エクセルやワードの「最近使ったアイテム」の表示を削除する方法

エクセルやワードの「最近使ったアイテム」を削除する方法3

こんな人にオススメの記事です

  • エクセルやワードの作業履歴(開いたファイルなど)を他の人に見られたくない人
  • 最近使ったアイテムに使用頻度が低いファイルがあって、それらを消したい人

エクセルやワードには「ホーム」や「開く」の画面に「最近使ったアイテム」として最近開いたファイル名と、そのファイルが保存されているフォルダーを表示する機能が備わっています。

使い方次第ではすごく便利な機能ではありますが、他の人とパソコンを共有している場合には、自分のエクセルやワードの作業履歴を他の人に見られたくないと感じることがあると思います。

ここではエクセルやワードに表示されている「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名と、フォルダー名を削除する方法と、一時的に非表示にする方法を詳しく解説していきます。

画面はエクセルの画面で解説していきますが、ワードでも手順は同じです。

目次

「最近使ったアイテム」が表示されている場所

最近使ったアイテムはエクセルやワードを新規で開くとその直後の画面に表示されます。

「最近使ったアイテム」が表示されている場所
「最近使ったアイテム」が表示されている場所

「最近使ったアイテム」は初期設定の状態では過去50件の利用履歴が保存されています。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法

表示されているファイル名を削除するには以下の手順で行います。

  1. エクセルを起動して右上にある[ファイル]をクリック
  2. 左側のメニューにある[開く]をクリック
  3. 削除したいファイル名を右クリック
  4. メニューの中から[一覧から削除(R)]をクリック

ここからは「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法を画像付きで詳しく解説していきます。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法
「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法

エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリックしてください。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法
「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法

[ファイル]をクリックするとエクセルのホーム画面が表示されます。

左側のメニューにある[開く]をクリックしてください。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法
「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を削除する方法

[開く]をクリックすると右側にこれまで使ったファイルの履歴が表示されています。

ここに表示されるのはエクセル形式のファイルだけではなく、CSVファイルやPDFファイルなどエクセルで開いた全てのファイルが全て表示されます。

エクセルが初期設定の状態では過去50件の利用履歴が保存されています。

一覧から削除したいファイル名を右クリックし、展開されたメニューの中から[一覧から削除(R)]をクリックすると「最近使ったアイテム(ファイル)」から削除されます。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除したい場合

エクセルに保存されている「最近使ったアイテム(ファイル)」全てを削除したい場合は以下の手順で行います。

  1. エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリック
  2. 左側のメニューにある[開く]をクリック
  3. 「開く」画面の右側に表示されているファイル名のどれかを[右クリック]
  4. メニューの中から[固定されていない項目をクリア]をクリック

ここからは「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除する方法を画像付きで詳しく解説していきます。

共有パソコンを使っている場合、他の人が「最近使ったアイテム」をショートカット代わりに使っている可能性があるので注意してください。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除したい場合
「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除したい場合

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除するには、「開く」画面に表示されているファイル名のいずれかを[右クリック]してください。

展開されるメニューの中から[固定されていない項目をクリア]をクリックしてください。

「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除したい場合
「最近使ったアイテム」に表示されているファイル名を一括で全て削除したい場合

[固定されていない項目をクリア]をクリックすると、「一覧からすべての固定されていない項目を削除しますか?」とメッセージが表示されます。

ここで言われている「固定されていない項目」とは、最近使用したフォルダーにピン留めされているフォルダーのことです。

問題なければ[はい]をクリックしてください。

これで一覧にピン留めされているファイル名以外は全て削除されます。

「最近作業したフォルダー」の履歴を削除したい場合

エクセルには「最近使ったアイテム(ファイル)」にも「最近作業したフォルダー」という履歴も残っています。

自分の作業履歴をきちんと削除したい場合は、「最近使ったアイテム(ファイル)」だけではなく「最近作業したフォルダー」の履歴も削除することをオススメします。

作業したフォルダーの履歴を削除するには以下の手順で行います。

  1. エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリック
  2. 左側のメニューにある[開く]をクリック
  3. 右上にある[フォルダー]をクリック
  4. 削除したいフォルダー名を右クリックし、メニューの中から[一覧から削除(R)]をクリック。

