Windows11でBIOSのバージョンとBIOSモード(BIOSかUEFI)を確認する方法

こんな人にオススメの記事です

  • PCのBIOSのバージョンを知りたい人
  • PCのBIOSモードが「レガシーBIOS」か「UEFI」かを簡単に確認したい人

BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法

  • [Windows]キー+[R]で「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開く
  • [msinfo32]と入力して[OK]をクリックして「システム情報」ウィンドウを開く
  • その中に書かれている「BIOS バージョン/日付」欄を確認する

BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法

  • [Windows]キー+[R]で「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開く
  • [msinfo32]と入力して[OK]をクリックして「システム情報」ウィンドウを開く
  • その中に書かれている「BIOSモード」欄を確認する

BIOSのバージョンをコマンドプロンプトで確認する方法

  • コマンドプロンプトを管理者で起動
  • [wmic bios get smbiosbiosversion]と入力してエンターキーを押す
  • SMBIOSBIOSVersionの下に書かれたバージョンを確認する

CPUやメモリーを入れ替える場合に、使っているPCのBIOSのバージョンやBIOSモードの確認方法を知っておくと便利です。

この記事では、Windows11の画面上でBIOSのバージョンとBIOSモード(BIOSかUEFI)を確認する方法を詳しく解説していきます。

UEFIって何?

UEFIとはUnified Extensible Firmware Interface(ユニファイド・エクステンシブル・ファームウェア・インタフェース)の略で、2007年頃から出始めた最新式のBIOSと捉えてください。
主に以下のようなメリットがあります。

  • 設定画面がGUI風になっており、マウスでも操作可能
  • 2TB以上のCドライブにも対応
  • Windowsの起動が早くなる

PC購入時に「レガシーBIOSにするかUEFIにするか」を問われることは無いと思いますが、万が一BIOSモードを選ぶような場面があれば迷わずUEFIを選択してください。

もっと詳しくUEFIについて知りたい方は以下のページをご覧ください。

目次

BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法

使っているPCのBIOSのバージョンは「システム情報」ウィンドウから簡単に確認することが出来ます。

STEP
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを立ち上げる

まずはキーボードの[Windowsキー]+[R]を押して、「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウを立ち上げてください。

「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウは画面の左下に表示されます。

BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法
BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法
STEP
msinfo32と入力して[OK]をクリック

「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウの「名前」と書かれたところに[msinfo32]と入力してください。

入力できたら[OK]をクリックしてください。

BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法
BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法
STEP
BIOS バージョン/日付を確認する

[OK]をクリックすると、「システム情報」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある「BIOS バージョン/日付」欄には以下のようにBIOSのバージョンが書かれています。

BIOS バージョン/日付 American Megatrends International, LLC. E1563IMS.11C, 2022/03/02

このままだと少しわかりにくいので、分解してみます。

スクロールできます
BIOSのメーカー名American Megatrends International, LLC
BIOSのバージョンE1563IMS.11C
最終更新された日付2022/03/02
BIOS バージョン/日付

このように「BIOS バージョン/日付」欄に書かれた情報からBIOSのメーカー名、BIOSのバージョン、BIOSが最終更新された日付がわかります。

BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法
BIOSのバージョンを「システム情報」ウィンドウから確認する方法

BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法

BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)もBIOSのバージョンと同様に「システム情報」ウィンドウから確認することができます。

STEP
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを立ち上げる

まずはキーボードの[Windowsキー]+[R]を押して、「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウを立ち上げてください。

「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウは画面の左下に表示されます。

BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法
BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法
STEP
msinfo32と入力して[OK]をクリック

「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウの「名前」と書かれたところに[msinfo32]と入力してください。

入力できたら[OK]をクリックしてください。

BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法
BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法
STEP
BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を確認する

[OK]をクリックすると、「システム情報」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある「BIOSモード」で「レガシーBIOS」か「UEFI」かを確認することが出来ます。

以下の画像の場合はBIOSモードがUEFIになっていることが確認できます。

BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法
BIOSモード(「レガシーBIOS」か「UEFI」)を「システム情報」ウィンドウから確認する方法

コマンドプロンプトからBIOSのバージョンを確認する方法

コマンドプロンプトからBIOSのバージョンを確認するには、コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。

コマンドプロンプトを管理者として起動する方法はこちらで紹介していますので、わからない場合はぜひご覧ください。

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コマンドプロンプトを管理者として開く方法

コマンドプロンプトを管理者として起動したら以下の手順に進んでください。

コマンドプロンプトからBIOSのバージョンを確認する方法
コマンドプロンプトからBIOSのバージョンを確認する方法

コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してエンターキーを押してください。

wmic bios get smbiosbiosversion

エンターキーを押すと、SMBIOSBIOSVersionの下にBIOSのバージョンが表示されます。

E1563IMS.11C

E1563IMS.11CがBIOSのバージョンです。

コマンドプロンプトを管理者として起動せずにBIOSのバージョンを確認した場合

コマンドプロンプトを管理者として起動していない場合は以下のような画面になります。

コマンドプロンプトを管理者として起動しなかった場合
コマンドプロンプトを管理者として起動しなかった場合

説明 = 無効なクエリです

上記の文字が表示されている場合は、以下のページを参考にコマンドプロンプトを管理者として起動できているか確認してください。

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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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