Windows11でキーの長押しで文字を連続して入力出来ない場合の対処法

この記事では、キーボードのキーを押し続けても、連続しての文字入力や、削除などのキー操作が出来なくなった場合の対処法を詳しく解説していきます。

キーを押し続けても連続してキー操作が出来ない場合、Windowsのフィルターキー機能が有効になってしまっている可能性があります。
フィルターキー機能はタイプミスを防ぐために備わっている機能で、Microsoftの公式サイトでは以下の様に紹介されています。

震えなどにより任意のキーを押すことが難しい場合は、フィルター キー機能をお使いください。短い瞬間的なキー操作や同じキーが何度も押された操作など、誤操作と思われるキー操作をパソコンが無視し、タイプミスを防ぐことができます。

Windows のフィルター キー機能　https://www.microsoft.com/ja-jp/enable/products/windows-filterkeys.aspx

このフィルターキー機能を無効にすることで、これまでのようにキーの押しっぱなしで連続した入力操作を行うことができるようになります。

Windowsのフィルターキー機能を無効にする方法

Windowsのフィルターキー機能を無効にするには以下の手順で操作します。

1. Windowsキーを押して、[設定]をクリック
2. [アクセシビリティ]をクリック
3. [キーボード]をクリック
4. フィルターキー機能を[オフ]に変更

ここからは実際の画面も使いながら、Windowsのフィルターキー機能を無効にする方法を詳しく解説していきます。

STEP

Windowsの設定画面を開く

キーボードのWindowsを押して（タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして）ください。

キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。

その中にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。

STEP

[アクセシビリティ]をクリック

[設定]をクリックすると、Windowsの設定画面が開きます。

左側にある[アクセシビリティ]をクリックしてください。

STEP

[キーボード]をクリック

[アクセシビリティ]をクリックすると「アクセシビリティ」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[キーボード]をクリックしてください。

STEP

フィルターキー機能をオフにする

[キーボード]をクリックすると、「アクセシビリティ > キーボード」と書かれた画面に移動します。

その画面の中にあるフィルターキー機能をオフにしてください。

フィルターキー機能を有効にするキーボードショートカットを無効にする

フィルターキー機能はキーボードの右側のShiftを8秒間長押しすることでも有効にすることがます。

このショートカットが有効になっているといつかまた突然フィルターキー機能が有効になり、キーの押しっぱなしによる文字入力が出来なくなる可能性があります。
そのため、不要であればフィルターキー機能を有効にするためのキーボードショートカットを無効にしておくことをオススメします。

フィルターキー機能を有効にするキーボードショートカットを無効にするには以下の手順で操作します。

1. コントロールパネルを開く
2. コントロールパネルの表示方法を[小さいアイコン(S)]に変更する
3. [コンピューターの簡単操作センター]をクリック
4. [キーボードを使いやすくします]をクリック
5. [フィルターキー機能の設定(L)]をクリック
6. [右シフトキーが8秒間押されたときにフィルター キーを有効にします]のチェックを外して[OK]をクリック

ここからはフィルターキー機能を有効にするためのキーボードショートカットを無効にする方法を、実際の画面も交えて詳しく解説していきます。

STEP

コントロールパネルを開く

まず、タスクバーに表示されているウィンドウズのロゴをクリックして（キーボードのWindowsキーを押して）ください。

ウィンドウズのロゴをクリックすると、上に向かってメニューが展開されます。

一番左上にある検索バーに[コントロール パネル]と入力してください。

「もっとも一致する検索結果」と書かれた欄に「コントロール パネル」と表示されるのでそれをクリックしてください。

[コントロール パネル]と全部入力しなくても検索結果にコントロールパネルが表示される場合があります。

STEP

コントロールパネルの表示方法を[小さいアイコン(S)]に変更する

コントロールパネルをクリックすると、以下のようなウィンドウが立ち上がります。
右上にある[表示方法]をクリックし、[小さいアイコン(S)]をクリックしてください。

STEP

[コンピューターの簡単操作センター]をクリック

[小さいアイコン(S)]をクリックするとコントロールパネルの表示方法が変わり、表示される項目が大幅に増えます。

その中にある[コンピューターの簡単操作センター]をクリックしてください。

STEP

[キーボードを使いやすくします]をクリック

[コンピューターの簡単操作センター]をクリックすると「お使いのコンピューターを使いやすくします」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[キーボードを使いやすくします]をクリックしてください。

STEP

[フィルターキー機能の設定(L)]をクリック

次に、[フィルターキー機能の設定(L)]をクリックしてください。

この画面でもフィルターキー機能を無効（オフ）にすることができます。

STEP

[右シフトキーが8秒間押されたときにフィルター キーを有効にします]のチェックを外して[OK]をクリック

[フィルターキー機能の設定(L)]をクリックすると「フィルターキー機能を設定します」と青色の文字で書かれた画面に移動します。

その中にある[右シフトキーが8秒間押されたときにフィルター キーを有効にします]のチェックを外し、右下にある[OK]をクリックしてください。

「適用はクリックしなくていいの？」と思ったかたはこちらの「OKボタンと適用ボタンの違いについて」を是非ご覧ください。

これでフィルター キー機能を有効にするためのショートカットが無効になります。

よくある質問

フィルターキー機能を変更していないにも関わらず、フィルターキー機能が有効にされていました

フィルターキー機能はキーボードの右側のShiftを8秒間長押しすることでも有効にすることができるため、意識していない状態で触ってしまっているかもしれません。
このショートカットを無効にしたい場合はこちらの「フィルターキー機能を有効にするためのキーボードショートカットを無効にする」をご覧ください。

フィルターキー機能が有効になっていることを画面上で確認することはできますか

フィルターキー機能が有効になっていると、タスクバーのシステムトレイアイコンに以下のようなストップウォッチのようなアイコンが表示されます。

フィルターキー機能を無効にしてもキーの押しっぱなしによるキーボード操作ができません

設定の変更が反映されていないと感じたらパソコンを再起動してみてください。

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