この記事では、Windows11で「電源オプション」を開く方法を解説します。powercfg.cplを使った最速の起動方法から、スタートメニューの検索、コントロールパネル経由の手順、デスクトップへのショートカット作成まで、4つの方法をスクリーンショット付きで紹介します。あわせて、電源オプションで設定できる項目もまとめました。
情シスとして社内PCのサポートをしていると、「電源プランを変更したいのに電源オプションが見つからない」「スリープの設定を変えようとしたら、設定アプリに該当項目がなかった」といったお問い合わせをよく受けます。Windows11では電源に関する設定の多くが設定アプリに移動したため、コントロールパネルの電源オプションへのたどり方が分かりにくくなっています。
高速スタートアップの無効化やUSB給電の設定変更など、電源オプションを開く場面は頻繁にあります。powercfg.cplをそのまま実行するのが最も早く、リモートサポート時でも口頭で手順を伝えやすいのが特長です。ぜひ覚えておいてください。
この記事では、Windows11 25H2の環境で動作確認した手順を画像付きで詳しく解説します。
電源オプションを「ファイル名を指定して実行」から開く(最速)
電源オプションをキーボード操作だけで最速で開く方法です。Windowsキー+Rキーでコマンドを入力するだけで起動できるため、素早く開きたい方にとくに向いています。
Windowsキーを押しながらRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く- 入力欄に
powercfg.cplと入力してEnterキーを押す
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。
画面左下に「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。
「名前(O):」と書かれた入力欄にpowercfg.cplと入力し、「OK」ボタンをクリックするかEnterキーを押してください。

「OK」ボタンをクリックすると、「電源プランの選択またはカスタマイズ」と書かれた「電源オプション」が開きます。
ここから電源プランの変更や、電源ボタンを押したときの動作を選択することができます。

電源オプションをスタートメニューの検索から開く
電源オプションをスタートメニューの検索から開く方法です。コマンドを覚えていなくてもpowercfg.cplと入力するだけで開けるため、「ファイル名を指定して実行」に慣れていない方に向いています。
Windowsキーを押してスタートメニューを開き、上部の検索バーをクリックする- 「powercfg.cpl」と入力する
- 検索結果に表示された「powercfg.cpl」をクリックする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
Windowsキーを押してスタートメニューを開き、上部の検索バーをクリックしてください。

検索バーに「powercfg.cpl」と入力すると、検索結果に「powercfg.cpl」と表示されます。
左側の最も一致する検索結果の中にある「powercfg.cpl」をクリックしてください。

「powercfg.cpl」をクリックすると、「電源プランの選択またはカスタマイズ」と書かれた「電源オプション」が開きます。
ここから電源プランの変更や、電源ボタンを押したときの動作を選択することができます。

電源オプションをコントロールパネルから開く
電源オプションをコントロールパネルから開く方法です。コマンドを使わずマウス操作だけで完結するため、キーボード操作が苦手な方や、コントロールパネルを操作の起点にしている方に向いています。コントロールパネルの開き方についてはコントロールパネルの開き方3選もあわせてご覧ください。
Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、controlと入力してEnterキーを押す- 右上の「カテゴリ」をクリックして表示方法を「小さいアイコン」に変更する
- 「電源オプション」をクリックする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。
画面左下に「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。
「名前(O):」と書かれた入力欄にcontrolと入力し、「OK」ボタンをクリックするかEnterキーを押してください。

「OK」ボタンをクリックするとコントロールパネルが開きます。右上の「カテゴリ」をクリックし、表示方法を「小さいアイコン(S)」に変更してください。

コントロールパネルの表示方法を「小さいアイコン」に変更したら、その中にある「電源オプション」をクリックしてください。

「電源オプション」をクリックすると、「電源プランの選択またはカスタマイズ」と書かれた「電源オプション」が開きます。
ここから電源プランの変更や、電源ボタンを押したときの動作を選択することができます。

