【Microsoft Edge】パスワードが保存できない場合の対処法

【Microsoft Edge】パスワードが保存できない場合の対処法

Microsoft EdgeでWebサイトにログインする際、「毎回パスワードを手入力するのが面倒だ」「以前は保存できていたのに、パスワードが保存されなくなった」ということありませんか?

この記事では、Microsoft Edgeでパスワードが保存されない場合に考えられる原因と、その具体的な対処法を分かりやすく解説します。
まず確認すべき基本設定から、見落としがちな原因別のチェックポイント(InPrivateモード、拒否リスト、終了時クリア設定など)、そして最終手段としてのMicrosoft Edgeのリセットや修復方法、さらによくある質問(FAQ)まで、問題解決に必要な情報を順を追ってご紹介します。

是非最後までご覧ください。

目次

Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する

Microsoft Edgeには、パスワードの保存機能自体を有効(オン)にするか無効(オフ)にするかの設定項目があります。Microsoft Edgeでパスワードが保存されない場合、まずは大前提となる最も基本的な設定を以下の手順で確認しましょう。

  1. Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
  2. 右側にある「パスワード」をクリック
  3. 右上にある「設定」をクリック
  4. 「パスワードの保存を提案」をオンにする

ここからは、その重要な設定である「パスワードの保存を提案する」が、現在オンになっているかどうかを確認し、必要であれば有効にする手順を解説します。

STEP
Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック

Microsoft Edgeを立ち上げ、右上にある「三点リーダ」(…)をクリックしてください。

[三点リーダ](…)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味があれば是非見てみてください。

「三点リーダ」(…)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

その中にある「設定」をクリックしてください。

Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step1 Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step1 Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
STEP
右側にある「パスワード」をクリック

「設定」をクリックすると、左上に「設定」と大きく書かれたMicrosoft Edgeの設定画面が開きます。

右側にある「パスワード」をクリックしてください。

Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step2 右側にある「パスワード」をクリック
Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step2 右側にある「パスワード」をクリック
STEP
右上にある「設定」をクリック

「パスワード」をクリックすると、Microsoft Edgeのパスワード管理画面が表示されます。

その画面右上にある「設定」をクリックしてください。

Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step3 右上にある「設定」をクリック
Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step3 右上にある「設定」をクリック
STEP
「パスワードの保存を提案」をオンにする

「設定」をクリックすると、パスワードの設定画面が表示されます。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://wallet/settings#settings-passwords-sectionと入力してEnterを押すことでこの画面に直接アクセスすることが可能です。

その中にある「パスワードの保存を提案」がオフになっている場合は、スイッチをクリックしてオンに切り替えてください。

「パスワードの保存を提案」がオフの状態ではパスワードの保存ができません。

Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step4 「パスワードの保存を提案」をオンにする
Microsoft Edgeのパスワード保存機能の有効/無効を確認する Step4 「パスワードの保存を提案」をオンにする

Microsoft Edgeにパスワードが保存されない場合のその他の対処法

基本的な「パスワードの保存を提案する」設定が有効(オン)になっていることを確認しても、まだパスワードが保存されない場合は、原因が別の場所にあるかもしれません。

よくある見落としがちなケースとして、以下のような状況が考えられます。

  • InPrivateブラウズ(シークレットモード)でMicrosoft Edgeを使用している
  • 特定のサイトを意図せずに「パスワードを保存しないサイト」として登録してしまっている
  • Microsoft Edgeを閉じる際に、パスワードなどの閲覧データが自動的に消去される設定になっている

ここからは、これらの「その他の原因」について、それぞれの確認方法と対処法を一つずつ詳しく見ていきましょう。

InPrivateブラウズ(シークレットモード)で開いていないか確認する

まず基本的な確認点として、現在Microsoft Edgeを「InPrivate ブラウズ」(他のブラウザでは「シークレットモード」とも呼ばれます)で使用していないかを確認しましょう。
このモードは、閲覧履歴、Cookie(ウェブサイトの訪問情報)、そして入力したパスワードなどをブラウザに記録せずに閲覧するための特別なモードです。

