xls(古いエクセル)からxlsx(新しいエクセル)に変換する方法

Microsoft Office エクセル(Microsoft Office Excel)

xls(古いエクセル)からxlsx(新しいエクセル)に変換する方法

2022年5月9日

xls(古いエクセル)からxlsx(新しいエクセル)に変換するには以下の2通りの方法があります。

  • [名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
  • エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

ここではxls(古いエクセル)とxlsx(新しいエクセル)を見分ける方法から、xls(古いエクセル)からxlsx(新しいエクセル)に変換する方法、新しいエクセル形式にするメリットを画像を交えて詳しく解説していきます。

「今更かよ!」と思う人もいるかもしれませんが、未だに.xlsを目にすることがあるので書き起こしてみます。

xls(古いエクセル)とxlsx(新しいエクセル)を見分ける方法

まずはxls(古いエクセル)とxlsx(新しいエクセル)を見分ける方法です。

xls(古いエクセル)とxlsx(新しいエクセル)を見分ける方法
xls(古いエクセル)とxlsx(新しいエクセル)を見分ける方法

拡張子(ファイル名の後ろに書かれたアルファベット)を表示させている場合は末尾が.xlsか.xlsxかの違いですぐわかります。

拡張子が表示されていない場合はこちらの「ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法 Windows11」を参考に拡張子を表示させてみてください。

拡張子を表示させていなくてもアイコンの見た目で判別することができます。左側がxls(古いエクセルファイル)で、右側がxlsx(新しいエクセルファイル)です。

左側のアイコンを見かける場合は古いエクセルファイルを使っていることになります。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

ここからは[名前を付けて保存]から.xlsxファイル(新しいエクセル)に変換する方法を詳しく解説していきます。

この方法では、元ファイル(xls形式の古いファイル)は削除されず、新しいファイル(xlsx形式のファイル)が新たに保存されます。
元ファイル(xls形式の古いファイル)を残しておきたいときに有効です。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

まずは変換したいファイル(xls形式の古いファイル)を開き、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

[ファイル]をクリックするとエクセルのホーム画面が開きます。

左側にある[名前を付けて保存]をクリックしてください。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

[名前を付けて保存]をクリックすると、保存先を選択する画面が表示されるので、保存先を選択してください。

保存先を選択すると上記のようなウィンドウが開きます。

「ファイルの種類(T)」と書かれたプルダウンメニューをクリックし、[Excelブック(*.xlsx)]を選択してください。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

[Excelブック(*.xlsx)]を選択すると、ファイル名の一番後ろが「.xlsx」になり、ファイルの種類が「Excelブック(*.xlsx)」になります。

この状態で右下にある[保存(S)]をクリックしてください。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

[保存(S)]をクリックするとエクセルの画面に戻ります。

戻ったときには変換された新しいファイル(xlsx形式のファイル)が開かれています。

元ファイル(xls形式の古いファイル)は名前を付けて保存した時点の状態に上書きされて残っています。

この時開かれているエクセルは、一番最初に開いた変換したいファイル(xls形式の古いファイル)ではなく、全く異なるエクセルファイルです。
ファイルの中身を編集して上書き保存した場合、新しいファイル(xlsx形式のファイル)が上書きされます。

[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する
[名前を付けて保存]から.xlsxファイルで保存する

エクスプローラーからファイル名を確認すると、ファイルの拡張子が.xlsxになっていることが確認できます。

拡張子(.xlsx)が表示されていない場合はこちらの「ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法 Windows11」を参考に拡張子を表示させてみてください。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

ここからはエクセルの変換機能を使って.xlsxファイル(新しいエクセル)に変換する方法を詳しく解説していきます。

この方法では、元ファイル(xls形式の古いファイル)が上書きされて、新しいファイル(xlsx形式のファイル)だけが残ります。
元ファイル(xls形式の古いファイル)が不要な場合に有効です。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

まずは変換したいファイル(xls形式の古いファイル)を開き、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

[ファイル]をクリックするとエクセルのホーム画面が開きます。

左側にある[情報]をクリックしてください。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

[情報]をクリックすると「情報」と書かれたウィンドウに移動します。

その中にある[互換モード]をクリックしてください。

保存先に変換後のファイル名と同じ名前のファイルが存在している場合、保存先またはファイル名を確認するメッセージが表示されます。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

[互換モード]をクリックすると「この処理では、ブックが最新のファイル形式に変換されます。変換されると、Excelの全ての新機能を使用できるようになり、ファイルサイズが小さくなります。変換後は、元のブックは削除され、復元することはできません。」とメッセージが表示されます。

