ワードには、入力オートフォーマットという機能があり、その機能の一部であるオートコレクト機能が一覧や段落を必要としている文章を入力していることを検知することで段落番号等を自動的に割り振っています。

非常に便利な機能ですが、段落が不要なところに表示されてしまったり、一部だけ段落を削除したい場合には邪魔になってしまう場合もあります。
もしこの機能が邪魔と感じる場合は、以下の手順でワードで自動で振られる段落番号を解除(無効に)することができます。
- [ファイル]→[オプション]と進み、Wordのオプションを開く
- [文章校正]→[オートコレクトのオプション]と進む
- [箇条書き(行頭文字)]と[箇条書き(段落番号)]のチェックを外して[OK]をクリック
ここからは実際の画面も用いながら、ワードで振られる段落番号を解除する方法を詳しく解説しています。
ワードで自動的に段落番号が採番されるのを止める方法

ワードを開き、左上の[ファイル]をクリックして、左下にある[オプション]をクリックしてください。
ワードのウィンドウを縮小している場合は[オプション]が表示されない可能性があります。その場合はワードのウィンドウを最大化してください。

[オプション]をクリックすると、「Wordのオプション」と書かれたウィンドウが表示されます。
そのページの中の左側にある[文章校正]をクリックしてください。

[文書校正]を開くと、右側に[オートコレクトのプション(A)]と書かれたボタンが表示されるので、それをクリックしてください。

[オートコレクトのプション(A)]をクリックすると「オートコレクト」と書かれたウィンドウに切り替わります。
その中にある[箇条書き(行頭文字)]と[箇条書き(段落番号)]のチェックを外してください。
チェックを外したら右下にある[OK]をクリックしてください。
これでワードで振られる段落番号を解除できました。
ワードで一部の段落だけ段落番号をなくしたい場合
普段は自動的に段落等を入れたいが、一部だけなくしたい場合の手順を解説していきます。

段落番号をなくしたい箇所をクリックしてください。
次に、ワードのメニューに出てくる[番号ライブラリ](1- 2- 3-と表示されている部分)をクリックしてください。

[番号ライブラリ]をクリックすると、下に向かってメニューが表示されます。
ここでは段落の形式を選択することができます。
この中の[なし]をクリックしてください。
これで段落がなしになり、その部分から段落番号がなくなります。
ワードの段落内で改行したい場合
段落内で改行しようと、エンターを押すと段落番号が表示されてしまいます。

改行したい場所で[Shift]+[Enter]を押すことで、段落の中で改行することができます。
これはワードで取り決められている改行と改段落の違いによって起こっています。
文章の節目等で段落を変えたい場合はEnterキーを押して改段落をします。
文章の体裁を整えるためや、読みやすくするために改行する場合はShift+Enterキーを押して改行します。

段落番号は改段落(Enterキー)をしたときに振られるため、段落内の改行(Shitf + Enterキー)では番号は振られないということです。
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ワードで振られる段落番号を解除する方法をご紹介しました。
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