【Excel】開発タブの表示方法

【Excel】開発タブの表示方法

こんな人にオススメの記事です

  • Excelでマクロを使いたい人
  • Excelで開発タブを表示させたい人
  • Excelでチェックボックス付きのフォームを作成したい人
  • Visual Basicの開発・実行をしたい人

Excelで毎日のように同じ操作を繰り返しているなら、「開発」タブを表示してみると作業効率がぐっと上がります。

標準ではExcelの「開発」タブは非表示ですが、表示するための手順はとても簡単です。
リボン上で空いている部分を右クリックし、「リボンのユーザー設定」を開いたら、「メインタブ」一覧から「開発」にチェックを入れ「OK」を押すだけで表示されます。

これでマクロやVBAによる自動化、ちょっとした拡張機能の追加が可能になり、日常業務が一気にスムーズになります。

この記事では、初心者にもわかりやすく、開発タブの表示方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

一度表示すれば、再度手動で非表示に戻したり、Officeの修復インストールなどを行わない限り、そのまま表示された状態で使い続けることができます。

目次

Excelで開発タブを表示する最短手順

Excel(エクセル)で開発タブを表示させるには以下の手順で行います。

  1. Excel画面上部のリボン(メニュー)の空白箇所を右クリックする
  2. 出てきたメニューから「リボンのユーザー設定」をクリックする
  3. 右側の「メイン タブ」一覧から「開発」にチェックを入れる
  4. 「OK」をクリックすることで、リボンに「開発」タブが表示される

ここからは、実際の画面も用いながら、Excelに開発タブを表示する最短手順をわかりやすく解説していきます。

STEP
リボン(メニュー)の空白箇所を右クリックし、「リボンのユーザー設定」をクリック

Excel画面上部のリボン(メニュー)の空白箇所を右クリックしてください。

表示されるメニューから「リボンのユーザー設定(R)」をクリックしてください。

Excelで開発タブを表示する最短手順 Step1 リボン(メニュー)の空白箇所を右クリックし、「リボンのユーザー設定」をクリック
Excelで開発タブを表示する最短手順 Step1 リボン(メニュー)の空白箇所を右クリックし、「リボンのユーザー設定」をクリック
STEP
「開発」にチェックを入れて「OK」をクリック

「リボンのユーザー設定(R)」をクリックすると、「リボンをカスタマイズします。」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

右側の「リボンのユーザー設定(B)」の枠の中にある「開発」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。

Excelで開発タブを表示する最短手順 Step2 「開発」にチェックを入れて「OK」をクリック
Excelで開発タブを表示する最短手順 Step2 「開発」にチェックを入れて「OK」をクリック
STEP
リボンに「開発」タブが追加されていることを確認する

「OK」をクリックすると「Excelのオプション」と書かれたウィンドウが閉じられ、リボンに「開発」タブが追加されています。

Excelで開発タブを表示する最短手順 Step3 リボンに「開発」タブが追加されていることを確認する
Excelで開発タブを表示する最短手順 Step3 リボンに「開発」タブが追加されていることを確認する

なぜ「開発」タブは最初から表示されていないのか

Excelの「開発」タブには、マクロ作成やVBA編集など、表計算の枠を超えた高度な機能が集まっています。

これらは上級者向けで、初めてExcelを触る段階では必要ない場合が多いものです。

最初から表示していると、画面が複雑に感じられ、かえって初心者を戸惑わせてしまいます。
そこでMicrosoftは、Excel利用者が必要になった段階で表示できるようにデフォルトで非表示としていると考えられます。

「開発」タブで何ができる?

Excelの「開発」タブを有効化することで、Excelの機能が大幅に拡張され、単なる表計算ツールから強力な業務改善ツールへと進化します。

  • マクロの記録・編集
    • 繰り返し作業を自動化し、ボタン一つで実行できます。
      これにより、日常的なルーティン作業が大幅に短縮されます。
  • VBAエディタの利用
    • 自分だけのカスタムロジックをExcelに組み込むことができ、自動処理や条件分岐を自由自在に設定できます。
  • カスタムボタンやフォームの設置
    • 使いやすい入力フォームや特定機能のボタンを作成することで、作業環境をより効率的でわかりやすく最適化できます。

これらの機能を活用することで、Excelを使ってより高度なデータ分析や業務プロセスの自動化が可能になります。
例えば、このサイトで紹介している以下のようなマクロも使えるようになります。

Excelで開発タブを表示する方法に関するよくある質問と答え

Excelで開発タブを表示する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Excelで「開発」タブを表示するには、どうすればよいですか?

Excel上部のリボンで何もないところを右クリックし、「リボンのユーザー設定」を選びます。右側のメインタブ一覧に「開発」があるのでチェックを入れて「OK」を押せば、すぐに「開発」タブがリボン上に表示されます。

なぜ最初からExcelの「開発」タブが表示されていないのでしょうか?

「開発」タブはマクロやVBAなど、やや上級者向けの機能が集まった場所です。初心者が最初から迷わないように、あえて初期状態では非表示となっており、必要になった人だけが後から有効化できる設計になっています。

「開発」タブを表示すると、Excelでどんな新しいことができますか?

繰り返し作業を自動化できるマクロの記録や編集が手軽になり、Excelで使える簡易プログラム(VBA)を加えて業務を効率化できます。ボタンや入力フォームを配置して、独自ツールのような使い方も可能になります。

一度「開発」タブを表示した後、不要になったら非表示に戻せますか?

もちろん可能です。先ほどと同じ「リボンのユーザー設定」画面で「開発」のチェックを外して「OK」をクリックすれば元に戻せます。これで必要なときだけ表示させる柔軟な使い方ができます。

「開発」タブを表示しても、Excelの動作が重くなったり不安定になる心配はありませんか?

「開発」タブは、あくまで既存の機能を前面に出す設定です。表示するだけでExcelが重くなることはありませんし、通常通り快適に使えます。

マクロやVBAの知識がない初心者でも、「開発」タブを表示するメリットはありますか?

マクロ記録機能を使えば、プログラミングの知識がなくても単純な繰り返し作業をワンクリックで処理できるようになります。これだけでも時間短縮になり、業務効率が大きく改善します。

会社のパソコンで「開発」タブを表示しても大丈夫でしょうか?

基本的には問題ありませんが、セキュリティポリシーによってはマクロの実行が制限されていることもあります。業務で使う場合は、あらかじめ所属先のルールを確認しておくと安心です。

「開発」タブを有効にすると、ほかのパソコンで同じファイルを開いた際もタブが表示されますか?

「開発」タブの表示は使用中のPC環境に依存します。あなたが「開発」タブを有効にしても、別のPCで同じExcelファイルを開いた人が開発タブを表示していない限り、その人の環境では表示されません。

「開発」タブを表示することで、既存の関数や数式が影響を受けることはありますか?

既存の表や数式が壊れたり機能しなくなったりすることはありません。「開発」タブは新たな機能を呼び出しやすくするための設定であり、既存の作業内容には影響を与えません。

「開発」タブを表示するにはExcelの特別なエディションが必要ですか?

一般的なExcelであれば、特別なエディションや拡張機能は不要です。標準機能として備わっているので、すでにお使いの環境で手軽に表示できます。

「開発」タブを表示する作業は、一度やればずっとその状態が続くのでしょうか?

基本的には一度設定すれば表示状態は保たれます。再インストールや修復インストールをしない限り、再び設定し直す必要はありません。

「開発」タブを使うのは無料ですか?

はい、Excelの標準機能なので無料で使えます。

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