内容に問題がなければ[OK]をクリックしてください。

今後このメッセージが不要な場合は、左下の「ブックの変換を確認するメッセージを今後表示しない」にチェックを入れてください。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

[OK]をクリックすると、「ブックが正常に現在のファイル形式に変換されました。現在のファイル形式の新しい機能と拡張された機能を使用するには、ブックを閉じて再度開く必要があります。今すぐブックを閉じて再度開きますか?」と確認するメッセージが表示されます。

[はい]をクリックしてください。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

[はい]をクリックするとエクセルブックが一度閉じ、再度立ち上がります。

この時開かれているExcelファイルは元ファイル(xls形式の古いファイル)と同じ場所にあります。

エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する
エクセルでファイル形式を.xlsxファイルに変換する

エクスプローラーからファイル名を確認すると、ファイルの拡張子が.xlsxになっていることが確認できます。

拡張子(.xlsx)が表示されていない場合はこちらの「ファイルの拡張子と隠しファイルの表示方法 Windows11」を参考に拡張子を表示させてみてください。

新しいエクセル形式(.xlsx)にするメリット

ここまではxls(古いエクセル)からxlsx(新しいエクセル)に変換する方法をご紹介しましたが、ここからは新しいエクセル形式(.xlsx)にするメリットをいくつかご紹介します。

まだxls(古いエクセル)形式を使っている場合は是非この機会にxlsx(新しいエクセル)への乗り換えを検討してみてください。

ファイルの容量が軽くなる

xls(古いエクセル)からxlsx(新しいエクセル)に変換するだけでファイルの容量が大きく削減されます。

新しいエクセル形式(.xlsx)にするメリット
新しいエクセル形式(.xlsx)にするメリット

こちらは.xls形式(左側)で作成したファイルを.xlsx形式(右側)に変換した時のファイルのプロパティです。

元のサイズが1.07MBあったのに対し、変換後は205KBと約5分の1まで圧縮されました。

ファイルの中身によっても圧縮率は異なりますが、ほとんどの場合がファイルサイズは削減されます。

安全性の向上

xls(古いエクセルファイル)はExcel2003まで主に使われてきたファイル形式で、Excel2007以降はxlsx(新しいエクセル)が主流になりました。

そのExcel2003は2014年4月にサポートが終了しているため、それ以降の新機能やセキュリティに関する更新が行われていません。

サポート期間に関する詳細はこちらのMicrosoft公式サイトでご確認ください。

その結果xls(古いエクセルファイル)が攻撃メールなどで利用されるケースも増えてきています。

デジタルアーツは2020年3月16日、同社製品のユーザーから同意の下で収集した情報を基に、攻撃メールに使われる文書ファイルの種類と、そのファイルが業務で使われる割合について調査した。攻撃メールの82%は、Word/Excelの旧型式のファイル(doc/xls)を利用している。これらを使わないというルールを設けることでマルウェア感染リスクを軽減できるとしている。

https://it.impress.co.jp/articles/-/19479

日々業務で使い、お客様や取引先様にも送ることのあるエクセルファイルこそ、安全面を考慮することが大事だと私は考えます。

エクセルファイル以外でもワードファイルも日々の業務で使うことが多いと思います。

エクセル同様にワードも新しいファイル形式にしっかり変換することでこれらのリスクを減らすことが可能です。

doc(古いワード)からdocx(新しいワード)に変換する方法もご紹介していますのでぜひご覧ください。

doc(古いワード)からdocx(新しいワード)に変換する方法

列と行の大幅な増加

実務面でメリットが多いのがこちらで紹介する行と列の大幅な増加です。

昨今ではデータのやり取りが増え、エクセルファイルやCSV形式のファイルの列はどんどん増える傾向にあります。

そうなってくるとxls(古いエクセルファイル)では開くことができないファイルも出てきてしまいます。

.xlsファイルと.xlsxファイルの列(縦)、行(横)の上限を比べてみます。

.xlsファイル.xlsxファイル
列(縦)の上限65,5361,048,576
行(横)の上限25616,384
.xlsファイルと.xlsxファイルの列(縦)、行(横)の上限

xls(古いエクセルファイル)では6万5千列までしか読み込めないのに対して、xlsx(新しいエクセル)では100万列以上を読み込むことが出来ます。

このように同じエクセルとは思えないくらいの差があります。

xlsx(新しいファイル)形式ではファイルの容量が削減され、安全面でも強化され、扱えるデータ量の上限も増えます。

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その他エクセルに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

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