【PowerPoint】リボン(メニューバー)を常に表示する方法|デスクトップ版・Web版対応

【PowerPoint】リボン(メニューバー)を常に表示する方法|デスクトップ版・Web版対応

こんな人にオススメの記事です

  • PowerPointでリボン(メニューバー)が消えたとき、元に戻す方法がわからず困っている人
  • デスクトップ版だけでなくWeb版PowerPointでも同様の設定を行いたい人
  • ショートカットキーCtrl+F1を使いこなして、リボン表示を素早く切り替えたい人

PowerPointのリボン(メニューバー)を再表示するには、キーボードショートカットCtrl+F1が便利です。

「PowerPointで作業中、ふと気づくとリボン(メニューバー)が消えてしまい、必要な機能を探せなくなって困った…」そんな経験はありませんか?

突然消えてしまったPowerPointのリボン(メニューバー)
突然消えてしまったPowerPointのリボン(メニューバー)

この記事では、突然消えてしまったリボン(メニューバー)を常に表示する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

「PowerPoint リボン 常に表示」や「PowerPoint メニューバー 表示」といったキーワードで調べている方に役立つ内容です。

ぜひ参考にしてみてください。

普段はリボンが表示されているのに勝手に折りたたまれてしまう場合は、リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法を御覧ください。

目次

キーボードショートカットでリボンを表示・非表示を切り替える|デスクトップ版

キーボード操作に慣れている方は、PowerPointをアクティブウィンドウにした状態でCtrl+F1キーを押すだけでリボン(メニューバー)の表示・非表示を切り替えることができます。

アクティブウィンドウとは、パソコン画面の最前面に表示され、マウスクリックやキーボード操作ができるウィンドウのことです。
反対に、最前面にないため操作を受け付けないウィンドウは「非アクティブウィンドウ」と呼ばれます。

もし突然リボンが消えてしまっても、このショートカットさえ覚えておけば、すぐに元の状態に戻せるので安心です。

Ctrl+F1キーを押すだけでPowerPointのリボン(メニューバー)の表示・非表示を切り替えることができます
Ctrl+F1キーを押すだけでPowerPointのリボン(メニューバー)の表示・非表示を切り替えることができます

「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版

次は「リボン表示」アイコンを使ってリボンを常時表示に固定する方法を紹介します。
先ほどのキーボードショートカットと同じく、最終的にはリボンを常に表示し続けられます。

  1. PowerPoint内の任意のタブをクリック
  2. 」(リボンの表示オプション)をクリックし、「常にリボンを表示する(A)」を選択
  3. リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

今回はマウス操作がメインなので、キーボード操作が苦手な方でも直感的に使いやすいです。

ここからは、デスクトップ版PowerPointでリボンを常時表示に固定する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく丁寧に解説していきます。

STEP
任意のタブをクリック

まずは、PowerPoint内の任意のタブをクリックしてください。

以下の画像では「ホーム」タブをクリックしていますが、「挿入」タブや他のタブでも問題ありません。

「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step1 任意のタブをクリック
「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step1 任意のタブをクリック
STEP
一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「常にリボンを表示する(A)」をクリック

開いたタブの一番右下にある」(リボンの表示オプション)をクリックしてください。

開かれたメニューの中から「常にリボンを表示する(A)」をクリックしてください。

デスクトップ版ではリボンの表示方法は3種類
  • 全画面表示モード:リボンやタブなどのメニューが一時的に隠れ、作業エリアが最大限に広がります。できるだけ大きな画面でスライドを確認したい時や、作業に集中したい時に便利です。
  • タブのみを表示する:タブ名だけを表示し、必要な時にクリックするとコマンドが展開されます。スペースを確保しつつ、必要な機能をすぐ呼び出せます。
  • 常にリボンを表示する:リボンを常時表示させることで、コマンドにすぐアクセスできます。頻繁にメニューを使う人や、操作に慣れていない人におすすめです。
「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step2 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「常にリボンを表示する(A)」をクリック
「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step2 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「常にリボンを表示する(A)」をクリック
STEP
リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「常にリボンを表示する(A)」をクリックすると、リボン(メニューバー)が常に表示されるようになります。

「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step3 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する
「リボン表示」アイコンから常時表示に固定する|デスクトップ版 Step3 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版

PowerPoint for the web(Web版PowerPoint)では、デスクトップ版のようにキーボードショートカット(Ctrl + F1など)でリボンの表示/非表示を切り替えることができません。

したがって、リボンを常時表示に切り替える場合は、以下の手順で「リボンのレイアウト」から手動で設定を変更する必要があります。

  1. 任意のタブをクリック
  2. 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック
  3. リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

ここからは、PowerPoint for the web(Web版PowerPoint)でリボン(メニューバー)を常時表示に切り替える手順を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
任意のタブをクリック

