デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定する方法 - Windows11

デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定する方法 - Windows11

こんな人にオススメの記事です

  • デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定したい人
  • デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定することが出来ない人
  • デュアルディスプレイの壁紙でスライドショーを設定したい人

デュアルディスプレイで壁紙を別々の画像に設定するには、仮想デスクトップを全て終了させておく必要があります

仮想デスクトップを終了させないと、背景の設定画面で画像を右クリックしても「デスクトップ1」「デスクトップ2」などと表示されてしまい、モニターごとに背景画像を設定することはできません。

この記事では、デュアルディスプレイで壁紙(背景画像)を別々に設定する方法を詳しく解説していきます。

壁紙に適した画像サイズファイル形式についてはこちらのデスクトップの壁紙(背景画像)を変更する方法で詳しく解説しているので是非ご覧ください。

目次

デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定する方法

デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定するためには、大きく分けて3つの手順が必要です。

  1. 仮想デスクトップを全て終了する
  2. ディスプレイの番号を確認する
  3. ディスプレイごとに壁紙(背景画像)を選択する

ここからは、それぞれの手順をわかりやすく解説していきます。

仮想デスクトップを全て終了する

Windows11では、仮想デスクトップを使用していると、複数のモニターにそれぞれ異なる壁紙を設定することができなくなります。これは、システムが仮想デスクトップごとに壁紙を設定する機能を優先するためです。

具体的には、仮想デスクトップを一つでも作成すると、モニターごとの壁紙設定が自動的に「仮想デスクトップごとの壁紙設定」に切り替わります。
その結果、仮想デスクトップをすべて削除しない限り、各モニターに別々の壁紙を設定することができなくなってしまいます。

つまり、複数のモニターに異なる壁紙を設定したい場合は、まず以下の手順で仮想デスクトップをすべて終了する必要があります

仮想デスクトップを作成した記憶がなくても、誤って仮想デスクトップを起動させてしまうことがあります。
Windows11では、タスクバーの「タスクビュー」ボタンをクリックしたり、キーボードショートカットの Windows+Tab を押すと、仮想デスクトップの画面が表示されます。
このとき、知らないうちに新しい仮想デスクトップを作成してしまうことがあります。

STEP
Windows+Tabを押して仮想デスクトップ選択画面を開く

まずはキーボードのWindows+Tabを押して仮想デスクトップ選択画面を開いてください。

Windows+Tabを押して仮想デスクトップ選択画面を開く
Windows+Tabを押して仮想デスクトップ選択画面を開く
STEP
「デスクトップ1」以外のデスクトップを[✕]で閉じる

キーボードのWindows+Tabを押すと、タスクバーから仮想デスクトップが表示されます。

「デスクトップ1」以外を[✕]で閉じてください。

「デスクトップ1」と「新しいデスクトップ」のみ表示されている場合は仮想デスクトップが立ち上がっていません。次のディスプレイの番号を確認するに進んでください。

「デスクトップ1」以外のデスクトップを[✕]で閉じる
「デスクトップ1」以外のデスクトップを[✕]で閉じる
STEP
仮想デスクトップを全て閉じたことを確認する

「デスクトップ1」以外のデスクトップを[✕]で閉じたら、以下の画面のように「デスクトップ1」と「新しいデスクトップ」のみの表示になります。

これで仮想デスクトップを全て終了することができました。次のディスプレイの番号を確認するに進んでください。

仮想デスクトップを全て閉じたことを確認する
仮想デスクトップを全て閉じたことを確認する

ディスプレイの番号を確認する

仮想デスクトップを全て終了したら、次は以下の画面でディスプレイの番号を確認します。

STEP
Windowsのホーム画面を開く

ボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。

キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。

その中にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。

Windowsのホーム画面を開く
Windowsのホーム画面を開く
STEP
[システム]をクリック

[設定]をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定画面が開きます。

キーボードのWindowsIを押すことでもWindowsの設定画面を開くことができます

左側にある[システム]をクリックしてください。

左側にある[システム]をクリック
左側にある[システム]をクリック
STEP
[ディスプレイ]をクリック

[システム]をクリックすると、「システム」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[ディスプレイ]をクリックしてください。

[ディスプレイ]をクリック
[ディスプレイ]をクリック
STEP
ディスプレイの番号を確認する

[ディスプレイ]をクリックすると、「システム > ディスプレイ」と書かれた画面に移動します。

以下の赤い枠の中に書かれているのが、ディスプレイとその番号です。この番号はディスプレイごとに壁紙(背景画像)を選択する時に使うので、覚えておいてください。

以下の画像では右側にノートパソコンを置いて、左側にディスプレイを置いている状態です。

ディスプレイの番号を確認したら最後のディスプレイごとに壁紙(背景画像)を選択するに進んでください。

ディスプレイの番号を確認する
ディスプレイの番号を確認する

ディスプレイごとに壁紙(背景画像)を選択する

仮想デスクトップを全て終了し、ディスプレイの番号を確認したら、最後にディスプレイごとに壁紙(背景画像)を設定していきます。

STEP
Windowsのホーム画面を開く

ボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。

キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。

その中にある歯車のアイコンの[設定]をクリックしてください。

Windowsのホーム画面を開く
Windowsのホーム画面を開く
STEP
[個人用設定]をクリック

[設定]をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定画面が開きます。

キーボードのWindowsIを押すことでもWindowsの設定画面を開くことができます

左側にある[個人用設定]をクリックしてください。

左側にある[個人用設定]をクリック
左側にある[個人用設定]をクリック
STEP
[背景]をクリック

[個人用設定]をクリックすると、「個人用設定」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[背景]をクリックしてください。

