この記事では、Windows11でPowerToysを使って画像を一括でリサイズする方法を詳しく解説します。
PowerToysはMicrosoftが提供する無料の公式ツールで、「Image Resizer」機能を使えば、複数の画像を右クリックメニューから一度に同じサイズへ変換できます。専用のアプリを開く必要がなく、数百枚の画像でも数秒で処理できます。
メール添付前に画像サイズを小さくしたい、Web用に複数の画像を統一サイズにしたい場面で便利です。
PowerToysで画像を一括リサイズする方法
Image Resizerを使った基本的なリサイズ手順を解説します。右クリックメニューから数クリックするだけで、複数の画像を一度に同じサイズへ変換可能です。
- エクスプローラーでリサイズしたい画像をすべて選択
- 右クリック→「Image Resizerでサイズ変更」を選択
- プルダウンメニューからサイズを選択
- 「カスタム」を選択(自由にサイズ指定する場合)
- サイズを指定し「サイズ変更」をクリック
- リサイズされた画像ファイルが作成される
それでは、実際の画面を見ながら詳しく解説します。
エクスプローラーでリサイズ(サイズ変更)したい画像をすべて選択してください。

画像をすべて選択した状態で、リサイズしたい画像のいずれかを右クリックし、「Image Resizerでサイズ変更」を選択してください。

「Image Resizerでサイズ変更」を選択するとImage Resizerが開きます。
上段にあるプルダウンメニューをクリックしてください。

プルダウンメニューをクリックすると、既定のサイズ(小・中・大・電話)とカスタムが表示されます。
自分でサイズを指定したい場合は「カスタム」をクリックしてください。

「カスタム」をクリックするとサイズの指定とオプション選択画面に移動します。
上段でサイズを指定し「サイズ変更」をクリックしてください。

「サイズ変更」をクリックすると、末尾に「(カスタム)」が追加された画像ファイルが作成されます。

画像リサイズ機能(Image Resizer)の詳細設定とカスタマイズ
Image Resizerには、プリセットサイズとカスタムサイズの2つの指定方法があります。また、縮小のみ実行する設定や、メタデータ削除などの便利なオプションも用意されています。
ここでは、各設定の詳細と使い分けを解説します。
Image Resizerのサイズ指定方法
Image Resizerでは、プリセットサイズとカスタムサイズの2つの方法で画像サイズを指定できます。
プリセットサイズを使用する
あらかじめ用意された4種類のサイズから選択できます。
| サイズ | 解像度 | 用途 |
|---|---|---|
| 小 | 854 × 480 | メール添付、メッセンジャー送信 |
| 中 | 1366 × 768 | ブログ、SNS投稿 |
| 大 | 1920 × 1080 | Webサイト、プレゼン資料 |
| 電話 | 320 × 568 | スマートフォン画面、サムネイル |

カスタムサイズで自由に指定する
カスタムサイズでは、幅と高さを自由に指定できます。

- 幅に合わせて調整
-
幅を指定すると、縦横比を維持して高さが自動調整されます。
- サイズに合わせて調整
-
幅と高さを指定すると、その範囲内に収まるように自動調整されます。縦横比は維持されます。
- 引き伸ばし
-
指定したサイズぴったりに画像を引き伸ばします。縦横比は変わります。
その他リサイズオプション
Image Resizerには、リサイズ時の動作を細かく制御できる4つのオプションがあります。

- 画像を縮小するが、拡大しない(M)
-
このオプションにチェックを入れると、指定サイズより小さい画像はそのまま保持され、大きい画像のみ縮小されます。小さい画像を無理に拡大して画質が劣化するのを防ぎます。
- 画像の向きを無視する(O)
-
デフォルトでチェックが入っています。チェックを外すと、EXIF情報(撮影時の向き情報)に基づいて画像が正しい向きで保存されます。スマートフォンで撮影した縦向き写真などで有効です。
- ファイルを上書きしますか?(E)
-
このオプションにチェックを入れると、元の画像ファイルが上書きされます。チェックを入れない場合(推奨)、元のファイルは保持され、リサイズ後のファイルは末尾に「(カスタム)」が追加された別名で保存されます。
- レンダリングに影響しないメタデータの削除(D)
-
このオプションにチェックを入れると、EXIF情報(撮影日時、カメラ機種、GPS位置情報など)が削除されます。ファイルサイズを削減でき、プライバシー保護にも役立ちます。
推奨設定
一般的な用途では、以下の設定がおすすめです。
- 画像を縮小するが、拡大しない: チェックを入れる(画質劣化を防ぐ)
- 画像の向きを無視する: チェックを入れたまま(デフォルト)
- ファイルを上書きしますか?: チェックを外す(元ファイルを保護)
- レンダリングに影響しないメタデータの削除: チェックを入れる(Web公開時)
PowerToysに関するよくある質問と答え
PowerToysに関するよくある質問と答えをまとめました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。
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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。
公式情報・関連資料
- Microsoft PowerToys: Windows をカスタマイズするためのユーティリティ - Microsoft Learn
- Microsoft PowerToys - Microsoft Store
- Image Resizer ユーティリティ - Microsoft Learn
実行環境詳細と検証日
- OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。 - ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
- PowerToys:v0.96.1
- 最終検証日:2026年1月4日

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