【Windows11】グラフィックボードを確認する方法

この記事では、Windows11でグラフィックボードが搭載されているか確認する方法を解説します。

「自分のPCにグラフィックボード(GPU)が入っているのか分からない」「どのGPUが搭載されているか知りたい」といった疑問を、5つの確認方法で解決します。

Windowsの設定画面から最も簡単に確認できる方法をはじめ、タスクマネージャーでリアルタイムのGPU使用率を見る方法、DirectX診断ツールで詳細スペックを確認する方法まで、目的別に使い分けられるよう画像付きで詳しく解説します。

目次

PCにグラフィックボードが搭載されているか確認する方法

Windows11でグラフィックボード(GPU)が搭載されているか確認する方法は以下の5つです。

それぞれの方法で確認できる情報や難易度が異なるため、目的に応じて使い分けてください。

確認方法手順数確認できる情報ドライバー バージョンおすすめ度
Windowsの設定画面2ステップGPU名のみ×
表示されない

最も簡単
タスクマネージャー3ステップGPU名・使用率・メモリ
表示される
DirectX診断ツール3ステップGPU名・詳細スペック
詳細表示

詳細確認時
デバイスマネージャ4ステップGPU名・ドライバ状態
確認可能

トラブル時
コマンド2ステップGPU名・ドライババージョン
取得可能

上級者向け
グラフィックボード確認方法の比較

Windowsの設定画面でグラフィックボードの有無を確認する

Windows11の設定画面からグラフィックボード(GPU)が搭載されているか確認する手順は以下の4ステップです。

最も簡単な方法なので、「とにかくグラフィックボード名だけ知りたい」という初心者の方におすすめです。

  1. Windowsキーを押し、「設定」をクリック
  2. 「システム」をクリック
  3. 「バージョン情報」をクリック
  4. 「グラフィック カード」欄でGPU名を確認

ここからは、実際の画面を使って手順を詳しく解説します。

STEP
キーボードのWindowsキーを押し、歯車のアイコンの「設定」をクリック

キーボードのWindowsキーを押すか、タスクバーにあるWindowsロゴをクリックしてください。

キーボードのWindowsキーを押すとスタートメニューが表示されます。

その中にある歯車のアイコンの「設定」をクリックしてください。

Windows11のスタートメニューで設定アイコンをクリックする画面
Windowsキーを押してスタートメニューを開き、歯車アイコンの「設定」をクリックします。
STEP
「システム」をクリック

「設定」をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定アプリが開きます。

キーボードのWindowsキー+Iキーを押すことでも、Windowsの設定アプリを開くことができます。
また、Windowsの設定アプリを開くショートカットをデスクトップに作成すると便利です。

左側にある「システム」をクリックしてください。

Windows11設定アプリでシステムをクリックする画面
設定アプリが開いたら、左側の「システム」をクリックします。
STEP
「バージョン情報」をクリック

「システム」をクリックすると「システム」と書かれた画面に移動します。

その中にある「バージョン情報」をクリックしてください。

Windows11システム設定でバージョン情報をクリックする画面
システム画面が開いたら、「バージョン情報」をクリックします。
STEP
「グラフィック カード」枠を確認

「バージョン情報」をクリックすると「システム > バージョン情報」と書かれた画面に移動します。

その中にある「グラフィック カード」枠を確認してください。

以下の例では「Intel(R) Arc(TM) Graphics」が確認できます。

Windows11バージョン情報画面でグラフィックカード欄を確認する画面
バージョン情報画面の「グラフィック カード」欄でGPU名を確認できます。

タスクマネージャーでグラフィックボードの有無を確認する

Windows11のタスクマネージャからグラフィックボードが搭載されているか確認する手順は以下の4ステップです。

「GPUの使用率やメモリ使用量をリアルタイムで確認したい」場合や、「ゲームや動画編集中にGPUが動いているか確認したい」場合に便利です。

  1. Ctrl+Shift+ESCでタスクマネージャーを開く
  2. 「パフォーマンス」をクリック
  3. 「GPU 0」をクリック
  4. グラフィックボード名とドライバーバージョンを確認

以下、実際の画面を使いながら設定手順を詳しく解説します。

STEP
タスクマネージャーを開く

Ctrlキー+Shiftキー+ESCキーを押してタスクマネージャーを起動してください。

その他タスクマネージャーのその他の開き方は「【Windows11】タスクマネージャーを開く方法」で紹介しています。ぜひご覧ください。

Windows11のタスクマネージャー起動画面(Ctrl+Shift+Escで表示)
Ctrlキー+Shiftキー+ESCキーを押してタスクマネージャーを起動
STEP
タスクマネージャー左側の「パフォーマンス」をクリック

タスクマネージャーが開いたら、左側の「パフォーマンス」をクリックしてください。

タスクマネージャーでパフォーマンスタブをクリックする画面
タスクマネージャーが開いたら、左側の「パフォーマンス」をクリックします。
STEP
「GPU 0」をクリック

