【Word/Excel/PowerPoint】「オプション」はどこ?表示されない場合の対処法

この記事では、WordやExcel、PowerPointで「オプション」が表示されないときの開き方を解説します。

設定を変えようと「ファイル」タブを開いたのに、左のメニューに「オプション」が見当たらない。前は下のほうにあったはずなのに、どこを探しても出てこない。そんな状態で手が止まってしまうことがあります。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、「オプションが消えました」という問い合わせが届くことがあります。実際に見てみると設定が壊れているわけではなく、ウィンドウの高さが足りずに「その他...」の中へ折りたたまれているだけというケースがほとんどです。

「オプション」は消えていません。開き方は4通りあります。速い順に並べているので、急いでいるならショートカットキーが確実です。記事内の画面はExcelですが、WordとPowerPointも同じ手順です。

Web版のWord・Excel・PowerPointには、デスクトップ版と同じ設定画面が用意されていないため「オプション」そのものがありません。
この記事の方法はデスクトップ版のアプリが対象なので、パソコンにインストールされたWordやExcelで開き直してください。

目次

「オプション」をショートカットキーで開く

「オプション」を最も速く開けるのがショートカットキーです。ウィンドウの大きさに関係なく開けるので、「オプション」がどこにも見当たらないときはこの方法が確実です。

このキー操作が効くのはアクティブウィンドウのアプリです。設定を変えたいアプリのウィンドウをクリックして、アクティブウィンドウにした状態で押してください。

  1. 設定を変えたいWordやExcel、PowerPointのウィンドウをクリックしてアクティブウィンドウにする
  2. Altキー→Fキー→Tキーの順に押す

画面はExcelですが、WordとPowerPointも同じキー操作です。

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
AltキーとFキーとTキーを順番に押す

Excelをアクティブウィンドウにした状態で、キーボードのAltキー→Fキー→Tキーの順に押してください。同時に押すのではなく、1つずつ順番に押してください。

アクティブウィンドウとは画面の一番手前に表示されていて、操作可能なウィンドウです。
反対に、一番前以外に表示されていて、操作できないウィンドウを非アクティブウィンドウと呼びます。

WordとExcelを同時に開いている場合は、アクティブウィンドウになっているアプリの「オプション」が開きます。Excelの設定を変えたいのにWordのオプションが開いたときは、Excelのウィンドウをクリックしてから押し直してください。

Word・Excel・PowerPointで「オプション」を開くために押す、キーボードのAltキー・Fキー・Tキーの位置を示した図
Altキー→Fキー→Tキーの順に押して「オプション」を開く
STEP
ショートカットキーで「Excelのオプション」が開く

3つのキーを順番に押すと「Excelのオプション」が表示されます。「ファイル」タブを開く必要も、「その他...」を探す必要もありません。

キーボードのショートカットキーを押して、Excelのオプションの全般画面が表示されたスクリーンショット
ショートカットキーだけで「Excelのオプション」が開く

ショートカットキーを使いたくない場合は、次の方法でも開けます。

ウィンドウを最大化して「オプション」を表示する

ウィンドウを最大化して表示領域を広げると、多くの場合「オプション」が左メニューに直接表示されます。「オプション」が消えたように見えるのは、ウィンドウの高さが足りず折りたたまれているためなので、広げれば元の位置に戻ります。

  1. ウィンドウ右上の□(最大化)をクリックして最大化する
  2. 画面左上の「ファイル」タブをクリックする
  3. 左メニューの一番下にある「オプション」をクリックする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
ウィンドウを最大化して「ファイル」タブをクリック

ウィンドウ右上の「□(最大化)」をクリックして最大化した状態で、画面左上にある「ファイル」タブをクリックしてください。

ウィンドウを最大化したExcelで、画面左上にある「ファイル」タブをクリックするスクリーンショット
ウィンドウを最大化した状態で「ファイル」タブをクリックする
STEP
左メニューの「オプション」をクリック

「ファイル」タブをクリックするとExcelのホーム画面が表示されます。

左メニューの一番下にある「オプション」をクリックしてください。「その他...」は表示されず、「アカウント」と並んで直接出てきます。

最大化したExcelのホーム画面で、左メニューの一番下に表示された「オプション」をクリックするスクリーンショット
最大化すると「その他...」がなくなり「オプション」が直接出る
STEP
最大化した状態で「Excelのオプション」が開く

