エクセルの起動と同時に特定のエクセルファイルを開く方法

エクセルには、エクセル起動時に特定のフォルダーに保存されているエクセルファイル（エクセルブック）を開く機能があります。

この記事では、エクセルの起動と同時に特定のエクセルファイル（エクセルブック）を開く方法を詳しく解説していきます。

こちらで紹介している「Windows11で決まった時間に自動でエクセルやワードを起動する方法」と組み合わせることで、決まった時間に自動で特定のエクセルファイルを開くことができます。

エクセルの起動と同時に開きたいエクセルファイルを一つのフォルダーにまとめる

まずはエクセルの起動と同時に開きたいエクセルファイル（エクセルブック）を一つのフォルダーにまとめます。

エクセルのショートカットもフォルダーに入れておくことで、エクセルの起動と同時に開くことが出来ます。

エクセルの起動と同時に開きたいエクセルファイルを一つのフォルダーにまとめたら、次はフォルダーの絶対パスを取得します。

エクスプローラーのアドレスバーをクリックすると、背景が青く反転し絶対パス（フルパス）が表示されます。

アドレスバーをクリックしたときにエクスプローラーが固まってしまう場合は、こちらの「エクスプローラーが重い、固まる、強制終了する場合の対処法」を参考にその問題に対処してください。

この絶対パス（フルパス）は後で使うため、コピーしてメモ帳などに貼り付けておいてください。

エクセル起動時にすべてのファイルを開くフォルダーを設定する

フォルダーの絶対パスを取得したら次はエクセルの設定に移ります。
エクセルのオプション画面から起動時にすべてのファイルを開くフォルダーを指定します。

STEP

[ファイル]をクリック

エクセルを開き、左上の[ファイル]をクリックしてください。

STEP

[オプション]をクリック

[ファイル]をクリックするとエクセルのホーム画面が開きます。

その中の左下にある[オプション]をクリックしてください。

エクセルのウィンドウを縮小している場合は[オプション]が見当たらない可能性があります。
[オプション]が見当たらない場合はエクセルのウィンドウを最大化してください。

STEP

Excelのオプションにある[詳細設定]をクリック

[オプション]をクリックすると「Excelのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある[詳細設定]をクリックしてください。

STEP

「起動時にすべてのファイルを開くフォルダー」に絶対パスを入力

先程取得した絶対パス（フルパス）を「起動時にすべてのファイルを開くフォルダー」欄に貼り付けてください。

STEP

[OK]をクリックしてExcelのオプションを閉じる

「起動時にすべてのファイルを開くフォルダー」欄に正しい絶対パスを入力したら右下にある[OK]をクリックして、Excelのオプションを閉じてください。

これで次回以降エクセルを起動すると、「起動時にすべてのファイルを開くフォルダー」に入力したフォルダーに入っているエクセルファイル（エクセルブック）やショートカットが自動的に開かれます。

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