Windows11には従来のディスクのクリーンアップよりも強力に、更に自動的にディスクの容量を節約してくれるストレージセンサーと呼ばれる機能があります。
SSDやHDDなどのディスク容量が不足してきた時にまず試してほしい便利な機能です。
ストレージセンサーは以下の手順で有効にすることができます。
- [スタートボタン]→[設定](歯車のアイコン)に移動。
- 記憶領域をクリック。
- ストレージセンサーをONにする。
ここでは、自動的にディスクの容量を節約してくれるストレージセンサーについて詳しく解説していきます。
ストレージセンサーをONにする方法
![[スタートボタン]→[設定](歯車のアイコン)に移動](https://jo-sys.net/wp-content/uploads/2022/02/スライド2-1024x576.png)
[スタートボタン]をクリックしてください。
[スタートボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されるので、[設定](歯車のアイコン)をクリックしてください。

[設定](歯車のアイコン)をクリックすると、「システム」と書かれたウィンドウが表示されます。
そのウィンドウの中にある[記憶領域]をクリックしてください。

「記憶領域の管理」と書かれたぶぶんに[ストレージセンサー]があります。
ストレージセンサーのスイッチは初期設定ではオフになっているので、スイッチをクリックしてオンに切り替えてください。
ストレージセンサーの設定を見直す
ストレージセンサーをより有効活用するには少し設定を見直す必要はがあります。

ストレージセンサーのスイッチの右にある[>]をクリックすると、ストレージセンサーの設定画面に移動します。
以下のストレージセンサーの設定は私のオススメ設定です。状況に応じて変更してください。
- 一時的ファイルをクリーンアップにチェックを入れる
- ユーザー コンテンツの自動クリーンアップをオンにする
- ストレージセンサーを実行するタイミングを毎月にする(容量がかなり不足している場合は毎週)
- ごみ箱に移動してから削除するまでの期間を60日にする(容量がかなり不足している場合は1日や14日)
- 開かれないまま期間が過ぎた[ダウンロード]ファイルの削除を60日にする(容量がかなり不足している場合は1日や14日)
これで定期的にストレージセンサーが不要なファイルを削除してくれるので、手動でごみ箱を空にしたり、ダウンロードフォルダーの中身を削除する必要はなくなります。
すぐにストレージセンサーを手動で実行して今すぐディスクの空き容量を増やす
ストレージセンサーの設定が終わったら手動で実行しておきましょう。

ストレージセンサーの設定画面を少し下にスクロールしてください。
[今すぐストレージセンサーを実行する]をクリックしてください。

[今すぐストレージセンサーを実行する]をクリックすると、「ファイルをクリーンアップしています。これは数分間かかることがあります。」と表示されます。
ストレージセンサーの実行は数分あれば終わります。

クリーンアップが終わると、「終了しました。ディスク領域をXXXMBだけ空けることができました。」と表示されます。
ストレージセンサーの設定画面で自動実行しておけば今後は手動で実行する必要はありません。
自動実行をオフにしている場合や、ディスクの容量が逼迫してきたときには手動で実行するのもありです。
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