【Microsoft Edge】クリックすると出る白黒の枠(アウトライン)を消す方法

この記事では、Microsoft Edgeでリンクやボタンをクリックしたときに表示される白黒の枠(アウトライン)を消す方法を解説します。

「Edgeでリンクをクリックすると、その周りに白や黒の四角い枠が出るようになった」「クリックのたびに枠線が表示されて気になる」——そんな経験はありませんか。急に出るようになると、故障や不具合を疑ってしまいますよね。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、この枠について「表示がおかしくなった」と相談を受けることがあります。実はこの枠は、多くの場合、Microsoft Edgeのアクセシビリティ機能によるもので、設定を1つオフにするだけで消せます。

ただし、特定のWebサイトだけで枠が出る場合は、サイト側のデザインが原因の可能性があります。この記事では、まず枠が出る原因を2つに切り分けたうえで、消せるケースの具体的な手順と、設定をオフにしても消えない場合の対処法まで、順番に解説します。

目次

Microsoft Edgeでクリックすると白黒の枠(アウトライン)が出る原因

Microsoft Edgeでリンクやボタンをクリックしたときに表示される枠は、「アウトライン」と呼ばれる、いま操作している場所(フォーカス)を示すための線です。この枠が出る原因は、大きく分けて次の2つがあります。どちらが当てはまるかによって対処法が変わるため、まずは自分がどちらのケースかを確認しておきましょう。

すべてのサイトで枠が出る場合

Microsoft Edgeのアクセシビリティ設定がオンになっている可能性があります。設定をオフにすると、多くの場合は枠を消せます。

特定のサイトだけで枠が出る場合

そのサイト側の作り(デザイン)による表示です。Microsoft Edgeの標準設定では消せません。

すべてのサイトで枠が出る場合は、Microsoft Edgeの「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」というアクセシビリティ機能がオンになっています。これは、キーボードだけでWebページを操作する人が、いまどこを選んでいるかをひと目でわかるようにするための機能です。この機能がオンだと、リンクやボタンをクリックしたときや、Tabキーで移動したときに、対象の周りに白黒の枠が3秒間表示されます。

なお、同じアクセシビリティ設定画面には、矢印キーでのスクロールに関する項目など、他にも見直しておきたい設定があります。

Microsoft Edgeでリンクをクリックしたときに白黒の四角い枠(アウトライン)が表示されているスクリーンショット
クリックした要素の周りに表示される白黒の枠(アウトライン)

一方、特定のWebサイトだけで枠が出る場合は、そのサイトがリンクやボタンの操作位置をわかりやすくするため、独自に枠(アウトライン)を表示している可能性があります。この場合、Microsoft Edgeの標準設定では枠を消せません。

アウトラインは、現在選択されている場所を示すための表示です。パソコンやMicrosoft Edgeの故障ではなく、そのまま使用しても動作に問題はありません。

まずは、すべてのサイトで枠が出る場合の消し方(アクセシビリティ設定のオフ)から解説します。設定をオフにしても消えない場合や、枠の表示がおかしい場合の対処法は、このあと紹介します。

クリックすると出る枠(アウトライン)を消す方法

クリックすると出る枠(アウトライン)を消すには、Microsoft Edgeのアクセシビリティ設定をオフにします。すべてのサイトで枠が出る場合は、この設定がオンになっている可能性が高いです。設定画面から数クリックで消せるので、まずはこの方法を試してください。

  1. Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」から「設定」を開く
  2. 左側の「アクセシビリティ」をクリックする
  3. 「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフにする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
Microsoft Edge右上の「⋯(三点リーダー)」から「設定」を選択

Microsoft Edgeを起動し、画面右上にある「…(三点リーダー)」をクリックしてください。

「⋯(三点リーダー)」などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

表示されたメニューから、「設定」を選択してください。

Microsoft Edge右上の三点リーダーをクリックして設定を開き、フォーカス表示の枠を消す準備をするスクリーンショット
右上の「⋯」から「設定」を開く
STEP
「アクセシビリティ」をクリック

Microsoft Edgeの設定画面が表示されたら、左側にある「アクセシビリティ」をクリックしてください。

Microsoft Edgeの設定画面の左側にある「アクセシビリティ」をクリックしてフォーカス領域の設定を開くスクリーンショット
設定画面の左側から「アクセシビリティ」を選ぶ
STEP
「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフにする

「アクセシビリティ」をクリックすると、Microsoft Edgeの見やすさや操作性に関する設定が表示されます。

この画面はMicrosoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/accessibilityと入力してEnterキーを押すことで直接開けます。

その中にある「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフ(グレーの状態)にしてください。

これで枠(アウトライン)が非表示になります。

アクセシビリティ設定で「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフにしてクリック時の枠を消すスクリーンショット
「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフにする

設定をオフにしても枠が消えない場合の対処法

「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフにしても枠が消えない場合は、まず別のWebサイトでも同じ枠が表示されるか確認してください。

特定のWebサイトだけで表示される場合は、そのサイト側のデザインによるもので、Microsoft Edgeの設定では消せません。複数のWebサイトで枠が表示される場合は、Microsoft Edgeの再起動や拡張機能の無効化を順番に試してください。

Microsoft Edgeを再起動する

複数のWebサイトで枠が表示され、表示のされ方が不自然な場合は、Microsoft Edgeの一時的な表示不具合が原因のことがあります。まずはMicrosoft Edgeを再起動して、症状が改善するか確認してください。

  1. 開いているMicrosoft Edgeのウィンドウをすべて閉じる
  2. あらためてMicrosoft Edgeを起動し、枠が消えたか確認する

閉じても改善しない場合は、タスクマネージャーを開き、「Microsoft Edge」に関連するプロセスをすべて終了してから、再度Microsoft Edgeを起動してみてください。

