この記事では、Windows11のスリープを無効化する方法を4つ解説します。設定アプリ・コントロールパネル・電源オプション・powercfgコマンドそれぞれの手順を、実際の画面を使いながらわかりやすく説明します。
「スリープを無効にしたいのに、どこで設定すればいいかわからない」「設定したはずなのにまたスリープになる」といったお問い合わせは、社内でも非常に多く寄せられます。特に、プレゼンや長時間の作業中に突然スリープになってしまい困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
情シスとして社内PCのサポートをしていると、スリープ設定に関する問い合わせは定番中の定番です。設定アプリからすぐに変更できるケースがほとんどですが、環境によって項目の表示が異なることもあるため、複数の方法を把握しておくと対応がスムーズになります。
この記事では、最も手軽な設定アプリからの手順を筆頭に、コントロールパネル・電源オプション・powercfgコマンドを使った4通りの方法を実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
スリープをWindowsの設定アプリから無効化する方法
Windowsの設定アプリからスリープを無効化する方法は、Windows11標準の手順のため最もよく使われます。マウス操作だけで完結するため、コマンドやコントロールパネルに慣れていない方に向いています。
Windowsキーを押してスタートメニューを開き、「設定」をクリックする- 左側のメニューから「システム」をクリックする
- 「電源とバッテリー」をクリックする
- 「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」をクリックして展開する
- 「電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」のプルダウンで「なし」を選択する
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押すか、タスクバーにあるWindowsロゴをクリックしてください。
スタートメニューが表示されたら、歯車のアイコンの「設定」をクリックします。

「設定」をクリックすると、「ホーム」と表示されたWindowsの設定アプリが開きます。
左側にある「システム」をクリックしてください。

「システム」をクリックすると「システム」と大きく書かれた画面に移動します。
その中にある「電源とバッテリー」をクリックしてください。

「電源とバッテリー」をクリックすると、バッテリーの残量などが表示された画面に移動します。
その中にある「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」をクリックしてください。

「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
スリープ状態にしたくない場合は「電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」の右側のプルダウンメニューで「なし」を選択してください。
これでスリープが無効化され、これ以降Windowsがスリープモードになることはありません。

スリープをコントロールパネルから無効化する方法
コントロールパネルからスリープを無効化する方法は、設定アプリに「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」の項目が表示されない場合や、従来の電源設定画面で操作したい方に向いています。
Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、controlと入力して「OK」をクリックする- コントロールパネルの「システムとセキュリティ」をクリックする
- 「電源オプション」内の「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」をクリックする
- 左メニューの「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」を再度クリックする
- 「コンピューターをスリープ状態にする」のプルダウンで「適用しない」を選択し、「変更の保存」をクリックする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。
画面左下に「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。
「名前(O):」と書かれた入力欄にcontrolと入力し、「OK」ボタンをクリックするかEnterキーを押してください。

「OK」をクリックすると、コントロールパネルが開きます。
コントロールパネルの中にある「システムとセキュリティ」をクリックしてください。

「システムとセキュリティ」をクリックすると、「コントロールパネル > システムとセキュリティ」画面が表示されます。
「電源オプション」内にある「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」をクリックしてください。

「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」をクリックすると、ディスプレイの電源を切るまでの時間と、コンピューターをスリープ状態にするまでの時間を設定できる画面に移ります。
スリープ状態にしたくない場合は「コンピューターをスリープ状態にする」の右側のプルダウンメニューで「適用しない」を選択して「変更の保存」ボタンをクリックしてください。
これでスリープが無効化され、これ以降Windowsがスリープモードになることはありません。

スリープを電源オプションから無効化する方法
電源オプションからスリープを無効化する方法は、コマンドで直接スリープ設定画面を開いて操作したい方に向いています。コントロールパネルを数画面経由する手順を省略でき、より少ない操作で設定画面にたどり着けます。
Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL powercfg.cpl,,3と入力して「OK」をクリックする- 「電源オプション」ウィンドウの「スリープ」左にある「+」をクリックして展開する
- 「次の時間が経過後にスリープする」の「+」をクリックして展開する
- 「バッテリ駆動 (分)」を「0」に変更して「適用」をクリックする
- 「電源に接続 (分)」を「0」に変更して「OK」をクリックする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。
画面左下に「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが表示されます。
「名前(O):」と書かれた入力欄にrundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL powercfg.cpl,,3と入力し、「OK」ボタンをクリックするかEnterキーを押してください。