まずは、PowerPoint for the web(Web版PowerPoint)にアクセスし、任意のタブをクリックしてください。

以下の画像では「ホーム」タブをクリックしていますが、「挿入」タブや他のタブでも問題ありません。

「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step1 任意のタブをクリック
「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step1 任意のタブをクリック
STEP
一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック

開いたタブの一番右下にある」(リボンの表示オプション)をクリックしてください。

開かれたメニューの中から「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリックしてください。

Web版ではリボンの表示方法は3種類
  • 常にリボンを表示:リボンが常に表示され、いつでもコマンドに即アクセスできます。頻繁に機能を使う場合や、初心者の方におすすめです。
  • タブのみ表示:タブ名のみ表示して、必要な時にタブをクリックするとコマンドが現れます。画面スペースを広く使いたいが、操作も簡単にしたい時に便利です。
  • 自動的に調整:使用状況や画面サイズに合わせてリボン表示を自動で変えてくれる機能です。
「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step2 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック
「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step2 一番右下にある「∨」(リボンの表示オプション)をクリックし、「クラシックリボン」と「常にリボンを表示する」をクリック
STEP
リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

「常にリボンを表示する」をクリックすると、リボン(メニューバー)が常に表示されるようになります。

「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step3 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する
「リボンのレイアウト」アイコンから常時表示に固定する|Web版 Step3 リボン(メニューバー)が表示されたことを確認する

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版

デスクトップ版PowerPointには、ウィンドウの大きさや画面解像度に合わせて自動的にリボンを折りたたむ機能があります。
初期設定では無効ですが、何かの操作をきっかけに誤って有効にしてしまうと、リボンが自動的に折りたたまれるようになります。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合は、以下の手順で[リボンを自動的に折りたたむ(N)]のチェックを外してください。

STEP
PowerPointを起動し、左上の[ファイル]をクリック

PowerPointを起動し、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step1 PowerPointを起動し、左上の[ファイル]をクリック
リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step1 PowerPointを起動し、左上の[ファイル]をクリック
STEP
[オプション]をクリック

[ファイル]をクリックするとパワーポイントのホーム画面が開きます。

その中にある[オプション]をクリックしてください。

パワーポイントのウィンドウを縮小していると、[オプション]が表示されない場合があります。
[オプション]が表示されていない場合は、パワーポイントのウィンドウを最大化してみてください。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step2 [オプション]をクリック
リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step2 [オプション]をクリック
STEP
[リボンを自動的に折りたたむ(N)]のチェックを外して、右下の[OK]をクリック

[オプション]をクリックすると「PowerPointのオプション」と書かれた画面に移動します。

その画面を少し下にスクロールし、[リボンを自動的に折りたたむ(N)]のチェックを外してください。

最後に右下の[OK]をクリックして「PowerPointのオプション」を閉じてください。

これでPowerPointのリボンが自動的に折りたたまれなくなります。

リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step3 [リボンを自動的に折りたたむ(N)]のチェックを外して、右下の[OK]をクリック
リボンが自動的に折りたたまれてしまう場合の対処法|デスクトップ版 Step3 [リボンを自動的に折りたたむ(N)]のチェックを外して、右下の[OK]をクリック

タブとリボンの違いって何?

Microsoft Officeで文書を作成するとき、画面上部に「タブ」と呼ばれるボタンが並んでいるのを見たことはありませんか?そのすぐ下には「リボン」と呼ばれるメニューエリアが広がっています。
一見似ているように見えますが、実はまったく違う役割を担っています。

以下の画像で青枠に示した部分が「タブ」、赤枠が「リボン」です。

タブとリボンの違い
タブとリボンの違い
  • タブ:「ホーム」「挿入」「デザイン」など、大まかな機能カテゴリを切り替えるためのボタン群
  • リボン:選択したタブに関連する操作ボタンをまとめたエリア

たとえば、青枠の「挿入」タブをクリックすると、赤枠のリボンには画像や表、図形などを挿入する機能がずらりと並びます。
どのタブを選ぶかによってリボンに表示される項目が変わるため、必要な機能を探すときはまずタブ名を目安にするとスムーズです。

タブとは?

タブは、本でいう目次のような「大きな分類」を切り替える機能です。

  • 見出しボタンの集まり
    画面上部に「ホーム」「挿入」「デザイン」「ページレイアウト」など、機能ごとのボタンが並んでいます。
  • 機能の切り替え
    たとえば「ホーム」タブを選ぶと、文字の書式設定やコピー・ペーストなどの基本的な編集機能が表示され、「挿入」タブを選ぶと、画像や図表などの追加機能がまとまって表示されます。

タブの活用ポイント

どのタブを選ぶかで、リボンに表示されるメニューが大きく変わります。
「ホーム」は基本操作、「挿入」はオブジェクトの追加など、タブの特徴を覚えておくと作業効率がアップします。

リボンとは?