そのため、InPrivateウィンドウを開いてWebサイトにログインしても、Microsoft Edgeはパスワードの保存を提案しません
現在使用中のMicrosoft Edgeウィンドウの右上隅に「InPrivate」という青いラベルが表示されている、またはウィンドウ全体の色調が通常より暗い(ダークテーマ調)場合は、InPrivateブラウズ中です。

InPrivateブラウズ(シークレットモード)で開いていないか確認する
InPrivateブラウズ(シークレットモード)で開いていないか確認する

InPrivateブラウズについて詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

もしInPrivateブラウズを使用していた場合は、一度そのウィンドウを閉じ、通常のMicrosoft Edgeウィンドウ(「InPrivate」ラベルがないウィンドウ)を開き直してください。

その上で再度目的のWebサイトにログインすれば、「パスワードの保存を提案する」設定がオンであれば、保存を確認するメッセージが表示されるはずです。

パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する

Microsoft Edgeの基本的なパスワード保存設定はオンで、InPrivateブラウズも使用していないのに、「特定のWebサイトのパスワードだけがなぜか保存されない」というケースもあります。

これは、以前そのサイトでログインした際に、パスワード保存の確認メッセージに対して「いいえ」などを選択し、そのサイトを「拒否されたサイトとアプリ」として記憶してしまっていることが原因かもしれません。
以下の手順で「拒否されたサイトとアプリ」のリストを確認し、もし該当のサイトが登録されていた場合にリストから削除してください。

  1. Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
  2. 右側にある「パスワード」をクリック
  3. 画面右上にある「三点リーダ」(…)をクリック
  4. 「拒否されたサイトとアプリ」をクリック
  5. 該当するサイトの右側にある「×」をクリックしてリストから削除

ここからは、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック

Microsoft Edgeを立ち上げ、右上にある「三点リーダ」(…)をクリックしてください。

[三点リーダ](…)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味があれば是非見てみてください。

「三点リーダ」(…)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

その中にある「設定」をクリックしてください。

パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step1 Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step1 Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
STEP
右側にある「パスワード」をクリック

「設定」をクリックすると、左上に「設定」と大きく書かれたMicrosoft Edgeの設定画面が開きます。

右側にある「パスワード」をクリックしてください。

パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step2 右側にある「パスワード」をクリック
パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step2 右側にある「パスワード」をクリック
STEP
画面右上にある「三点リーダ」(…)をクリック

「パスワード」をクリックすると、Microsoft Edgeのパスワード管理画面が表示されます。

その画面右上にある「三点リーダ」(…)をクリックしてください。

パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step3 画面右上にある「三点リーダ」(…)をクリック
パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step3 画面右上にある「三点リーダ」(…)をクリック
STEP
「拒否されたサイトとアプリ」をクリック

「三点リーダ」(…)をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。

その中にある「拒否されたサイトとアプリ」をクリックしてください。

パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step4 「拒否されたサイトとアプリ」をクリック
パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step4 「拒否されたサイトとアプリ」をクリック
STEP
該当するサイトの右側にある「×」をクリックしてリストから削除

「拒否されたサイトとアプリ」をクリックすると、Microsoft Edgeにパスワードを保存しないサイトとアプリの一覧が表示されます。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://wallet/passwords/declinedSitesと入力してEnterを押すことでこの画面に直接アクセスすることが可能です。

リストを確認し、もしパスワードが保存できないサイトが登録されていた場合、右側にある「×」をクリックしてリストから削除してください。

パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step5 該当するサイトの右側にある「×」をクリックしてリストから削除
パスワードを保存しないサイト(拒否されたサイトとアプリ)として指定してないか確認する Step5 該当するサイトの右側にある「×」をクリックしてリストから削除

Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する

これまでの確認事項(パスワード保存設定オン、通常ウィンドウ使用、拒否リスト未登録)に問題がなくてもまだパスワードが保存されない場合、特にMicrosoft Edgeを終了して次に起動した際にログイン情報が消えているような場合は、別の設定が影響しているかもしれません。

それは、Microsoft Edgeを閉じる際に、指定した閲覧データ(パスワードやCookieなど)を自動的に削除する機能が有効になっている可能性です。
この設定がオンになっていると、せっかくパスワードを保存してもMicrosoft Edge終了時にクリア(消去)されてしまいます。
以下の手順で閉じるたびにパスワードをクリアする設定が有効になってしまっていないか確認してください。