Microsoft Edgeの拡張機能をオフにする

Microsoft Edgeを再起動しても枠が消えない場合、インストールされている拡張機能が、Webページの表示に干渉している可能性があります。原因を切り分けるため、インストールされている拡張機能をいったんすべてオフにして、症状が変わるか確認してください。

  1. Edge右上の「…」→「拡張機能」→「拡張機能の管理」をクリック
  2. インストールされている拡張機能のトグル(スイッチ)をすべてオフにする
  3. Microsoft Edgeを再起動し、枠が消えたか確認する

拡張機能の無効化方法について詳しくは「【Microsoft Edge】拡張機能(アドオン)を無効化・停止する方法」で解説しています。

再起動後、枠が消えたか確認してください。消えた場合は、拡張機能を1つずつオンに戻すことで、原因の拡張機能を特定できます。

すべての拡張機能をオフにしても枠が消えない場合は、Microsoft Edgeの修復を試してください。

Microsoft Edgeを修復する

再起動や拡張機能のオフでも枠が消えない場合は、Microsoft Edge本体のインストール状態に問題が発生している可能性があります。以下の手順でMicrosoft Edgeを修復し、症状が改善するか確認してください。

修復を行っても、お気に入りや閲覧履歴、保存したパスワードなどのブラウザーデータや設定には通常影響しません。

  1. 「スタート」を右クリックし、表示されたメニューから「インストールされているアプリ」をクリックする
  2. 一覧から「Microsoft Edge」を探し、右側の「…(三点リーダー)」をクリックして「変更」を選択する
  3. 表示された画面で「修復」をクリックし、画面の指示に従って修復を完了する

修復では、Microsoft Edgeの最新版がダウンロードされ、再インストールされます。修復にはインターネット接続が必要です。各手順を画像付きで詳しく確認したい場合は、【Windows11】Microsoft Edgeをリセット・修復インストールする方法で解説しています。

Microsoft Edgeでクリックすると出る白黒の枠(アウトライン)に関するよくある質問と答え

Microsoft Edgeでクリックすると出る枠(アウトライン)に関するよくある質問と答えをまとめました。

Microsoft Edgeでクリックすると出る白黒の枠(アウトライン)は何ですか?

白黒の枠(アウトライン)は、現在操作している場所(フォーカス)を示すための枠です。キーボードだけでWebページを操作する人が、リンクやボタンのどこを選んでいるかをひと目でわかるようにするための機能です。

白黒の枠(アウトライン)が突然出るようになりました。一瞬だけ表示されてすぐ消えます。

ある日突然この枠が出るようになると驚きますが、パソコンやMicrosoft Edgeの故障ではありません。この枠は、リンクをクリックしたときやTabキーで移動したときに表示され、約3秒で自動的に消えます。表示が気になる場合は、Microsoft Edgeの設定でオフにできます。

この白黒の枠(アウトライン)を消すにはどうすればいいですか?

すべてのサイトで枠が出る場合は、Microsoft Edgeのアクセシビリティ設定をオフにすると消せます。
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「設定」→「アクセシビリティ」を開き、「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」をオフにしてください。アドレスバーにedge://settings/accessibilityと入力すると、この設定画面を直接開けます。

設定を開いても「フォーカスされたオブジェクトの見やすいアウトラインを表示する」が見つかりません。

Microsoft Edgeのバージョンによっては、名称が少し違うことがあります。「ページ上のフォーカス領域の周囲に可視性の高いアウトラインを表示する」のように表示される場合もありますが、どちらも同じ設定です。
アドレスバーにedge://settings/accessibilityと入力すると、この設定画面を直接開けます。それでも見つからない場合は、Microsoft Edgeを最新版に更新してみてください。

アクセシビリティの設定画面でオフにしても枠が消えません。なぜですか?

特定のサイトだけで出る場合は、そのサイト側のデザインによる表示のため、Microsoft Edgeの設定では消せません。すべてのサイトで出る場合は、Microsoft Edgeの再起動や拡張機能の無効化を試してください。

特定のサイトだけで白黒の枠(アウトライン)が出る場合、消す方法はありますか?

そのサイトが独自に枠(アウトライン)を表示している場合、Microsoft Edgeの標準的な設定では消せません。
この枠は操作位置を示すためのもので、動作に害はないため、無理に消す必要はありません。どうしても消したい場合は、カスタムCSSを適用する拡張機能などを使う方法もありますが、上級者向けのためこの記事では扱いません。

白黒の四角い枠が消えずに残ったり、不自然な場所に表示されたりします。どうすればいいですか?

Microsoft Edgeの一時的な表示不具合が原因のことがあります。まずはMicrosoft Edgeをすべて閉じて、再起動してください。
閉じても改善しない場合は、タスクマネージャーで「Microsoft Edge」に関連するプロセスをすべて終了してから、あらためて起動してみてください。

拡張機能がこの枠の原因かどうか、どうやって確認すればいいですか?

インストールされている拡張機能をいったんすべてオフにして、枠が消えるか確認してください。消えた場合は、拡張機能を1つずつオンに戻していくと、原因の拡張機能を特定できます。
拡張機能の無効化方法は【Microsoft Edge】拡張機能(アドオン)を無効化・停止する方法で詳しく解説しています。

この枠の色や太さを変えることはできますか?

Microsoft Edgeの標準設定では、枠(アウトライン)の色や太さを個別に変更することはできません。設定でできるのは、表示のオンとオフの切り替えのみです。
なお、この枠は白と黒の組み合わせで表示されるため、背景の色に関わらず見やすいように作られています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 150.0.4078.83 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2026年8月1日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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