この記事では、Outlookの返信・転送メールを常に新しいウィンドウ(ポップアウト)で開く設定方法を解説します。
「返信ボタンを押すと閲覧ウィンドウ内で編集画面が開いてしまい、元のメールを確認しながら返信できない」「新しいウィンドウで開くようにしたいけど、どこで設定するのかわからない」といったお問い合わせをよく受けます。
情シスとして社内PCのサポートをしていると、返信・転送を新しいウィンドウで開く設定を知らないまま使い続けているユーザーは少なくありません。新しいウィンドウで開くように設定するだけで、元の受信メールを見ながら返信・転送メールを作成できるようになり、内容の確認ミスや転記ミスを大幅に減らすことができます。
この記事では、Outlookのオプションから返信・転送を常に新しいウィンドウ(ポップアウト)で開く設定手順と、設定しても反映されない場合の対処法まで詳しく解説します。
返信・転送メールを常に新しいウィンドウ(ポップアウト)で開く設定方法
返信・転送メールを常に新しいウィンドウ(ポップアウト)で開くには、Outlookのオプション画面から設定を変更します。チェックボックスをオンにするだけで完了するため、初めての方でも迷わず操作できます。
- Outlookのメイン画面で「ファイル」タブをクリックする
- 「オプション」をクリックして「Outlookのオプション」ウィンドウを開く
- 左側メニューから「メール」をクリックする
- 「返信と転送を新しいウィンドウで開く」にチェックを入れて「OK」をクリックする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
まずは、Outlookのメイン画面で「ファイル」タブをクリックしてください。

次に、表示されたメニューから「オプション」をクリックしてください。

「オプション」をクリックすると、「Outlookのオプション」ウィンドウが表示されます。
左側にある「メール」タブを選択してください。

「メール」タブを選択すると、メールの送受信に関する設定画面が表示されます。
「返信/転送」にある「返信と転送を新しいウィンドウで開く(O)」にチェックを入れて、右下の「OK」ボタンをクリックして設定を保存してください。

設定を変更しても新しいウィンドウ(ポップアウト)で開かない場合の対処法
設定を変更しても新しいウィンドウ(ポップアウト)で開かない場合、Outlookのプロセスが残っていたり、アドインや破損したプログラムファイルが原因となっていることがあります。以下の手順を順番に試してください。
- Outlookをタスクマネージャーから完全に終了して再起動する
- Office(Outlook)を最新の状態に更新する
- Outlookをセーフモードで起動してアドインの影響を確認する
- Office(Outlook)を修復インストールする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
Outlookをタスクマネージャーから完全に終了して再起動する
設定変更直後は反映されていない場合があります。Outlookのプロセスが完全に終了していないケースがあるため、タスクマネージャーからOutlookを完全に終了してから再起動してください。
Ctrl+Shift+Escキーを押してタスクマネージャーを開く- 「プロセス」タブで「Microsoft Outlook」を右クリックし、「タスクの終了」をクリック
- Outlookを再起動し、返信または転送を行って新しいウィンドウで開くか確認する
Office(Outlook)を最新の状態にする
Outlookのバグや不具合が原因で、設定が正しく反映されないことがあります。以下の手順でOfficeを最新の状態に更新してください。
- Outlookを開き、左上の「ファイル」タブをクリックする
- 左側メニューから「Office アカウント」をクリックする
- 「更新オプション」をクリックし、表示されたメニューから「今すぐ更新」をクリックする
- 更新完了後、Outlookを再起動して設定が反映されているか確認する
Outlookをセーフモードで起動してアドインの影響を確認する
インストールされているアドインが原因で、設定が正常に動作しないことがあります。
Outlookをセーフモードで起動すると、すべてのアドインが無効化された状態で起動できるため、問題の原因がアドインかどうかを切り分けられます。
Ctrl+Shift+Escキーを押してタスクマネージャーを開き、「Microsoft Outlook」を右クリックして「タスクの終了」をクリックしてOutlookを完全に終了するWindowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く- 「名前」欄に「outlook /safe」と入力し、「OK」をクリックしてセーフモードで起動する
- セーフモードで返信または転送を行い、新しいウィンドウで開くか確認する
- 新しいウィンドウで開く場合はアドインが原因のため、通常モードで起動し直してアドインを無効化する
Office(Outlook)を修復インストールする
再起動・更新・アドインの無効化を試しても改善しない場合、Officeのプログラムファイル自体が破損している可能性があります。Office(Outlook)の修復インストールを実行してください。
Windowsキー+Iキーを押して「設定」を開く- 「アプリ」をクリックし、「インストールされているアプリ」をクリックする
- 一覧から「Microsoft 365」または「Microsoft Office」を探し、右側の「…」をクリックして「変更」をクリックする
- 「クイック修復」を選択して「修復」をクリックする(改善しない場合は「オンライン修復」を実行する)
- 修復完了後、Outlookを再起動して設定が反映されているか確認する
返信・転送メールを常に新しいウィンドウで開く設定方法に関するよくある質問と答え
返信・転送メールを常に新しいウィンドウで開く設定方法に関するよくある質問と答えをまとめました。
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実行環境詳細と検証日
- OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。 - ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
- Outlook:Microsoft 365 MSO (バージョン 2603 ビルド 16.0.19822.20086) 64 ビット
- 最終検証日:2026年4月9日

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