「オプション」をクリックすると「Excelのオプション」が表示されます。

ウィンドウを最大化して左メニューから開いた、Excelのオプションの全般画面のスクリーンショット
ウィンドウを最大化しても同じ「Excelのオプション」が開く

ウィンドウを広げられない場合は、次の方法で開いてください。

「オプション」が表示されないときは「その他...」の中を確認する

ウィンドウを最大化できないときは、左メニューの一番下にある「その他...」の中に「オプション」が入っています。画面が狭いノートパソコンや、ウィンドウを左右に並べて作業しているときに起こります。

  1. 画面左上の「ファイル」タブをクリックする
  2. 左メニューの一番下にある「その他...」をクリックする
  3. 表示されたメニューから「オプション」をクリックする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
「ファイル」タブをクリック

画面左上にある「ファイル」タブをクリックしてください。

ウィンドウを小さくした状態のExcelで、画面左上にある「ファイル」タブをクリックするスクリーンショット
ウィンドウが小さい状態で「ファイル」タブをクリックする
STEP
「その他...」から「オプション」をクリック

「ファイル」タブをクリックするとExcelのホーム画面が表示されます。

左メニューに「オプション」がない場合は、一番下にある「その他...」→「オプション」の順にクリックしてください。

「その他...」の中には「アカウント」も一緒に入っています。「オプション」だけが消えたわけではありません。

Excelのホーム画面で左メニューの一番下にある「その他...」を開き、表示されたメニューから「オプション」をクリックするスクリーンショット
「その他...」の中に「アカウント」と「オプション」が入っている
STEP
「その他...」から「Excelのオプション」が開く

「オプション」をクリックすると「Excelのオプション」が表示されます。

「その他...」から「オプション」をクリックして、Excelのオプションの全般画面が表示されたスクリーンショット
「その他...」から開いても同じ「Excelのオプション」が表示される

「オプション」を毎回探すのが面倒なら、次の方法でクイックアクセスツールバーに固定しておけます。

「オプション」をクイックアクセスツールバーに追加する

「オプション」をクイックアクセスツールバーに追加すると、ウィンドウの大きさに関係なくワンクリックで開けます。設定を頻繁に変える場合や、社内で何度も同じ場所を案内している場合に向いています。

  1. ウィンドウ左上を右クリックし、「クイック アクセス ツール バーのユーザー設定(C)...」をクリックする
  2. 「コマンドの選択(C)」で「リボンにないコマンド」を選ぶ
  3. 一覧から「オプション: ホーム」を選び、「追加(A)」をクリックする
  4. 「OK」をクリックする
  5. ウィンドウ左上に追加されたアイコンをクリックする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
クイックアクセスツールバーのユーザー設定を開く

ウィンドウ左上の何もないところを右クリックし、表示されたメニューから「クイック アクセス ツール バーのユーザー設定(C)...」をクリックしてください。

Excelのウィンドウ左上を右クリックし、表示されたメニューから「クイック アクセス ツール バーのユーザー設定(C)...」をクリックするスクリーンショット
ウィンドウ左上を右クリックして設定画面を開く
STEP
「リボンにないコマンド」を選ぶ

「Excelのオプション」のクイック アクセス ツール バーの設定画面が表示されます。左上の「コマンドの選択(C)」をクリックし、「リボンにないコマンド」を選んでください。

クイック アクセス ツール バーの設定画面で、「コマンドの選択(C)」から「リボンにないコマンド」を選ぶスクリーンショット
「リボンにないコマンド」を選ばないと「オプション」は出てこない
STEP
「オプション: ホーム」を追加する

「リボンにないコマンド」を選ぶと一覧が切り替わります。「オプション: ホーム」を選び、「追加(A) 」ボタンをクリックしてください。

一覧には「オプション: 保存」「オプション: 言語」など、個別の画面を直接開くコマンドも並んでいます。「オプション: ホーム」を選ぶと、いつもの「Excelのオプション」が開きます。

