【Windows11】ストップウォッチを使用する方法|アプリ不要のWindows標準機能

【Windows11】ストップウォッチを使用する方法|アプリ不要のWindows標準機能

こんな人にオススメの記事です

  • Windows11のストップウォッチを使いたい人
  • ストップウォッチ(クロック)の動作に異常が出て困っている人
  • Windows11のストップウォッチの使い方を知りたい人

Windows11には、標準アプリ「クロック」があり、ラップタイム(区間ごとの経過時間)も計測可能な便利なストップウォッチ機能が搭載されています。

これはWindows標準アプリとしてあらかじめインストールされているため、追加のインストール作業なしですぐに使えるのが特徴です。

この記事では、初心者の方にもわかりやすいように、実際の画面を用いながらストップウォッチの使い方を丁寧に解説していきます。

Windowsのストップウォッチは複数起動することはできません。
複数のストップウォッチを利用したい場合はこちらの「同時に3つまで計測できるストップウォッチ」が便利です。インストール不要でブラウザーから簡単に使えます。

目次

Windows11でストップウォッチを使用する方法

Windows11には標準アプリの「クロック」があり、その中に便利なストップウォッチ機能が搭載されています。
以下の手順で、追加アプリのインストールなしにすぐ利用できます。

  1. Windowsボタンを押す
    • タスクバー左下のWindowsボタン、またはキーボードのWindowsキーを押します。
  2. 「クロック」アプリを起動する
    • 検索バーに「クロック」と入力し、表示されたアプリをクリックします。
  3. ストップウォッチを選択する
    • アプリ左上にある「≡」(通称ハンバーガーメニュー。三本線のアイコン)をクリックし、「ストップウォッチ」を選びます。

ここからは、Windows11の画面を使いながら、ストップウォッチの具体的な操作方法をわかりやすく解説していきます。

STEP
Windowsボタンを押して検索バーをクリック

タスクバー左下のWindowsボタン、またはキーボードのWindowsキーを押してください。

次に、スタートメニューの検索バーをクリックしてください。

Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step1 Windowsボタンを押して検索バーをクリック
Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step1 Windowsボタンを押して検索バーをクリック
STEP
検索バーに「クロック」と入力し、「開く」をクリック

検索バーに「クロック」と入力し、表示された検索結果の右側にある「開く」をクリックしてください。

Windows11のスタートメニューや検索ボックスの結果にWeb検索(インターネット検索エンジン)の情報を表示させたくない場合は、こちらの「タスクバーや検索ボックスの検索結果からWeb検索を非表示にする方法」を参考にしてください。

Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step2 検索バーに「クロック」と入力し、「開く」をクリック
Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step2 検索バーに「クロック」と入力し、「開く」をクリック
STEP
左上にある「≡」(ハンバーガーメニュー)をクリック

「開く」をクリックすると、「クロック」アプリが起動します。

左上にある「≡」(通称ハンバーガーメニュー。三本線のアイコン)をクリックしてください。

[≡](ハンバーガーメニュー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

「クロック」は「ファイル名を指定して実行」からも起動可能

Windows 11 の「クロック」アプリは、「ファイル名を指定して実行」機能からも起動できます。
まず、WindowsRを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、ms-clock:と入力して Enter キーを押してください。
スタートメニューや検索バーを使わずにクロックアプリをすぐに立ち上げられます。
その他、「ファイル名を指定して実行」で使用できるコマンドについては、こちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows 11」で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step3 左上にある「≡」(ハンバーガーメニュー)をクリック
Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step3 左上にある「≡」(ハンバーガーメニュー)をクリック
STEP
「ストップウォッチ」をクリック

「≡」(ハンバーガーメニュー)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

その中にある「ストップウォッチ」をクリックしてください。

Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step4 「ストップウォッチ」をクリック
Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step4 「ストップウォッチ」をクリック
STEP
ストップウォッチ画面に切り替わる

「ストップウォッチ」をクリックすると、クロックアプリがストップウォッチ画面に切り替わります。

この画面では、ラップタイム(区間ごとの経過時間)を記録したり、経過時間を確認したりできます。

Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step5 ストップウォッチ画面に切り替わる
Windows11でストップウォッチを使用する方法 Step5 ストップウォッチ画面に切り替わる

Windows標準のストップウォッチの使い方

Windows標準のストップウォッチの使い方
Windows標準のストップウォッチの使い方

計測を始める

  • 中央に表示される「スタート」ボタンをクリックすると、ストップウォッチが動き始めます。
  • 時間がカウントされるので、計測したい作業や運動などの開始タイミングでこのボタンを押してください。

ラップタイムの記録

  • 計測中に「ラップ/スプリット」ボタン(フラグのアイコン)をクリックすると、現在の経過時間をメモできます。
  • 複数のラップを取ることで、区間ごとの時間を比べることができます。

表示を拡大する

  • 「展開」ボタンをクリックすると、ストップウォッチの表示が大きくなります。
  • 離れた場所からでも時間を確認しやすくなるので便利です。

計測を一時停止・再開する

  • 「一時停止」ボタンを押すと、その時点での時間で止まります。
  • 再度「スタート」ボタンをクリックすると、止めた時の時間から続けて計測を再開します。

リセットする

  • 「リセット」ボタン(円形矢印のアイコン)をクリックすると、計測していた時間とラップ記録がすべてリセットされ、ゼロの状態に戻ります。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法