リボンは、タブをクリックしたときに表示される「具体的な操作ボタン」のエリアです。

  • 操作ボタンが並ぶエリア
    タブが章なら、リボンはその章に含まれる細かな内容を一覧できる場所です。各種ボタンやアイコンが見やすくグループ分けされています。
  • 操作のグループ化
    たとえば「ホーム」タブでは、「クリップボード」「フォント」「段落」「スタイル」のように分かれており、文字の大きさや書式の変更などを素早く見つけられます。

リボンの活用ポイント

  • 必要な機能を含むグループを探す
    使いたい操作がまとまったグループを一度把握しておくと、すぐに目的のボタンを見つけられます。
  • カーソルを合わせて説明を確認
    ボタンにカーソルを乗せると、ポップアップで機能の説明が表示されることも多いので、わからないときは試してみてください。

なぜPowerPointのリボンが消えるのか?原因と対策

PowerPoint リボン 消える」「リボン 非表示 理由」などでお困りの方は多いでしょう。

実は、リボンが突然消えるのは不具合ではなく、PowerPointがユーザーの利便性や作業環境を考慮した結果である場合や、ご操作の可能性もあります。
以下に、代表的な理由をまとめました。

画面スペース確保による自動的な非表示

PowerPointには、ノートパソコンや小型モニターでも快適に作業できるよう、リボン(メニューバー)を自動的に折りたたむ機能があります。
これによりリボンが一時的に非表示となり、スライド作成に必要な作業スペースを広く確保できます。

「リボンが消えた!」と感じても、実はPowerPointがあなたの作業効率を高めるためにサポートしているのです。
必要に応じてリボンを表示・非表示しながら、快適にプレゼン資料を作成しましょう。

ユーザー操作ミスによる非表示切り替え

もう一つの原因は、ユーザー自身の無意識な操作です。
たとえば、デスクトップ版ではキーボードショートカットCtrl+F1を誤って押すと、リボンが瞬時に折りたたまれます。

また、「リボン表示オプション」で「タブのみを表示する」や「全画面表示モード」に切り替えたことに気づかず、リボンが消えたと思い込むケースもあります。

こうしたちょっとした操作ミスが、意外にも「リボンが消えた!」と感じる原因になりがちです。

PowerPointのリボン(メニューバー)を常に表示する方法に関するよくある質問と答え

PowerPointのリボン(メニューバー)を常に表示する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

PowerPointのリボン(メニューバー)が突然消えた場合、どうやって元に戻せますか?

デスクトップ版ではCtrl+F1を押すか、画面右上の「リボン表示オプション」から「常にリボンを表示する」を選べば、すぐに元に戻せます。Web版ならリボンの表示オプションから「常にリボンを表示」などを選ぶと同様に固定できます。

Web版PowerPointでもリボンを常時表示できますか?

はい、Web版でも「常にリボンを表示」「タブのみ表示」「自動的に調整」のいずれかを選べます。画面上部のオプションをクリックして、好みの表示モードを選んでください。

なぜリボンが消えるような設定が用意されているのですか?

リボンを折りたたむことで、より広い作業エリアが確保できます。大量のデータを扱う時や小さな画面で集中したい場合、この仕組みが役立ちます。

「タブのみ表示」にするとどんな感じですか?

「タブのみ表示」では、タブ名だけが見える状態になります。必要な時にタブをクリックするとコマンドが展開されるため、画面スペースを広く使いつつ、求める機能はすぐ呼び出せます。

ファイルを他のPCで開くとリボン表示状態が変わるのはなぜですか?

リボン表示は各ユーザー環境の設定であり、ファイル自体に保存されません。別のPCやアカウントで開くと、その環境の設定が適用されるため表示状態が変わります。

PowerPoint初心者にはどの表示オプションがおすすめですか?

「常にリボンを表示する」がおすすめです。コマンドが常に見えるため、必要な機能を探す時間を減らし、早く作業に慣れることができます。

リボン表示を変更すると、PowerPointの動作が遅くなることはありますか?

リボン表示の変更はUI上の切り替えであり、PowerPointの処理速度にはほとんど影響しません。安心してお好みの表示状態を選んで大丈夫です。

Web版PowerPointで表示設定が変わってしまうのはなぜですか?

Web版はブラウザやアカウント設定に左右されるため、クッキーやキャッシュの状態などで一時的に設定が初期化されることがあります。その場合は再度設定すればOKです。

EXCELでも似た設定はありますか?

はい、EXCELでもリボン表示に関するオプションはほぼ共通しています。

その他PowerPointに関する記事

その他PowerPointに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
このサイトは情シスマンが半径3m以内のITに関する情報を掲載してるサイトです。
Windows系を主として、ソフトや周辺機器の操作や設定について画像も用いながらわかりやすく解説しています。

解説している内容に誤りがあった場合や、補足が必要な場合、もっと知りたい場合はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。
個人の方を限定にサポートさせていただきます。

実行環境
Windows11 Home 24H2
64 ビット オペレーティング システム
11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-11375H @ 3.30GHz 3.30 GHz
16.0 GB RAM
Microsoft 365

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次