「リボンにないコマンド」の一覧から「オプション: ホーム」を選び、「追加(A)」をクリックするスクリーンショット
「オプション: ホーム」を選んで「追加」をクリックする
STEP
「OK」をクリック

「追加(A) >>」をクリックすると、右側の一覧に「オプション: ホーム」が追加されます。「OK」をクリックしてください。

右側の一覧に「オプション: ホーム」が追加された状態で、「OK」をクリックするスクリーンショット
右の一覧に追加されたことを確認して「OK」をクリックする
STEP
追加されたアイコンをクリック

ウィンドウ左上に「オプション: ホーム」のアイコンが追加されます。このアイコンをクリックしてください。

Excelのウィンドウ左上のクイックアクセスツールバーに追加された「オプション: ホーム」のアイコンをクリックするスクリーンショット
追加したアイコンをクリックすると設定画面が開く
STEP
ワンクリックで「Excelのオプション」が開く

アイコンをクリックすると「Excelのオプション」が表示されます。これで「ファイル」タブを開かずに設定画面へ入れます。

クイックアクセスツールバーのアイコンから開いた、Excelのオプションの全般画面のスクリーンショット
ワンクリックで「Excelのオプション」が開く

「オプション」が表示されない場合の対処法に関するよくある質問と答え

「オプション」が表示されない場合の対処法に関するよくある質問と答えをまとめました。

自分が使っているのがデスクトップ版とWeb版のどちらか分かりません。

ブラウザのタブの中で開いていればWeb版、タスクバーやスタートメニューから起動したアプリのウィンドウで開いていればデスクトップ版です。
Web版のWord・Excel・PowerPointにはデスクトップ版と同じ「オプション」がないため、設定を変えたい場合はパソコンにインストールされたアプリでファイルを開き直してください。

そもそもWordやExcelの「オプション」とは何ですか?

アプリの動作や表示を細かく設定する画面です。既定のフォントやシート数、ファイルの保存先、文章校正のルール、リボンやクイックアクセスツールバーの構成などをまとめて変更できます。社内で設定変更を案内するときも、たいていはこの画面が入り口になります。

ショートカットキーを押しても「オプション」が開きません。

別のアプリがアクティブウィンドウになっていないか確認してください。このキー操作はアクティブウィンドウのアプリに対して効くため、設定を変えたいWordやExcelのウィンドウをクリックしてから押し直してください。
3つのキーを同時に押しても開かないので、Altキー→Fキー→Tキーの順に1つずつ押してください。ブラウザで開いているWeb版では、このキー操作そのものが使えません。

「オプション」の左メニューに「Copilot」が表示されません。

Copilotが使える状態になっていない場合、左メニューに「Copilot」の項目が出てきません。契約しているライセンスにCopilotが含まれているか、Officeのバージョンが古くないかを確認してください。確認の手順はCopilotボタンが表示されないときの対処法で解説しています。

「オプション」で変えた設定を初期状態に戻せますか?

クイックアクセスツールバーとリボンのユーザー設定は、それぞれの画面にある「リセット(E)」から初期状態に戻せます。それ以外の設定は、基本的に変更した項目を1つずつ元に戻す必要があります。Officeの修復を実行しても、「オプション」の設定がすべて初期状態に戻るとは限りません。手順はOfficeの修復インストールの進め方で解説しています。

クイックアクセスツールバーに追加した設定を、別のパソコンでも使えますか?

はい、使えます。「Excelのオプション」の「クイック アクセス ツール バー」画面の右下にある「インポート/エクスポート(P)」から、ユーザー設定をファイルに書き出せます。書き出したファイルを別のパソコンで読み込めば、同じ構成をそのまま再現できます。社内で共通の設定を配りたいときにも使える方法です。

リボンが消えてしまいました。「オプション」から戻せますか?

はい、戻せます。「Excelのオプション」の「リボンのユーザー設定」から、タブの表示と非表示を切り替えられます。ただしリボンが折りたたまれているだけの場合は、オプションを開かなくても元に戻せます。手順はリボン(メニューバー)を常に表示する方法で解説しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Word・Excel・PowerPoint:Microsoft 365 MSO (バージョン 2608 ビルド 16.0.20326.20072) 64 ビット
  • 最終検証日:2026年9月5日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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