この記事では、Microsoft Edgeの閲覧履歴をCSV形式でエクスポートして保存する方法 を解説します。
「閲覧履歴をファイルとして手元に保存しておきたい」「PCを買い替える前に履歴をバックアップしたい」「どのサイトをいつ見たか記録として残したい」といった場面でお困りではないでしょうか。
情シスとして社内PCのサポートをしていると、「退職者のPCを返却する前に閲覧履歴を保存しておきたい」「業務で使ったサイトの記録を残したい」といった問い合わせを受けることがあります。Microsoft Edgeにはバージョン117以降で閲覧履歴をCSV形式でエクスポートする機能が標準搭載されており、特別なツールは不要です。
この記事では、Microsoft EdgeでCSV形式の閲覧履歴をエクスポートする手順を画像付きで詳しく解説します。エクスポートしたCSVファイルの中身や、エクスポートメニューが表示されない場合の対処法についても解説します。
目次
Microsoft Edgeの閲覧履歴をCSV形式でエクスポートする方法
Microsoft Edgeの閲覧履歴をCSV形式でエクスポートするには、履歴パネルの「…」メニューから操作します。キーボードやマウスの特別な知識は不要で、約1分で完了します。
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「履歴」をクリックする
履歴パネル右上の「…(三点リーダー)」→「閲覧データをエクスポートする」をクリックする
「エクスポート」ボタンをクリックする
表示されたWindowsセキュリティの画面でログインパスワード(またはWindows Hello)を入力して「OK」をクリックする
エクスポート先のフォルダーを指定して「保存(S)」をクリックする
実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。
STEP
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「履歴」をクリック
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリック し、メニューから「履歴」を選択 してください。
[…](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちら で色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
Edge右上の「…(三点リーダー)」→「履歴」の順にクリックする
STEP
履歴パネル右上の「…(三点リーダー)」→「閲覧データをエクスポートする」をクリック
「履歴」を選択すると、Microsoft Edgeの履歴パネルが表示されます。
その右上にある「…(三点リーダー)」をクリック し、メニューから「閲覧データをエクスポートする」を選択 してください。
履歴パネル右上の「…」→「閲覧データをエクスポートする」をクリックする
STEP
「エクスポート」ボタンをクリック
「閲覧データをエクスポートする」を選択すると、「閲覧データをエクスポートする」と書かれた画面が表示されます。
「エクスポート」ボタンをクリック してください。
「エクスポート」ボタンをクリックして次へ進む
STEP
ログインパスワードを入力して「OK」ボタンをクリック
「エクスポート」ボタンをクリックすると、Windowsセキュリティの画面が表示されます。
ログインパスワードを入力して「OK」ボタンをクリック してください。
Windows Hello認証を使用している場合は、顔認証を行ってください。 Windows Helloの詳しい使い方は「【Windows11】顔認証でログインする方法|Windows Helloの初期設定 」をご覧ください。
Windowsのログインパスワードを入力して「OK」をクリックする
STEP
エクスポート先のフォルダーを指定して「保存(S)」ボタンをクリック
「OK」ボタンをクリックすると、閲覧データのエクスポート先を選択する画面が表示されます。
エクスポート先のフォルダーを指定して「保存(S)」ボタンをクリック してください。
保存先フォルダーを指定して「保存(S)」ボタンをクリックする
STEP
閲覧データがCSV形式でエクスポートされたことを確認する
「保存(S)」ボタンをクリックすると、Microsoft Edgeの閲覧データがCSV形式でエクスポートされます。
CSV形式でエクスポートされたことを確認する
エクスポートした閲覧履歴ファイルの中身
Microsoft Edgeの閲覧履歴をエクスポートすると、「BrowserHistory_年_月_日.csv」 というファイル名のCSVファイルが保存されます。ファイル名にはエクスポートした日付が自動的に入ります。
エクスポートされたCSVファイルをExcelで開いた状態。3列構成になっている
CSVファイルはExcelやGoogleスプレッドシートで開くことができます。中身は以下の3列で構成されています。
列名 内容 例 DateTime アクセスした日時(UTC) 2026-05-15T11:58:48.423Z NavigatedToUrl アクセスしたページのURL https://jo-sys.net/ PageTitle アクセスしたページのタイトル 情シスの自由帳|WindowsやOfficeの操作をわかりやすく解説
Microsoft Edgeからエクスポートした閲覧履歴ファイルの中身
