この記事では、Adobe Update Serviceを無効にする方法を解説します。
「Adobe Update Serviceというプロセスがバックグラウンドで常に動いていて気になる」「社内のPCでAcrobatのアップデートタイミングを自分たちで管理したい」といった相談は、情シスとしてよく耳にする悩みのひとつです。
情シスとして社内PCのサポートをしていると、Adobe Update Serviceを無効化することで、バックグラウンドでの不要な通信やリソース消費を抑えられる、更新のタイミングを社内のルールに合わせてコントロールできるといったメリットを実感する場面が多くあります。特に、複数台のPCを一括管理している環境では効果を感じやすいポイントです。
この記事では、Adobe Update Serviceをservices.mscから無効にする手順に加えて、無効化する際の注意点や、元に戻す方法まで詳しく解説します。
Adobe Update Serviceとは?
Adobe Update Serviceは、Adobe AcrobatやAdobe Readerのアップデートを確認・適用するためのWindowsサービスです。
Windowsの起動時に自動で開始され、バックグラウンドでAdobe製品の更新プログラムを確認します。新しいバージョンやセキュリティ更新プログラムが公開されると、アップデートの通知やダウンロードを行う役割があります。
通常は有効のまま利用されていますが、企業などでアップデートのタイミングを一括管理している環境では、意図しない更新を防ぐために無効化するケースもあります。
Adobe Update Serviceを無効にすると、自動でアップデートを確認しなくなります。セキュリティ更新も自動では適用されなくなるため、定期的に手動で更新を確認する運用がおすすめです。
Adobe Update Serviceを無効にする手順
Adobe Update Serviceを無効にする手順は、Windowsの「サービス」画面(services.msc)からスタートアップの種類を変更する方法です。設定の変更には管理者権限のあるアカウントでの操作が必要なため、事前にサインインしているアカウントの権限を確認しておいてください。
Windowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」にservices.mscと入力する- 一覧から「AdobeUpdateService」を右クリックし、「プロパティ」を選択する
- 「スタートアップの種類」で「無効」を選択し、「OK」ボタンをクリックする
- 「スタートアップの種類」が「無効」になっていることを確認する
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。
画面左下に「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。
「名前(O):」と書かれた入力欄にservices.mscと入力し、「OK」ボタンをクリックするかEnterキーを押してください。

「OK」ボタンをクリックすると、「サービス」と書かれたウィンドウが開き、Windows11で動作しているサービスの一覧が表示されます。
その中にある「AdobeUpdateService」を右クリックし、「プロパティ」を選択してください。

「プロパティ」を選択すると、「AdobeUpdateServiceのプロパティ」が表示されます。
「スタートアップの種類」で「無効」を選択し、「OK」ボタンをクリックしてください。

「OK」ボタンをクリックすると「AdobeUpdateServiceのプロパティ」が閉じ、「サービス」画面に戻ります。
「AdobeUpdateService」の「スタートアップ種類」が「無効」になっていることを確認してください。
これで「AdobeUpdateService」が無効になりました。

Adobe Update Serviceを無効にする場合の注意点
Adobe Update Serviceのスタートアップを無効にすると、Acrobat/Readerの更新に関わる仕組みに影響が及びます。作業を始める前に、次の2点を確認しておいてください。
Acrobat/Readerが自動でセキュリティ更新されなくなる
Adobe Update Serviceは、Acrobat/Readerがバックグラウンドで最新版を確認・取得するための仕組みです。このサービスを無効にすると自動チェックが行われなくなり、セキュリティパッチを含むアップデートが自動では適用されなくなります。
無効化した後は、定期的に「ヘルプ」メニューから手動でアップデートの有無を確認する運用に切り替えることをおすすめします。社内で複数台のPCを管理している場合は、確認のタイミングをルール化しておくと、更新の抜け漏れを防ぎやすくなります。

タスクスケジューラの「Adobe Acrobat Update Task」は別物として残る
Adobe Update Serviceのスタートアップを無効にしても、タスクスケジューラに登録されている「Adobe Acrobat Update Task」は別の仕組みのため、そのまま残ります。このタスクもAcrobatの更新チェックに関わっているため、バックグラウンドの更新関連処理を完全に止めたい場合は、タスクスケジューラ側の設定もあわせて確認する必要があります。


Adobe Update Serviceを元に戻す(再度有効にする)方法
Adobe Update Serviceを元に戻す方法は、無効化した「スタートアップの種類」を「自動」に戻し、パソコン起動時に自動でサービスが開始される状態に戻す手順です。無効化前の状態に戻したい場合や、自動更新を再開したくなった場合に試してください。
Windowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」にservices.mscと入力する- 一覧から「AdobeUpdateService」を右クリックし、「プロパティ」を選択する
- 「スタートアップの種類」で「自動」を選択し、「OK」ボタンをクリックする
- 「スタートアップの種類」が「自動」になっていることを確認する
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。
画面左下に「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。
「名前(O):」と書かれた入力欄にservices.mscと入力し、「OK」ボタンをクリックするかEnterキーを押してください。

「OK」ボタンをクリックすると、「サービス」と書かれたウィンドウが開き、Windows11で動作しているサービスの一覧が表示されます。
その中にある「AdobeUpdateService」を右クリックし、「プロパティ」を選択してください。

「プロパティ」を選択すると、「AdobeUpdateServiceのプロパティ」が表示されます。
「スタートアップの種類」で「自動」を選択し、「OK」ボタンをクリックしてください。

「OK」ボタンをクリックすると「AdobeUpdateServiceのプロパティ」が閉じ、「サービス」画面に戻ります。
「AdobeUpdateService」の「スタートアップ種類」が「自動」になっていることを確認してください。
これで「AdobeUpdateService」が有効になり、パソコン起動時に自動で起動するようになります。

Windows11でAdobe Update Serviceを無効にする手順に関するよくある質問と答え
Windows11でAdobe Update Serviceを無効にする手順に関するよくある質問と答えをまとめました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。
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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。
公式情報・関連資料
- アップデーターの自動チェックを変更する / 無効にする方法 (Acrobat/Reader)
- 自動アップデートを無効にする方法 | アプリケーションマネージャー | IT 管理者向け
- Adobe Update Manager の問題のトラブルシューティング
実行環境詳細と検証日
- OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。 - ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
- 最終検証日:2026年7月10日

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