【ワード】文字を丸で囲む方法 3選

【ワード】文字を丸で囲む方法

こんな人にオススメの記事です

  • ワードで文字を丸で囲みたい人
  • ワードで複数の文字を丸で囲みたい人
  • 文字を丸で囲むとずれてしまって困っている人

ワードで文字を丸で囲む方法について詳しく解説します。
履歴書や公式文書で使いたいときに便利なテクニックで、ワードの基本機能である囲い文字図形機能を使った具体的な手順を紹介します。

まず、ワードの囲い文字機能で1文字を簡単に丸で囲む方法を説明します。
さらに、ワードで複数の文字を丸で囲む際には、図形を活用した手法が効果的です。

また、フィールドコードを使ってワードで文字を丸で囲む方法など、より高度なテクニックも解説しています。

個人的には「フィールドコードを使ってワードで文字を丸で囲む方法」を覚えることをオススメします。
操作手順に慣れるまで複雑さを感じるかも知れませんが、複数文字を囲える上に、レイアウトずれにも強く、◯を太文字にしたり大きくするなど、カスタマイズも豊富なためです。

目次

ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法

ワードで文字を丸で囲む方法の一つに、囲い文字機能を使用する方法があります。
この機能を使えば、簡単な手順で1文字を丸や四角で囲むことが可能です。履歴書や公式文書で特定の文字を強調したい時に非常に便利です。

手順は以下の通りです。

  1. まず、ワードを開き、丸で囲みたい1文字を選択します。
  2. 次に、「ホーム」タブのフォントグループにある「囲い文字」アイコンをクリックします。
  3. ダイアログボックスが開くので、囲いの形を「○」に設定し、スタイルを選択します。
  4. 「OK」をクリックすると、選択した文字が丸で囲まれた状態になります。

ここからは、ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法を実際の画面も使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
ワードを開き、丸で囲みたい1文字を選択

まずはワードを開き、丸で囲みたい1文字を選択してください。

囲い文字機能は複数の文字に対応していないため、1文字だけ選択してください。
2文字以上を選択しても最終的に1文字を選ぶことになります。

ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
STEP
「ホーム」タブのフォントグループにある「囲い文字」アイコンをクリック

丸で囲みたい1文字を選択したら、「ホーム」タブのフォントグループにある「囲い文字」アイコンをクリックしてください。

ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
STEP
「スタイル」と「囲み」を選択して[OK]をクリック

「囲い文字」アイコンをクリックすると「囲い文字」と書かれた小さなウィンドウが立ち上がります。

上段の「スタイル」では丸を外枠のサイズに合わせるか、文字のサイズに合わせるか選択することができます。
外枠のサイズに合わせると、文字の周囲に余白が広がり、文字が小さく見える場合があります。
文字のサイズに合わせると、丸が文字にぴったりフィットするため、よりコンパクトな仕上がりになります。

次に、中段の「囲みの形」では、丸以外にも四角や三角など、異なる囲み形を選択することができます。
丸を選ぶことで、文字を丸で囲むことができますが、デザインや強調したい内容に応じて、他の形を使うことも可能です。

「スタイル」と「囲み」を選択したら最後に[OK]をクリックしてください。

以下の画像は文字サイズに合わせて丸で囲んでいます。

ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
STEP
選択した文字が丸で囲まれていることを確認する

[OK]をクリックすると「囲い文字」と書かれた小さなウィンドウが閉じられ、選択した文字が丸で囲まれていることが確認できます。

ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法
ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)

ワードで2文字以上を丸で囲みたい場合、標準の「囲い文字」機能では1文字しか対応していません。
しかし、図形を活用することで、簡単に複数の文字をきれいに丸で囲むことができます。

手順は以下の通りです。

  1. まず、ワードを開き、囲みたい文字を入力します。例として、名前や2文字以上の単語を入力しましょう。
  2. 次に、「挿入」タブをクリックし、「図形」メニューから「楕円」を選択します。
  3. マウスポインタが十字に変わるので、囲みたい文字の上でドラッグして楕円を描画します。楕円を文字に合わせて適切な大きさに調整してください。
  4. 図形を選択した状態で、「図形のスタイル」から「塗りつぶしなし」「線(単色)」を設定します。これにより、文字の上にきれいな丸が描かれます。

図形を利用する手法は柔軟性が高く、サイズや色を自由に変更できるため、文書全体のデザインを整える際にも非常に便利です。

ここからは、ワードの図形を使って2文字以上を丸で囲む方法を実際の画面も使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
「挿入」タブをクリックし、「図形」をクリック

ワードを開き、囲みたい文字を入力してください。

次に、「挿入」タブをクリックし、「図形」をクリックしてください。

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
STEP
[楕円]をクリック

「図形」をクリックすると図形を選択できるメニューが表示されます。

その中から[楕円]をクリックしてください。

楕円以外にも四角形などを選択しても囲うことができます。

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
STEP
楕円が挿入されたことを確認する

[楕円]をクリックするとマウスポインタが十字に変わるので、囲みたい文字の上でドラッグして楕円を挿入してください。

楕円を文字に合わせて適切な大きさに調整することが重要です。

マウスから手を離すと楕円が挿入されます。

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
STEP
、「図形のスタイル」の中にある[図形の塗りつぶし]をクリックし、[塗りつぶしなし(N)]を選択

