【Microsoft Edge】翻訳機能が表示されない場合の対処法

【Microsoft Edge】翻訳機能が表示されない場合の対処法

こんな人にオススメの記事です

  • 海外のWebサイトを開いても翻訳ボタンが表示されない人
  • Microsoft Edgeの翻訳機能が正常に動作していない人

Microsoft Edgeを使っていると、翻訳機能が突然表示されなくなることはありませんか?

外国語のウェブページを閲覧する際、翻訳機能は非常に便利ですが、表示されない場合には困ってしまいます。
原因は、Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)が無効になっていることが考えられます。

この記事では、Microsoft Edgeの翻訳機能が表示されない場合の解決方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説します。

目次

Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする

まずは、以下の手順でMicrosoft Edgeの基本機能に備わっている自動翻訳機能(翻訳を自動で提案してくれる機能)をオンにしましょう。

STEP
Microsoft Edgeを起動し、[…]→[設定]をクリック

Microsoft Edgeを起動し、右上にある[…](三点リーダー)をクリックしてください。

[…](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味があれば是非見てみてください。

[…](三点リーダー)をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。

その中にある[設定]をクリックしてください。

Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする
Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする
STEP
[言語]をクリック

[設定]をクリックすると、左上に「設定」と大きく書かれたMicrosoft Edgeの設定ページが開きます。

その中にある[言語]をクリックしてください。

Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする
Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする
STEP
「自分が読み取ることができない言語のページの翻訳を提案する」をオンにする

[言語]をクリックすると、「言語」と書かれたMicrosoft Edgeの言語に関する設定ページに移動します。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/languagesと入力してEnterを押すことで、直接このページを開くこともできます。

その中にある「自分が読み取ることができない言語のページの翻訳を提案する」をオンにしてください。

これで、日本語以外の言語で書かれたページを開いた際に、Microsoft Edgeが自動的に日本語への翻訳を提案してくれるようになります。

Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする
Microsoft Edgeの自動翻訳機能(翻訳の提案を自動で表示する機能)をオンにする

自動翻訳機能をオンにしても翻訳機能が表示されない場合

自動翻訳機能をオンにしても翻訳機能が表示されない場合、Microsoft Edgeにインストールされている他の言語と競合していたり、Microsoft Edge自体に問題が発生している可能性があります。

ここからご紹介する手順を上から順番に試してみてください。

Microsoft Edgeはウェブページの言語を判断する際、まずHTMLのlang属性やHTTPヘッダーの情報、ページ内のテキストや位置情報も参考にしています。
翻訳機能に問題があるのか、ウェブページに問題があるのかわからない場合は、アメリカ版Yahoo!などを開いて確認してみるのもありです。

使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する

不要な言語パックがインストールされていると、Microsoft Edgeの翻訳機能が誤作動する可能性があります。
不要な言語を削除することで、翻訳対象の言語が正しく判別され、システムが軽くなり、設定の競合も防げるため、翻訳機能が正常に動作しやすくなります。

まずは、以下の手順でMicrosoft Edgeにインストールされている不要な言語を削除し、翻訳機能が正常に動作するか確認しましょう。

STEP
Microsoft Edgeの言語設定ページを開き、不要な言語の右にある[…]をクリック

Microsoft Edgeの言語設定ページを開き、不要な言語の右にある[…](三点リーダ)をクリックしてください。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/languagesと入力してEnterを押すことで、直接このページを開くことができます。

使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する
使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する
STEP
[削除]をクリック

不要な言語の右にある[…](三点リーダ)をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。

その中にある[削除]をクリックしてください。

使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する
使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する
STEP
言語を削除できたことを確認する

[削除]をクリックすると、その言語が一覧から消え、Microsoft Edgeからも削除されます。

日本語のみが残った状態で、アメリカ版Yahoo!などにアクセスして翻訳機能が正常に動作しているか確認してください。

翻訳機能が動作していない場合は次へ進んでください。

使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する
使用していない言語をMicrosoft Edgeから削除する

JavaScriptが無効になっていないか確認する

JavaScriptが無効になっていると、翻訳機能を含む多くのウェブ機能が正しく動作しないことがあります。
JavaScriptは多くのウェブサイトで動的なコンテンツや機能を提供するために利用されており、これにはリアルタイムでの翻訳も含まれます。