「DateTime」列の日時はUTC(協定世界時) で記録されています。日本標準時(JST)はUTCより9時間進んでいるため、実際のアクセス時刻を確認する場合は9時間を足した時刻が正しいアクセス日時になります。
例:DateTime列が「2026-05-15T11:58:48.423Z」の場合、日本時間では「2026年5月15日 20:58:48」になります。
Microsoft Edgeから閲覧履歴がエクスポートできない場合の対処法
閲覧履歴のエクスポート機能はMicrosoft Edgeのバージョン117以降で利用できます。「閲覧データをエクスポートする」が履歴パネルの「…」メニューに表示されない場合は、以下の手順を上から順に試してください。
Edgeの設定画面に「組織が管理しています」と表示されている場合、管理者のポリシーによってエクスポート機能が制限されている可能性があります。その場合は社内のIT管理者にご確認ください。
Microsoft Edgeを最新版にアップデートする
「閲覧データをエクスポートする」メニューが表示されない場合は、まずMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてください。エクスポート機能はバージョン117以降で追加されたため、古いバージョンのEdgeではメニュー自体が表示されません。以下の手順で確認できます。
Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/helpと入力してEnterキーを押す
「Microsoft Edgeについて」画面が開き、自動的に更新プログラムの確認が始まる
更新プログラムがある場合は自動でダウンロードとインストールが始まる
完了後に「再起動」ボタンが表示されたらクリックしてEdgeを再起動する
Microsoft Edgeの詳しいアップデート手順は【Microsoft Edge】最新版にアップデートする方法 をご覧ください。
Microsoft Edgeを修復インストールする
Microsoft Edgeを最新版にアップデートしても「閲覧データをエクスポートする」メニューが表示されない場合に試してほしい方法が、Microsoft Edgeの修復インストールです。設定データの破損が原因でエクスポートメニューが表示されないケースに有効で、ブックマークや保存済みパスワードは削除されません。以下の手順で修復インストールしてください。
Windowsキー+Iキーを押して設定アプリを開き、「アプリ」をクリックする
「インストールされているアプリ」をクリックする
一覧から「Microsoft Edge」を探し、右側の「…」→「変更」をクリックする
「修復」を選択して「修復」ボタンをクリックする
修復完了後にEdgeを再起動して、「閲覧データをエクスポートする」が表示されるか確認する
Microsoft Edgeの詳しい修復インストール手順は【Microsoft Edge】修復インストールする方法 をご覧ください。
Microsoft Edgeの閲覧履歴のエクスポートに関するよくある質問と答え
Microsoft Edgeの閲覧履歴のエクスポートに関するよくある質問と答えをまとめました。
Microsoft EdgeのどこからCSV形式で閲覧履歴をエクスポートできますか?
Edge右上の「…(三点リーダー)」→「履歴」をクリックして履歴パネルを開き、パネル右上の「…」→「閲覧データをエクスポートする」をクリックします。 「エクスポート」ボタンをクリックしてWindowsのログインパスワードで認証すると、保存先を選択するダイアログが表示されます。保存先を指定して「保存(S)」をクリックするとCSV形式でファイルが保存されます。
エクスポートした閲覧履歴のファイル名はどうなりますか?
「BrowserHistory_年_月_日.csv」という形式で保存されます。 ファイル名にはエクスポートした日付が自動で入るため、複数回エクスポートしても日付ごとに別ファイルとして保存されます。
エクスポートした閲覧履歴CSVファイルにはどんな情報が入っていますか?
「DateTime」「NavigatedToUrl」「PageTitle」の3列で構成されています。 「DateTime」にはアクセスした日時(UTC)、「NavigatedToUrl」にはアクセスしたページのURL、「PageTitle」にはページのタイトルが記録されます。 訪問回数・滞在時間・検索キーワードなどの詳細情報は含まれません。
CSVファイルの「DateTime」列の時刻が実際のアクセス時刻と9時間ずれているのはなぜですか?
「DateTime」列はUTC(協定世界時)で記録されているためです。 日本標準時(JST)はUTCより9時間進んでいるため、実際のアクセス日時を確認するには「DateTime」列の時刻に9時間を加算してください。 例えば「2026-05-15T11:58:48.423Z」と表示されている場合、日本時間では「2026年5月15日 20時58分48秒」になります。
エクスポートした閲覧履歴のCSVファイルはExcelで開けますか?
はい、ExcelやGoogleスプレッドシートで開くことができます。 CSVファイルをダブルクリックするとExcelが自動的に起動します。Googleスプレッドシートで開く場合はファイルをインポートしてください。 特定の期間だけ確認したい場合は、「DateTime」列を基準にフィルター機能を使うと絞り込めます。
Microsoft Edgeの閲覧履歴は何日分エクスポートできますか?