  1. Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
  2. 左側にある「プライバシー、検索、サービス」をクリック
  3. 右側にある「閲覧データをクリア」をクリック
  4. 「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」をクリック
  5. 「パスワード」をオフにする

ここからは、Microsoft Edgeの「プライバシー、検索、サービス」設定内にある「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータ」の内容を確認し、パスワードやログイン情報が削除される設定になっていないか、チェック・変更する手順を実際の画面を使いながらわかりやすく解説します。

STEP
Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック

Microsoft Edgeを立ち上げ、右上にある「三点リーダ」(…)をクリックしてください。

[三点リーダ](…)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味があれば是非見てみてください。

「三点リーダ」(…)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

その中にある「設定」をクリックしてください。

Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step1 Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step1 Microsoft Edge右上の「三点リーダ」→「設定」をクリック
STEP
左側にある「プライバシー、検索、サービス」をクリック

「設定」をクリックすると、左上に「設定」と大きく書かれたMicrosoft Edgeの設定画面が開きます。

左側にある「プライバシー、検索、サービス」をクリックしてください。

Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step2 左側にある「プライバシー、検索、サービス」をクリック
Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step2 左側にある「プライバシー、検索、サービス」をクリック
STEP
右側にある「閲覧データをクリア」をクリック

次に、右側にある「閲覧データをクリア」をクリックしてください。

Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step3 右側にある「閲覧データをクリア」をクリック
Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step3 右側にある「閲覧データをクリア」をクリック
STEP
「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」をクリック

次の画面で、「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」をクリックしてください。

Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step4 「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」をクリック
Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step4 「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」をクリック
STEP
「パスワード」をオフにする

「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」をクリックすると、自動クリア(消去)される情報の一覧が表示されます。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/clearBrowsingDataOnCloseと入力してEnterを押すことでこの画面に直接アクセスすることが可能です。

その中にある「パスワード」をオフにしてください。

「パスワード」がオン(有効)になっている場合、Microsoft Edgeを閉じるたびに保存したパスワードが自動クリア(消去)されます。

Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step5 「パスワード」をオフにする
Edgeを閉じるたびにパスワードをクリアする設定の有効/無効を確認する Step5 「パスワード」をオフにする

ここまで試してもパスワードが保存出来ない場合

ここまでご紹介した対処法(「パスワードの保存を提案」オン、通常ウィンドウ使用、拒否リスト確認、終了時クリア設定オフ)をすべて試しても、まだMicrosoft Edgeにパスワードが保存できない場合は、Microsoft Edgeにもう少し根深い問題が発生している可能性が考えられます。

これからご紹介する方法は、設定を初期状態に戻したり、Microsoft Edgeを修復したりするため、これまでの設定変更よりも影響範囲が少し大きい操作になります。
しかし、原因不明の問題を解決するための有効な最終手段となる場合がありますので、状況に応じて試す価値があります。

以下で、Edgeの「設定のリセット」と「修復インストール」という、2つの最終的な対処法について見ていきましょう。

Microsoft Edgeの設定をリセット(初期化)する

これまでの対処法で解決しない場合の手段として、Microsoft Edgeの「設定のリセット」があります。
これはMicrosoft Edgeの設定を初期状態に戻すことで、原因不明の問題を解消する可能性があります。

スタートアップページ等が既定値に戻り、拡張機能は無効になりますが、通常、お気に入り・履歴・そして保存済みのパスワード自体は削除されませんのでご安心ください。

リセットはMicrosoft Edge設定画面(edge://settings)の「設定のリセット」から「設定を既定値に戻します」をクリックして実行します。

詳しい手順や影響の詳細はこちらの記事で確認し、実行後は「パスワードの保存を提案する」設定がオンになっているか再確認の上、Webサイトでパスワードが保存されるか試してみてください。

Microsoft Edgeの設定を修復インストールする

設定のリセットでもパスワード保存の問題が解決しない場合、Microsoft Edgeのプログラムファイル自体に何らかの不具合がある可能性も考えられます。

最終的な対処法として、Microsoft Edgeの「修復」機能を試してみましょう。
これは通常、個人データ(お気に入り、履歴、パスワード等)を保持したまま、Microsoft Edgeの動作に必要なプログラムファイルを正常な状態に戻すことを試みる機能です。

詳しい手順や注意点についてはこちらの記事で確認し、実行後は念のためPCを再起動してから、パスワードが保存されるか最終確認を行ってください。

Microsoft Edgeでパスワードが保存できない場合の対処法に関するよくある質問と答え

Microsoft Edgeのパスワード保存に関する様々な疑問点について、Q&A形式で解説します。
基本的な確認事項から順に掲載していますので、疑問内容に近い項目からご覧ください。

Edgeでパスワードが保存されない時に、最初に確認すべき設定は何ですか?

