Microsoft Edgeには、終了時に閲覧履歴やダウンロード履歴などのプライバシーに関わる情報を自動的に削除する機能があります。
自動削除の設定を行うことで、以下の7項目からMicrosoft Edge終了時に削除する項目を任意で選択することができます。(複数も可)
- 閲覧の履歴
アドレス バーにオートコンプリートが含まれています。 - ダウンロードの履歴
ファイルをダウンロードした履歴です。 - Cookie およびその他のサイト データ
Cookieを削除するとほとんどのサイトからサインアウトします。 - キャッシュされた画像とファイル
削除すると一部のサイトでは、次回のアクセス時に読み込みが遅くなる可能性があります。 - パスワード
サイトに保存しているパスワードです。 - オートフィル フォーム データ (フォームやカードを含む)
問い合わせフォームなどのフォームに入力した情報です。 - サイトのアクセス許可
位置情報やWebカメラへのアクセス、デスクトップ通知の送信などの許可です。
※Cookie およびその他のサイト データに関しては、対象外のサイトを個別で指定することができます。
パスワードやCookieは消したくないけど、閲覧の履歴やダウンロードの履歴は終了時に自動的に削除したい場合に有効な設定です。
7項目全てを終了時に自動削除すると「Microsoft Edgeでシークレットモード(InPrivate ブラウズ)を使う方法」で紹介しているInPrivateブラウズ機能と同じような状態になります。
このページでは、Microsoft Edge終了時に閲覧履歴やダウンロード履歴などのプライバシーに関わる情報を自動的に削除するための設定方法について詳しく解説していきます。
Microsoft Edgeの閲覧履歴などを自動削除する方法

Microsoft Edgeを起動し、右上にある[三点リーダー](・・・)をクリックしてください。
[・・・](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味があれば是非見てみてください。
[・・・](三点リーダー)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中の下の方にある[設定]をクリックしてください。

[設定]をクリックすると、左上に大きく「設定」と書かれたページに移動します。
左側のメニューにある[プライバシー、検索、サービス]をクリックしてください。

[プライバシー、検索、サービス]をクリックすると、右上に「弊社ではお客様のプライバシーを尊重しています。」と書かれたページに移動します。
そのページを少し下にスクロールしていくと「閲覧データをクリア」という項目があります。
その項目の中の[ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する]をクリックしてください。

[ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する]をクリックすると、「プライバシー、検索、サービス/ 閉じるときに閲覧データをクリアする」と大きく書かれたページに移動します。
Microsoft Edgeのアドレスバーに edge://settings/clearBrowsingDataOnClose と入力してエンターキーを押すことでもこのページに移動することができます。
上記赤枠で囲んだ項目からMicrosoft Edgeを閉じた時に削除したい項目を選択して、スイッチをオンにしてください。
これでMicrosoft Edgeの閲覧履歴などを自動削除することができます。
Google Chromeの閲覧履歴などを自動的に削除したい場合
Microsoft Edge同様にGoogle Chromeの閲覧履歴などを自動的に削除したい場合は、「Chromeの閲覧履歴を手動で削除する方法と自動で削除する方法」で紹介しているChromeの閲覧履歴を自動で削除する設定を御覧ください。

その他Microsoft Edgeに関する記事
その他Microsoft Edgeに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。





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