楕円が挿入されたら、「図形のスタイル」の中にある[図形の塗りつぶし]をクリックし、[塗りつぶしなし(N)]を選択してください。

これで、図形(楕円)の塗りつぶしがなくなり、下にある文字が表示されます。

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
STEP
「図形のスタイル」の中にある[図形の枠線]をクリックし、枠線の色を選択

次に、同様に「図形のスタイル」の中にある[図形の枠線]をクリックし、枠線の色を選択してください。

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
STEP
文字が丸で囲まれたことを確認する

これで文字の上に楕円が挿入され、文字が丸で囲まれます。

この方法は文字の上に楕円を配置しているだけなので、丸が非常にずれやすいです。
マウスや矢印キーで細かく位置を調整してください。

ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)
ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法

ワードで文字を丸で囲む際、フィールドコードを使うと、通常の囲い文字機能や図形挿入では実現できない高度な調整が可能になります。
特に、2文字以上を丸で囲む場合や、細かなスタイル調整を行いたい場合に有効です。やや操作手順は多いですが、正しく使うことで自由度の高いデザインが実現します。

手順は以下の通りです。

  1. 囲い文字機能を使って、まず1文字を丸で囲みます。(「ホーム」タブ →「囲い文字」)
  2. 囲い文字が設定されたら、その文字を右クリックして「フィールドコードの表示」を選択します。
  3. フィールドコードが表示されたら、{ eq \o\ac(◯,文字列)}に囲みたい文字を追加します。これで複数の文字を囲むことが可能です。
  4. { eq \o\ac(◯,文字列)}内の◯を選択し、「拡張書式」の詳細設定タブにあるから「倍率」を使って、丸のサイズを調整します。(1文字の場合は100%、2文字の場合は200%、3文字の場合は300%を指定してください。)
  5. 最後に、再度フィールドコードを右クリックして「フィールドコードの非表示」を選びます。これで設定完了です。

ここからは、フィールドコードを使って「富士山」3文字を丸で囲む方法を実際の画面も使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
丸で囲みたい文字を選択して[囲い文字]をクリック

まずは、丸で囲みたい文字を選択し、「ホーム」タブのフォントグループにある「囲い文字」アイコンをクリックしてください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
「スタイル」と「囲み」を選択して[OK]をクリック

「囲い文字」アイコンをクリックすると「囲い文字」と書かれた小さなウィンドウが立ち上がります。

上段の「スタイル」では丸を外枠のサイズに合わせるか、文字のサイズに合わせるか選択することができます。
外枠のサイズに合わせると、文字の周囲に余白が広がり、文字が小さく見える場合があります。
文字のサイズに合わせると、丸が文字にぴったりフィットするため、よりコンパクトな仕上がりになります。

次に、中段の「囲みの形」では、丸以外にも四角や三角など、異なる囲み形を選択することができます。
丸を選ぶことで、文字を丸で囲むことができますが、デザインや強調したい内容に応じて、他の形を使うことも可能です。

「スタイル」と「囲み」を選択したら最後に[OK]をクリックしてください。

以下の画像は文字サイズに合わせて丸で囲んでいます。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
丸で囲われた文字を選択し、右クリックメニューから[フィールドコードの表示/非表示]をクリック

[OK]をクリックすると「囲い文字」と書かれた小さなウィンドウが閉じられ、選択した文字が丸で囲まれていることが確認できます。

次に、その丸で囲まれた文字を選択し、右クリックしてください。

表示された右クリックメニューの中から[フィールドコードの表示/非表示]をクリックしてください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
フィールドコード内に丸で囲みたい文字を追加する

[フィールドコードの表示/非表示]をクリックすると、丸で囲まれた文字のフィールドコードが表示されます。

フィールドコードとは、ワードや他のMicrosoft Officeアプリケーションで使用される特殊なコードで、通常のテキストや数値の入力では行えない動的な情報の表示や自動化を実現するための仕組みです。ワードでは、ページ番号や日付、クロスリファレンス、目次などを自動的に生成・更新するために、フィールドコードがよく使われます。

富を丸で囲んだ場合のフィールドコードは{ eq \o\ac(◯,富)}です。

{ eq \o\ac(◯,富)}を{ eq \o\ac(◯,富士山)}に変更してください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
◯を選択し、「フォント」タブにある[拡張書式]をクリック

丸で囲みたい文字をフィールドコードに追加したら、次は◯を選択し、「フォント」タブにある[拡張書式]をクリックしてください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
[詳細設定]タブをクリック

[拡張書式]をクリックすると「フォント」と書かれたウィンドウが表示されます。

このウィンドウでは、選択した◯の書式を変更することができます。大きさや太さ、色などはここで変更可能です。

このウィンドウの[詳細設定]タブをクリックしてください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
「倍率(C)」の値を変更して[OK]をクリック