Edgeが保持しているすべての閲覧履歴がエクスポートされます。 Microsoft Edgeの閲覧履歴の保存期間は最大90日間で、90日より前の履歴は自動的に削除されます。そのため、エクスポートできる期間も最大90日分です。 定期的にエクスポートしておくことで、90日より前の履歴も手元に保存しておくことができます。
エクスポートした閲覧履歴CSVをMicrosoft Edgeに再インポートできますか?
いいえ、現時点ではエクスポートしたCSVファイルをMicrosoft Edgeに閲覧履歴としてインポートする機能はありません。 お気に入りやパスワードはインポート機能がありますが、閲覧履歴のインポートには対応していません。エクスポートはバックアップや記録目的での利用を想定した機能です。
エクスポート時に期間を指定して履歴を絞り込めますか?
いいえ、期間を指定してエクスポートする機能はありません。 エクスポートするとEdgeが保持している閲覧履歴(最大90日分)がすべて一括で出力されます。 特定の期間だけ確認したい場合は、エクスポートしたCSVファイルをExcelで開き、「DateTime」列でフィルタリングしてください。
「閲覧データをエクスポートする」がメニューに表示されません。なぜですか?
主に2つの原因が考えられます。 1つ目は、Microsoft Edgeのバージョンが古い場合です。エクスポート機能はバージョン117以降で追加されたため、それより古いEdgeではメニュー自体が表示されません。アドレスバーに「edge://settings/help」と入力して最新版にアップデートしてください。 2つ目は、組織のポリシーによる制限です。Edgeの設定画面に「組織が管理しています」と表示されている場合は、IT管理者によってエクスポート機能が無効化されている可能性があります。社内のIT管理者にご確認ください。
Microsoft Edgeを最新版にアップデートするにはどうすればいいですか?
アドレスバーに「edge://settings/help」と入力してEnterキーを押すと、「Microsoft Edgeについて」画面が開いて自動的に更新プログラムの確認が始まります。 更新プログラムがある場合は自動でダウンロードとインストールが始まり、完了後に「再起動」ボタンが表示されます。「再起動」をクリックするとアップデートが完了します。 詳しい手順はMicrosoft Edgeを最新版にアップデートする方法 をご覧ください。
InPrivateウィンドウで閲覧したページの履歴もエクスポートされますか?
いいえ、InPrivateウィンドウでの閲覧履歴はエクスポートされません。 InPrivateブラウズはセッション終了時に閲覧履歴・Cookie・一時ファイルを自動削除する機能のため、通常の閲覧履歴には記録されません。エクスポートされるのは通常のウィンドウで閲覧した履歴のみです。 InPrivateブラウズの使い方はMicrosoft EdgeのInPrivateブラウズの使い方 をご覧ください。
エクスポートした閲覧履歴の保存場所はどこですか?
保存先はエクスポート時に自分で指定できます。 「エクスポート」ボタンをクリックしてWindowsの認証を完了すると、保存先を選択するダイアログが表示されます。デスクトップやドキュメントフォルダーなど任意の場所を指定して「保存(S)」をクリックしてください。
複数のEdgeプロファイルを使っている場合、それぞれの閲覧履歴を個別にエクスポートできますか?
はい、プロファイルごとに個別にエクスポートできます。 閲覧履歴はプロファイルごとに管理されているため、エクスポートしたいプロファイルに切り替えてから操作してください。各プロファイルで同じ手順を繰り返すことで、それぞれの履歴をCSV形式で保存できます。
退職者のPCから閲覧履歴をバックアップしておきたい場合にも使えますか?
はい、使えます。 対象PCにサインインしてWindowsの認証(パスワードまたはWindows Hello)が完了できる状態であれば、エクスポート操作が可能です。 ただし、閲覧履歴の保存期間は最大90日間のため、退職日から時間が経過している場合は一部の履歴がすでに削除されている可能性があります。PC返却前にエクスポートを完了しておくことをおすすめします。
Edgeの閲覧履歴をエクスポートではなく削除したい場合はどうすればいいですか?
Ctrlキー+Shiftキー+Deleteキーを押すと「閲覧データをクリア」画面が開き、削除する項目と期間を選択して削除できます。 Edgeを閉じるたびに自動で閲覧履歴を削除したい場合は、設定画面の「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」から設定できます。 詳しい手順はMicrosoft Edgeの閲覧履歴を終了時に自動削除する設定方法 をご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。 記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。 誤りのご指摘・追記のご要望・記事のご感想は、記事のコメント欄またはこちらのお問い合わせフォーム からお寄せください。個人の方向けには、トラブルの切り分けや設定アドバイスも実施します。 ※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。
公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
OS:Windows 11 Home 25H2(64bit) ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
Microsoft Edge:バージョン 148.0.3967.54 (公式ビルド) (64 ビット)
最終検証日:2026年5月13日
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