【Microsoft Edge】DNSキャッシュをクリア(削除)する方法

この記事では、Microsoft EdgeのDNSキャッシュをクリアする方法を解説します。

インターネット接続が不安定なときや特定のWebサイトにアクセスできないとき、EdgeのDNSキャッシュをクリアすることで問題が解決する場合があります。

EdgeのDNSキャッシュとWindowsのDNSキャッシュは別々に管理されているため、両方をクリアする必要があるケースもあります。この記事では、EdgeとWindowsのDNSキャッシュの違いから、クリアしても解決しない場合の対処法まで幅広く解説します。

目次

Microsoft EdgeのDNSキャッシュをクリア(削除)する方法

Microsoft EdgeのDNSキャッシュは、専用のURL「edge://net-internals/#dns」からクリアできます。

インターネット接続が不安定なときや特定のWebサイトが表示されないときに有効な方法で、管理者権限は不要です。

EdgeのDNSキャッシュをクリアする手順は以下の2ステップです。

  1. edge://net-internals/#dnsを開く
  2. 「Clear host cache」ボタンをクリック

以下では実際の画面を用いて設定手順を詳しく解説します。

STEP
Edgeのアドレスバーにedge://net-internals/#dnsを入力してEnter

Microsoft Edgeを起動し、アドレスバーに以下のURLを入力してEnterを押してください。

edge://net-internals/#dns
Microsoft EdgeのアドレスバーにDNSキャッシュクリア用のURLを入力している画面
アドレスバーに「edge://net-internals/#dns」を入力してEnterキーを押します。
STEP
「Clear host cache」ボタンをクリック

Enterを押すと「DNS lookup」と書かれた画面が表示されます。

その中にある「Clear host cache」ボタンをクリックしてください。

ボタンをクリックしても画面に変化はありませんが、これでEdgeのDNSキャッシュがクリアされました。

EdgeのDNS設定画面でClear host cacheボタンをクリックする操作
「Clear host cache」ボタンをクリックするとEdgeのDNSキャッシュがクリアされます。

EdgeのDNSキャッシュとWindowsのDNSキャッシュの違い

Microsoft EdgeはWindows全体のDNSキャッシュとは別に、ブラウザ独自のDNSキャッシュを保持しています。

Edgeだけで特定のWebサイトが表示されない場合は、まずEdgeのDNSキャッシュをクリアしてください。

EdgeのDNSキャッシュをクリアしても問題が解決しない場合や、ChromeなどすべてのブラウザでWebサイトが表示されない場合は、WindowsのDNSキャッシュをクリアする必要があります。

主な違いは以下の通りです。

EdgeのDNSキャッシュWindowsのDNSキャッシュ
保存場所Microsoft Edge内Windows OS全体
管理ブラウザ独自OS全体で共有
参照順序最初に参照Edgeキャッシュにない場合に参照
クリア方法edge://net-internals/#dnsipconfig /flushdns
所要時間約10秒約30秒
EdgeのDNSキャッシュとWindowsのDNSキャッシュの違い

EdgeのDNSキャッシュをクリア(削除)しても問題が解決しない場合

上記の手順でEdgeのDNSキャッシュをクリアしてもWebサイトが正しく表示されない場合は、Edge以外の場所に原因がある可能性があります。

Webサイトの表示トラブルは、複数の要因(OS側のキャッシュ、Cookie、拡張機能など)が絡み合っていることが多いため、一つずつ可能性を潰していく必要があります。以下の対処法を順番に試してみてください。

EdgeのキャッシュとCookieを削除する

EdgeのDNSキャッシュをクリアしても問題が解決しない場合、ブラウザのキャッシュやCookieが原因の可能性があります。

古いキャッシュデータが残っていると、DNSキャッシュをクリアしても正しいページが表示されないことがあります。

EdgeのキャッシュとCookieを削除する手順は以下の通りです。

  1. Edgeを起動し、Ctrl+Shift+Deleteを押す
  2. 時間の範囲を「すべての期間」に設定
  3. 「閲覧データをクリア」画面で「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
  4. 「今すぐクリア」をクリック