ここからは作業したフォルダーの履歴を削除する方法を画像付きで詳しく解説していきます。

作業したフォルダーの履歴を削除したい場合
作業したフォルダーの履歴を削除したい場合

エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリックしてください。

作業したフォルダーの履歴を削除したい場合
作業したフォルダーの履歴を削除したい場合

[ファイル]をクリックすると、「おはようございます」と書かれたエクセルのホーム画面が表示されます。

左側のメニューにある[開く]をクリックしてください。

ファイル名だけではなくフォルダーの履歴も削除したい場合
ファイル名だけではなくフォルダーの履歴も削除したい場合

「最近作業したフォルダー」は「開く」の画面にある「フォルダー」と書かれたタブをクリックすることで表示されます。

ファイル名だけではなくフォルダーの履歴も削除したい場合
ファイル名だけではなくフォルダーの履歴も削除したい場合

ここには、使用したエクセルが保存されていたフォルダーが表示されています。

一覧から削除したいフォルダー名を[右クリック]してください。

展開されたメニューの中から[一覧から削除(R)]をクリックすると一覧から削除されます。

作業したフォルダーの履歴を一括で全て削除したい場合

エクセルに保存されている「最近作業したフォルダー」の履歴を一括で全てを削除する場合は以下の手順で行います。

  1. エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリックし
  2. 左側のメニューにある[開く]をクリック
  3. 右上にある[フォルダー]をクリック
  4. 表示されるフォルダー名のいずれかを[右クリック]し、メニューの中から[固定されていない項目をクリア]をクリック

ここからはエクセルに保存されている「最近作業したフォルダー」の履歴を一括で全てを削除する方法を画像付きで詳しく解説していきます。

共有パソコンを使っている場合、他の人が「最近作業したフォルダー」をショートカット代わりに使っている可能性があるので注意してください。

作業したフォルダーの履歴を一括で全て削除したい場合
作業したフォルダーの履歴を一括で全て削除したい場合

「最近作業したフォルダー」の履歴を一括で全てを削除するには、「開く」画面に表示されているフォルダーのいずれかを[右クリック]してください。

展開されるメニューの中から[固定されていない項目をクリア]をクリックしてください。

作業したフォルダーの履歴を一括で全て削除したい場合
作業したフォルダーの履歴を一括で全て削除したい場合

[固定されていない項目をクリア]をクリックすると、「一覧からすべての固定されていない項目を削除しますか?」とメッセージが表示されます。

ここで言われている「固定されていない項目」とは、最近使用したフォルダーにピン留めされているフォルダーのことです。

問題なければ[はい]をクリックしてください。

作業したフォルダーの履歴を一括で全て削除したい場合

これで一覧にピン留めされているフォルダー以外は全て削除されます。

「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法

ここからは「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にするには以下の手順で行います。

  1. エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリックし
  2. 左側のメニューにある[その他]→[オプション]をクリック
  3. 「Excelのオプション」で[詳細設定]をクリック
  4. 「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数(R)」を0に変更
  5. 右下の[OK]をクリック

「非表示にする方法」と「削除する方法」を混ぜて紹介されているサイトを見かけたことがありますが、ここで紹介する「非表示にする方法」は再度表示させることもできます。

ここからは「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法を画像付きで詳しく解説していきます。

「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法
「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法

エクセルを起動し、右上にある[ファイル]をクリックしてください。

「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法
「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法

[ファイル]をクリックするとエクセルのホーム画面が表示されます。

左側のメニュー一番下にある[その他]をクリックしてください。

[その他]をクリックするとメニューが展開されるので、その中にある[オプション]をクリックしてください。

エクセルやワードのウィンドウを拡大/縮小していると表示が異なる場合があります。

「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法
「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法

[オプション]をクリックすると、「Excelのオプション」(ワードの場合は[Wordのオプション])と書かれたウィンドウが立ち上がります。

エクセルをアクティブウィンドウにした状態で、キーボードのAlt→T→Oと順番に押すことでも「Excelのオプション」ウィンドウを開くことができます。
※コピー、ペーストなどと異なり、Altを押しっぱなしではなく、Alt→T→Oと1個1個順番に押してください。

左側にある[詳細設定]をクリックしてください。

「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法
「最近使ったアイテム」を一時的に非表示にする方法

[詳細設定]をクリックすると右側に多くの設定項目が表示されます。

下にスクロールし、「表示」と書かれた項目を探してください。

そのすぐ下に「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数(R)」と書かれた項目があります。

初期設定では50となっていますが、ここを0に変更してください。

0に変更したら右下にある[OK]をクリックしてください。

これで「ホーム」や「開く」の画面に表示されている「最近使ったアイテム」が表示されなくなります。

「最近使ったアイテム」を再度表示したい場合は、「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数(R)」を増やしてください。

Windowsのタスクバーに表示される最近使ったアイテムを非表示にする方法

Windowsのタスクバーにも最近使ったアイテムが表示されているのは知っていましたか?

こちらの「タスクバーに表示される最近使ったアイテムを非表示にする方法 Windows11」ではWindowsのタスクバーに表示される最近使ったアイテムを非表示にする方法を詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。

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