こんな人にオススメの記事です
- Windows11でIPアドレスの設定を確認したい人
- Windows11でIPアドレスを固定にしたい人
- Windows11でIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイの設定を変更、確認したい人
IPアドレスの設定には主に2つの方法があります。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使用して自動的に設定する方法と、手動で直接入力する方法です。
例えば、家庭用のルーターでは通常、DHCPが有効になっています。
新しいパソコンやデバイスをネットワークに接続すると、ルーターが自動的にIPアドレスを割り当てます。
これにより、ユーザーは特別な設定を行わずにインターネットに接続することができます。
一方で、オフィスの複合機やその他のIoTデバイスに対してはネットワーク管理者が手動でIPアドレスを割り当てています。
固定のIPアドレスを割り当てることですべてのコンピューターから同じIPアドレスでアクセスできるようになり、プリンターの設定やトラブル対応が簡単になります。
ネットワークプリンター、Webサーバー、リモートアクセス、IoTデバイスなど、さまざまな場面で固定IPアドレスは有用ですが、ユーザーが意識することはほとんどありません。
この記事では、Windows11(23H2)でIPアドレスを自動で設定する方法と、IPアドレスを手動で変更する方法を実際の画面ももちいながら、わかりやすく解説していきます。
IPアドレスを自動で設定する方法
パソコンを購入すると、通常は自動的にIPアドレスを取得する設定(DHCP)がデフォルトで設定されており、突然固定IPに変わることは通常考えられませんが、ネットワーク管理や特定の要件により設定が変わってしまう場合もあります。
ここからは、IPアドレスを自動で設定する方法を実際の画面ももちいながら、わかりやすく解説していきます。
キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。
キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。
その中にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。
[設定]をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定画面が開きます。
左側にある[ネットワークとインターネット]をクリックしてください。
[ネットワークとインターネット]をクリックすると、「ネットワークとインターネット」と大きく書かれたが麺に移動します。
その中にある[ネットワークの詳細設定]をクリックしてください。
[ネットワークの詳細設定]をクリックすると、「ネットワークとインターネット > ネットワークの詳細設定」と大きく書かれた画面に移動します。
その中にある[Wi-Fi]をクリックしてください。
[Wi-Fi]をクリックすると、接続の詳細が下に向かって展開されます。
その中にある[編集]をクリックしてください。
[編集]をクリックすると「Wi-Fiのプロパティ」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)]を選択し、右下にある[プロパティ(R)]をクリックしてください。
[プロパティ(R)]をクリックすると「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
[IPアドレスを自動的に取得する]と[DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する]を選択してください。
[IPアドレスを自動的に取得する]と[DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する]を選択したら、最後に右下にある[OK]をクリックして設定を保存してください。
これでIPアドレスが自動で設定されるようになります。
IPアドレスを手動で変更する方法
次に、IPアドレスを手動で変更(固定)する方法です。
キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。
キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。
その中にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。
[設定]をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定画面が開きます。
左側にある[ネットワークとインターネット]をクリックしてください。
[ネットワークとインターネット]をクリックすると、「ネットワークとインターネット」と大きく書かれたが麺に移動します。
その中にある[ネットワークの詳細設定]をクリックしてください。
[ネットワークの詳細設定]をクリックすると、「ネットワークとインターネット > ネットワークの詳細設定」と大きく書かれた画面に移動します。
その中にある[Wi-Fi]をクリックしてください。
[Wi-Fi]をクリックすると、接続の詳細が下に向かって展開されます。
その中にある[編集]をクリックしてください。