詳しい手順やEdge以外のブラウザのキャッシュ削除方法は「【Windows11】ブラウザのキャッシュをまとめてクリア(削除)する方法|Edge/Chrome/Firefox」をご覧ください。

キャッシュとCookieを削除した後、再度問題のWebサイトにアクセスして改善されたか確認してください。

EdgeのキャッシュとCookieを削除しても問題が解決しない場合は、次にWindowsのDNSキャッシュもクリアしてください。

WindowsのDNSキャッシュもクリア(削除)する

EdgeのキャッシュとCookieを削除しても問題が解決しない場合は、次にWindowsのDNSキャッシュもクリアしてください。

EdgeとWindowsはDNSキャッシュを別々に保持しているため、両方をクリアすると問題解決につながる可能性が高くなります。

WindowsのDNSキャッシュをクリアする手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー+Rを押す
  2. 「名前」の欄にipconfig /flushdnsと入力して「OK」をクリック
  3. 黒い画面が一瞬表示されて自動的に閉じれば完了

詳しい手順やコマンドプロンプトを使った方法は「【Windows11】DNSキャッシュをクリア(削除)する方法」をご覧ください。

WindowsのDNSキャッシュをクリアした後、Edgeを再起動して問題のWebサイトにアクセスしてください。

この方法でも解決しない場合は、次にInPrivateブラウズで原因を切り分けてみましょう。

InPrivateブラウズ(シークレットモード)でページを開き直す

WindowsのDNSキャッシュをクリアしても問題が解決しない場合は、InPrivateブラウズ(シークレットモード)で問題のWebサイトにアクセスしてみてください。

InPrivateブラウズでは、拡張機能やキャッシュ、Cookieの影響を受けずにWebサイトを表示できます。ここでWebサイトが正常に表示される場合、Edgeの設定や拡張機能が原因の可能性が高いことが分かります。

InPrivateブラウズを起動する方法は以下の通りです。

  1. Edgeを起動し、Ctrl+Shift+Nを押す(または右上の「…」→「新しいInPrivateウィンドウ」)
  2. InPrivateウィンドウが開いたら、問題のWebサイトにアクセス
  3. 正常に表示されるか確認

InPrivateブラウズの詳しい使い方や注意点は「Microsoft Edgeでシークレットモード(InPrivate ブラウズ)を使う方法」をご覧ください。

InPrivateブラウズで正常に表示される場合は、Edgeの拡張機能を一時的に無効化するか、Edgeの設定をリセットすることで問題が解決する可能性があります。

EdgeのDNSキャッシュをクリアする方法に関するよくある質問と答え

EdgeのDNSキャッシュをクリアする方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

EdgeのDNSキャッシュとは何ですか?

EdgeのDNSキャッシュとは、WebサイトのドメインとIPアドレスの対応関係をEdge内に一時的に保存する仕組みです。

一度アクセスしたWebサイトの情報をEdgeが記憶しておくことで、次回アクセス時の表示速度を向上させます。

EdgeのDNSキャッシュをクリアするとどうなる?

保存されていたドメインとIPアドレスの対応情報がすべて削除されます。次回Webサイトにアクセスする際は、DNSサーバに問い合わせて最新の情報を取得します。

インターネット接続の不具合や特定サイトへのアクセス問題が解決する場合があります。

EdgeとWindowsのDNSキャッシュは別物ですか?

はい、別物です。EdgeはWindows全体のDNSキャッシュとは別に、ブラウザ独自のDNSキャッシュを保持しています。

Edgeだけで特定のWebサイトが表示されない場合はEdgeのDNSキャッシュをクリアし、すべてのブラウザで問題が起きている場合はWindowsのDNSキャッシュもクリアする必要があります。詳しくは「【Windows11】DNSキャッシュをクリア(削除)する方法」をご覧ください。

EdgeのDNSキャッシュはいつクリアすべきですか?

インターネット接続が不安定なとき、特定のWebサイトにEdgeだけアクセスできないとき、Webサイトの移転後に古いIPアドレスにアクセスしてしまうとき、DNSサーバの設定を変更した後などに必要です。

EdgeのDNSキャッシュは自動的にクリアされますか?

