に送りたいときに役立ちます。また、受信者がメールを見落としてしまった場合に、再度通知するためにも便利です。

再送信と転送の違いは何ですか？

再送信は、元の送信者としてメールを再度送る機能です。一方で転送は、件名に「FW:」が追加され、新しい送信者（自分）としてメールを送ります。この違いにより、再送信は元の送信形式を維持したまま送るのに適しています。

再送信はWeb版Outlookでも使えますか？

はい、Outlook Web版でも再送信機能が利用できます。再送信したいメールを開き、右上の「…」＞「高度なアクション」＞「メッセージの再送信」の順に進んでください。

再送信したメールはどこに保存されますか？

再送信したメールは、新しい送信済みアイテムとして保存されます。元の送信済みメールはそのまま保持されますので、安心して操作できます。

再送信時に宛先や内容を変更することはできますか？

はい、再送信時に宛先や本文を自由に編集できます。

再送信したメールの送信日時はどうなりますか？

再送信したメールは新しい送信日時が記録されます。これにより、いつ再送信したかが正確にわかります。

再送信したメールには添付ファイルも含まれますか？

はい、元の添付ファイルもそのまま再送信されます。必要に応じて削除や差し替えもできます。

再送信オプションが表示されない場合はどうすればいいですか？

Outlookのバージョンが古い場合やメニュー設定が変更されている場合、オプションが見えなくなることがあります。最新バージョンに更新するか、リボンメニューをリセットしてください。

再送信機能を定期的に使う場面はありますか？

頻繁に同じ内容のメールを送る必要がある場合、再送信機能を活用することで効率よく作業を進められます。例えば、定例の業務連絡やイベント招待などに役立ちます。

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