こんな人にオススメの記事です
- レジストリを編集する前にバックアップを取っておきたい人
- レジストリの編集後に、レジストリを元の状態に戻したい人
Windowsにおけるレジストリファイルは、オペレーションシステムに関する基本的な情報やアプリケーションの設定などのほか、拡張子の関連付け、ユーザパスワードなども保存されている非常に重要なファイルです。
レジストリの変更や追加、削除を行う前には必ずレジストリのバックアップを行うことが基本です。
この記事では、具体的なレジストリのバックアップ方法と、復元方法を詳しく解説していきます。
レジストリエディターからレジストリをエクスポート(バックアップ)する方法
レジストリのバックアップを保存するには、レジストリエディターから既存のレジストリをエクスポートする必要があります。
ここからはレジストリエディターからレジストリをエクスポートする方法を詳しく解説していきます。
キーボードのWindows + Rを押し、「ファイルを指定して実行」と書かれたウィンドウを開いてください。
その中に[regedit]と入力し、[OK]をクリックしてください。
![レジストリエディターからレジストリをエクスポート(バックアップ)する方法 Step1 「ファイルを指定して実行」ウィンドウに[regedit]と入力し、[OK]をクリック](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2023/04/スライド1-1-1024x576.png)
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というウィンドウが表示された場合は [はい] をクリックしてください。
![レジストリエディターからレジストリをエクスポート(バックアップ)する方法 Step2 ユーザーアカウント制御ウィンドウで[はい]をクリック](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2023/04/スライド2-1-1024x576.png)
レジストリ エディターの左上にある[ファイル(F)]をクリックしてください。
[ファイル(F)]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。その中から、[エクスポート]をクリックしてください。
![レジストリエディターからレジストリをエクスポート(バックアップ)する方法 Step3 [ファイル(F)]→[エクスポート(E)]をクリック](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2023/04/スライド3-1-1024x576.png)
[エクスポート]をクリックすると、「レジストリ ファイルのエクスポート」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
まずは、レジストリファイルをバックアップする保存先を選択してください。
次に、左下にある「エクスポート範囲」の項目で[すべて(A)]を選択してください。
最後に、ファイル名を指定して、[保存(S)]をクリックしてください。
![レジストリエディターからレジストリをエクスポート(バックアップ)する方法 Step4 レジストリファイルをバックアップする保存先を選択して[保存(S)]をクリック](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2023/04/スライド4-1-1024x576.png)
[保存(S)]をクリックすると、レジストリファイルが保存されます。
レジストリファイルの拡張子は[.reg]です。
拡張子が表示されていない場合は、こちらの「ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法」で表示方法を詳しく解説しているのでぜひご覧ください。


バックアップしたレジストリを復元する方法
ここからはバックアップしたレジストリを復元する方法を詳しく解説していきます。
レジストリ エディターを開き、左上にある[ファイル(F)]をクリックしてください。
[ファイル(F)]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
その中から、[インポート(I)]をクリックしてください。
![バックアップしたレジストリを復元する方法 Step1 レジストリエディターを開き、[ファイル(F)]→[エクスポート(E)]をクリック](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2023/04/スライド1-2-1024x576.png)
[インポート(I)]をクリックすると、「レジストリ ファイルのインポート」と書かれたウィンドウが開きます。
バックアップしたレジストリファイルを選択し、[開く]をクリックしてください。
![バックアップしたレジストリを復元する方法 Step2 バックアップしたレジストリファイルを選択し、[開く]をクリック](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2023/04/スライド2-2-1024x576.png)
バックアップしたレジストリファイルを選択し、[開く]をクリックすると、[レジストリ ファイルのインポート]と書かれたウィンドウが表示され、インポートが終了します。

復元ポイントを使ってレジストリをバックアップする方法
レジストリは復元ポイントを使ってバックアップすることが可能です。
レジストリファイルのみを個別でバックアップする訳ではありませんが、Windows標準機能で取れるバックアップなので、復元の手間も少なくすみます。
しかし、レジストリだけを復元したい場合はレジストリ エディターからバックアップをとることをオススメします。
復元ポイントの作成方法についてはこちらで詳しく解説していますので是非ご覧ください。

その他Windows11に関する記事
その他Windows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。
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