【Outlook】削除済みアイテムを自動削除する方法

こんな人にオススメの記事です

  • Outlook終了時に削除済みアイテム(メール)を毎回削除したい人
  • Outlookで使用する容量を極力減らしたい人

この記事では、Outlookの削除済みアイテムフォルダを自動的に削除する方法をわかりやすく解説していきます。

Outlookの削除済みアイテムには、削除したメールが保存されており、完全に削除するためにはWindowsのごみ箱と同じように再度削除する必要があります。

Outlookの削除済みアイテム
Outlookの削除済みアイテム
目次

削除済みアイテムを自動削除するメリット

削除済みアイテムを自動削除するメリットをご紹介します。

メールボックスが整理される

自動的に削除済みアイテムを削除することで、メールボックスの容量を節約できます。特に大きな添付ファイルや長期間保存していないメールが削除されることで、メールボックスの管理や検索が容易になります。

セキュリティとプライバシー

削除済みアイテムが定期的に削除されることで、セキュリティとプライバシーが向上します。削除済みアイテムには、機密情報や個人情報が含まれている可能性があります。これらが長期間メールボックスに残っていると、セキュリティリスクが高まります。

Outlookのパフォーマンスの向上

メールボックス内の削除済みアイテムが増えると、Outlookのパフォーマンスが低下する可能性があります。定期的な削除によりOutlookの動作がスムーズになります。

バックアップの効率化

削除済みアイテムが減少することで、バックアップのサイズが小さくなり、バックアップおよび復旧にかかる時間が短縮されます。

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法

ここからは、実際の画面も用いながら削除済みアイテムを自動削除するための設定方法をわかりやすく解説していきます。

STEP
Outlookを立ち上げて左上の[ファイル]をクリック

Outlookを立ち上げて左上の[ファイル]をクリックしてください。

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
STEP
[オプション]をクリック

[ファイル]をクリックするとOutlookのホーム画面に移動します。

その画面の左下にある[オプション]をクリックしてください。

Outlookのウィンドウを縮小表示している場合は[オプション]が表示されない場合があります。
[オプション]が表示されていない場合は一度Outlookのウィンドウを最大化してみてください。

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
STEP
[詳細設定]タブをクリック

[オプション]をクリックすると「Outlookのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある[詳細設定]タブをクリックしてください。

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
STEP
[Outlook終了時に、削除済みアイテムフォルダーを空にする]にチェックを入れて[OK]をクリック

[詳細設定]タブを開いたら、[Outlook終了時に、削除済みアイテムフォルダーを空にする(E)]にチェックを入れて右下の[OK]をクリックしてください

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
STEP
[✕]をクリックしてOutlookを閉じる

[OK]をクリックすると「Outlookのオプション」と書かれたウィンドウが閉じられます。

右上の[✕]をクリックしてOutlookを閉じてください。

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
STEP
確認メッセージで[はい]をクリックして削除済みアイテムフォルダーにあるすべての内容を削除する

右上の[✕]をクリックすると「すべてのアカウントの[削除済みアイテム]フォルダーにあるすべての内容を削除しますか?」と書かれた確認メッセージが表示されます。

[はい(Y)]をクリックして削除してください。

今後もOutlookを閉じようとするとこのメッセージが表示れ、削除済みアイテムを簡単に削除することができます。

削除済みアイテムを自動削除するための設定方法
削除済みアイテムを自動削除するための設定方法

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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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