こんな人にオススメの記事です
- パソコンの動作が突然急激に遅くなったと感じる人
- パソコンが頻繁に処理落ちするようになったと感じる人
- メモリー不足と頻繁に表示されるようになった人
Windows11のメモリ診断は以下の手順で行うことができます。
- [Windowsボタン]→[すべてのアプリ]をクリック
- [Windowsツール]→[メモリ診断]をクリック
- [今すぐ再起動]をクリックし、再起動後にメモリ診断が実行
ここでは、パソコンが不調な時に試してほしい、メモリの診断方法と、診断結果を確認する方法を詳しく解説していきます。
Windows11でメモリ診断を実施する方法
Windowsの標準機能を使ってPCのメモリを診断する方法を詳しく解説していきます。

タスクバーにある[Windowsボタン]をクリックして(キーボードのWindowsキーを押して)ください。
[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの一番右上にある[すべてのアプリ]をクリックしてください。

すべてのアプリの中から[Windowsツール]を探してクリックしてください。

[Windowsツール]をクリックすると、「コントロール パネル > システムとセキュリティ > Windows ツール」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[Windowsメモリ診断]をクリックしてください。

[Windowsメモリ診断]をクリックすると、「Windowsメモリ診断」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
[今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)]をクリックしてください。

[今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)]をクリックするとメモリ診断が開始されます。
メモリの容量にもよりますが、終わるまで5分程度です。
メモリ診断のオプション機能

メモリ診断中にキーボードのF10を押すと、メモリ診断のオプション画面に切り替わります。
ここでは、どのようにメモリ診断を行うかを選択することができます。
項目の移動にはTabキーを使います。
何も変更せずに前の画面に戻るにはESCキーを使います。
変更するにはF10キーを押します。
Basicが最も簡易なメモリ診断で、Extendedは最も精密なメモリ診断です。
- Basic(最低限)
- Standard(標準)
- Extended(拡張)
Basicを選ぶと診断終了までの時間が短くなりますが、診断内容も浅くなるため初期設定のStandard(標準)が良いと思います。
メモリ診断が終わると、通常通りWindowsが起動します。
起動後に画面の右下にメモリの診断結果が表示されます。
メモリ診断の結果を確認する方法
メモリ診断の結果が見当たらない場合や、誤って閉じてしまって見ることが出来なくなった場合は、イベントビューアーから診断結果を見ることができます。
ここからはメモリ診断の結果を確認する方法を詳しく解説していきます。

タスクバーにある[Windowsボタン]をクリックして(キーボードのWindowsキーを押して)ください。
[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの一番右上にある[すべてのアプリ]をクリックしてください。

すべてのアプリの中から[Windowsツール]を探して、クリックしてください。

[Windowsツール]をクリックすると、「コントロール パネル > システムとセキュリティ > Windows ツール」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[イベントビューアー]をクリックしてください。
キーボードのWindowsキー+Rキーを押すと「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが開きます。
その中にeventvwrと入力してエンターキーを押すことでイベントビューアーを直接開くことができます。


[イベントビューアー]をクリックすると「イベントビューアー」が立ち上がります。
左側のツリーメニューにある[Windowsログ]をクリックしてください。
その後、右の枠に表示される[システム]をクリックしてください。

上記画像の緑色の枠をキーボードの矢印を押して下がっていくと、ソース(S)と書かれたぶぶんに「MemoryDiagnostics-Results」と表示されたログがあります。
イベントビューアーには多数のログが記録されているため、少し探すのに苦労するかもしれません。
メモリ診断が終わって再起動した時の時間を中心にログを確認してみてください。
そのログの中にメモリ診断の結果が表示されます。
※ここでは「Windowsメモリ診断によりコンピューターのメモリがテストされましたが、エラーは検出されませんでした」と表示されています。
メモリ診断をコマンドプロンプトから実施する方法
ここでは、Windowsのメモリ診断をコマンドプロンプトから実行する方法を紹介します。
実行するパソコンの台数が多い場合や、パソコンの動作が重くて画面にたどり着けない場合はこちらを試してみてください。

