【Microsoft Edge】閲覧履歴やキャッシュを終了時に自動削除する方法

この記事では、Microsoft Edgeの終了時に閲覧履歴やキャッシュ、Cookieなどを自動削除する設定方法を解説します。

「Edgeを閉じるたびに手動で履歴を削除するのが面倒」「共用パソコンで閲覧履歴を毎回消し忘れる」といった声を社内でよく耳にします。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、プライバシーや情報漏洩を気にしてEdgeの履歴削除を習慣にしている方は多い一方、毎回手動で削除する手間を省きたいというニーズも多くあります。

この記事では、Microsoft Edgeを閉じるたびに閲覧履歴・キャッシュ・Cookieなどを自動削除する設定手順と、自動削除できる5つの項目の説明、InPrivate ブラウズとの違いをわかりやすく解説します。

目次

Microsoft Edgeの閲覧履歴やキャッシュを終了時に自動削除する設定

Microsoft Edgeの閲覧履歴やキャッシュを終了時に自動削除するには、Edgeの設定画面から「閉じるときに閲覧データをクリアする」を開き、削除したい項目のスイッチをオンにします。設定は一度行うだけで、以降はEdgeを閉じるたびに自動的に削除されます。

  1. Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、メニューから「設定」を選択する
  2. 左側メニューの「プライバシー/検索/サービス」をクリックする
  3. 「閉じるときに閲覧データをクリアする」をクリックする
  4. 削除したい項目のスイッチをオンにする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「設定」をクリック

Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、メニューから「設定」を選択してください。

[…](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

Microsoft Edge右上の三点リーダー(…)をクリックしてメニューを開き、「設定」を選択しているスクリーンショット
右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、「設定」を選択する
STEP
「プライバシー/検索/サービス」をクリック

「設定」をクリックするとMicrosoft Edgeの設定画面に移動します。

左側メニューにある「プライバシー/検索/サービス」をクリックしてください。

Microsoft Edgeの設定画面で、左側メニューの「プライバシー/検索/サービス」をクリックしているスクリーンショット
左側メニューの「プライバシー/検索/サービス」をクリックする
STEP
「閉じるときに閲覧データをクリアする」をクリック

「プライバシー/検索/サービス」をクリックすると同名の設定画面に移動します。

その中にある「閉じるときに閲覧データをクリアする」をクリックしてください。

Microsoft Edgeのプライバシー/検索/サービス画面で、「閉じるときに閲覧データをクリアする」をクリックしているスクリーンショット
「閉じるときに閲覧データをクリアする」をクリックする
STEP
ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する

「閉じるときに閲覧データをクリアする」をクリックすると「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」と書かれた画面に移動します。

このページはMicrosoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/privacy/clearBrowsingData/clearOnCloseと入力してEnterを押しても開けます。

この画面で削除したい項目のスイッチをオンにしてください。スイッチをオンにした項目は、Microsoft Edgeを閉じるたびに自動的に削除されます。

各項目の詳しい説明は、次の「自動削除の対象になる5つの項目」で解説しています。

Microsoft Edgeの「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」画面で、削除したい項目のスイッチをオンにしているスクリーンショット
削除したい項目のスイッチをオンにして自動削除を設定する

自動削除の対象になる5つの項目

Microsoft Edgeの終了時に自動削除の対象として選択できる項目は、以下の5つです。

閲覧の履歴

Webサイトの閲覧履歴です。その他アドレスバーのオートコンプリートの履歴も削除されます。手動で削除したい場合は「【Microsoft Edge】閲覧履歴や、Cookie、キャッシュ等を簡単に削除する方法」をご覧ください。

ダウンロードの履歴

Microsoft Edgeでダウンロードしたファイルの履歴です。削除してもダウンロード済みのファイル自体は消えません。

Cookie およびその他のサイト データ

WebサイトのログインIDやパスワード、設定情報などを保存する一時ファイルです。削除するとほとんどのサイトからサインアウトされるため、頻繁にサインインするサービスがある場合は注意が必要です。特定のサイトのCookieだけを削除したい場合は「【Microsoft Edge】特定のサイトのキャッシュやCookieを削除する方法」をご覧ください。

キャッシュされた画像とファイル

Webサイトの表示を速くするために保存された画像や一時ファイルです。削除すると次回アクセス時の読み込みが一時的に遅くなる場合がありますが、表示の不具合やページが古いまま表示される問題の改善に役立ちます。Edge・Chrome・Firefoxのキャッシュをまとめて削除したい場合は「【Windows11】ブラウザのキャッシュをまとめてクリアする方法|Edge/Chrome/Firefox」をご覧ください。

サイトのアクセス許可

位置情報・Webカメラ・マイク・デスクトップ通知などのアクセスをサイトごとに許可・拒否した設定です。削除すると各サイトへの許可設定がリセットされ、次回アクセス時に再度許可を求められます。

自動削除設定とInPrivate ブラウズとの違い

自動削除設定とInPrivate ブラウズは、どちらも閲覧履歴やCookieをPCに残さないための機能ですが、仕組みと使いどころが異なります。それぞれの違いを理解して使い分けることで、プライバシー保護をより効果的に行えます。

自動削除設定InPrivate ブラウズ
削除のタイミングEdge終了後に削除ウィンドウを閉じた時点で削除
通常ウィンドウでの利用できるできない(専用ウィンドウ)
削除する項目の選択できる(項目ごとに選択)できない(すべて削除)
向いている場面毎回決まった項目を自動削除したいその場限りで履歴を残したくない

InPrivate ブラウズの詳しい使い方は「Microsoft EdgeでシークレットモードのInPrivate ブラウズを使う方法」をご覧ください。

Chromeの閲覧履歴やキャッシュも自動削除したい場合

Google Chromeでも、Microsoft Edgeと同様に閲覧履歴やキャッシュを自動削除する設定ができます。詳しい手順は「【Chrome】閲覧履歴を自動で削除する方法と手動で削除する方法」をご覧ください。

閲覧履歴やキャッシュを終了時に自動削除する方法に関するよくある質問と答え

閲覧履歴やキャッシュを終了時に自動削除する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Microsoft Edgeの閲覧履歴を終了時に自動削除するにはどうすればいいですか?