[背景]をクリック
[背景]をクリック
STEP
「背景をカスタマイズ」のプルダウンメニューで[画像]を選択

[背景]をクリックすると、「個人用設定 > 背景」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある「背景をカスタマイズ」のプルダウンメニューで[画像]を選択してください。

「背景をカスタマイズ」のプルダウンメニューで[画像]を選択
「背景をカスタマイズ」のプルダウンメニューで[画像]を選択
STEP
最近使った画像に表示されている画像を右クリックし、ディスプレイ番号を選択

「背景をカスタマイズ」のプルダウンメニューで[画像]を選択すると画面が切り替わり、写真の選択や背景画像の配置方法を選択できるようになります。

最近使った画像に表示されている画像を右クリックし、その壁紙を使いたいディスプレイの番号を選択してください。

壁紙として使用したことがあり、現在も利用可能な画像が「最近使った画像」に表示されます。
使用可能な画像形式などはデスクトップの壁紙(背景画像)を変更する方法をご覧ください。

ここで表示されている「1」と「2」はディスプレイの番号を確認するで確認した番号です。
「すべてのモニターに設定」を選択すると、すべてのディスプレイに同じ画像が壁紙として表示されます。

最近使った画像に表示されている画像を右クリックし、ディスプレイ番号を選択
最近使った画像に表示されている画像を右クリックし、ディスプレイ番号を選択
STEP
ディスプレイごとに壁紙が選択できたことを確認する

それぞれのディスプレイに対して壁紙画像を選択したら、最後にモニターを確認し、ディスプレイごとに壁紙が選択できていることを確認してください。

ディスプレイごとに壁紙が選択できたことを確認する
ディスプレイごとに壁紙が選択できたことを確認する

スライドショーの順序をシャッフルして壁紙を別々に表示させる

仮想デスクトップを使いつつ、複数のディスプレイの壁紙を別々に表示させたい場合は「スライドショーの順序をシャッフル」してみてください。

Windows11では、スライドショー機能を使って複数の壁紙を自動的に切り替えることができます。
このとき、スライドショーの順序をシャッフル(ランダム再生)するを有効ににすると、各ディスプレイに表示される壁紙がランダムに変わり、事実上別々の壁紙画像を表示させることが可能です。

スライドショーの画像切り替え間隔を「6時間」や「1日」に設定しておくと、より自然な感じになります。

スライドショーの順序をシャッフルして壁紙を別々に表示させる
スライドショーの順序をシャッフルして壁紙を別々に表示させる

デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定する方法に関するよくある質問と答え

デュアルディスプレイで壁紙を別々に設定する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Windows 11で複数のモニターに異なる壁紙を設定する方法は?

デスクトップを右クリックして「個人用設定」を選び、「背景」で使用したい画像を選択します。画像を右クリックし、「1」「2」などを選択して、それぞれのモニターに異なる壁紙を設定できます。

仮想デスクトップを使用していると、モニターごとの壁紙設定ができないのはなぜですか?

仮想デスクトップを使用すると、システムが「仮想デスクトップごとの壁紙設定」を優先するため、モニターごとの壁紙設定機能が制限されます。

仮想デスクトップが作成されているか確認する方法はありますか?

タスクバーの「タスクビュー」ボタンをクリックするか、Windows+Tabを押して確認できます。複数のデスクトップが表示されていれば、仮想デスクトップが作成されています。

仮想デスクトップを終了するにはどうすればいいですか?

タスクビューを開き、削除したい仮想デスクトップにマウスを合わせると表示される「✕」ボタンをクリックして削除できます。

仮想デスクトップを誤って作成してしまうことはありますか?

はい、誤ってショートカットキーを押すなどして、知らないうちに仮想デスクトップを作成してしまうことがあります。

仮想デスクトップのショートカットキーは何ですか?

新しい仮想デスクトップを作成するには Windows+Ctrl+D、切り替えるには Windows+Ctrl+ 左右矢印を使います。

壁紙が変更されない場合の対処法は?

壁紙が変更できない場合はパソコンの再起動、Windowsアップデート壁紙のキャッシュファイルを削除を試してみてください。

仮想デスクトップはいつからある機能ですか?

仮想デスクトップはWindows10以降のOSに標準で搭載されています。

壁紙に対応している画像はなんですか?

Windows11で対応している形式は、.jpg / .jpeg、.png、.bmp、.gif、.tif / .tiffなどです。

その他Windows11に関する記事

その他Windows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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実行環境
Windows11 Home 22H2
64 ビット オペレーティング システム
Microsoft 365

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