[編集]をクリックすると「Wi-Fiのプロパティ」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)]を選択し、右下にある[プロパティ(R)]をクリックしてください。
[プロパティ(R)]をクリックすると「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
[次のIPアドレスを使う]と[次のDNSサーバーのアドレスを使う]を選択し、必要な情報を入力してください。
必要な情報を入力したら、最後に右下にある[OK]をクリックして設定を保存してください。
これでIPアドレスを手動で設定することができました。
現在接続していないネットワークのIPアドレスの設定を変更する
次に、現在接続していネットワーク(既知のネットワーク)に対するIPアドレスの設定を変更する方法です。
どのような場面で現在接続していないネットワークのIPアドレスの設定を変更する必要があるのか
現在接続していないネットワークのIPアドレスの設定を変更する必要がある場面は、以下のような状況が考えられます。
- ネットワーク管理の事前準備
-
新しいネットワーク環境に接続する前に、特定のデバイスに固定IPアドレスを割り当てる必要がある場合です。
これは、新しいオフィスやサーバールームに移動する前に、ネットワーク構成を事前に設定する場合に有用です。例えば、新しいオフィスに移転する際や、新しいオフィスを増設する場合、ネットワーク管理者は事前に各デバイスに特定の固定IPアドレスを割り当てることがあります。これにより、移転後に迅速にネットワーク接続を確立できます。
- リモート管理
-
リモートワークを行う社員が、自宅のルーター設定を変更し、VPN接続のための固定IPアドレスを事前に設定する場合があります。予めIPアドレスの設定を行っておくことで、VPN接続をスムーズに行えます。
例えば、リモートワークを行う社員が、自宅のルーター設定を変更し、VPN接続のための固定IPアドレスを事前に設定する場合があります。予めネットワーク管理者がIPアドレスの設定を行っておくことで、VPN接続をスムーズに行えます。
- ネットワークのトラブルシューティング
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特定のネットワークに接続する際に発生する問題を事前に解決するために、IPアドレス設定を変更する必要がある場合です。
例えば、ネットワーク管理者はデバイスの増加などに伴うIPアドレスの競合を防ぐために、デバイスのIPアドレスを事前に変更(固定)しておくことがあります。これにより、ネットワーク接続時のトラブルを回避できます。
現在接続していないネットワークのIPアドレスの設定を変更する方法
ここからは、実際の画面ももちいながら、現在接続していないネットワークのIPアドレスの設定を変更する方法をわかりやすく解説していきます。
キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。
キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。
その中にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。
[設定]をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定画面が開きます。
左側にある[ネットワークとインターネット]をクリックしてください。
[ネットワークとインターネット]をクリックすると、「ネットワークとインターネット」と大きく書かれた画面に移動します。
その中にある[Wi-Fi]をクリックしてください。
[Wi-Fi]をクリックすると、「ネットワークとインターネット > Wi-Fi」と大きく書かれた画面に移動します。
その中にある[既知のネットワークの管理]をクリックしてください。
[既知のネットワークの管理]をクリックすると、「ネットワークとインターネット > Wi-Fi > 既知のネットワークの管理」と大きく書かれた画面に移動します。
そこには、パソコンに保存されている接続先の情報が一覧で表示されています。
一覧の中から、IPアドレスの設定を変更したいネットワークをクリックしてください。
IPアドレスの設定を変更したいネットワークをクリックすると、その接続先のプロパティ画面に移動します。
その中にある「IP割り当て」の右にある[編集]をクリックしてください。
「IP割り当て」の右にある[編集]をクリックすると。「ネットワークIP設定の編集」と表示されたポップアップが立ち上がります。
IPアドレスの設定を自動にするか手動にするか選択してください。
IPアドレスの設定を手動にすると、IPアドレスの種類を選択する画面に移動します。
IPv4かIPv6かを選択してください。
IPアドレスの種類を選択したら、IPアドレスを手動で設定するために必要な項目が表示されます。
- IPアドレス
- サブネットマスク
- ゲートウェイ
- 優先DNS
それぞれを入力したら、最後に右下にある[保存]をクリックしてください。
これで設定は終了です。
よくある質問
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実行環境
Windows11 Home 22H2
64 ビット オペレーティング システム
Microsoft 365
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