「OK」をクリックすると、「電源オプション」ウィンドウが開きます。
その中のスリープの左にある「+」をクリックしてください。

続けて「次の時間が経過後にスリープする」の「+」もクリックして展開します。
「バッテリ駆動 (分)」を「0」に変更したら、「適用」ボタンをクリックしてください。次に「電源に接続 (分)」も変更するため、ここでは「OK」ではなく「適用」を使います。

次に、「電源に接続(分)」を0に変更して「OK」ボタンをクリックしてください。
これでスリープモードが解除され、これ以降Windowsがスリープモードになることはありません。

スリープをpowercfgコマンドで無効化する方法(上級者向け)
powercfgコマンドでスリープを無効化する方法は、GUIを使わずコマンド1行で設定を完結させたい上級者や、複数台のPCに同じ設定をスクリプトで一括適用したい情シス担当者に向いています。
まずはコマンドプロンプトを起動してください。コマンドプロンプトの立ち上げかたは、こちらの「Windows11でコマンドプロンプトを開く方法」で詳しく解説しているので、わからない方はぜひご覧ください。
コマンドプロンプトを立ち上げたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
| コマンドの内容 | コマンド |
|---|---|
| 電源接続時のスリープを無効化する | powercfg /change standby-timeout-ac 0 |
| バッテリー駆動時のスリープを無効化する | powercfg /change standby-timeout-dc 0 |
| 電源接続時のスリープを10分に設定する | powercfg /change standby-timeout-ac 10 |
| バッテリー駆動時のスリープを10分に設定する | powercfg /change standby-timeout-dc 10 |
コマンドを入力してEnterキーを押すと、即座に設定が反映されます。
powercfg /change standby-timeout-ac 0とpowercfg /change standby-timeout-dc 0の両方を実行すると、電源接続・バッテリー駆動どちらの場合もスリープしなくなります。
「スリープ」「画面をオフ」「休止状態」の違い
Windows11には、電力を節約するための状態が複数あります。「スリープを無効化したい」のか「画面だけ消したい」のかによって設定箇所が変わるため、その違いを確認しておきましょう。
| スリープ | 画面をオフ | 休止状態 | |
|---|---|---|---|
| 状態 | 作業内容をメモリに保持 したまま低消費電力 モードへ移行する。 | 画面だけ消える。 PCは動作中。 | 作業内容をディスクに保 存して電源オフする。 |
| 復帰速度 | 数秒 | 即時 | 数十秒〜1分 |
| 消費電力 | 少ない | 通常とほぼ同じ | ほぼゼロ |
| バックグラウンド処理 | 停止する | 継続する | 停止する |
| 復帰時のパスワード入力 | あり(設定で変更可) | あり(設定で変更可) | あり(設定で変更可) |
| 設定場所 | 設定 → 電源とバッテリー | 設定 → 電源とバッテリー | ・コントロールパネル ・powercfg |
この記事で対象にしているのは「スリープ」の設定です。「画面をオフにする時間」は別の項目で設定するため、混同しないよう注意してください。
スリープを無効化する設定方法に関するよくある質問と答え
スリープを無効化する設定方法に関するよくある質問と答えをまとめました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。
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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。
公式情報・関連資料
- Windows 11の電源設定 - Microsoft サポート
- Windowsでスクリーンセーバーを構成する - Microsoft サポート
- Powercfg のコマンドライン オプション - Microsoft Learn
- 企業向け:グループポリシーやコマンドラインから電力設定を展開する方法 - Microsoft Learn
実行環境詳細と検証日
- OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。 - ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
- 最終検証日:2026年4月10日

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