[詳細設定]タブの中にある「倍率(C)」の値を変更してください。(1文字の場合は100%、2文字の場合は200%、3文字の場合は300%を指定してください。)

プルダウンメニューでは200%までしか指定できませんが、手入力することで300%などを指定することができます。

倍率を指定すると、ウィンドウの下にある「プレビュー」で丸が楕円変わったことが確認できます。

次に[OK]をクリックしてください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
フィールドコードを右クリックし、[フィールドコードの表示/非表示]をクリック

[OK]をクリックすると「フォント」と書かれたウィンドウが閉じられます。

次に表示されているフィールドコードを右クリックし、表示された右クリックメニューの中から[フィールドコードの表示/非表示]をクリックしてください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
STEP
指定した文字が丸で囲まれていることを確認する

[フィールドコードの表示/非表示]をクリックすると、{ eq \o\ac(◯,富士山)}が非表示になり、指定した文字が丸で囲まれた状態になります。

丸を大きくしたい場合や、太さ・色などを調整したい場合はStep3に戻って調整してください。

フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法
フィールドコードを使って複数の文字を丸で囲む方法

ワードで文字を丸で囲む3つの方法のメリットとデメリット

ワードで文字を丸で囲むにはいくつかの方法があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、文書の用途や作業のしやすさに応じて最適な方法を選ぶことが大切です。ここでは、紹介したな3つの方法のメリットデメリットを比較して解説します。

1. ワードの囲い文字機能を使って丸で囲む方法

メリット

  • 簡単に利用可能:1文字を丸で囲む操作が非常に簡単で、初心者でもすぐに使えます。
  • 高速:数クリックで実行でき、素早く文字を丸で囲めます。
  • 標準機能:ワードの基本機能として利用でき、特別な設定やツールは不要です。

デメリット

  • 1文字のみ対応:1文字しか丸で囲めないため、複数の文字を囲むことはできません。
  • デザインの柔軟性が低い:囲い文字のサイズやスタイルのカスタマイズが限られており、細かい調整が難しいです。

2. ワードで2文字以上を丸で囲む方法(図形の挿入)

メリット

  • 複数文字に対応:2文字以上の文字を丸で囲むことができ、名前や短文なども囲むことが可能です。
  • 自由なデザイン:図形のサイズ、形、色を自由に調整でき、文書のデザインに合わせた表現が可能です。
  • 複雑なレイアウトに対応:図形の調整によって、より複雑なレイアウトにも適応可能です。

デメリット

  • 操作が手間:図形を挿入し、位置やサイズを調整する必要があるため、囲い文字機能に比べて手間がかかります。
  • ずれのリスク:図形が文字とずれる可能性があり、手動で微調整をしなければなりません。また、レイアウト変更時に図形の位置が崩れることもあります。

3. フィールドコードを使って文字を丸で囲む方法

メリット

  • 高度なカスタマイズが可能:フィールドコードを使用することで、1文字だけでなく複数の文字を囲む際にも細かな設定ができます。
  • 正確な調整ができる:フィールドコード内でサイズや配置を正確に指定することが可能です。
  • レイアウトの崩れが少ない:文書の変更時にレイアウトが崩れるリスクが少なく、安定した配置が保たれます。

デメリット

  • 操作が複雑:フィールドコードの編集はやや難しく、初心者には使いこなすのが難しい場合があります。
  • 手間がかかる:囲い文字や図形に比べ、フィールドコードを利用する手順は多く、慣れるまで時間がかかります。

ワードで文字を丸で囲む方法に関するよくある質問と答え

ワードで文字を丸で囲む方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

ワードでどうやって文字を丸で囲むの?

ワードの「ホーム」タブにある「囲い文字」機能を使うと、1文字を簡単に丸で囲むことができます。

囲い文字機能で2文字以上を丸で囲むことはできる?

囲い文字機能は1文字しか対応していません。2文字以上を囲みたい場合は、図形かフィールドコードを使う方法をお勧めします。

図形を使って文字を丸で囲むにはどうすればいい?

「挿入」タブから「図形」を選び、楕円を描いて文字を囲むように配置します。その後、「塗りつぶしなし」に設定して文字が見えるようにします。

文字と図形がずれる時の対処法は?

図形の「文字列の折り返し」を「前面」に設定し、マウスや矢印キーで位置を微調整することでずれを解消できます。

フィールドコードを使うと何ができるの?

フィールドコードを使うことで、1文字以上の文字を丸で囲む際に、より高度なカスタマイズが可能になります。丸のサイズや丸の大きさも調整可能です。

囲い文字機能はどこにあるの?

「ホーム」タブの「フォント」セクションにある「囲い文字」アイコンをクリックすると使えます。

ページ数や日付を囲むことはできる?

フィールドコードを使って、ページ番号や日付を丸で囲むことも可能です。

文字を丸で囲むのに最適な方法は?

1文字だけを囲む場合は囲い文字機能、2文字以上や複雑なレイアウトの場合は図形やフィールドコードを使うのが最適です。

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