ストップウォッチが正しく機能しない場合や表示がおかしい場合は、以下の手順でアプリの修復を試してみてください。

  1. WindowsIでWindowsの設定アプリを開く
  2. 「アプリ」をクリック
  3. 「インストールされているアプリ」をクリック
  4. 「Windows クロック」を探し、「…」→「詳細オプション」をクリック
  5. 「修復」ボタンをクリックしてアプリを修復する

ここからは、アプリを修復・リセットする方法を実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
Windowsの設定アプリを開く

キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。

キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。

その中にある歯車のアイコンの「設定」をクリックしてください。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step1 Windowsの設定アプリを開く
Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step1 Windowsの設定アプリを開く
STEP
「アプリ」をクリック

[設定]をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定アプリが開きます。

キーボードのWindowsIを押すことでもWindowsの設定アプリを開くことができます。

左下にある「アプリ」をクリックしてください。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step2 「アプリ」をクリック
Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step2 「アプリ」をクリック
STEP
「インストールされているアプリ」をクリック

「アプリ」をクリックをクリックすると、「アプリ」と書かれた画面に移動します。

その中にある「インストールされているアプリ」をクリックしてください。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step3 「インストールされているアプリ」をクリック
Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step3 「インストールされているアプリ」をクリック
STEP
「Windows クロック」を探し、「…」→「詳細オプション」をクリック

「インストールされているアプリ」をクリックすると、「アプリ > インストールされているアプリ」と書かれた画面に移動します。

右側の一覧から「Windows クロック」を探し、右側にある「…」(三点リーダ)をクリックしてください。

[…](三点リーダ)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

次に、「詳細オプション」をクリックしてください。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step4 「Windows クロック」を探し、「…」→「詳細オプション」をクリック
Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step4 「Windows クロック」を探し、「…」→「詳細オプション」をクリック
STEP
「修復」ボタンをクリック

「詳細オプション」をクリックすると、「Windows クロック」の詳細画面が開きます。

その中にある「修復」ボタン(またはリセットボタン)をクリックしてください。

修復ボタン:アプリに問題が発生した際、設定や保存データをそのまま残しながら、不具合を修正しようと試みます。アプリがうまく動かない場合でも、アプリのユーザーデータを維持したまま復旧できる可能性があります。
リセットボタン:アプリをインストールした直後の初期状態に戻す機能です。
アプリに関連するキャッシュや設定は消去され、再度初めて起動したときと同じ状態になります。
設定やデータもすべてリセットされるため、不具合を根本的に解決できる反面、保存していた情報が失われる点に注意が必要です。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step5 「修復」ボタンをクリック
Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step5 「修復」ボタンをクリック
STEP
修復の完了を確認する

「修復」ボタンをクリックすると、アプリの修復処理が自動的に始まり、完了後は右側にチェックマーク(✓)が表示されます。これが表示されたら、アプリの修復は無事に終了した合図です。

Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step6 修復の完了を確認する
Windows標準のストップウォッチが正常に動作しない場合の対処法 Step6 修復の完了を確認する

Windowsのストップウォッチに関するよくある質問と答え

Windowsのストップウォッチに関するよくある質問と答えをまとめました。

Windowsでストップウォッチ機能はどこにありますか?

Windowsのストップウォッチ機能は、「クロック」アプリの中にあります。「スタート」メニューから「クロック」アプリを探して起動し、アプリ内の「≡」メニューから「ストップウォッチ」を選択することで利用できます。

ストップウォッチの計測を開始するにはどうすればいいですか?

クロックアプリのストップウォッチ画面で「開始」ボタンをクリックすると、計測が開始されます。

ストップウォッチを一時停止するにはどうすればいいですか?

計測中に「一時停止」ボタンをクリックすると、ストップウォッチの計測が一時的に止まります。一時停止後、「開始」ボタンをクリックすると計測が再開されます。

計測した時間をリセットするにはどうすればいいですか?

「リセット」ボタン(円形矢印のアイコン)をクリックすると、計測していた時間とラップ記録がすべてリセットされ、ゼロの状態に戻ります。

Windows10とWindows11のストップウォッチ機能に違いはありますか?

Windows11では、「クロック」アプリのデザインが刷新されました。
また、Windows11では、「フォーカスセッション」という集中して作業したい人をサポートする機能が追加され、ストップウォッチと連携して使用できるようになっています。

Windowsのストップウォッチは、追加のソフトウェアをインストールする必要はありますか?

いいえ、Windows 11には標準で「クロック」アプリにストップウォッチ機能が搭載されているため、追加のソフトウェアをインストールする必要はありません。

ストップウォッチの計測データを保存することはできますか?

いいえ、Windowsの標準ストップウォッチ機能には、計測データを直接保存する機能は提供されていません。計測結果を保存したい場合は、スクリーンショットを撮るか、手動でメモを取る必要があります。

ストップウォッチが正常に動作しない場合はどうすればいいですか?

ストップウォッチが正しく機能しない場合や表示がおかしい場合は、アプリを修復・リセットしてみてください。

「クロック」アプリには、ストップウォッチ以外にどのような機能がありますか?

「クロック」アプリには、ストップウォッチの他に、アラーム、タイマー、世界時計、フォーカスセッションなどの機能があります。

クロックアプリの名称は以前と変わりましたか?

はい、以前のWindows 10では「アラーム&クロック」という名称でしたが、現在のWindows 11またはWindows 10では、「クロック」に変更されました。

ストップウォッチに関する詳しい情報はどこで確認できますか?

ストップウォッチに関する情報は、Microsoftのサポートページで確認できます。

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その他Windows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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実行環境
Windows11 Home 24H2
64 ビット オペレーティング システム
11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-11375H @ 3.30GHz 3.30 GHz
16.0 GB RAM
Microsoft 365

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