エクセルに保存されている個人情報は「ファイル」→「情報」→「問題のチェック」から[ドキュメントの検査]機能を使うことでエクセルに自動的に保存されている個人情報(作成者情報)等を綺麗に削除することができます。
ここでは、エクセルに保存されている個人情報(作成者情報)の削除方法を詳しく解説します。
誰かに送ったエクセルが転送に転送を重ね、月日を跨いでずっと残ってる・・・なんてことよくありますよね?
そこに自分の名前が残ってたら困る!なんて時に役立ちます。
そもそもどこに個人情報(作成者情報)があるのか
エクセルには様々な情報が保存されています。
ここでは個人情報(作成者情報)があるのか解説します。

エクセルを開いて、「ファイル」→「情報」と進むと、「関連ユーザ」という項目があり、そこに「作成者」として名前が表示されます。
どうやって個人情報(作成者情報)を消すの?
「作成者」や「最終更新者」等の個人情報は「ドキュメントの検査」から削除できます。
それらの個人情報だけでなく、不要なコメントや図形などのオブジェクトも同時に削除できます。
コメントの一括削除等は意外と便利なので一緒に覚えてしまいましょう。

エクセルを開いて、「ファイル」→「情報」→「問題のチェック」から「ドキュメントの検査(I)」をクリックしてください。

「ドキュメントの検査(I)」をクリックすると、「ドキュメント検査を使用する前に ドキュメント検査で削除されたデータは、後から復元できない可能性があるため、必ず変更を保存してください。今すぐファイルを保存しますか?」と聞いてきます。
「はい」を選んでクリックしてください。

「はい」を選ぶと左の画面がポップアップしてきます。ここでは「検査でなにするのか?」を決めるので、「ドキュメントのプロパティと個人情報(U)」にレ点が入っていることを確認して「検査(I)」をクリックしてください。
※恐らく初期設定で入っているので、入っている場合はそのままで問題ありません。

「検査(I)」をクリックすると、検査結果を確認してください。と出てきます。
ここで「ドキュメントのプロパティと個人情報」の項目に表示された「すべて削除」ボタンをクリックします。
これで個人情報(作成者情報)は削除されます。
個人情報(作成者情報)がきちんと消えているか確認しましょう

削除できているつもりで削除されていないと大変です。
もう一度、「ファイル」→「情報」の画面で作成者情報が消えていることを確認しましょう。
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