はい、Edgeは一定時間経過後に自動的にDNSキャッシュをクリアします。

ただし、すぐに最新の情報を取得したい場合や、インターネット接続に問題がある場合は、手動でDNSキャッシュをクリアする必要があります。

EdgeのDNSキャッシュをクリアしても安全ですか?

はい、安全です。

DNSキャッシュのクリアは一時的に保存されている情報を削除するだけで、Edgeの設定やデータに影響を与えません。必要に応じて何度でも実行できます。

edge://net-internals/#dnsとは何ですか?

edge://net-internals/#dnsは、EdgeのDNSキャッシュを管理するための専用URLです。

このURLにアクセスすると、DNSキャッシュのクリアやDNS lookupなどの診断機能を利用できます。

「Clear host cache」ボタンが見つかりません。どうすればいいですか?

edge://net-internals/#dnsのURLが正しく入力されているか確認してください。URLの最後の「#dns」まで正確に入力する必要があります。

また、Edgeのバージョンが古い場合は最新版にアップデートしてください。

WindowsのDNSキャッシュもクリアする必要がありますか?

Edgeだけで問題が起きている場合は、EdgeのDNSキャッシュをクリアするだけで十分です。

しかし、ChromeなどすべてのブラウザでWebサイトが表示されない場合は、WindowsのDNSキャッシュもクリアする必要があります。詳しくは「【Windows11】DNSキャッシュをクリア(削除)する方法」をご覧ください。

EdgeのDNSキャッシュをクリアするとブラウザの閲覧履歴も消えますか?

いいえ、消えません。

DNSキャッシュのクリアは、ドメインとIPアドレスの対応情報を削除するだけで、ブラウザのCookie、閲覧履歴、保存されたパスワードなどには影響しません。

EdgeのDNSキャッシュをクリアするとパスワードも消えますか?

いいえ、消えません。

DNSキャッシュのクリアは保存されたパスワードに影響を与えません。ブラウザに保存されているすべてのログイン情報はそのまま残ります。

特定のWebサイトだけアクセスできない場合もDNSキャッシュをクリアすべきですか?

はい、効果的です。特定のWebサイトのIPアドレスが変更された場合、古いDNSキャッシュが残っていると接続できないことがあります。

EdgeのDNSキャッシュをクリアすることで最新のIPアドレスを取得し、問題が解決する場合があります。

「Clear host cache」ボタンをクリックしても画面に変化がありません。正常にクリアされていますか?

はい、正常にクリアされています。「Clear host cache」ボタンをクリックしても画面に目立った変化はありませんが、バックグラウンドでDNSキャッシュは削除されています。

心配な場合は、問題のWebサイトにアクセスして改善されたか確認してください。

EdgeのDNSキャッシュをクリアするのに管理者権限は必要ですか?

いいえ、必要ありません。通常のユーザー権限でEdgeのDNSキャッシュをクリアできます。

EdgeのDNSキャッシュとブラウザキャッシュの違いは何ですか?

DNSキャッシュはドメインとIPアドレスの対応関係を保存するもので、ブラウザキャッシュは画像やCSS、JavaScriptなどのWebサイトのコンテンツを保存するものです。

DNSキャッシュをクリアしても、ブラウザキャッシュは削除されません。両方をクリアする場合は、「【Windows11】ブラウザのキャッシュをまとめてクリア(削除)する方法|Edge/Chrome/Firefox」をご覧ください。

EdgeのDNSキャッシュをクリアしたのにWebサイトが表示されない場合、DNS設定を変更すべきですか?

EdgeとWindowsのDNSキャッシュをクリアしても問題が解決しない場合は、DNS設定の変更を検討してください。

インターネットサービスプロバイダが提供するDNSサーバが不安定な場合、Google Public DNSやCloudflare DNSなどの公開DNSサーバに変更することで接続が改善することがあります。詳しくは「【Windows11】DNSサーバの設定を変更する方法」をご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 144.0.3719.92 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2026年1月28日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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