【Gmail】返信時にメールの件名（タイトル）を変更する方法

「Re: Re: Re:…」が何重にも続く件名に、うんざりしたことはありませんか。
仕事でもプライベートでも、件名がわかりづらいと大切な情報を見落とす原因になりかねません。

実は、パソコン版Gmailでは、返信画面でほんの数秒の操作を加えるだけでメールの件名（タイトル）を変更することができます。

スマートフォン版のGmailアプリでは、返信時に件名をタップするだけで簡単に件名を変更できます。

この記事では、パソコン版Gmailで返信時にメールの件名（タイトル）を変更する方法を、閲覧ウィンドウ と通常ウィンドウ、それぞれ画像付きでわかりやすく解説します。

通常ウィンドウで返信時に件名（タイトル）を変更する方法

Gmailの通常ウィンドウで返信時に件名（タイトル）を変更するには以下の手順で行います。

1. 返信したいメールをダブルクリック
2. 宛先欄の左側にある「▼（返信の種類）」アイコンをクリックし、「件名を編集」をクリック
3. 返信時の件名（タイトル）が変更できるようになったことを確認する

ここからは、Gmailの通常ウィンドウで返信時に件名（タイトル）を変更する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP

返信したいメールをダブルクリック

Gmail を開き、返信したいメールをダブルクリックしてください。

STEP

宛先欄の左側にある「▼（返信の種類）」アイコンをクリックし、「件名を編集」をクリック

返信したいメールをダブルクリックすると、Gmailの画面下部に返信ウィンドウが表示されます。

宛先欄の左側にある「 （返信の種類）」アイコンをクリックすると、メニューが下方向に展開されるので、その中の「件名を編集」をクリックしてください。

STEP

返信時の件名（タイトル）が変更できるようになったことを確認する

「件名を編集」をクリックすると、返信ウィンドウが右側にスライドし、返信時の件名（タイトル）を自由に変更できます。

閲覧ウィンドウで返信時に件名（タイトル）を変更する方法

Gmailで閲覧ウィンドウを使用している 場合、返信時に件名（タイトル）を変更するには以下の手順で行います。

1. 返信したいメールを選択し、「返信」をクリック
2. 宛先欄の左側にある「▼（返信の種類）」アイコンをクリックし、「件名を編集」をクリック
3. 返信時の件名（タイトル）が変更できるようになったことを確認する

ここからは、Gmailの閲覧ウィンドウを使っている場合に、返信時の件名（タイトル）をどのように変更するかを、実際の画面を交えながらわかりやすく解説します。

STEP

返信したいメールを選択し、「返信」をクリック

Gmail を開き、返信したいメールを選択し、「 （返信）」をクリックしてください。

STEP

宛先欄の左側にある「▼（返信の種類）」アイコンをクリックし、「件名を編集」をクリック

「 （返信）」をクリックすると、閲覧ウィンドウ下部に返信ウィンドウが表示されます。

宛先欄の左側にある「 （返信の種類）」アイコンをクリックすると、メニューが下方向に展開されるので、その中の「件名を編集」をクリックしてください。

STEP

返信時の件名（タイトル）が変更できるようになったことを確認する

「件名を編集」をクリックすると、返信ウィンドウが大きくなり、返信時の件名（タイトル）を自由に変更できます。

なぜ返信時の件名変更が大切なのか

メールの件名を変更することには、メール整理・検索の効率化だけでなく、コミュニケーションを円滑にしたり、業務をスムーズに進めるといった、意外と大きなメリットがあります。

たとえば「Re: Re: Re:…」と続いていると、どのメールが最新か分かりづらいですが、件名を少し変えるだけで、ひと目で内容を把握しやすくなるのです。

ここでは、返信時の件名変更によって得られるメリットや、注意点を具体的に紹介します。

件名を変更するメリット

1. メール整理がはかどる

• スレッドが分かれて混乱しにくい
  件名を変えると、新しいスレッドとして扱われるため、内容が異なる話題が一つのスレッドに集まる混乱を回避できます。
• 検索しやすい
  明確な件名をつければ、「あの情報はどこだった？」と迷う時間が減ります。
  キーワード検索で速やかに目的のメールを見つけられるからです。

2. コミュニケーションが円滑になる

• 誤解を減らす
  話題が変わったのに件名をそのままにすると、相手に誤った印象を与えるかもしれません。
  適切な件名なら、意図を正確に伝えられます。
• 印象がよくなる
  ビジネスメールの場面では、要点がすぐわかる件名を使うことで、相手に丁寧かつ効率的な対応だと感じてもらえます。

3. 業務を効率化

• タスク管理が明確
  例として「Re: 資料作成の依頼」を「資料作成完了報告」と変えると、メールを見ただけで進捗がわかり、社内連携がスムーズになります。
• 情報が整理されやすい
  プロジェクト単位でやり取りする場合、適切な件名に切り替えれば、関係者が最新情報をスピーディに把握できます。

件名を変更する具体的な例

• 会議の議事録を送る場合
  • Before: Re: 会議について
  • After: 第1回プロジェクト会議議事録
• 質問への回答を送る場合
  • Before: Re: 質問です
  • After: 〇〇に関するご質問への回答
• 資料の送付を報告する場合
  • Before: Re: 資料の件
  • After: 〇〇資料送付のご連絡

件名を変更する場合の注意点

• 話題が同じ場合は無理に件名を変えない
  元のテーマを継続するだけのやり取りであれば、あえて件名を変えない方が過去のやり取りをひと目で追いやすいこともあります。
• 相手の受け取り方を考慮
  ビジネスメールでは件名変更が喜ばれることが多い反面、プライベートなやり取りでは相手があまり気にしない場合も。状況に合わせて使い分けてください。