電源オプションのショートカットを作成する方法
電源オプションのショートカットをデスクトップに作成する方法です。一度作成しておけばダブルクリックだけで電源オプションを開けるため、電源プランを頻繁に切り替える方や、毎回コマンドを入力するのが手間に感じる方に向いています。
- デスクトップの何もない場所を右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択する
- 「項目の場所を入力してください」欄に
powercfg.cplと入力して「次へ」をクリックする - ショートカットの名前(例:電源オプション)を入力して「完了」をクリックする
- 作成されたショートカットをダブルクリックして電源オプションが開くことを確認する
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
デスクトップなど、ショートカットを作成したい場所で右クリックし、表示されたメニューで「新規作成」から「ショートカット」を選択してください。

「ショートカット」を選択すると「ショートカットの作成ウィザード」が開きます。
「項目の場所を入力してください(T):」欄に以下の文字をコピー&ペースト(貼り付け)し、「次へ(N)」ボタンをクリックしてください。
powercfg.cpl
「次へ(N)」ボタンをクリックすると、「ショートカットの名前を付けてください。」と書かれた画面に移動します。
任意の名前(例: 電源オプション)を入力し、「完了(F)」ボタンをクリックしてください。

「完了(F)」ボタンをクリックするとショートカットが作成されます。

作成されたショートカットをダブルクリックし、Windows11の電源オプション(コントロールパネル > すべてのコントロールパネル項目 > 電源オプション)が表示されることを確認してください。

電源オプション(powercfg.cpl)でできること
電源オプションでは、電源プランの切り替えやスリープ・シャットダウンの詳細な動作まで幅広く設定できます。設定アプリの「電源とバッテリー」では変更できない項目も多く、細かい電源管理が必要なときはここを使うのがおすすめです。
- 電源プランの切り替え
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電源オプションのトップ画面から「バランス」「高パフォーマンス」「省電力」の3つのプランを切り替えられます。プランによってパフォーマンスと消費電力のバランスが変わります。
- ディスプレイの電源を切るまでの時間
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電源オプションのプラン名の横にある「プラン設定の変更」から、操作がない状態が続いた場合に画面の電源を切るまでの時間を設定できます。バッテリー駆動時と電源接続時でそれぞれ別に設定できます。
- コンピューターをスリープ状態にするまでの時間
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電源オプションのプラン名の横にある「プラン設定の変更」から、操作がない状態が続いた場合にスリープ状態へ移行するまでの時間を設定できます。「なし」に設定するとスリープへ自動移行しなくなります。詳しくはスリープモードを解除するための設定方法をご覧ください。
- 電源ボタンを押したときの動作
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電源オプション左側の「電源ボタンの動作を選択する」から、電源ボタンを押したときに「シャットダウン」「スリープ」「休止状態」「何もしない」のどれを実行するかを設定できます。詳しくは電源ボタンを使ったシャットダウン手順をご覧ください。
- ノートパソコンのカバーを閉じたときの動作
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電源オプション左側の「電源ボタンの動作を選択する」から、カバー(ふた)を閉じたときにスリープにするか、シャットダウンにするか、何もしないかを設定できます。詳しくはノートパソコンを閉じてもスリープさせない設定方法をご覧ください。
- スリープ解除時のパスワード要求
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電源オプション左側の「電源ボタンの動作を選択する」から、スリープから復帰したときにパスワードの入力を求めるかどうかを設定できます。
- 高速スタートアップの有効・無効
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電源オプション左側の「電源ボタンの動作を選択する」→「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックすると表示される項目です。Windowsの起動を高速化する「高速スタートアップ」のオン・オフを切り替えできます。詳しくは高速スタートアップを無効にする方法をご覧ください。
- USB設定・ハードディスク・プロセッサの電源管理
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電源オプションのプラン名の横にある「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」から、スリープ中のUSB給電や、ハードディスク・CPUの電源管理など細かい設定を変更できます。詳しくはスリープ状態でもUSBへの給電を続ける方法をご覧ください。
Windows11の「電源オプション」に関するよくある質問と答え
Windows11の「電源オプション」に関するよくある質問と答えをまとめました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。
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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。
公式情報・関連資料
- Windows 11の電源設定 - Microsoft サポート
- Windows PCの電源モードを変更する - Microsoft サポート
- Powercfg のコマンドライン オプション - Microsoft Learn
実行環境詳細と検証日
- OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。 - ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
- 最終検証日:2026年4月8日

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