【Word】「Ctrlキーを押しながらクリックしてリンク先を表示」を解除する方法

この記事では、Wordでリンクにマウスを乗せたときに表示される「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」を解除して、Ctrlキーを押さずにリンク先を開く方法を解説します。

文書に貼り付けたURLをクリックしても何も起きない。よく見るとリンクの上に「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と出ている。開くたびにCtrlキーを押すのは、リンクの確認が続くときほど手間になります。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、「Wordのリンクが開かない」という問い合わせが届くことがあります。故障ではなく、Wordの初期設定でそうなっているだけです。設定を1か所変えれば、クリックだけで開くようになります。

設定を変える手順と、変えても表示が変わらない場合の対処法を画面付きで解説します。

この記事はパソコンにインストールされたデスクトップ版のWordが対象です。ブラウザで使うWeb版Wordには「オプション」の設定画面がないため、同じ変更はできません。

目次

Word文書内のハイパーリンクをCtrlキーを押さずに開く方法

Ctrlキーを押さずにリンク先を開くには、「Wordのオプション」の「詳細設定」にある「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外します。チェックを外すとすぐに反映されるので、Wordを再起動する必要はありません。

  1. 画面左上の「ファイル」タブをクリックする
  2. 画面左下の「その他...」→「オプション」の順にクリックする
  3. 左メニューの「詳細設定」をクリックする
  4. 「編集オプション」にある「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外して「OK」をクリックする

「オプション」が見当たらない場合は「【Word/Excel/PowerPoint】「オプション」はどこ?表示されない場合の対処法」で解説しています。

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
Wordの「ファイル」タブをクリック

Wordを起動し、画面左上にある「ファイル」タブをクリックしてください。

Ctrlキーを押さずにリンク先を開く設定に変えるため、Wordの画面左上にある「ファイル」タブをクリックするスクリーンショット
Wordの画面左上にある「ファイル」タブをクリックする
STEP
「その他...」から「オプション」をクリック

「ファイル」タブをクリックするとWordのホーム画面が表示されます。画面左下にある「その他...」→「オプション」の順にクリックしてください。

Wordのホーム画面で画面左下の「その他...」を開き、表示されたメニューから「オプション」をクリックするスクリーンショット
「その他...」を開いて「オプション」をクリックする
STEP
左メニューの「詳細設定」をクリック

「オプション」をクリックすると「Wordのオプション」が表示されます。左側のメニューから「詳細設定」をクリックしてください。

「Wordのオプション」が表示された状態で、左側のメニューにある「詳細設定」をクリックするスクリーンショット
「Wordのオプション」左側のメニューから「詳細設定」を選ぶ
STEP
「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外す

「詳細設定」をクリックすると「編集オプション」が表示されます。上から4つ目にある「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する(H)」のチェックを外してください。

チェックを外したら「OK」ボタンをクリックしてください。

「Wordのオプション」の「編集オプション」で、「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する(H)」のチェックを外して「OK」をクリックするスクリーンショット
「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する(H)」のチェックを外して「OK」をクリックする
STEP
クリックだけでリンク先が開くようになる

「OK」をクリックしたあとにリンクへマウスを乗せると、メッセージが「クリックまたはタップしてリンク先を表示します。」に変わります。この状態になれば、Ctrlキーを押さなくてもクリックだけでリンク先が開きます。

設定を変更したあとのWord文書で、リンクにマウスを乗せると「クリックまたはタップしてリンク先を表示します。」と表示されているスクリーンショット
ポップヒントの文言も変わり、クリックだけで開くようになる

元の設定に戻す方法

Ctrlキーを押してクリックする元の状態には、同じ場所のチェックを入れ直せば戻ります。誤ってリンクを踏んでしまうことが増えた場合は、戻しておくと安心です。

  1. 画面左上の「ファイル」タブをクリックする
  2. 画面左下の「その他...」→「オプション」の順にクリックする
  3. 左メニューの「詳細設定」をクリックする
  4. 「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」にチェックを入れて「OK」をクリックする

チェックを入れ直すと、リンクにマウスを乗せたときのメッセージも「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」に戻ります。

「Ctrlキーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と表示される理由

Wordの初期設定では、文書内にあるリンクにマウスを乗せると「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」というメッセージが表示されます。クリックしただけではリンク先が開かず、Ctrlキーを押しながらクリックする必要があります。

Microsoftの編集オプション (詳細設定)では、この設定について「ハイパーリンクのテキストを簡単に編集するには、このオプションを選択します」と説明されています。リンクを開きやすくするためではなく、リンクの文字そのものを編集しやすくするための仕組みです。

