Windows11のファイアウォールで特定のアプリの通信を許可する方法

Windows11のファイアウォールで特定のアプリの通信を許可する方法

こんな人にオススメの記事です

  • ファイアウォールを無効にせずに特定のアプリの通信を許可する方法を知りたい人
  • ファイアウォールの例外設定の方法を知りたい人

Windows11でファイアウォールを無効にする方法」ではWindowsに標準搭載されているMicrosoft Defender ファイアウォールを無効にすることで全ての通信を許可する方法を詳しく解説しましたが、この記事ではMicrosoft Defender ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法(ファイアウォールの例外設定)を詳しく解説していきます。

Microsoft Defender ファイアウォールを無効にしてしまうと、セキュリティの脆弱性が高まってしまいます。
通信を許可したいアプリケーション(ソフト)がはっきりしている場合は、この記事で紹介しているファイアウォールの例外設定を使うことをオススメします。

目次

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法

STEP
Windowsのスタート画面で[すべてのアプリ]をクリック

キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。

キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。

展開されたメニューの左上にある[すべてのアプリ]をクリックしてください。

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step1 Windowsのスタート画面で[すべてのアプリ]をクリック
ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step1 Windowsのスタート画面で[すべてのアプリ]をクリック
STEP
[Windowsセキュリティ]をクリック

[すべてのアプリ]をクリックすると、Windowsに含まれている機能が一覧で表示されます。

その中にある[Windowsセキュリティ]をクリックしてください。

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step2 [Windowsセキュリティ]をクリック
ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step2 [Windowsセキュリティ]をクリック
STEP
[ファイアウォールとネットワーク保護]をクリック

[Windowsセキュリティ]をクリックすると、「セキュリティの概要」と大きく書かれたWindowsセキュリティのウィンドウが表示されます。

そのウィンドウの左側にある[ファイアウォールとネットワーク保護]をクリックしてください。

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step3 [ファイアウォールとネットワーク保護]をクリック
ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step3 [ファイアウォールとネットワーク保護]をクリック
STEP
[ファイアウォールによるアプリケーションの許可]をクリック

[ファイアウォールとネットワーク保護]をクリックすると「ファイアウォールとネットワーク保護」と書かれたウィンドウが表示されます。

その画面を少し下にスクロールし、[ファイアウォールによるアプリケーションの許可]をクリックしてください。

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step4 [ファイアウォールによるアプリケーションの許可]をクリック
ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step4 [ファイアウォールによるアプリケーションの許可]をクリック
STEP
[設定の変更]をクリック

[ファイアウォールによるアプリケーションの許可]をクリックすると、「アプリにWindows Defender ファイアウォール経由の通信を許可する」と書かれた画面に移動します。

その中にある[設定の変更(N)]をクリックしてください。

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step5 [設定の変更]をクリック
ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step5 [設定の変更]をクリック
STEP
通信を許可したいアプリにチェックを入れて[OK]をクリック

[設定の変更(N)]をクリックすると、薄い文字で表示されていた一覧が通常の文字に変わり設定を変更することができるようになります。

「許可されたアプリおよび機能」の一覧の中から通信を許可したいアプリにチェックを入れて[OK]をクリックしてください。

右側の「プライベート」と「パブリック」については、どちらかわからない場合両方にチェックを入れておくことをオススメします。

これでファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可することができます。

「許可されたアプリおよび機能」の一覧の中に通信を許可したいアプリケーション(ソフト)が表示されていない場合は、次の「ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合」に進んでください。

ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step6 通信を許可したいアプリにチェックを入れて[OK]をクリック
ファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可する方法 Step6 通信を許可したいアプリにチェックを入れて[OK]をクリック

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法

通信を個別に許可したいアプリケーション(ソフト)が一覧に表示されていない場合は、自身で許可するアプリケーションを選択する必要があります。

STEP
[別のアプリの許可]をクリック

「アプリにWindows Defender ファイアウォール経由の通信を許可する」と書かれた画面の右下にある[別のアプリの許可]をクリックしてください。

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step1 [別のアプリの許可]をクリック
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step1 [別のアプリの許可]をクリック
STEP
[参照]をクリック

別のアプリの許可]をクリックすると「アプリの追加」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

そのウィンドウの右下にある[参照(B)]をクリックしてください。

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step2 [参照]をクリック
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step2 [参照]をクリック
STEP
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリを選択し、[開く]をクリック

[参照(B)]をクリックするとエクスプローラーが立ち上がるので、ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーション(実行ファイル)を選択してください。

以下の画像では、例としてe-Gov電子申請アプリケーションを選択しています。

選択したら右下の[開く(O)]をクリックしてください。

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step3 ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリを選択し、[開く]をクリック
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step3 ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリを選択し、[開く]をクリック
STEP
[追加]をクリック

[開く(O)]をクリックすると「アプリの追加」と書かれたウィンドウに戻ります。

右下にある[追加]をクリックしてください。

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step4 [追加]をクリック
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step4 [追加]をクリック
STEP
「許可されたアプリおよび機能」の一覧にファイアウォール経由の通信を許可したいアプリが追加されていることを確認する

[追加]をクリックすると「アプリにWindows Defender ファイアウォール経由の通信を許可する」と書かれた画面に戻ります。

「許可されたアプリおよび機能」の一覧にファイアウォール経由の通信を許可したいアプリが追加されていることを確認してください。

右側の「プライベート」と「パブリック」については、どちらかわからない場合両方にチェックを入れておくことをオススメします。

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step5 「許可されたアプリおよび機能」の一覧にファイアウォール経由の通信を許可したいアプリが追加されていることを確認する
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step5 「許可されたアプリおよび機能」の一覧にファイアウォール経由の通信を許可したいアプリが追加されていることを確認する
STEP
[OK]をクリック

「許可されたアプリおよび機能」の一覧にファイアウォール経由の通信を許可したいアプリが追加されていることを確認したら、右下の[OK]をクリックしてウィンドウを閉じてください。

これでファイアウォールを無効にすることなく、特定のアプリケーション(ソフト)の通信を許可することができます。

ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step6 [OK]をクリック
ファイアウォール経由の通信を許可したいアプリケーションが一覧に表示されていない場合の対処法 Step6 [OK]をクリック

その他Windows11に関する記事

その他のWindows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
このサイトは情シスマンが半径3m以内のITに関する情報を掲載してるサイトです。
Windows系を主として、ソフトや周辺機器の操作や設定について画像も用いながらわかりやすく解説しています。

解説している内容に誤りがあった場合や、補足が必要な場合、もっと知りたい場合はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。
個人の方を限定にサポートさせていただきます。

実行環境
Windows11 Home 24H2
64 ビット オペレーティング システム
11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-11375H @ 3.30GHz 3.30 GHz
16.0 GB RAM
Microsoft 365

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次