パソコン版Gmailで返信時にメールの件名（タイトル）を変更する方法に関するよくある質問と答え

パソコン版Gmailで返信時にメールの件名（タイトル）を変更する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

基本的な操作・トラブルシューティング

Gmailで返信するとき、件名を変更する具体的な手順を教えてください。

パソコン版Gmailで返信画面を開いたら、宛先欄の右付近にある「▼」のボタンを探してください。そこをクリックすると、「件名を編集」という項目が表示されます。選択すると件名が修正できるようになるので、好きな内容に書き換えて送信すれば完了です。

「件名を編集」ボタンが見当たらないときはどうすればいいでしょうか？

Gmailは頻繁にデザインや機能がアップデートされるため、ボタンの位置が変わる場合があります。画面右上または左上にある「▼」や「…」を順番にチェックしてみてください。あるいは拡張機能をオフにしたり、別のブラウザでログインすると解決することも多いです。

件名を変更すると、元のメールスレッドとは別になってしまいますか？

はい。Gmailのスレッド管理の仕様上、新しい件名で返信すると、別のスレッドとして扱われます。話題が完全に変わったときや、メールを分けて整理したいときはそれが便利ですが、同じ話題で話を続ける場合は件名を変えずに返信するとスレッドが分断されずに済みます。

返信時に件名を変えるメリットは何でしょうか？

「Re: Re:…」がずらりと並んでいると、どこが最新情報なのか分かりにくくなりがちです。件名を明確に変えれば、受信者がメール内容を一目で把握できるようになりますし、後から探しやすいのも利点。業務でも、要件がはっきりした件名だと好印象を与えられます。

閲覧ウィンドウを使っている場合も、返信時の件名変更は可能ですか？

可能です。閲覧ウィンドウをオンにしていると、返信エリアの位置が変わるだけで、基本の操作は同じです。返信画面内の宛先欄の右にある「▼」をクリックすれば、「件名を編集」が表示されるはずなので、そこで新しい件名を入力してください。

スマートフォン版Gmailの活用と応用

スマートフォン版Gmailアプリでも件名を変更できますか？

スマホ版のGmailアプリでは返信画面で件名をタップすると、直接編集できる場合が多いです。ただし、使っている機種やアプリバージョンによっては表示が異なることがあります。もし編集ができない場合は「転送」を活用すれば件名を自由に書き換えられますし、元のメール内容を一部編集したいなら「新規メールを作成して添付する」方法も選べます。どちらを使うかは状況や目的に合わせるのがコツです。

「返信」より「転送」を使った件名変更を選ぶのはどんなときに有効でしょうか？

スマホ版で直接件名をタップして編集できないとき、あるいはブラウザ版でなぜか「件名を編集」が見つからない場合に有効です。転送画面だと件名をすぐに書き換えられるので手間が少なくなります。ただし、元メールの本文を大幅に加筆・修正したいなら「新規メール＋添付」のほうがやりやすい場合もあります。

注意点とトラブルシューティング

件名を変え忘れて返信してしまったら、後から直す方法はありますか？

残念ながら、送信取り消し可能な時間 が経過してしまった場合、送信後のメール件名は変更できません。もう一度新しい件名で送り直すか、転送を使って改めて送る必要があります。重要なやり取りの場合は、早めに再送して誤解を防いでおくと安心です。

返信時に件名を変えると、相手にもまったく別のメールとして届くのでしょうか？

はい。相手のGmail画面でも、スレッドが分割されて別のメールとして扱われます。Outlookや他のメールソフトを使っている場合も、基本的には同じように新しい件名のメールとして受信されます。

拡張機能やブラウザが原因で「件名を編集」ボタンが表示されないことはありますか？

はい。ブラウザに入れている拡張機能やスクリプトが、Gmailの表示に影響を与えているケースがあります。拡張機能をオフ にしてみたり、別のブラウザで試すと解決する場合が多いです。

ビジネスシーンやマナー面での疑問

ビジネスメールで件名変更をするメリットを具体的に知りたいです。

一つの要件でやり取りが長くなると、「Re: Re:…」が延々と続いて大事な情報を見落としがちです。件名を切り替えることで内容を素早く理解でき、仕事の効率が大幅に向上します。さらに、相手に配慮できる人だという印象もプラスされるため、ビジネスマナーの観点からもメリットが大きいです。

相手から「件名を変えないでほしい」と要望されたらどう対処すればいいでしょう？

相手がスレッド全体の流れを重視している可能性があります。件名を変えずに返信しておけば、過去のやり取りを追いやすくなるからです。もしどうしても変えたい場合は、話題が完全に別物になったなどの理由を丁寧に説明すると理解してもらえることが多いです。

検索や運用のコツ

「Re: Re:…」が増えて見にくいとき、件名変更以外の方法はありますか？

Gmailにはスレッド表示をオフにする設定 がありますが、あまりおすすめはしません。同じ話題のメールがバラバラに表示され、重要なメッセージを見落とすリスクが高くなるからです。話題が切り替わったタイミングで件名を明確に変えるほうが管理しやすく、検索性もぐっと上がります。たとえば、検索バーで「subject:キーワード」を使うなどのメール管理テクニックも試してみると便利です。

件名をどんどん変えていると、かえって混乱しませんか？

小さな修正で件名を変えすぎるとスレッドが増えて追いにくくなる可能性はあります。逆に、内容がガラッと変わっているのに同じ件名を使い続けると誤解が生まれることもあります。

文字数が長い件名は問題になりますか？

あまりに長い件名は受信トレイ上で途中で切れることが多く、読みづらいだけでなく誤解を招く場合もあります。必要事項を過不足なくまとめた短めの件名にすると、相手にとっても見やすいです。

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