Word文書内のリンクにマウスを乗せて「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と表示されているスクリーンショット
初期設定ではCtrlキーを押しながらクリックする必要がある

設定を変えれば、Ctrlキーを押さずにクリックだけでリンク先を開けます。編集よりも閲覧が中心の文書を扱う場合は、変えておくと手間が減ります。

設定を変更しても「Ctrlキーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と表示される場合の対処法

チェックを外したのにメッセージが変わらない場合は、設定が保存されていない可能性があります。上から順に確認してください。

設定が正しく反映されているか確認する

まず、チェックを外した状態が保存されているかを確認します。チェックを外したあとに「OK」をクリックせず、右上の×やキャンセルで閉じると設定は元のままです。

  1. 「ファイル」→「その他...」→「オプション」の順にクリックする
  2. 左メニューの「詳細設定」をクリックする
  3. 「Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックが外れているか確認する
  4. チェックが入っていたら外し、必ず「OK」をクリックする

チェックが入ったままだった場合は、ここが原因です。外して「OK」をクリックしたあと、リンクにマウスを乗せて表示が変わったか確認してください。

Wordを再起動する

チェックが外れているのに表示が変わらない場合は、開いている文書を保存してWordを終了し、起動し直してください。Wordを再起動することで設定が正しく反映される場合があります。

  1. 開いている文書を保存してWordを終了する
  2. Ctrlキー+Shiftキー+Escキーを押してタスクマネージャーを開く
  3. 「プロセス」に「Microsoft Word」が残っていないか確認する
  4. 残っている場合はパソコンを再起動する

タスクマネージャーの開き方は「【Windows11】タスクマネージャーを開く方法」で解説しています。

Word(Office)を修復インストールする

再起動しても変わらない場合は、Word(Office)のプログラムファイルに問題が起きている可能性があります。まずは「クイック修復」を実行して、Officeを修復してください。

  1. すべてのOfficeアプリを終了する
  2. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  3. Microsoft 365(またはOffice)の「変更」から「クイック修復」を実行する

修復インストールの手順は「【Microsoft Office】不具合を解消!修復インストールの手順と失敗しないためのポイント」で画面付きで解説しています。

クイック修復で解決しない場合は、同じ画面から「オンライン修復」を実行してください。時間はかかりますが、より広範囲で修復されます。

Word文書内のハイパーリンクをCtrlキーを押さずに開く方法に関するよくある質問と答え

Word文書内のハイパーリンクをCtrlキーを押さずに開く方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と表示されるかどうかで、いまの設定を確認できますか?

はい、確認できます。Word文書内のハイパーリンクにマウスを乗せて「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と出ればCtrlキーが必要な状態、「クリックまたはタップしてリンク先を表示します。」と出ればクリックだけで開く状態です。オプションを開かなくても、その場で判断できます。

設定を変えたのに、別のパソコンでは「Ctrl キーを押しながらクリックしてリンク先を表示」と表示されます。

この設定はパソコンのユーザーごとに保存されるため、別のパソコンや別のユーザーには引き継がれません。使うパソコンごとに、同じ手順で設定する必要があります。

Excelでも同じようにCtrlキーなしでリンク先へ移動できますか?

いいえ、Excelには同じ設定がありません。この設定はWord独自のものです。

Ctrlキーを押さずにリンク先へ飛べるようにすると、誤ってリンクを開いてしまいませんか?

クリックしただけで開くようになるため、その可能性は上がります。文書を編集している最中に文字を選ぼうとして、リンクを踏んでしまうことがあります。編集が中心の文書ではチェックを入れたまま、閲覧や確認が中心の文書ではチェックを外す、という使い分けが向いています。

Word文書のハイパーリンクそのものを削除したいのですが、どうすればいいですか?

文書内のすべてのハイパーリンクは、Ctrlキー+Aキーで全体を選択してからCtrlキー+Shiftキー+F9キーを押すとまとめて解除できます。
URLを入力しただけで勝手にリンクになるのを止めたい場合は、オートコレクトの設定でも変更できます。詳しくはハイパーリンクを一括で解除する手順をご覧ください。

社内のパソコンでまとめてCtrlキーなしでリンク先を開けるようにできますか?

はい、レジストリで配布できます。
チェックを外すとHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Word\OptionsCtrlClickHyperlinkという値が作られ、0が書き込まれます。
ただしこの値はWordを終了したタイミングで書き込まれるため、Wordが起動したままレジストリを変更しても終了時に上書きされます。編集する前にレジストリのバックアップ手順で書き出しておいてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Word:Microsoft 365 MSO (バージョン 2608 ビルド 16.0.20326.20072) 64 ビット
  • 最終検証日:2026年9月9日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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