Microsoft Edgeの設定画面から変更できます。
右上の「…(三点リーダー)」→「設定」→「プライバシー/検索/サービス」→「閉じるときに閲覧データをクリアする」の順に進み、削除したい項目のスイッチをオンにしてください。
アドレスバーにedge://settings/privacy/clearBrowsingData/clearOnCloseと入力してEnterキーを押すと直接開くこともできます。

Microsoft Edgeを閉じるたびに自動削除できる項目は何ですか?

自動削除できる項目は、閲覧の履歴・ダウンロードの履歴・Cookie およびその他のサイト データ・キャッシュされた画像とファイル・サイトのアクセス許可の5つです。
項目ごとにスイッチのオン・オフを個別に設定できるため、削除したい項目だけを選択することができます。

Microsoft EdgeのCookieを終了時に自動削除すると、どうなりますか?

「Cookie およびその他のサイト データ」をオンにすると、Microsoft Edgeを閉じるたびにほとんどのWebサイトからサインアウトされます。
特定のサイトのCookieだけを削除したい場合は、サイトごとのキャッシュやCookieを削除する方法をご覧ください。

Microsoft Edgeのキャッシュを終了時に自動削除すると、ページの表示が遅くなりますか?

「キャッシュされた画像とファイル」を削除すると、次回アクセス時に画像やファイルを再度ダウンロードするため、一時的に読み込みが遅くなる場合があります。
ただし2回目以降のアクセスでは新たにキャッシュが作成されるため、速度は元に戻ります。
ページが古いまま表示される・表示が崩れるといった不具合の改善には効果的です。

Microsoft Edgeの閲覧履歴を自動削除すると、アドレスバーの入力候補も消えますか?

はい、「閲覧の履歴」をオンにすると、Webサイトの閲覧履歴に加えてアドレスバーのオートコンプリート履歴も削除されます。
アドレスバーにURLを入力したときに表示される候補が消えるため、過去にアクセスしたサイトが補完されなくなります。

Microsoft Edgeのダウンロード履歴を自動削除すると、ダウンロード済みのファイルも消えますか?

いいえ、ダウンロード履歴を削除しても、実際にダウンロードしたファイル自体はパソコン上に残ります。
削除されるのはMicrosoft Edgeのダウンロード画面に表示される履歴の記録のみです。

Microsoft Edgeのサイトのアクセス許可を終了時に自動削除すると、何がリセットされますか?

位置情報・Webカメラ・マイク・デスクトップ通知などについて、サイトごとに設定した許可・拒否の設定がリセットされます。
次回そのサイトにアクセスした際に、許可を求めるポップアップが再度表示されます。

Microsoft Edgeの閲覧履歴自動削除設定とInPrivate ブラウズの違いは何ですか?

自動削除設定は通常のウィンドウで利用でき、Edgeを閉じた後に指定した項目のみを削除します。
InPrivate ブラウズは専用ウィンドウで使用し、ウィンドウを閉じた時点ですべての閲覧データが削除されます。
毎回決まった項目を自動削除したい場合は自動削除設定、その場限りで履歴を残したくない場合はInPrivate ブラウズが向いています。
詳しくはInPrivate ブラウズの使い方と注意点をご覧ください。

Microsoft Edgeの閲覧履歴を自動削除する設定と、手動で削除する方法はどう使い分ければいいですか?

毎回同じ項目を削除したい場合は自動削除設定が便利です。Edgeを閉じるたびに自動で削除されるため、削除し忘れを防げます。
特定の期間だけ削除したい・削除する項目をその都度変えたいといった場合は手動削除が向いています。
手動削除はCtrlキー+Shiftキー+Deleteキーで削除画面を開けます。
詳しくは閲覧履歴やキャッシュを手動で削除する方法をご覧ください。

Microsoft Edgeの閲覧履歴を自動削除する設定をオンにするとお気に入りは削除されますか?

いいえ、お気に入り(ブックマーク)は自動削除の対象外です。
自動削除の対象になるのは、閲覧の履歴・ダウンロードの履歴・Cookie・キャッシュされた画像とファイル・サイトのアクセス許可の5項目のみで、お気に入りや保存済みパスワードは削除されません。

Microsoft Edgeの閲覧履歴自動削除の設定は、Microsoftアカウントに同期されたデータにも影響しますか?

いいえ、自動削除設定で削除されるのは現在使用しているデバイス上のデータのみです。
Microsoftアカウントに同期されたお気に入りやパスワードなどのデータはクラウド上に残るため、別のデバイスでサインインすると引き続き利用できます。

ChromeでもEdgeのように閲覧履歴やキャッシュを終了時に自動削除できますか?

はい、Google Chromeでも閲覧履歴やキャッシュを自動削除する設定ができます。
詳しい手順はChromeの閲覧履歴を自動削除する設定方法をご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

誤りのご指摘・追記のご要望・記事のご感想は、記事のコメント欄またはこちらのお問い合わせフォームからお寄せください。個人の方向けには、トラブルの切り分けや設定アドバイスも実施します。

※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 147.0.3912.98 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2026年5月4日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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