「パフォーマンス」をクリックすると「CPU」や「メモリ」が書かれた画面に移動します。

その中にある「GPU 0」をクリックしてください。

グラフィックボードが複数ある場合は「GPU 0」と「GPU 1」が表示されます。

タスクマネージャーのパフォーマンス画面でGPU 0をクリックする画面
パフォーマンス画面が表示されたら、左側の「GPU 0」をクリックします。
STEP
グラフィックボードの名称とドライバーのバージョンを確認する

「GPU 0」をクリックすると右上にグラフィックボードの名称、右下にドライバーのバージョンが表示されます。

タスクマネージャーでGPU名とドライバーバージョンを確認する画面
GPU 0をクリックすると、右上にGPU名、右下にドライバーバージョンが表示されます。

DirectX診断ツールでグラフィックボードの有無を確認する

Windows11のDirectX診断ツールからグラフィックボードが搭載されているか確認する手順は以下の3ステップです。

「GPU名だけでなく、詳細なスペック情報や診断結果も確認したい」場合や、「ゲームの動作確認でDirectXバージョンを調べたい」場合に便利です。

  1. Windows+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、dxdiagと入力してOK
  2. 「ディスプレイ 1」タブをクリック
  3. グラフィックボード名とドライバー情報を確認

以下、実際の画面を使いながら設定手順を詳しく解説します。

STEP
「ファイル名を指定して実行」で「dxdiag」を実行する

キーボードのWindowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、入力欄にdxdiagと入力して「OK」をクリックしてください。

「ファイル名を指定して実行」はコマンドで様々なアプリや設定画面を素早く開ける便利な機能です。利用できるコマンドの詳細は、「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で解説しています。

ファイル名を指定して実行でdxdiagと入力する画面
Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、dxdiagと入力してOKをクリックします。
STEP
「ディスプレイ 1」タブをクリック

「OK」をクリックすると「DirectX 診断ツール」が起動します。

その中にある「ディスプレイ 1」タブをクリックしてください。

DirectX診断ツールでディスプレイ1タブをクリックする画面
DirectX診断ツールが起動したら、「ディスプレイ 1」タブをクリックします。
STEP
グラフィックボードに関する情報を確認する

「ディスプレイ 1」タブをクリックするとグラフィックボードの名称とドライバーのバージョンが表示されます。

外部モニターがある場合は「ディスプレイ 2」も確認してください。

DirectX診断ツールでGPU名とドライバー情報を確認する画面
ディスプレイ 1タブでGPU名とドライバーバージョンが確認できます。

デバイスマネージャーでグラフィックボードの有無を確認する

Windows11のデバイスマネージャからグラフィックボードが搭載されているか確認する手順は以下の3ステップです。

「ドライバーに問題があるか確認したい」場合や、「グラフィックボードが正常に認識されているか調べたい」場合に便利です。

  1. スタートボタンを右クリック→「デバイスマネージャー」をクリック
  2. 「ディスプレイ アダプター」をダブルクリック
  3. グラフィックボード名を確認

以下、実際の画面を使いながら設定手順を詳しく解説します。

STEP
デバイスマネージャーを開く

まずは、スタートボタンを右クリック→「デバイスマネージャー」をクリックしてデバイスマネージャーを開いてください。

Windows11では、スタートメニューやショートカットキーなど、複数の方法でデバイスマネージャーを起動できます。詳しい開き方は以下の記事で画像付きで解説しています。

STEP
デバイスマネージャー内の「ディスプレイ アダプター」をダブルクリック

デバイスマネージャーが起動したら、その中にある「ディスプレイ アダプター」をダブルクリックしてください。

デバイスマネージャーでディスプレイアダプターをダブルクリックする画面
デバイスマネージャーが開いたら、「ディスプレイ アダプター」をダブルクリックします。
STEP
グラフィックボードを確認する

「ディスプレイ アダプター」をダブルクリックすると、搭載されているグラフィックボードの名称が表示されます。複数のグラフィックボードが搭載されている場合は、すべて表示されます。

以下の例ではIntel(R) Arc(TM) Graphicsが確認できます。

表示されたグラフィックボードをダブルクリックすると、ドライバーなどの詳細が表示されます。

デバイスマネージャーでグラフィックボード名を確認する画面
ディスプレイ アダプターを展開すると、搭載されているGPU名が表示されます。

コマンドでグラフィックボードの有無を確認する(上級者向け)

Windows11ではPowerShellでグラフィックボードの有無と、ドライバーのバージョン情報を確認できます。管理者権限は不要です。

複数のGPUが搭載されている場合は、すべてのGPU情報が表示されます。

Get-CimInstance Win32_VideoController | Select-Object Name, DriverVersion
PowerShellでグラフィックボード名とドライバーバージョンを確認する画面
PowerShellでコマンドを実行すると、GPU名とドライバーバージョンが表示されます。

