Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法

Gmailには、メールの誤送信を予防するための機能として「送信取り消し機能」が用意されています。

これは書きかけの文章を送信してしまったり、添付ファイルを付け忘れた状態で送信してしまった場合などに画面左下に表示される「元に戻す」をクリックすることで、そのメールの送信を取り消してくれる便利な機能です。

初期設定では取り消し可能な時間は「5秒」となっており、5秒を経過すると取り消すことができなくなります。
この記事ではGmailの送信取り消し可能な時間を「5秒」から「30秒」に延長する方法を詳しく解説していきます。

メールの送信後に取り消すことが可能な時間は2023年6月時点では最大30秒です。
取り消し可能な時間を30秒に設定した場合、その間はメールが送信されないため、急ぎのメールを送ることが多い人には不向きかもしれません。

目次

Gmailのメール送信取り消し機能はいつ、どのように表示されているか

送信取り消し機能がいつ、どのように表示されているか詳しく解説していきます。

以下の画像はGmailでメールの送信をした直後の画面です。
画面の左下に「メッセージを送信しました 元に戻す メッセージを表示」と表示されます。

送信を取り消す場合は、[元に戻す]をクリックしてください。

Gmailの送信取り消し機能はいつ、どのように表示されているか
Gmailの送信取り消し機能はいつ、どのように表示されているか

設定されている時間内に[元に戻す]をクリックすると、同じ場所に「送信を取り消しました。」と表示され、メールの送信がキャンセルされます。

送信のキャンセルと当時に送信しようとしたメールの下書きも開いてくれます。

取り消し可能な時間が過ぎてしまった場合は送信を取り消すこはできません。

Gmailの送信取り消し機能はいつ、どのように表示されているか
Gmailの送信取り消し機能はいつ、どのように表示されているか

Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法

Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)には以下の手順で設定を変更します。

  1. Gmailの画面の右上にある歯車のアイコンの[設定]をクリック
  2. [すべての設定を表示]をクリック
  3. 「設定」画面で送信を取り消せる時間を30秒に変更する
  4. [変更を保存]をクリックして設定を保存する

ここからは実際の画面も用いながら、Gmailの送信取り消し可能な時間を30秒に延ばす方法を詳しく解説していきます。

STEP

Gmailの画面の右上にある歯車のアイコンの[設定]をクリック

Gmailを開いた状態で、右上にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。

Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step1 Gmailの画面の右上にある歯車のアイコンの[設定]をクリック
Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step1 Gmailの画面の右上にある歯車のアイコンの[設定]をクリック
STEP

[すべての設定を表示]をクリック

[設定]をクリックすると、右側からメニューが開きます。
その中にある[すべての設定を表示]をクリックしてください。

Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step2 [すべての設定を表示]をクリック
Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step2 [すべての設定を表示]をクリック
STEP

送信を取り消せる時間を30秒に変更する

[すべての設定を表示]をクリックすると、「設定」と書かれた画面に移動します。

以下のリンクからも「設定」画面にアクセスすることが可能です
https://mail.google.com/mail/u/0/?tab=rm&ogbl#settings/general

その画面を下にスクロールしていき、「送信取り消し」と書かれた項目を探してください。
「送信取り消し」と書かれた場所のすぐ右側に[取り消せる時間]があるので、プルダウンメニューから秒数を選択してください。
※ここでは30秒を選択しています。

ここで選択できる秒数は5秒、10秒、20秒、30秒です。
送信取り消し可能な時間で30秒を選択した場合、その間はメールが送信されません。
自分にあった秒数を選択してください。

Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step3 送信を取り消せる時間を30秒に変更する
Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step3 送信を取り消せる時間を30秒に変更する
STEP

[変更を保存]をクリックして設定を保存する

プルダウンメニューから秒数を選択したら、その画面を一番下までスクロールし、[変更を保存]をクリックしてください。

これでGmailの送信取り消し可能な時間が、初期設定の5秒から30秒に変更(延長)されます。

[変更を保存]をクリックし忘れると「変更はまだ保存されていません。 変更を破棄しますか?」と確認メッセージが表示されるので忘れずに保存しましょう。

Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step4 [変更を保存]をクリックして設定を保存する
Gmailの送信取り消し可能な時間を変更する(延ばす)方法 Step4 [変更を保存]をクリックして設定を保存する

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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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