翻訳機能を利用するためには、以下の手順でJavaScriptを有効にする必要があります。

STEP
Microsoft Edgeの設定ページを開き、[Cookieとサイトのアクセス許可]をクリック

Microsoft Edgeの設定ページを開き、左側にある[Cookieとサイトのアクセス許可]をクリックしてください。

JavaScriptが無効になっていないか確認する
JavaScriptが無効になっていないか確認する
STEP
[JavaScript]をクリック

[Cookieとサイトのアクセス許可]をクリックすると、Microsoft EdgeのCookieやサイトのアクセス許可に関する設定ページに移動します。

その中にある[JavaScript]をクリックしてください。

JavaScriptが無効になっていないか確認する
JavaScriptが無効になっていないか確認する
STEP
[許可(推奨)]をオンにする

[JavaScript]をクリックすると、「サイトのアクセス許可 / JavaScript」と書かれたページに移動します。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/content/javascriptと入力してEnterを押すことで、直接このページを開くことができます。

その中にある[許可(推奨)]をオンにしてください。

JavaScriptが無効になっていた場合、これを許可することで翻訳機能が正常に動作する可能性があります。

対象のサイトがブロックされている場合は、ブロックを解除してください。

JavaScriptが無効になっていないか確認する
JavaScriptが無効になっていないか確認する

Microsoft Edgeを最新版にアップデートする

不要な言語を削除しても翻訳機能が動作しない場合は、Microsoft Edgeを最新版にアップデートしてみてください。
最新バージョンにすることで、翻訳機能に関する不具合が解消されている可能性があります。

Microsoft Edgeを最新版にアップデートする方法は、マイクロソフトエッジを最新版にアップデートするでわかりやすく解説しているので是非ご覧ください。

アドオン(拡張機能)を無効にする

翻訳機能が動作しない場合は、一時的にアドオン(拡張機能)を無効化してみましょう。
特に広告ブロッカーやセキュリティ関連の拡張機能が影響を与えることがあるため、無効化することで翻訳機能が正常に動作するか確認できます。

Microsoft Edgeのアドオン(拡張機能)を無効にする手順は、マイクロソフトエッジの拡張機能(Edgeアドオン)の無効化でわかりやすく解説しているので是非ご覧ください。

Microsoft Edgeを初期化する

Microsoft Edgeを初期化することで、設定がリセットされ、キャッシュや一部の不要データが削除されるため、翻訳機能の不具合が解消される可能性があります。

Microsoft Edgeを初期化する手順は、マイクロソフトエッジの設定をリセット(初期化)でわかりやすく解説しているので是非ご覧ください。

Microsoft Edgeを修復インストールする

Microsoft Edgeを初期化しても翻訳機能の動作が改善しない場合は、修復インストールを実施してください。
Microsoft Edgeに不具合がある場合、修復インストールを行うことで、設定やデータを保持したまま、破損したファイルや機能を再インストールし、問題が解消される可能性があります。

Microsoft Edgeを修復インストールする手順は、【Microsoft Edge】修復インストールする方法でわかりやすく解説しているので是非ご覧ください。

Microsoft Edgeの翻訳機能が表示されない場合の対処法に関するよくある質問と答え

Microsoft Edgeの翻訳機能が表示されない場合の対処法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Edgeの翻訳機能が突然表示されなくなりました。原因は何でしょうか?

翻訳機能が無効になっている可能性があります。Edgeの設定で翻訳機能がオンになっているか確認してください。

翻訳機能を有効にする方法を教えてください。

Edgeの「設定」から「言語」を選択し、「自分が読み取ることができない言語のページの翻訳を提案する」をオンにします。

不要な言語パックが影響することはありますか?

はい、不要な言語パックがインストールされていると、翻訳機能の判別が妨げられる場合があります。不要な言語は削除しましょう。

Microsoft Edgeの最新版へのアップデートは効果がありますか?

はい、翻訳機能の不具合が解消されている場合があるため、最新版へのアップデートをおすすめします。

翻訳ボタンが表示されるページとされないページがあるのはなぜですか?

Edgeはページの言語を自動判別しますが、特定の要因(設定やサーバー側の問題)で翻訳提案が表示されない場合があります。

言語が複数使われているページでは翻訳機能はどうなる?

混在言語のページでは、Edgeが主要な言語を判断できない場合があります。必要に応じて手動で翻訳を試みてください。

Google翻訳の拡張機能はEdgeの翻訳機能に影響しますか?

通常は併用できますが、まれに設定が競合して翻訳機能に影響することがあるため、一度無効化して確認してみてください。

Edgeの翻訳機能だけを再インストールできますか?

Edgeの翻訳機能は基本機能の一部ですので、再インストールではなくブラウザ全体の再インストールを試してください。

その他Microsoft Edgeに関する記事

その他Microsoft Edgeに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

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