GPU名だけを確認したい場合は、以下のコマンドを使用してください。

Get-CimInstance Win32_VideoController | Select-Object Name
PowerShellでグラフィックボード名のみを確認する画面
GPU名だけを確認したい場合は、このコマンドを実行します。
wmicコマンドについて

以前はコマンドプロンプトでwmic path win32_VideoController get nameを実行することで確認できましたが、wmicコマンドは非推奨になっています。

Windows 10バージョン21H1以降、WMICは非推奨となっており、Windows11では 24H2 の新規インストールで既定削除、25H2へのアップグレード後に削除されるため、PowerShellの使用が推奨されています。

グラフィックボードが搭載されているか確認する方法に関するよくある質問と答え

グラフィックボードが搭載されているか確認する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

グラフィックボード(GPU)とは何ですか?

グラフィックボード(GPU)とは、画面表示を専門に処理するパーツです。3Dゲームや動画編集、画像処理などの重い作業を快適に行うために必要です。

統合グラフィックス(CPU内蔵)と外部GPU(独立したカード)の2種類があり、性能は外部GPUの方が高くなります。

Windows11でグラフィックボードが搭載されているか確認する最も簡単な方法は?

Windowsの設定画面から確認する方法が最も簡単です。Windowsキーを押して「設定」→「システム」→「バージョン情報」の順にクリックすると、「グラフィック カード」欄でGPU名を確認できます。

この方法なら初心者でも約30秒で確認できます。

タスクマネージャにGPUが表示されない場合はどうすればいいですか?

タスクマネージャにGPUが表示されない場合、グラフィックボードが搭載されていないか、ドライバーが正常にインストールされていない可能性があります。

まずデバイスマネージャで「ディスプレイ アダプター」を確認してください。デバイスマネージャの開き方は「【Windows11】デバイスマネージャーを開く方法」をご覧ください。

Intel Iris Xe グラフィックスはグラフィックボードですか?

Intel Iris Xe グラフィックスは統合グラフィックス(CPU内蔵)であり、独立したグラフィックボードではありません。

ただし、従来の統合グラフィックスより高性能で、軽量なゲーム(フォートナイト、マインクラフトなど)もそこそこ快適に動作します。

統合グラフィックスと外部GPUの違いは何ですか?

統合グラフィックスはCPUに内蔵されている画像処理機能で、外部GPUは独立したカードとして搭載されるグラフィックボードです。

外部GPUの方が性能が高く、3Dゲームや動画編集に適していますが、消費電力も大きくなります。統合グラフィックスは一般的な用途(Web閲覧、動画視聴、オフィス作業)には十分です。

グラフィックボードが搭載されていないとできないことは?

グラフィックボードが搭載されていない(統合グラフィックスのみ)場合、最新の高画質3Dゲーム、4K動画編集、3DCG制作、AIモデルの学習(CUDA対応)などが困難になります。

ただし、Web閲覧、動画視聴、オフィス作業、軽量なゲームは統合グラフィックスでも十分快適に動作します。

GPU 0とGPU 1の違いは何ですか?

GPU 0とGPU 1は、複数のグラフィックボードが搭載されている場合の識別番号です。

通常、GPU 0は統合グラフィックス(CPU内蔵)、GPU 1は外部グラフィックボードを指します。タスクマネージャのパフォーマンスタブで、それぞれのGPU使用率をリアルタイムで確認できます。

グラフィックボードのドライバーバージョンを確認する方法は?

タスクマネージャ、DirectX診断ツール、デバイスマネージャのいずれかで確認できます。

より詳細な情報はDirectX診断ツールで確認できます。NVIDIA GeForceをお使いの場合は、NVIDIA側ツールでも確認できます。

ノートパソコンでもグラフィックボードは確認できますか?

はい、ノートパソコンでもデスクトップPCと同じ方法でグラフィックボードを確認できます。ノートPCの場合、統合グラフィックスのみの機種と、外部GPU搭載機種があります。

ゲーミングノートやクリエイター向けノートには、NVIDIA GeForce RTXやAMD Radeonが搭載されています。

ハードウェアアクセラレーションにGPUは必要ですか?

統合グラフィックスでもハードウェアアクセラレーションは機能しますが、外部GPUがある方が高速です。

ただし、GPUが搭載されていないPCでハードウェアアクセラレーションを有効にすると、逆に動作が重くなることがあります。Google Chromeのハードウェアアクセラレーション設定については「【Chrome】ハードウェアアクセラレーションを有効・無効にする方法」をご覧ください。

PowerShellでグラフィックボードを確認するメリットは?

PowerShellコマンドでグラフィックボードを確認するメリットは、複数のPCで一括確認できる、スクリプトで自動化できる、リモートで確認できる点です。

ただし、初心者の方には「Windowsの設定画面」や「タスクマネージャ」での確認をおすすめします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • 最終検証日:2026年1月28日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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