この記事では、Microsoft Edgeのバージョンを確認する3つの方法を解説します。
Edgeのバージョン確認は、最新のセキュリティ更新が適用されているか確認したい場合や、サポートへの問い合わせ時に必要です。設定画面から確認する方法、専用URLで確認する方法、PowerShellコマンドで確認する方法の3つを、画像付きで分かりやすく解説します。
Microsoft Edgeは約4週間ごとに新しいメジャーバージョンがリリースされ、セキュリティ更新は随時配信されます。定期的にバージョンを確認し、最新の状態を保つことで安全にインターネット閲覧ができます。
Microsoft Edgeの設定画面でバージョンを確認する方法
Microsoft Edgeの設定画面でバージョンを確認する方法は以下の通りです。マウス操作だけで簡単に確認できるため、初心者の方にもおすすめです。
- 右上の「…」→「設定」→「Microsoft Edgeについて」をクリック
- 「バージョン情報」を確認する
それでは、Microsoft Edgeのバージョンを確認する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説します。
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、「設定」を選択してください。

「設定」をクリックするとMicrosoft Edgeの設定画面に移動します。
左側メニューにある「Microsoft Edgeについて」をクリックしてください。

「Microsoft Edgeについて」をクリックすると、「バージョン情報」と書かれた画面に移動し、Microsoft Edgeのバージョンを確認できます。
以下の画像では141.0.3537.99 (公式ビルド) (64 ビット)であることがわかります。

Microsoft Edgeのバージョン情報ページで確認する方法
次に紹介するのが、Microsoft Edgeの専用URLを使ってバージョンを確認する方法です。
Microsoft Edgeには専用のバージョン情報ページがあり、アドレスバーにURLを入力するだけですぐに確認できます。
以下のURLをMicrosoft Edgeのアドレスバーに貼り付けてEnterを押してください。
edge://version/
ページ上部にMicrosoft Edgeのバージョン情報が記載されており、上記の画像では141.0.3537.99 (公式ビルド) (64 ビット)であることがわかります。
PowerShellコマンドでMicrosoft Edgeのバージョンを確認する方法(上級者向け)
最後に紹介するのは、PowerShellコマンドを使ってEdgeのバージョンを確認する方法です。
PowerShellを起動して以下のコマンドを実行してください。バージョンの確認コマンドは管理者権限不要で実行できます。
(Get-Item "$env:ProgramFiles\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe").VersionInfo.ProductVersion(Get-Item "${env:ProgramFiles(x86)}\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe").VersionInfo.ProductVersion@("$env:ProgramFiles","${env:ProgramFiles(x86)}") | ForEach-Object { "$_\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" } | Where-Object { Test-Path $_ } | Select-Object -First 1 | ForEach-Object { (Get-Item $_).VersionInfo.ProductVersion }コマンドを実行すると、バージョンの数字だけ(例:141.0.3537.99)が実行結果として表示されます。
「バージョン」と「公式ビルド」の意味
Microsoft Edgeのバージョン情報には、バージョン番号と「公式ビルド」という表記があります。それぞれの意味を解説します。
バージョン番号の見方
例:141.0.3537.99 (公式ビルド) (64 ビット)
バージョン番号は4つの数字で構成されており、それぞれに意味があります。
- 141:メジャーバージョン(大規模な機能追加や変更)
- 0:マイナーバージョン(小規模な機能追加)
- 3537:ビルド番号(開発段階での識別番号)
- 99:パッチ番号(バグ修正やセキュリティ更新)
「公式ビルド」とは
「公式ビルド」は、Microsoftが正式にリリースした安定版であることを示します。
Microsoft Edgeには以下のチャンネルが存在し、それぞれ更新頻度や安定性が異なります。
- 安定版(Stable):公式ビルドとして一般ユーザー向けにリリースされる最も安定したバージョン
- ベータ版(Beta):安定版リリース前のテスト版(約4週間ごとに更新)
- Dev版(Developer):開発者向けの最新機能を含むバージョン(週1回更新)
- Canary版:最も新しい機能を含む実験的バージョン(毎日更新)
「64ビット」と「32ビット」の違い
バージョン情報の最後に表示される「64ビット」または「32ビット」は、Edgeの処理方式を示します。
- 64ビット版:より多くのメモリを扱えるため、多数のタブを開いても快適に動作します(おすすめ)
- 32ビット版:古いシステムとの互換性のために提供されています
現在のWindows11では、既定で64ビット版のEdgeがインストールされます。
Microsoft Edgeのバージョンを確認する方法に関するよくある質問と答え
最後に、Microsoft Edgeのバージョンを確認する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。
公式情報・関連資料
- Microsoft Edge リリース スケジュール - Microsoft Learn
- Microsoft Edgeのダウンロード:Windows、macOS、iOS
- 使用している Microsoft Edge のバージョンを確認する - Microsoftサポート
- Microsoft Edge チャネルの概要 - Microsoft Learn
実行環境詳細と検証日
- OS:Windows 11 Home 24H2(64bit)
※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。 - ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
- Microsoft Edge:バージョン 141.0.3537.99 (公式ビルド) (64 ビット)
- 最終検証日:2025年10月29日

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