まずはコマンドプロンプトを立ち上げます。
キーボードの[Windows]キーと[R]キーを押してください。
[Windows]キーと[R]キーを押すと、「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さいウィンドウが立ち上がります。

「ファイル名を指定して実行」ウィンドウの中に[cmd]と入力して、[OK]をクリックしてください。

[OK]をクリックするとコマンドプロンプトが立ち上がります。
そこにmdschedと入力してキーボードのエンターキーを押してください。

キーボードのエンターキーを押すと、
[Windowsメモリ診断]をクリックすると、「Windowsメモリ診断」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
[今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)]をクリックすることでパソコンが再起動し、起動時にメモリ診断が実行されます。
今すぐ再起動しては都合が悪い場合は、その下の[次回コンピューター起動時に問題の有無を確認する]をクリックしてください。
次回起動時に自動的にメモリ診断が始まります。
よくある質問
その他Windows11に関する記事
その他Windows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。
-
印刷した時のログ(履歴)を確認する方法 – Windows11
こんな人にオススメの記事です どのファイルをいつ印刷したか履歴を確認したい人 印刷した履歴を全て削除したい人 どのファイルをいつPDFに変換したか履歴を確認したい... -
仮想メモリを増やす方法と推奨値
こんな人にオススメの記事です メモリー不足でパソコンの動作が遅くなって困っている人 仮想メモリをどれくらい割り当てるのが良いか悩んでいる人 仮想メモリの割り当て... -
Windows11でアプリケーションやWindowsからの通知を無効(オフ)にする方法
こんな方にオススメ Windowsからのデスクトップ通知が邪魔ですべて非表示にしたい方 特定のデスクトップ通知以外を表示させたくない方 Windows Updateの通知を無効(オ... -
PowerShellの最新バージョンをインストールする方法
こんな人にオススメの記事です 最新版のPowerShellを使ってみたい方 最新版のPowerShellのインストール方法を知りたい方 最新版のPowerShellをコマンド入力でインストー... -
Windows11 Homeで仮想環境(Hyper-V)を作成する方法
こんな方にオススメ Windows11 Homeで仮想環境(Hyper-V)を作成したい方 Windows11 Homeで仮想環境(Hyper-V)を作成する方法がわからない方 Windows11 Homeで仮想環境... -
USBを抜き差しした時のログを確認する方法 – Windows11
こんな人にオススメの記事です パソコンにUSBを繋いだ履歴(ログ)を確認したい人 USBの利用履歴(ログ)を長期間保存しておきたい人 USBの利用履歴(ログ)を今すぐ削... -
Windows11でショートカットやフォルダーのアイコン画像を変更する方法
こんな人にオススメの記事です ショートカットのアイコンを変更したい人 ファイルのアイコンを変更したい人 どんなアイコン画像があるか知りたい人 アイコン画像がどこ... -
Microsoft Edgeでシークレットモード(InPrivate ブラウズ)を使う方法
こんな人にオススメの記事です 共用パソコンなどでインターネットの閲覧履歴(閲覧履歴、インターネット一時ファイル、Cookie など)を残したくない人 Microsoft Edgeの閲... -
パソコンのインターネット接続が不安定なときに試してほしいネットワークのリセット方法
こんな人にオススメの記事です インターネット接続が突然不安定になった方 ルーターやモデムを交換してもインターネット接続が不安定な方 ネットワークの設定を初期化し...
最後までご覧いただきありがとうございました。
このサイトは情シスマンが半径3m以内のITに関する情報を掲載してるサイトです。
Windows系を主として、ソフトや周辺機器について思い立った物を色々解説しています。
解説している内容に誤りがあった場合や、補足が必要な場合、もっと知りたい場合はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。
個人の方を限定にサポートさせていただきます。
実行環境
Windows11 Home 22H2
64 ビット オペレーティング システム
Microsoft Office 2019