まず、Edgeの設定内にある「パスワードの保存を提案する」という項目がオン(有効)になっているか確認してください。これがオフだと、Edgeはパスワード保存の動作自体を行いません。

InPrivateブラウズ(シークレットモード)中はパスワードが保存されないのですか?

はい、その通りです。InPrivateブラウズはプライバシー保護のためのモードであり、閲覧履歴やCookie(ウェブサイトの訪問情報)と同様に、入力したパスワードも保存しないように設計されています。
通常のEdgeウィンドウで再度試してみてください。

設定画面の「拒否されたサイトとアプリ」とは何ですか?

これは、過去に特定のWebサイトでパスワード保存の確認が出た際に「いいえ」などを選択し、「今後はこのサイトでは保存しない」と指定したサイトのリストです。
ここに登録されているサイトやアプリでは、パスワードの保存が提案されなくなります。

Edgeを閉じると、保存したはずのパスワードが消えているのはなぜですか?

Edgeの設定で「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータ」を選択する機能が有効になっており、そのクリア対象に「パスワード」や「Cookie およびその他のサイト データ」(ログイン状態維持に必要)が含まれている可能性があります。設定を見直してみてください。

保存されているパスワードをCSVなどにエクスポートすることができますか?

はい、Edgeに保存したログイン情報はCSV形式でエクスポートすることができます。
詳しくはこちらの「【Microsoft Edge】保存したログイン情報をエクスポートする方法」をご覧ください。

Edgeの設定をリセットすると、保存されているパスワードも消えてしまいますか?

いいえ、通常は消えません。Edgeの設定リセットは、スタートアップページや検索エンジン、拡張機能などを初期状態に戻しますが、お気に入り、履歴、そして保存済みパスワードは保持されるように設計されています。

Edgeの修復インストールを行うと、パスワードは保持されますか?

はい、Edgeの修復インストール機能も、通常はプログラムファイルの問題を修正するものであり、お気に入りやパスワードなどの個人データは保持されるように作られています。安心して試せる対処法の一つです。

セキュリティ対策ソフト(アンチウイルスソフト)が影響することはありますか?

非常に稀ですが、可能性はゼロではありません。セキュリティソフトによっては、ブラウザの動作を監視・制限する機能があり、その設定が過剰な場合にパスワード保存などの動作に影響を与えることも考えられます。
一時的にソフトの保護を無効にして試す場合は、自己責任で慎重に行ってください。

Edgeにパスワードを保存させるのは、セキュリティ的に安全ですか?

Edgeのパスワードマネージャーは、パスワードを暗号化して保存するなど、基本的なセキュリティ対策は施されています。
しかし、PC自体への不正アクセス(パスワード突破やマルウェア感染)があれば漏洩リスクはありますので、Windowsへのサインインパスワード設定や、可能であればMicrosoftアカウントでの多要素認証(追加の本人確認)利用をお勧めします。

クレジットカード情報もパスワードと一緒に保存・管理されますか?

Edgeにはクレジットカード情報などを保存する機能もありますが、これはパスワードとは別の設定項目(「お支払い情報」など)で管理されます。
パスワード設定画面で管理されるのは、Webサイトのログイン用パスワードが中心です。

Webサイトによっては、Edgeの設定に関わらずパスワードが保存できないことがありますが、なぜですか?

Webサイト側のログインフォームの作り(プログラム)として、意図的にパスワードマネージャーによる保存や自動入力を抑止するように設計されている場合があります。
これは主にセキュリティ上の理由(特に金融機関など)で行われることがあり、Edge側の設定だけでは対応できません。

その他Microsoft Edgeに関する記事

その他Microsoft Edgeに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

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